▼はじめに
前提として、誰もが素晴らしい潜在能力を持っています。
社会に埋もれない世界を実現し、良質な意思決定ができる環境を作ります。
プロジェクトをご覧いただきありがとうございます!
(左から)武田直也、杉本朋哉、阿部稜馬です。
私たちは教育問題を解決するべく、株式会社ナトール(NaToR)という会社を設立しました。それぞれの思いがあって集結しました。
熱い思いを込めて書いたので、最後までどうぞ宜しくお願いします。
▼日本の教育事業の現状
私たちは二つの教育事業に目を向けています。
1つ目は「教育格差」です。
日本の教育の現状に目を向けてみると、教育格差が他国に比べて著しく広がっているのは明らかです。
日本は新自由主義の到来により教育事業は自由化され、市場化されました。
市場化された教育には家庭環境によって、教育費用に限りがあるというデメリットが存在します。
親の所得により、教育格差、そして経験格差が存在します。
こうした教育格差は、稼げる人はどんどん稼ぎ、そうでない人はどんどん貧困になるという欧米型社会に傾きつつある日本の経済面での現状に起因しています。
以下のグラフでは、家庭の収入が子供にかける教育費を左右しているという結果を表しています。
日本が低所得者に対してどれほど支援が少ないかが一目瞭然です。
2つ目は、「制度の目的化」です。
大多数の生徒は明確な目的がないまま大学進学をしています。大学進学が目的となっています。そうすることで、4年間という時間、何百万というコストを費やしているのにも関わらず、「単位さえ取れれば良い」、「大学は人生の夏休みだ」といった風潮になっています。
これは大学や社会を知らない高校生が文理選択・学部選択をしなければならなかった事が起因であると考えられます。
多種多様な選択肢があるのにも関わらず、「べき論」などといった画一化により、進路の選択が徐々に狭められています。
この社会制度は非常にナンセンスだと感じます。
以下のグラフは大学生の悩みをランキングにしたものです。
将来が見えないため、目的意識をもって意思決定をしていないことが明らかです。
本来大学の目的は、視野を広げ、知見を深めることです。画一化された指導要項により、本質を見失っていると強く感じます。
努力するステージを誤ってしまえば、個々の潜在能力に気づく事も難しいです。
私たちはこれを社会問題と捉えています。
▼なぜ私たちがやるのか
今日、私たちが通う大学では目的意識を持って授業に臨む人が少ないです。
莫大な時間とコストを費やしているので、大学生活をもっと有意義に活用すべきです。
「なんとなく」といった質の低い意思決定をすることで後悔します。誰もが輝けるステージがあるのにも関わらず、社会に埋もれてしまいます。
この現状はこの先ずっと、次の世代に受け継がれてはいけないと感じました。
「誰がこの問題を改善するのか?」
そう考えた時に
気づいた人間が動き出すべき
という結論に辿り着いたことから起業を決意しました。
▼ナトールで実現したいこと。
時代の変革期である今、ますます教育の重要性を帯びてきます。
「誰もが良質な意思決定を行う環境」を作るために、私たちは「個が埋もれない社会の確立」と「教育格差の是正」を目指します。
・個が埋もれない社会の確立
大学進学の際に視野を広げることが重要だと考えた私たちは、初めに二つの事業で展開します。
① 中高生に向けた講演会です。大学生・社会人OBの派遣を行います。私たちはより多くの中高生からの相談に乗り、大学生の視点から中高生の疑問に答えていきたいと思っています。
また、中高生の段階から将来に対するビジョンを持てるように様々な価値観との接触機会を増やすことで、将来を見通した意思決定の手助けをし、主体性を導きます。
② 勉強だけでなく大学の教養の話も含んだ家庭教師の派遣です。将来を見通した意思決定により、「勉強する意味がわからない」という中高生の第一の悩みも解決していきます。
この後C2CやVRの開発により、さらに視野を広くし、誰もが社会に埋もれず、良質な意思決定ができる環境を実現します。
資金が安定的に見込めるようになってきた段階で、より学生のためになる新規事業を展開していきます。
・教育格差の是正
出身階層によって将来の選択肢が左右されることや、選択肢の幅が狭くなってしまわないことを目的とし、家庭教師で培ったノウハウや講演内容をオンラインで展開します。人件費の削減となるため、より低コストで展開することができます。
▼今後のワークプラン
*あくまで予定ですので、多少前後する場合もございます。
