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さまざまな障害の垣根をなくす「インクルーシブ・プレーパーク」を実現したい!

「家族でイベントに出かけたい」「子育ての理解者・応援者を増やしたい」そんな障害のある子どもと親の切実な思いに応えたい。障害があってもなくても、誰もが楽しめる「インクルーシブ・プレーパーク」をアースデイ東京から全国へ!誰も排除することのない社会を、みんなで実現しよう!

現在の支援総額

392,610

26%

目標金額は1,500,000円

支援者数

54

募集終了まで残り

10

さまざまな障害の垣根をなくす「インクルーシブ・プレーパーク」を実現したい!

現在の支援総額

392,610

26%達成

あと 10

目標金額1,500,000

支援者数54

「家族でイベントに出かけたい」「子育ての理解者・応援者を増やしたい」そんな障害のある子どもと親の切実な思いに応えたい。障害があってもなくても、誰もが楽しめる「インクルーシブ・プレーパーク」をアースデイ東京から全国へ!誰も排除することのない社会を、みんなで実現しよう!

もし、自分の子どもが障がいを持って生まれたら?

障害を持って生まれる子どもは、実は決して少なくはありません。

内閣府の「障害者白書」によると、障害者の数は、身体的、精神的なものも含めると、1,000万人以上(人口のおよそ8〜9%)にも上ると言われ、誰もが障害者になる可能性があるのと同時に、誰もが障害者と関わる可能性を持っています。

障害のある子を育てる親御さんは、それまで普通にできていたことが難しくなり、特に「お出かけ」に悩むことが増えるそうです。

食事のこと。トイレのこと。

周りの目。増える荷物。

体調は崩れないだろうか。

疲れたらどこで休もうか。

悩んだ結果、障害をもつ家族の兄弟姉妹にも我慢させてしまうことが増えたり、外出そのものを諦めてしまうことも。

社会との接点がなくなることで、子育ての困難さを誰かと分かち合ったり、助け合ったりすることも難しくなってしまう、そんな現実があります。 

誰もが安心して”存在”できる社会を。

アースデイは、民族や国籍、考え方の違いをこえて、地球のために一人ひとりが行動する日です。

アースデイ東京は、そんな想いを持った人たちが代々木公園に集まり、環境や社会について考え、行動するきっかけを生み続けてきた、日本最大級の地球環境市民フェスです。

障害がある子を育てている家族にとって「イベントに行く」ことは特別な挑戦になります。

家族でイベントに出かけたい!

子育ての理解者・応援者を増やしたい!

本人もきょうだいも親もフェスを楽しんでみたい!

アースデイ東京は、そんな障害のある子どもと親の切実な思いに応えたいです。

どんな人でも社会の構成員の1人であり、共に生きる1人の仲間です。

障害があってもなくても関係なく、誰もが安心して存在できる社会を創っていきたいと願っています。

「インクルーシブ」は、誰も排除されず、みんなが対等に関係しながら共に生きられる状態

共生社会を創るには、子供も大人も実際に関わり、感じ、悩み、失敗しながら学び、体験を通して育つ環境が必要です。

だから今年もアースデイ東京で「インクルーシブ・プレーパーク」を実現します!

「障害」という垣根をなくす挑戦に、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

プレーパーク(冒険遊び場)とは?

プレーパーク(冒険遊び場)とは、子どもが主体的に遊び込める“自由な遊び場”であり、同時に大人も変わる場所です。

多様な子どもたちと遊びに向き合い続けてきた、日本初のプレーワーカー天野秀昭さんが提唱する「遊育(ゆういく)」という考え方は、全ての子どもの権利を尊重するための実践であり、障害のある子どもたちの言葉にならない表現や存在そのものを尊重する模索実践とも重なります。

プレーパークでは、素材や道具を使って自由に遊び、大人は「教える・正す」のではなく見守ることで、子どもが自分で決めて、自分で育つプロセスを邪魔しないという関わりが基本です。

だから大人も、怒らなくていい・待ってていい・失敗していいという感覚を取り戻し、価値観を見直すことができる、大人自身が「育ち直す」場でもあります。

遊びは、挑戦・試行錯誤・五感が動く経験を通じて、生きる力そのものを育てる行為と言えるのではないでしょうか。

昨年に続き、アースデイ東京のインクルーシブ・プレーパークを大人/子ども、障害のある/なしの関係性を見直し、価値転換が起こる遊び場にするため、半世紀前から日本の冒険遊び場の歴史を担ってきた「プレーパークせたがや」のプレーカーとプレーワーカーのみなさんに出張して頂きます。

インクルーシブ・プレーパークが目指すもの

アースデイ東京という開かれた場でインクルーシブ・プレーパークを実装することは、単に子どもの遊び場というだけにとどまらず、共生社会を“理想”で終わらせないための問いと練習の場になると考えています!

