即興やノイズ、自作楽器など前衛的な表現に挑むミュージシャンが集い、2026年3月29日、東京の小伝馬町・ツバメスタジオ3Fにて即興演奏イベント【即興の具体性】を開催します!
一般的な音楽シーンとは少し違う、即興や実験音楽の世界。挑戦し続けるミュージシャンたちの表現を支え、次の可能性を生み出す場を一緒に作っていただけませんか?
開催日は2026年3月29日(日)東京・小伝馬町に位置するギャラリー、ツバメスタジオ 3Fにて。16時からのオープニングDJセットの後、17時から21時半の終演まで、次々と予測不能な即興演奏が生まれる夜になります。
出演者は、即興演奏や実験的な音楽表現をそれぞれのフィールドで続けている、国内外の音楽家とDJ
組み合わせは事前に固定せず、当日お越し頂いた方々がくじを引いて組み合わせを決める、完全なる即興の試みです。各演奏者は、デュオまたはトリオの異なる組み合わせで2回ずつ演奏を行います。固定されたユニットではなく、その瞬間に自発的に生まれる関係性を中心に据えた演奏が繰り広げられます。
【出演者 A–Z】
Ayami Suzuki (声)
DJ MEMAI (ターンテーブル)
川島 誠 Makoto Kawashima (サックス)
小林 七生 Nanao Kobayashi (ドラム)
ラヂオ Ensembles アイーダ Radio Ensembles Aiida (ラジオ)
Sayaka Botanic (ヴァイオリン)
Tot Onyx (コンタクトマイク、金属)
竹下 勇馬 Yuma Takeshita (Mechanized instruments)
DJ: Mirandroid
写真撮影・記録: 草野庸子 Yoko Kusano
Food: Yellow Magic Okami
会場:ツバメスタジオ 3F
入場チケット:前売り 3,000円/当日 3,500円
以前イベントを行った際の会場の様子写真では空間の一部のみが写っていますが、実際には奥行きのあるフロアで、細やかな音のニュアンスまで心地よく届く、とても音響の良い会場です。
プロジェクト立ち上げの背景
このプロジェクトは、即興というアンダーグラウンドな音楽表現を無理のない形で続けていくための環境を整え、持続可能な道筋を作りたいという思いから立ち上げました。
日本では音楽表現に対する公的な支援やインフラが限られており、小規模なイベントの多くは企画者や出演者個人の負担によって成り立っています。実験的な表現の現場ほど、その継続は簡単ではありません。音楽活動に費やされる時間や労力が、必ずしも十分な報酬に結びつかない中で、多くのアンダーグラウンドな音楽家や企画者が別の仕事と並行しながら活動を続けています。
イベントを開催するためには、出演者への謝礼に加えて会場費、フライヤー等の制作費、記録にかかる費用など、さまざまなコストが発生します。これらをすべて個人の持ち出しで続けていくことには限界があり、関わる人が無理をし続ける形では、場を長く保つことができません。
無理なくサステイナブルに表現を続け、体感できる場所を作り続けるために、そしてイベント開催時に全ての参加者が安心して活動できる環境を整えるために、本プロジェクトを立ち上げました。
支援という形で関わっていただくことで、このような小さな現場が継続していくかたちを共に作っていけたら、とても嬉しく思います。
リターンについて
※パッケージはイメージ画像です
支援してくださった方には、イベントへの入場に加え、音と写真の記録を通してこの場に関わっていただけるリターンをご用意しています。
写真家の草野庸子による記録写真でのイベントレポートや、当日の演奏を収録したデジタル音源やカセットテープをお届けします。当日の会場の空気ごと、共有できたら嬉しいです!
