
数あるプロジェクトの中からご覧いただきありがとうございます。
佐久で活動している木内と申します。
長年、デザインや広告の仕事を通じて地域の皆さまとお付き合いさせていただいておりますが、今回は私どもが新たに挑戦している「古民家再生プロジェクト」について、お話しさせていただきたいと思います。
長野県佐久市に、長い年月を超えて佇み続けてきた一軒の古民家があります。
かつてこの場所には、漢詩や和歌を愛するご夫妻が暮らしていました。学びを楽しみ、文化を慈しみ、人が集う——そんな時間が、この家には確かに流れていました。
さらにこの地域は、近代日本経済の父・渋沢栄一に漢詩を教えた木内芳軒(きうち・ほうけん)先生ゆかりの地でもあります。
古くから学問と文化が根付いてきた、誇りある土地。
私たちはご縁をいただき、この歴史ある古民家を譲り受けました。
そして今、この場所を「ただの古い建物」としてではなく、人が集い、学び、文化を育む拠点として再生したい。
——そう強く願い、活動を始めています。

この古民家は、地域の名家「木内家」の総本家にあたる建物です。
敷地の広さは約470坪。母屋と蔵、門構え、日本庭園を備えた堂々たる佇まいです。
しかし、長年空き家となっていたため、建物は埃に覆われ、手入れも行き届かない状態でした。
所有者の方が亡くなられた際、ご遺志により私たちへ遺贈されることとなり、この歴史ある家を託されました。
「この場所を活かしてほしい」
その想いを受け取り、私たちは古民家再生に踏み出しました。
手探りで始まった再生
この取り組みは、決して大掛かりな資本で始めたものではありません。
限られた資金状況の中、できることはすべて自分たちの手で行っています。
埃だらけだった室内を掃除し、キッチンをDIYで改装し、少しずつ人を迎えられる空間へ整えてきました。
蔵はオーディオルームとして改築し、文化と音を楽しめる空間として生まれ変わりました
そして現在——
この古民家では、すでに詩吟教室が開かれるなど、地域の方々が集い始めています。
「ここに来ると心が落ち着く」
「昔に戻ったようで懐かしい気持ちになる」
そんな声も届くようになりました。

価値ある歴史を宿すこの空間を活かし、人が集い、学び、文化を育む拠点として再生したい——その思いが、日に日に強くなってまいりました。
実際に詩吟教室などで集まってくださる皆さんの笑顔を見ていると、ここには確かに人を惹きつける何かがあると実感しています。
文化が広がる場所へ
今後は、詩吟だけでなく雅楽・書道・茶道など、日本の伝統文化を学べる場として、さらに活動の幅を広げていきたいと考えています。
世代や立場を越えて人が自然と集える「第三の場所」。
子どもたちが日本文化に触れ、大人が学び直し、地域の誇りを次世代へつないでいく。
そんな拠点へと育てていくことが、私たちの願いです。
これは単なる文化活動ではなく、地域の誇りを次世代へつなぎ、村おこし・町おこしへと発展させていく取り組みでもあります。
地域の未来を照らす灯に
この地域はかつて、養蚕や製糸業で栄えた歴史があります。
しかし時代の流れとともに人通りは減り、今では空き家も増え、かつての賑わいは失われつつあります。
だからこそ——
この古民家を再生し、人が訪れるきっかけをつくり、文化と交流の拠点にしたいです。
さらに将来的には、まだ構想段階ではありますが、子ども食堂のような取り組みも視野に入れ、地域の親子が気軽に立ち寄れる場所へと育てていきたいと考えています。
歴史と花が織りなす癒しの空間
敷地内には四季折々の花が咲く日本庭園があります。
さらに、門のそばにはローズガーデンも整備しました。
和の庭と洋の花。古さと新しさの融合。
ローズガーデンは自由に見ていただけるよう開放しており、訪れる方も少しずつ増えています。
地域の方がふらりと立ち寄って、バラをながめながらお茶を飲む…そんな光景を思い描いているところです。


さまざまな魅力と可能性を持つ古民家ですが、古い建物ならではの不便さがあるのも事実です。
まず、空調設備が整っておらず、安心して集える環境が整っておりません。冬は寒く、夏は暑く、教室に参加される皆さんには本当にご不便をおかけしています。
冬はストーブで何とかしのいでいますが、広い部屋全体を暖めるには限界があり、特にご高齢の方やお子さまにとっては決して安心できる環境とは言えません。
夏の暑さも年々厳しくなっており、熱中症も心配です。
この状況が活動の大きな制約となっており、もっと多くの方に来ていただくためには、どうしても空調の整備が必要です。
また水回りも老朽化しており、補修が必要な状態です。
2か所あるトイレのうち1か所が使えなくなっていたり、寒さの影響で水道管が凍結して破損していたりと、各所で問題が発生しています。
このままでは、教室や交流の場として広げていくことが難しい状況です。
クラウドファンディングで実現したいこと
そこで今回、私たちは古民家再生の第一歩として、
・空調設備の設置
・水回りの補修
を最優先で整備したいと考え、クラウドファンディングに挑戦することを決意しました。
誰もが快適に、そして安心して過ごせる、学びと交流の場としての基盤を整えたい。
私どもの事業で培ってきた地域とのつながりを活かしながら、この歴史ある場所を次世代に残していきたいと考えています。
今回のクラウドファンディングでは、古民家再生を応援してくださる皆さまへ、さまざまなリターンをご用意しました。
遠方からお気持ちで応援していただけるものから、実際に古民家へお越しいただき、文化や空間を体験していただけるもの、さらにお名前を残してこの場所の未来づくりに関わっていただけるものまでございます。
ご自身に合った形で、この古民家再生プロジェクトに関わっていただけましたら幸いです。
【気軽に応援したい方へ】
・ただただ応援!
・古民家の空気を感じる応援
・想いを乗せて応援!
【古民家での時間を楽しみたい方へ】
・詩吟教室参加権
・ドリンクを片手にゆったり見学
・詩吟教室参加権応援枠
・コーヒーの新しい顔を知る焙煎体験90分
【形に残るものを受け取りたい方へ】
・想いを形に。オリジナル色紙
・飾れる色紙。あなたの部屋に温もりのある書を
・あたたかみのあるオリジナル譜面台
【お名前を残して大きく応援したい方へ】
・この場所に、あなたの名前を刻む応援団
・応援の名を刻むスポンサー
・大きな応援を、大きな形で残すパトロン
・古民家を半年間自由に使えるスペシャルスポンサー
皆さまからいただいたご支援は、空調設備の設置や水回りの補修など、古民家を安心して人が集える場所へ整えるために大切に活用させていただきます。
実施スケジュールは以下の通りです。
6月30日 クラウドファンディング終了
7月以降 準備の整ったリターンから順次実施・発送

私自身、古民家を次世代へつなぐことこそ、自分の使命だと感じています。
古いものを守りながら、新しい風も取り入れていく。
和と洋、伝統と革新が共存する場。
人と人がつながり、文化が未来へ受け継がれていく場をつくる。
この場所に再び、学問と文化の灯をともすために。
そして——人が集い、学び、語らい、地域の未来を照らす拠点を育てていくために。
どうか、皆さまのお力をお貸しください。
築300年の歴史が刻まれたこの古民家で、新しい物語を一緒に紡いでいただけませんでしょうか。
ご支援・ご協力を、心よりお願い申し上げます。






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