◎能力や正解で人を測らず、違いを認められる

◎不完全なまま力を持ち寄り、協力しあえる

◎子どもも大人も、それぞれの大切な感覚や感情を否定されない

◎好きや得意を生かし合い、自分らしく関係性を育てていける

偶然居合わせた人同士が出会い、違いに戸惑いながらも共に過ごす経験は、「迷惑をかけてはいけない」「こうあるべきだ」という無意識の思い込みや境界線を少しずつ解くきっかけになり、一人一人の意識変容にもつながっていくはずです。

メンバーのご紹介

今回、重度障害の子どもを育てているママのあかいけなおこさんを筆頭に、アースデイ東京が主体となりプロジェクトを立ち上げました。

⚫︎赤池 直子(あかいけ なおこ)

はじめまして。

アースデイ東京2026実行委員会メンバー、プロジェクトリーダーの赤池直子です。

11歳と7歳の男の子を育てるひとり親です。

長男に重度の知的障害と運動発達遅延、てんかんなどの重複障害があります。

重い障害のある子もきょうだいも親も、自分らしく生きられるように。 

一人一人が生きやすい地域や社会を、みんなで一緒に創って行けるように。

そんな想いから、5年前に東京都稲城市で「インクルーシブ・フォレスト」という地域コミュニティを立ち上げ、 市民活動団体としてごちゃまぜな遊び場や学び場を主催して来ました。

日々の生活・子育ての中で、私は重度障害児の長男ときょうだい児である次男から、人生で一番大切なことを学び、自分の在り方を180度変えるきっかけをもらいました。

だからこそ、私は「全ての子どもたち一人一人が持つ存在価値と潜在能力が、自他に認められ発揮されるのを待っている」と確信しています。

ひとりの母親のSOSと希望を込めた挑戦は、みんなで共生社会を目指す挑戦という次のフェーズへと進みます!

⚫︎アースデイ東京 せと もえこ

こんにちは。

アースデイ東京スタッフであり、3ヶ月後にママになる妊婦のせともえこです。

もし自分の子どもが障害を持って生まれてきたら、どんな未来が待っているのだろう?と、妊婦になって初めて考えさせられました。

今までの当たり前が難しい日々の生活や子育ては、社会の隅に追いやられる気持ちになるかもしれません。

どんな個性を持った子どもであれ、不完全であり完全な1人の人間として、存分に人生を楽しんでほしいと願います。

アースデイ東京のような大きな市民イベントでインクルーシブ・プレーパークを用意できる環境をつくること。

これは、平和で健やかな社会を考え直す&実践する重要なきっかけの一つになると思っています!

現在妊娠期間中の私にとっても、このエリアの実現が、妊婦として、ママとして、1人の人間として喜びと学びにつながる気がしてワクワクしています。

昨年のイベントの様子

昨年のインクルーシブ・プレーパークエリア新設をクラウドファンディングで応援・ご支援いただいた皆さま、ありがとうございました!

おかげさまで無事にアースデイだけのごちゃまぜの遊び場を形にすることができ、たくさんの方に取り組みを知っていただくことができたと思います。

昨年のイベントでは、重い障害のある子どもたちやその家族・支援者が遠方からも集い、これまでにない「関わりと居場所」を体験する場になっていました。

今年のアースデイ東京2026では、さらに進化したインクルーシブ・プレーパークを実現して、これからもみんなで育てていきたい!と心から思っています。

イベントの当日のコンテンツ

たくさんの方々のご尽力のおかげで、昨年よりもコンテンツの数と幅が広がりました!

インクルーシブ・プレーパークは、障害のある子もない子も大人も、誰もが自然体で安心して過ごせる場所。

条件やルール、役割などで分けられず、ただそこに存在しているだけで素晴らしいと感じられるような遊び・学び・癒しの空間にしたいと思っています。

だから、この遊び場は参加費を決めていません

多種多様なワークショップやケアを体験したみなさんからドネーション(応援寄付)を頂くことで、みんなで創る遊び場にしたいと思っています。

この取り組みが来年以降も続くよう、ご賛同頂けましたらエリア内のお気持ち箱へのドネーションと、このクラウドファンディングへのご協力をお願い致します。


<障害のある子もない子も大人も!ケアにつながるアートワークショップ(ケアアート)>

⚫︎結んでつくる!オリジナルシュシュ(18日)

舞台衣装のオシャレハギレでアクセサリーをつくろう!リパーパスあそび。by インクルーシブ・フォレスト/シカケフク

⚫︎みんなが住みたいおうちをつくろう(18日)