さらに、スペシャルサポートとして、出演者の過去作品や未発表音源など、それぞれの表現をより深く感じていただける内容も用意しています。
1,000円【お礼のメッセージとイベントレポート】
⚫︎お礼のメッセージと写真家・草野庸子が彼女の視点で切り取った写真とともに、イベントレポート(PDF)を後日メールにてお届け
2,000円【当日の録音データ】
⚫︎セッションを収録した、デジタル音源の限定ダウンロードリンクをメールにてお届け3,000円【入場チケット】
⚫︎当日、前売り料金でのご入場
⚫︎お礼のメッセージと写真家・草野庸子が彼女の視点で切り取った写真とともに、イベントレポート(PDF)を後日メールにてお届け
3,500円【カセットテープ】
⚫︎セッションを収録したカセットテープをお届け。特別なアートワークと、デジタル音源のダウンロードコード付き
4,500円【入場チケット+録音データ】
⚫︎当日、前売り料金でのご入場
⚫︎セッションを収録した、デジタル音源の限定ダウンロードリンクをメールにてお届け
6,000円【入場チケット+カセットテープ】
⚫︎当日、前売り料金でのご入場
⚫︎セッションを収録したカセットテープをお届け。特別なアートワークと、デジタル音源のダウンロードコード付き
10,000円【スペシャルサポート】
⚫︎当日、前売り料金でのご入場
⚫︎セッションを収録したカセットテープをお届け。特別なアートワークと、デジタル音源のダウンロードコード付き
⚫︎出演者の過去音源やグッズなどのアーカイブ[ Ayami Suzuki ]
・未発表音源のデータをメールでお届け
[ 川島 誠 ]
・P.S.F. Records主宰者 生悦住氏追悼ライブ(2017)のフライヤーと中国ツアー(2024)のフライヤー、廃盤CD 1点のセット
[ ラヂオ Ensembles アイーダ ] 参加したコンピレーションCD
・水道橋 Ftarriのコンピレーション。1stアルバムのアウトテイクを収録
・佐藤薫(EP-4)監修による新レーベル「φonon (フォノン)」の第二弾コンピ
[ Sayaka Botanic ]
・サイアノタイプ技法によるポートレートをプリントした、国内未発売Tシャツ
[ Tot Onyx ]
・サブスクリプション、100名限定でリリースされたNick KleinとのスプリットCD
[ 竹下 勇馬 ]
・野鳥写真家としての展示で実際に使用した、オリジナルプリント額装品
13,000円【スペシャルサポート②】
⚫︎当日、前売り料金でのご入場
⚫︎セッションを収録したカセットテープをお届け。特別なアートワークと、デジタル音源のダウンロードコード付き
⚫︎group Aが2017年にスイスで行った、UKエクスペリメンタルバンド Gnodとの共演公演のオリジナルポスター(超レアもの!)
ぜひリターン欄より、詳細をご覧ください!
このイベントはすでに会場を押さえており、万が一目標金額に届かなくても予定通り開催いたします。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。
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資金の使い道
ご支援いただいた資金は、以下のように使用させていただきます。
・会場費
・出演者謝礼
・出演者交通費
・関係者弁当代
・フライヤー・ポスター印刷代
・記録制作費(レコーディング・ミックス・マスター費)
・リターン制作費
・リターン送料
・クラウドファンディング手数料
イベントを無理のない形で安全に運営し、関係者へ適切に還元することを目的としています。
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スケジュール
2026年2月末 クラウドファンディング開始
2026年3月29日 イベント開催
2026年4月12日 クラウドファンディング終了
2026年5月~7月 音源整理、カセットテープ制作(予定)
2026年8月 カセットテープ入稿、完成(予定)
2026年8月以降 リターン順次発送(予定)
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イベント主催者より
このプロジェクトに興味を持って読み進めてくださり、ありがとうございます。
バイオリンを主軸に国内外で音楽活動を行なっているSayaka Botanicと申します。