▼資金の使い道
皆様からの支援金で、学校での講演会などの費用として使わせていただきます。
基本的には講演活動は無償で行いたいと思っていますが、我々学生の資金には限りがあります。
そこで、皆様からのご支援を頂きたいと思います。
資金の内訳はこのような感じです。
▼最後に
私は「主体性のある勉強法を世の中に広めていきたい」と受験生の頃から思っていました。
それは自分自身が主体性のある勉強方法に出会え、その素晴らしさを実感できたことで、広めていきたいと強く感じたからです。
また、誰しもが素晴らしい潜在能力を持っているにもかかわらず、適応する環境の選択を誤り、自分を見失い、社会に埋もれていく現状が見てられませんでした。
本来教育はお金をかける額によって質が決まるものではないと考えています。
高齢化が進む日本が、世界で躍進し続けていくには次世代型の優秀な人材を輩出していくことが不可欠だと感じます。
誰もが平等に質の高い教育機会を手に入れることで、教育を受けた人がより社会に貢献し、その恩恵を受けた次の世代の人々が、また世の中をよりよくすべく社会に貢献していく。という好循環が生まれます。
良質な学習機会を広げるためにも、そして将来のためにも、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
是非拡散の方もよろしくお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
▼リターンについて
1、感謝のメッセージ
私たちの活動理念に共感してくださった方には、こちらから全力の感謝メールを送らせていただきます。
2、Facebookグループのご招待
私たち経営陣のFacebookグループにご招待させていただきます。実際に意見交換させていただきます。教育の価値に反映させて頂きたいと思います。
3、オリジナルTシャツプレゼント
私たちの愛情を込めて作った会社のオリジナルTシャツをプレゼントさせて頂きます。
4、家庭教師の派遣
この活動に協賛してくださった皆様には、実際にお子様で教育の様子を体感していただくことができます。バックグラウンドまで透明化された家庭教師での受験生支援を通じて、少しでも成績に伸び悩んでいる生徒に対して実際に成績を上げることと、将来へのビジョンを明確化するお手伝いをさせて頂きたいと思います。
5、企業様の宣伝
私たちの活動にご支援してくださる法人様には、その企業様をホームページのリンクで宣伝させていただく形でお返しをさせて頂きたいと思います。
これからの日本を良くする。
それくらいの覚悟とスケール感を持って私たちはこの活動を進めていきます。
加えて、私たちの活動を通して教育を受けたユーザーが日本の経済生産性を底上げし、結果的に日本社会全体に貢献できることを期待しています。
▼メンバー紹介
杉本 朋哉
株式会社ナトールCEO|20歳。首都大学東京在学中。
首都大学東京に推薦入学。
周りとの学力の差にコンプレックスを感じていた。
学生団体、ビジネス団体の創立や杉並区新成人代表など、積極的に課外活動を行う。
課外活動を通して、自分ならではの強みを理解し、一通りの生き方だけではないと感じた。
個の持っている潜在能力を生かせる生き方を大切にしたい。
プログラミングが得意。言語はPYTHON。
制度の目的化に義憤を持ち、起業を決意。
武田 直也
株式会社ナトール COO |21歳。早稲田大学在学中。
小学校4、5年次に北海道へ親元を離れ、里親留学をする。
そこで、自然の不規則性や多様性を存分に学ぶ。
中学時代は硬式野球大会で全国大会に出場し、そのおかげもあって法政大学第二高校に推薦入学をする。
そのまま法政大学に進学するが周りに馴染めず、また受験をしないでここまでいきてきたことのコンプレックスもあり、独学で勉強し早稲田大学合格に至る。
勉強はやればできるようになるという事を少しでも多くの人に広めていきたい。
阿部 稜馬
株式会社ナトールCFO|20歳。早稲田大学在学中。
偏差値30代後半からのスタートで早稲田大学をはじめとするMARCHや国公立含める23校に現役合格。
学生団体では創設者として最大規模に導く。
練馬区成人代表にも選出。
Webページ作成が得意。言語はRails。
日本における教育の現状に強く疑念を感じている。
少しでも公正な教育機会の提供をしたい。
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