布や新聞紙など身近な材料を使って、集まった人同士で会話・協力しながら制作する参加型ワークショップ!by インクルーシブ・フォレスト/アトリエミツメ

⚫︎オリジナルハンカチ&手ぬぐいづくり(19日)

みんなで思いっきり絵の具遊び!ハンカチはお土産、手ぬぐいはクラファンリターン作品になります。by インクルーシブ・フォレスト/SACHI(sachiko kenjo)

⚫︎フィンガースタンプくるみボタン(19日)

指に好きな色のインクをつけて、ポン!記念くるみボタンをつくろう!by インクルーシブ・フォレスト/POMPOM STAMP

<作って楽しいアートワークショップ>

⚫︎禅僧による匂い袋ワークショップ(両日13時、15時)

贅沢!貴重!本物の天然香木を使って自分だけの特別なお守りづくり!by 曹洞宗Earth禅堂

⚫︎油絵ワークショップ(19日 10:00〜12:00)

アースデイ東京2025のメインビジュアル原案の作家による絵画教室。by 口筆画家 岡部彩さん

⚫︎夢の熱帯魚をつくろう!(18日)

プラバンとオイルパステルを使って、臨床美術士と自分だけのお魚を描こう!by アースキッズ/アートどころpomme

⚫︎ゴムかけまんだら(19日)

輪ゴムでマンダラづくりにチャレンジ!お持ち帰りできる糸を使った「糸かけ曼荼羅」づくりや制作キットの販売も。by アースキッズ/一般社団法人糸かけ曼荼羅協会


<子どもも大人も参加できる体験>

⚫︎インクルーシブコンサート

「みんなが主役」打楽器やポイでみんなで音遊び!みんなで歌おう!回そう!by インクルーシブ・フォレスト/なないろ音の輪

⚫︎禅僧による出張!坐禅タイム(両日 11時、14時、16時)

曹洞宗のお坊さんが坐禅を伝授してくれるよ!温泉に入った時のような、心と身体がゆるむ感覚をぜひ。by 曹洞宗Earth禅堂

⚫︎大人への癒しケア 20分

身体だけではなく、思考や心にもアプローチするソフトタッチの癒しの体験。by ソマティックエナジェティクス

⚫︎「ゴミぶんべつゲーム」

高校生がタブレットを使ってゲームを作りました。小さいお子さんと、ゴミ分別について遊びながら学ぼう!by アースキッズ・ボランティア

⚫︎ポトラッチマーケット/チルアウトブース

ポトラッチとは贈与の循環のこと。モノやケアがやさしく循環する場所で、みんなでのんびり、お喋りしながら過ごしましょう!by NU Labo

<誰でも安心!設備コーナー>

⚫︎プレーパークせたがやのプレーワーカーと一緒に子どもが自由に遊べる場所

⚫︎赤ちゃん・子ども用の授乳室とおむつ替えコーナー

⚫︎大きいお子さんや大人も利用できるユニバーサルシート付きケアテント(医療的ケアや一時的なカームダウンにも)

⚫︎車椅子の方もご家族も休めるシートスペース

⚫︎噛む力飲み込む力が弱い方のためのモグモグスタンド(食形態加工コーナー)

⚫︎音声認識アプリや筆談で、会話の可視化に対応

⚫︎アクセシビリティへの配慮(原宿方面から渋谷方面から)

<ボランティアスタッフ>

このエリアは、学生を含むたくさんのボランティアサポーターのみなさんにご協力頂いています。

子どもたちの遊び相手や、ケアアートのサポート、障害のある子との交流などを通して、「新しい自分」にも出会える特別なボランティア体験の場です。

昨年は、ボランティアが初めてという方も、障害のある子と関わったことがないという方も、みなさん楽しみながら活動してくださり、「こんな経験したことない」「学びがたくさんあった」「帰りたくないほど大好きな場所になった」「自分の固定概念に向き合えた」「言葉がなくても会話ができた」「一緒に楽しむことができた」など、ありがたい感想をいくつも頂きました。

具体的にかかる費用

上記のインクルーシブ・プレーパークを実現するためには、ソフト面とハード面、両方の工夫や準備が必要となります。

遊びに来てくださった方々と、当日参加はできなくても、この取り組みを応援したいと思ってくださるみなさまのご支援を集めることによって、初めて完成する遊び場です。

⚫︎施設関係費用60万円〜

多様な大人と子どもを歓迎する遊び場にするための、様々な配慮や設備、備品、人件費などが必要です。

⚫︎運営関係費用 90万円〜

また、インクルーシブな場では、「どう関わればいいかわからない」という不安を減らすために、スタッフやボランティアには事前に講習を行い、誰もが安心して関われる環境を用意する予定です。