2012年より活動を開始した実験音楽デュオ group Aのメンバーであり、現在ベルリンを拠点に活動するTot Onyxと共に、本イベントを企画いたしました。
私たちは、全く弾けない楽器を持ち寄り、とにかく鳴らしてみるというところから演奏活動を始めました。私自身は音楽を作ること自体が初めてで、最初にリハーサルスタジオでめちゃくちゃながらも音楽の始まりを体験した時のなんともいえない高揚感を、ずっと覚えています。そのときに感じた、偶然の重なりから音楽が立ち上がる面白さや、感情や相手との関係性によって音や空間が変化していく瞬間の感覚が、今の活動の原点になっています。
今回のイベントは、組み合わせを事前に固定して発表する従来の方法ではなく、当日お越し頂いた方々がくじを引いて組み合わせを決める、その会場にいるすべての人が即興に参加していく試みです。
流動する関係性と偶然性により、有機的に音が立ち上がっていく。展開は予測不能で、近年の不安定な国際情勢や気候変動危機に端を発する未来への不安を象徴するかのように。演奏者のみならず、目撃者のその日の心情や空間そのものも含め、この日この瞬間にしか存在しない出来事になります。
ネット上で膨大な音楽に手軽に触れられる時代だからこそ、生で音が生み出される瞬間を目の当たりにする物理的な体験と、共にその場に居合わせることでしか生まれない唯一無二の時間を共有する機会を大切にしたい!そこから生まれる人と人とのつながりや、言語を超えた音の対話、音楽を中心に形成されるコミュニティは、私たちの社会にとって欠かせないものだと信じています。
アンダーグラウンド音楽シーンは、規模が小さく物質的支援の不足もあり、継続が難しい側面があります。無理のない形でこうした場を保ち続けていくために、もし少しでも共感していただけましたら、ご支援というかたちで関わっていただけたらとても嬉しいです。
この一日を、ぜひ一緒に成立させてもらえたら幸いです!
最後に、出演者のプロフィールをご紹介します。
Ayami Suzuki (声)東京を拠点に活動するミュージシャン、アーティスト、即興演奏家。ソングライティングと即興を掛け合わせ、フォークの影響を取り入れたアンビエントの制作を中心に行う。アイルランドと英国での数年間の留学を経て2019年に東京に戻って以来、ソロアーティストやコラボレーターとして精力的に活動している。Longform Editions、Lontano Series、Healing Sound Propagandist、Ftarri、Cosima Pitzからの最近のリリースは、ボーカルアンビエントへの特異なアプローチを示しており、幽玄なボーカルを環境音と融合させ、形のなさ、没入感、広がりを同時に感じさせる方法をとっている。
DJ MEMAI (ターンテーブル)
都内を中心に活動するDJ/ターンテーブリスト。ソロのほかに「Fallopian Disco Force」「THE OBEY UNIT」でも活動。音楽活動と並行し、TAKANOBU FUNAKOSHI名義でグラフィック作品の制作/発表も行っている。
http://www.instagram.com/dj_memai
http://www.instagram.com/takanobu_funakoshi
川島誠 / Makoto Kawashima (サックス)(Photo by Kana Shimizu)
川島誠の特異なソロ実践は 恍惚とした爆発と、沈黙や微細音、ためらいの瞬間を等価に扱う。誇示や虚勢を退け、圧倒的に親密で無防備。鋭く焼き付く旋律線と荒々しいテクスチャーを立ち上げながら、それらを突如崩壊させ、音を虚空へと消失させる――その身振りこそが表現の核心である。
川島が探求するのは、演奏者と楽器、内面と外界の境界線の消去。
アルト・サックスを身体の一部として融合させ、魂と精神が溶け合う地点へと踏み込む。
苛烈な抽象性の只中に、ブルースやスピリチュアルの気配が滲む。その切迫した響きは、きわめて個人的な体験に根ざしている。
極限まで削ぎ落とされたソロ即興。
そこに現れるのは、音そのものではなく、境界が崩れ落ちる瞬間である。
小林七生 / Nanao Kobayashi (ドラム)東京生まれ、現代アーティスト。人間の知覚やロジックでは認識できない領域での現象を、粒子の動きとして捉え、作品制作を行っている。中空構造の素材を結び合わせて作られた最小単位が無限に増殖することで生まれる刺繍的な彫刻作品や、自然現象との相互作用を生み出すインスタレーションは、知覚した世界を物質的なパターン / 現象として顕現させ、過去と未来に通じる本質的な世界のあり方を提示する。