今回いただいた応援・ご支援は、アースデイ東京2026のエリア構築費だけでなく、協働実績や新たなつながりをつくり、より多くのイベントでインクルーシブエリアを提供するための土台・資金作りに繋げさせていただきます。

リターンについて

<シンプルに応援するなら>

⚫︎ただただ応援 1,000円/3,000円/5,000円

<オリジナルグッズで応援するなら>

⚫︎アースデイ東京2026 出展商品 オリーブクレイ 2,700円

⚫︎アースデイ東京2026 オリジナルステッカー 4,000円

⚫︎アースデイ東京2026 オリジナルボトル 5,000円

⚫︎アースデイ東京2026 オリジナル缶バッジ 5,000円

⚫︎アースデイ東京2026 オリジナルTシャツ 15,000円

⚫︎アースデイ東京2026 オリジナル手ぬぐい 10,000円/30,000円/50,000円

<体験・学びにつながる応援をするなら>

⚫︎インクルーシブ・プレーパーク対話会 7,000円

⚫︎インクルーシブ坐禅体験(稲城市にて) 7,000円

⚫︎インクルーシブ生き方講座(稲城市にて) 7,000円

⚫︎天野秀昭さんによる「遊育」オンライン講演会 8,000円

⚫︎障害理解ワークショップ(重い障害のある子の気持ち・感覚体験) 8,000円

※リターンについて、クラウドファンディング終了の6月上旬〜の提供・発送を予定しています。

最後に

昨年から始まったアースデイ東京にインクルーシブ・プレーパークを実装する挑戦は、新しい障害理解教育のきっかけにもなり、インクルーシブ・フォレストによる曹洞宗学会での事例発表や、小学校での福祉授業出張にも繋がりました。

「みんなで共生社会をつくる」その大きな一歩を、しっかり踏み出せたと感じています。

良い流れをそのままに、今年はインクルーシブ・プレーパークをアースデイ東京の公式プログラムとして、エリアを拡大し再び実現させます!

そして、アースデイ東京での実践を全国の公園や地域イベントやフェスへと広げていくために、『わたしの地域でもやりたい!』『仲間になりたい!』という方は、ぜひご連絡ください。また、ご支援を通して私たちと繋がってくださると嬉しいです。

この取り組みが日本中に広がっていくよう、 引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします!

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • ケアテントとモグモグスタンドから考える、屋外イベントのインクルーシブな環境整備アースデイ東京2026インクルーシブエリアには、インクルーシブ・フォレストによる「ケアテント」が配置されました。 アースデイ東京2026インクルーシブエリアに設置されたケアテント。テント内には、横になれる簡易ベッドと、介助時に荷物や物品を置けるテーブルが用意されました。ケアテントの中には、簡易ベッドとしてコットが置かれ、その上にマットを敷いて、横になれる場所がつくられていました。座位保持が難しい障害のある人が横になり、おむつ交換などのケアを受けることができる場所です。公共施設のバリアフリー化が進み、さまざまな公共施設に車椅子使用者が使えるトイレが増えました。これは、とても大切な前進です。けれど、ケアベッド(=ユニバーサルシート)があるトイレは、まだとても少ない状況です。僕は、重度障害のある人の外出のお手伝いをするガイドヘルパーをやっています。本人が楽しめる場所やイベントに一緒に出かけるのですが、ケアベッドを必要とする方が外出先で使用できるトイレは限られていて、外出先の選択肢はとても狭められています。車椅子で入れるトイレがあることと、必要なケアを受けられるトイレがあることは、同じではありません。車椅子で入れる広さがあっても、横になれるベッドがなければ、おむつ交換ができない人がいます。座った姿勢を保つことが難しい人にとっては、「車椅子対応トイレがあります」だけでは、外出先の安心にはつながりません。つまり、トイレがあるようで、実際には使えるトイレがない。このことは、重度障害のある人や家族、介助者にとって、外出先を選ぶ時の大きな壁になります。行きたい場所がある。参加したいイベントがある。会いたい人がいる。子どもに体験させたい遊びがある。でも、「そこでトイレはどうするのか」が解決できないと、外出そのものをあきらめざるを得ないことがあります。これは、ぜいたくな希望ではありません。人が外に出て、地域のなかで過ごすための、ごく基本的な条件です。アースデイ東京2026インクルーシブエリアにケアテントを設置した意味は、まさにそこにあります。ケアテントは、単に「おむつ交換ができる場所」ではありません。重度障害のある人とその家族、介助者が、イベント会場に安心して来るための入口です。「トイレがないから行けない」「おむつ交換できる場所がないから長時間いられない」「途中で困ったらどうしようと思うと、最初から参加をためらってしまう」そうした不安を少しでも減らすための環境整備です。▶︎インクルーシブ・フォレストhttps://inclusiveforest.wixsite.com/inagiケアテントとモグモグスタンド【ケアテントとモグモグスタンド説明動画】ケアテントには、コットとマットを使った横になれる場所を設置。向かいには、ミキサーやとろみ剤などを使える「モグモグスタンド」も用意されました。アースデイ東京2026インクルーシブエリアには、ケアテントとあわせて一般社団法人mogmog engineによる「モグモグスタンド」も用意されていました。アースデイ東京2026インクルーシブエリアに設置された「モグモグスタンド」。ミキサー、とろみ剤、洗浄用の水まわり用品などを用意し、食べものをそのまま食べることが難しい人も、会場の食を楽しめるように工夫されました。屋外イベントには、さまざまなおいしい食べものがあります。けれど、食べものをそのまま噛んだり飲み込んだりすることが難しい人にとっては、「食べたいものがある」ことと「実際に食べられる」ことは同じではありません。モグモグスタンドには、ミキサー、とろみ剤、洗浄に使う水まわり用品などが用意されていました。会場で購入した食べものを、その人が食べやすい形に調整できる。必要に応じて、とろみをつけることができる。使った道具を洗うことができる。こうした場所があることで、食べることにサポートが必要な人も、家族や介助者と一緒に、屋外イベントの「食」を楽しみやすくなります。モグモグスタンドでは、食べものをそのまま食べることが難しい人に合わせて、食バサミで細かく刻むなど、食べやすい形に調整できるようにしました。写真は、食バサミでチキンフライを食べやすい大きさに刻んでいるところです。「食べる支援」というと、ミキサー食やとろみ剤のような専門的な対応を思い浮かべるかもしれません。でも実際には、「少し小さく切る」「食べやすい大きさにする」「その人のペースに合わせる」といった、日常的で具体的な工夫もとても大切です。食べものが会場にあるだけでは、すべての人が食を楽しめるわけではありません。その人が食べられる形にできること。安心して口に運べること。家族や介助者が落ち着いて準備できること。そこまで含めて、ようやく「一緒に食べられる」環境になります。つまり、インクルーシブエリアは、遊び場だけを用意した場所ではありませんでした。食べること。休むこと。横になってケアを受けること。家族や介助者が安心して過ごせること。そうした、外出を支える具体的な条件を整えようとした場所でした。屋外イベントで「楽しむ」ためには、ステージや遊び場だけでは足りません。食べられること。トイレやケアの心配が少ないこと。疲れた時に休めること。必要な支えがあること。その土台があって、はじめて「イベントを楽しむ」ことができます。ケアテントとモグモグスタンドは、その土台を支えるための大切な設備でした。▶︎一般社団法人mogmog engine(スナック都ろ美)https://snack-toromi.com/実際にケアテントを利用したご家族の声実際に、アースデイ東京2026でケアテントを利用してくれたご家族のみなさんに感想を伺いました。