また、「FATHER」名義で行われる、ドラムや電子楽器を用いて空間を作り上げるパフォーマンスでは、音楽は生命の表現であるという根源的な性質を志向しながら、不可視な領域に輪郭を与える刺繍的な作品群と相互関係を構築する。
近年の活動として、個展「夜を飛ばす」(2020年、東京・Yutaka Kikutake Gallery)、個展「眠るソラ/COMA SPACE」(2023年、京都・「誉田屋源兵衛」)、グループ展「Lining Revealed – A Journey Through Folk Wisdom and Contemporary Vision」(2025年、香港・CHAT)、M+をはじめとする国内外での文化施設でのライブパフォーマンスなど。
ラヂオ Ensembles アイーダ / Radio ensembles Aiida(ラジオ)ラジオアーティスト、パフォーミング・インスタレーション・アーティスト、「ライフチューニング」無痛整体師
ラジオを用いた作品制作やパフォーマンスを国内外で展開。
わたしたちの環境に存在する様々な境界をクロスオーバーさせる、パフォーマンスとインスタレーションを融合した表現方法で、実験音楽、現代美術、演劇など様々な分野で活動を行う。
VLZ PRODUKTより1st album「IN A ROOM (Radio of the Day#1)」、φononより2nd album「FROM ASIA (Radio of the Day#2)」3rd album「by chance ≒ by choice」をリリース。
また、「ライフチューニング」と名付けた無痛整体の施術を行なっている。身体の声を聴きチューニングをすることで、心・感情にも同時に変化を及ぼし、人生を丸ごとチューニングする、身体~心・感情と環境の調和を目的とした活動である。
Sayaka Botanic(ヴァイオリン)
2012年よりgroupAとして、主に東京・ベルリンで活動。カルト的な支持を得るアンダーグラウンドなパーティからフェスティバルまで多数出演。
現在は横浜に拠点を移し、Sayaka Botanicとしての活動を開始。日常的な音のコラージュに引き裂くようなヴァイオリンの轟音を重ね、安らぎや解放の瞬間を探っている。力強い身体の動きとともに描き出される即興演奏は、その場でしか感じえない比類のない空間を作り出す。即興演奏者としても、灰野敬二やKohhei Matsuda(BO NINGEN)などさまざまなミュージシャンと演奏を行っている。
Tot Onyx (コンタクトマイク、金属)
サウンド・アーティスト。フィードバックノイズや金属のオブジェクトを用いた身体的なライブパフォーマンスを繰り広げる。2012年より東京でエクスペリメンタルデュオ、group Aとして活動後、2016年よりベルリンに移転、2020年よりソロ活動開始。
サウンド、パフォーマンス共に、常識や先入観に異議を唱え期待を裏切ろうとする姿勢はTommiの反骨精神そのものであり、伝統と決まり文句への拒絶の実践はソロ表現においても中軸的な役割を担う。これは反種差別主義とアナキズムに基づいたTommiの日々の実践の核心的価値と根本的に結びついており、Tommiの芸術的実践と政治的実践は互いに影響し合っている。
竹下勇馬 / Yuma Takeshita (Mechanized instruments)2001年頃から関西のライブハウスを中心に活動を開始。
2012年に上京後、特殊楽器の制作を始める。複数のセンサーを搭載したエレキベース「Electrobass」や、多軸回転スピーカー、メカトロニクスを取り入れた非同期楽器を開発し、ソロやセッション、インスタレーションなど、国内外を問わず様々な形態での活動を行っている。
http://linktr.ee/yumatakeshita
Mirandroid(DJ)
DJのほか、ライターやイラストレーターとしても活動。東京とロンドン、そしてその先の都市を音で繋ぐことをコンセプトに、ribbxn agencyを創立。
影や煙のような感覚をさまざまな音楽ジャンルの中で探求している。





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