屋外イベントは、楽しい場所である一方で、重度障害のある人や家族にとっては、不安の多い場所でもあります。人が多い。音が大きい。暑さや寒さがある。休める場所が限られている。そして、必要な時にケアができる場所があるかどうか分からない。そうした不安があるなかで、ケアテントの存在は、「行ってみよう」と思うための大きな後押しになります。「クッションもあって、全然痛くない」ケアテントを利用してくれたご家族。横になってケアできる場所があることで、屋外イベントへの参加のハードルが下がります。【インタビュー1】「クッションもあって、全然痛くない」東京都稲城市から来場されたご家族は、インクルーシブエリアについて、「とても楽しいです。お天気も良くて、こういうコーナーがあってありがたいです」と話してくれました。実際にケアテントを使った感想を伺うと、クッションもあって、全然痛くないし、寝転がって、大きかったので、全く問題なく交換できました。と話してくださいました。これは、とても大事な声です。ケアベッドがあるかどうかだけでなく、実際に横になった時に身体が痛くないか。十分な広さがあるか。落ち着いて交換できるか。そうした細かな使いやすさが、本人や家族の安心につながります。また、ご家族は、ケアベッドがある場所について、商業施設にあったりするところもあるんだけど、混んでいて使えなかったり、ベッドが置いていなかったりするトイレも多いので、なかなか見つけることが難しい。とも話してくれました。「あることになっている」だけでは足りない。本当に使える状態で、必要な時に使えることが重要です。だからこそ、イベント会場の中に、ケアのための場所が用意されていることには大きな意味があります。「使いやすかったです」ケアテント前で。重度障害のある人と家族が安心して過ごせる場所を、イベント会場の中につくることが大切です。【ご家族インタビュー2】「使いやすかったです」別のご家族にも、ケアテントを利用した感想を伺いました。そのご家族は、ケアテントについて、使いやすかったです。と話してくれました。さらに、テーブルがあったことで、介助する側の荷物を置いたり、作業をしたりしやすかったという声もありました。ケアの場所に必要なのは、ベッドだけではありません。おむつや着替え、タオル、医療的ケアに関わる物品、本人の荷物、介助者の荷物。外出時には、さまざまな物を持って移動しています。それらを一時的に置ける場所があるだけでも、介助のしやすさは大きく変わります。また、こうしたイベントにベッドがある場所がないと参加しづらいか伺うと、そうですね。やっぱり必要なことなので。と答えてくださいました。この「必要なこと」という言葉は、とても重いと思います。ケアテントは、あれば便利な追加サービスではありません。必要な人にとっては、参加の前提になる環境です。「これがなかったら来られなかった」ケアテントを利用してくれた、板橋区の「あゆちゃんち」のあゆみさんとお母さん。「必要な時に戻れる場所」があることは、外出の安心につながります。【あゆみさんとお母さん インタビュー】 「これがなかったら来られなかった」三組目にお話を伺ったのは、板橋区の「あゆちゃんち」のあゆみさんとお母さんです。「あゆちゃんち」は、地域の中で、だれもが安心して過ごせる居場所づくりに取り組んでいる場です。▶︎「あゆちゃんち」https://ayuchanchi.jp/▶︎「あゆちゃんち」YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCh3t5IO0alX5GtIa3CaD1zwこの日、あゆみさんとお母さんは、アロマのハンドマッサージを受けたり、手作りパックを体験したり、ステージを見たり、鹿のコロッケを食べたりと、アースデイ東京の会場を楽しんでくれていました。そのうえで、ケアテントについて感想を伺うと、もう、なくてはならない。本当にありがたいです。と話してくださいました。さらに、このテントがなかったら、トイレができなかった。本当に必需品です。これがなかったら来れなかったです。という言葉もありました。これは、ケアテントの意味をとても端的に表していると思います。ケアテントは、あると便利な設備ではありません。必要な人にとっては、「そのイベントに参加できるかどうか」を左右する環境です。あゆみさんとお母さんは、会場でいろいろな体験を楽しんでいました。でも、その楽しさは、トイレやケアの不安が少しでも減らされていたからこそ成り立っていたものでもあります。「楽しかった」という体験の前提には、安心して休める場所があること。必要な時にトイレやおむつ交換ができること。本人も家族も、無理をしすぎずに過ごせること。そうした環境が必要です。最後に、こうしたイベントでケアテントやベッドのある場所がもっと増えるとよいか伺うと、増えてほしい。と答えてくださいました。この「増えてほしい」という声を、次につなげていきたいと思います。アースデイ東京のような大きな屋外イベントだけでなく、地域のお祭り、公園、公共施設、避難所、スポーツイベント、文化イベントなどにも、横になってケアできる場所がもっと広がっていく必要があります。「行きたい」と思った時に、トイレの不安であきらめなくてよい。「楽しそう」と思った場所に、家族で出かけられる。そのためには、ケアテントのような環境整備が欠かせません。ケアテントは、参加を支える環境整備もちろん、ケアテントひとつですべてが解決するわけではありません。天候、動線、介助者の人数、医療的ケア、休憩できる場所、音や人混みへの配慮など、外出にはさまざまな条件があります。それでも、横になれる場所がある。必要なケアができる場所がある。荷物を置いて、落ち着いて介助できる場所がある。困った時に戻れる場所がある。その安心感があるだけで、「行ってみようかな」と思える人がいます。そしてもうひとつ大切なのは、ケアテントが「困った時だけの場所」ではなく、「ここにいていい」と感じられる場所でもあることです。イベント会場のなかに、重度障害のある人のケアを前提にした空間がある。それは、単なる設備以上の意味を持っています。重度障害のある人も、このイベントの参加者として想定されている。家族や介助者も、無理をしながら参加するのではなく、必要な支えを受けながら参加していい。ケアテントは、そのメッセージを会場の中に具体的な形として置いたものだったと思います。インクルーシブなイベントとは、ただ「誰でも来てください」と呼びかけることではありません。来られない理由を具体的に見つけて、その理由をひとつずつ取り除いていくことだと思います。「みんなのイベントです」と言いながら、実際にはトイレの問題で参加できない人がいる。それなら、そのイベントはまだ本当の意味では「みんなのもの」にはなっていません。ケアテントの設置は、その現実に対する小さくても具体的な応答です。重度障害のある人が、家族や支援者と一緒に、屋外イベントに参加する。芝生の上で過ごす。音楽を聴く。人と出会う。子どもたちの遊ぶ姿を眺める。その場に「いる」。その「いること」を支えるために、トイレやケアの場所は欠かせません。イベントの華やかなステージや企画に比べると、ケアテントは目立たない設備かもしれません。けれど、こういう目立たない環境整備こそが、誰かの参加を可能にします。設置して終わりではなく、声を聞いて改善していく今回の設置で見えてきた課題もあります。場所は分かりやすかったか。案内表示は十分だったか。利用したい人に事前情報が届いていたか。テントの広さや動線は使いやすかったか。暑さ、寒さ、雨風への備えは十分だったか。介助者が一緒に入って動ける余裕はあったか。荷物を置く場所や、介助に必要な作業スペースは十分だったか。食べることにサポートが必要な人に、モグモグスタンドの情報が届いていたか。実際に利用してくれたご家族の声は、次回に向けたとても大切な改善材料です。インクルーシブな場づくりは、「設置しました」で終わりではありません。使った人の声を聞く。困ったことを確認する。次はもっと使いやすくする。必要な情報をもっと早く届ける。他のイベントや地域にも広げていく。その積み重ねによって、少しずつ本当に参加しやすい場になっていきます。今回、ケアテントを利用してくれたご家族の声から改めて感じたのは、重度障害のある人の外出にとって、「安心してケアできる場所」は絶対に欠かせないということです。そして、それは特別扱いではありません。誰もがトイレを使うように。誰もが休憩を必要とするように。誰もが安心して過ごせる場所を必要とするように。重度障害のある人にも、その人に合ったトイレやケアの環境が必要です。「トイレがないから行けない」をなくしていく「トイレがない!」という困りごとは、とても日常的で、とても切実です。そして、その困りごとを解決することは、障害のある人の外出や参加の権利を支えることにつながります。アースデイ東京2026インクルーシブエリアでケアテントを設置したことは、重度障害のある人も、家族も、介助者も、地域のイベントに参加できる社会をつくるための一歩でした。これから、屋外イベントや公共施設、公園、避難所、地域のお祭りなどにも、ケアベッドやケアスペースの必要性がもっと広がってほしいと思います。車椅子で入れるトイレの次に必要なのは、横になってケアを受けられる場所です。そして、「食べものがあります」の次に必要なのは、その人が食べられる形に整えられる場所です。「誰でも来ていいよ」と言うなら、「来たあとに困らない場所」まで用意したい。ケアテントとモグモグスタンドは、そのための大切な実践です。「トイレがないから行けない」を、少しずつなくしていく。「食べられないから楽しめない」を、少しずつなくしていく。そのために、ケアテントやケアベッド、モグモグスタンドのような環境を、これからもっと当たり前にしていきたいと思います。文:中村和利(NPO法人風雷社中・一般社団法人アースデイ東京)▶︎NPO法人風雷社中https://fuu-rai.org/ 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  • みなさまこんにちは!プロジェクトリーダー、インクルーシブ・フォレストのなおこです。先日、私が住んでいる東京都稲城市で初めてとなるインクルーシブ公園が開園しました。1期工事では福祉車両用も含む多めの駐車場が整備され、これから2期工事ではユニバーサルシート付きのトイレ整備が始まります。4年前から公園協議会の公募市民メンバーとして、当事者の想いや市民の声を届け、反映させてもらってきたので、感動もひとしお!でした。何度か親子で遊びに行きましたが、朝も夕方も人が多く、賑わいが嬉しかったです。「遊具の遊び方がわからない」という意見があったので急遽作成した公園レポート。ぜひみなさまも「車椅子の子どもと遊ぶとしたら?」を想像しながらお目通し頂けると幸いです。稲城市初インクルーシブ公園の楽しみ方!https://note.com/inclusiveforest/n/n455509a28c97(車椅子、今日は入れ替え!)ハード面の整備は、始まりであり、きっかけに過ぎません。これまで公園に遊びに来ることを想定されてなかった車椅子ユーザーや、重い障害のある子がお出かけしやすくなるように、住民同士が街で自然に出会い直せるように、インクルーシブアクションはむしろここからが本番です。インクルーシブ公園を生かすも、殺すも、私たち次第。これまで出会えなかった人同士が出会える場所。お互いを知り合い、仲良くなるきっかけを作っていく場所。そして、一緒に遊び、学び、大人も子どももみんなで育ち合う場所。価値転換を分かち合いながら、自分たちから、面白くしていきたいと思っています。公園に設置されたオリジナルのコンセプトメッセージが誰かの心に届くことを願い、まだベンチが少ないので持参のピクニックシートでまったりおにぎりを食べながら、みんなでベンチをつくるインクルーシブワークショップをやりたい。公園をきれいにするごちゃまぜのゴミ拾いイベントも企画したいな。他には何ができるかな、と、この公園をどう育てていくか考えていました。(居場所があると、いいね)私たちインクルーシブ・フォレストは、自分の街で生きやすさと出会いを増やすために活動してきましたが、これからは、私たちの実践知やノウハウも共有しながら、日本中に私たちのような市民活動団体やキーパーソンを増やして行きたいと考え、法人化に向けて動き出しました。これまでの化学反応と変化を体感しながら、私たちの仲間や実践が増えれば、一歩ずつ、確実に、地域共生の可能性と希望を増やしていけると確信しています。共生社会を理想で終わらせないための取り組みを持続可能にして行くためのチャレンジ!あと12日。クラファンをご支援くださったみなさまによる追加のご支援も、シェア拡散のお力添えも大変励みになります。引き続き、応援のほどよろしくお願い致します。https://camp-fire.jp/projects/929980/view公園にオリジナルコンセプトメッセージの経緯https://note.com/inclusiveforest/n/n20bc694ec3d8 もっと見る
  • みなさまこんにちは!「インクルーシブ・プレーパーク」プロジェクトリーダー、インクルーシブ・フォレスト代表の赤池直子です。お礼のご挨拶が大変遅くなりましたが、25周年のアースデイ東京、アースデイオリジナルのインクルーシブ・プレーパークは大盛況のうちに終了しました。ご支援くださったみなさまの共感と応援に、心から深謝申し上げます。アースデイ事務局からもインクルーシブプレパエリアの報告レポートが届きました!たくさんの美しい写真とともに、あの時空間に生まれた安心感や希望をぜひ追体験頂けると嬉しいです。【活動報告】アースデイ東京2026「インクルーシブ・プレーパーク」を終えて。https://www.earthday-tokyo.org/2026/05/04/17248アースデイでの2度目のインクルーシブアクションは、初年度よりもさらに多くの理解者と協力者に恵まれ、価値転換を分かち合う」「共生社会の練習の場」を実装することができたと思います。重い障害のある子を授かって11年、きょうだい児を授かって7年。子どもたちを幸せにすることを諦めたくなくて、障害のある子を変えるのではなく、きょうだいに我慢させるのではなく、周りの理解協力を増やしながら環境側を変えて行くために、がむしゃらにチャレンジして来ました。そして、あらゆる人間関係と難しい子育てに悩み、当事者研究と自己探究を続けて来て気付いたのは、自分自身の回復と成長に必要だったものは、すべての人の生きやすさに繋がるもので、大人も子どもも、障害のあるなしも関係ない、ということでした。インクルーシブな社会とは、重い障害のある子も、そのきょうだいも、その親も、その周りの人も、みんなが好きなことを諦めなくていい、生きやすい社会です。インクルーシブな社会とは、一人一人が安心と自信と自由を取り戻し、お互いの違いを認め合い、生かし合える「子どもまんなかの共生社会」です。私たちインクルーシブ・フォレストは、そんな未来を目指して、価値転換を分かち合うため、新しい出会いと化学反応を起こすため、ごちゃまぜの遊びと学びと癒しの場をつくり続けて来ました。クラファン終了まで13日。共生社会の実現には、たくさんの人の理解と協力、応援と価値転換が必要不可欠です。そしてこれは、難しい子育てに悩み、誤解や偏見を受け、孤立しやすい障害児者家族の新しいアライ(Ally)を増やすチャレンジでもあり、一人一人それぞれが持つ生きづらさを減らすチャレンジでもあります。アライとは、マイノリティ性の高い立場の方を理解・応援しながら、差別のない社会を共に目指す「味方」「同盟者」。障害児者とその家族だけでなく、性的少数派の方や、不登校の家族や、ひとり親、支援職、、、みんなアライが必要だからこそ、お互いを応援し合い、協力し合えるように、化学反応を起こしたい。残り少ない期間ですが、このクラファンを通して、私たちの取り組みに共感し、応援協力してくださるアライを増やしながら、共生社会を目指す仲間を増やしたいと思っています。ご支援くださったみなさまには、ぜひ、周りの大切なお仲間やコミュニティ、またSNSにてこの取り組みをシェアし、応援と資金を集める味方になって頂けるとありがたく、お力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。クラウドファンディングページhttps://camp-fire.jp/projects/929980/viewインクルーシブ・フォレストHPhttps://inclusiveforest.wixsite.com/inagi持続可能な未来へ向けた6つのアクションの一つとして「インクルーシブアクション」https://www.earthday-tokyo.org/2026/04/16/16905 もっと見る

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