びわ湖の源流で育てる「データサイエンス米」×都市と地域をつなぐ農業参加プログラム

びわ湖の最上流域に位置する滋賀県高島市在原で、休耕棚田を活用し、栽培過程や環境データを取得・公開しながら米づくりに関わる農業参加プログラムが2026年より始まります。 この取り組みを、DAS LABと在原の米農家・福井朝登氏がともに進めます。

現在の支援総額

49,500

5%

目標金額は990,000円

支援者数

3

24時間以内に3人からの支援がありました

募集終了まで残り

49

びわ湖の源流で育てる「データサイエンス米」×都市と地域をつなぐ農業参加プログラム

現在の支援総額

49,500

5%達成

あと 49

目標金額990,000

支援者数3

びわ湖の最上流域に位置する滋賀県高島市在原で、休耕棚田を活用し、栽培過程や環境データを取得・公開しながら米づくりに関わる農業参加プログラムが2026年より始まります。 この取り組みを、DAS LABと在原の米農家・福井朝登氏がともに進めます。

自己紹介

このプロジェクトは、滋賀県高島市在原の米農家の福井朝登と、DAS LABによって企画・運営されます。

【福井朝登】


はじめまして、在原の米農家、福井と申します。大阪で生まれ育ち、大学で建築を学び、自然に囲まれたいなか暮らしにあこがれ、滋賀県北西部のマキノ町在原という集落へ2002年移住しました。7年かけて自分で古民家を改修し、現在お米作りと古民家改修塾などを運営しながら家族と共に忙しくも楽しい田舎暮らしを営んでいます。

 私の住む在原集落は平安の歌人、在原業平(ありわらのなりひら)が晩年を過ごしたとされる伝説が残る集落です。全盛のころは40世帯200名を超す人が暮らしていましたが、今では18世帯35名と過疎高齢化の課題を抱えています。主要産業はお米です。標高340mの中山間地域で山からの一番水と昼夜の寒暖差により非常に美味しいお米が栽培される場所です。

在原集落

 この資源を活かして在原米のブランド化、販路拡大、お酒や玄米麺などの商品開発を進めています。また、移住につながる関係人口を創出するために集落内にある廃校舎を「暮らすように学ぶ」定住促進の研修施設へとセルフリノベーションしたり、味噌づくり、ジビエ体験、などのいなか体験のワークショップを開催しています。

リノベした廃校舎

 今回、お米作りを通じて、在原を知ってもらい、多くの人と繋がり、みなさまにとっての「もう一つのふるさと」となれるよう頑張っていきたいと思っています。


【DAS LAB】

https://www.daslab.jp/

DAS LABは、データ・アート・サイエンスを横断し、その地域ならではの未来を構想、実現する共創組織(コレクティブ)です。2023年より滋賀県をフィールドに、ウォーターセントリック(水を中心に未来を構想する)ビジョンのもと共創活動に取り組んでいます。

高島市では「消滅可能性自治体」ではなく「可能性あふれる実験地」をめざし農業や水環境をテーマに東京農工大学とプロジェクトを展開。未来を描き、データを集め、分析・可視化する「DASアプローチ」を通じて持続可能モデルづくりに取り組んでいます。DAS LABでは2026年も高島市を主要フィールドとして精力的に活動を行っていきます。


このプロジェクトで実現したいこと

1.日本人みんなが主食に「関わる」ための試み

主食でありながら、私たちはその背景にある生産現場や、育てる過程に触れる機会が少ないのが現状です。日本の米作りを取り巻く環境が変化する中、本プログラムでは、データを通じて都市で暮らしながら農業に関わることを実現し、これからの米作りを考えるきっかけをつくります。

2.「データサイエンス米」という実証

棚田には定点カメラや生育環境データの取得環境を整備し、栽培記録や環境情報を共有します。どのような場所で、どのような方法で育てられているのか。
その過程を可視化しながら育てるお米が「データサイエンス米」です。
これは、信頼を可視化する試みであると同時に、都市に暮らす参加者と棚田をデータでつなぐための取り組みでもあります。

3.休耕棚田の再生と新しい参加のかたち

高齢化や担い手不足により休耕が進む中、この土地を次世代へとつなぐ方法を模索しています。
毎日通うことはできなくても、関わることはできる。
都市に暮らしながら主食に参加する。
そのような新しい農業参加のかたちを、ここから実践します。

プロジェクト立ち上げの背景

棚田は、ただお米を育てる場所ではありません。

雨水をゆっくりと蓄え、川へと流し、土砂崩れを防ぐ——

棚田は長い年月をかけて、琵琶湖の水環境を支えてきた重要な存在です。

とくに、私たちが取り組む滋賀県高島市マキノ町在原地区は、

琵琶湖へと流れ込む水の最上流域に位置しています。

この地の棚田の状態は、琵琶湖の未来そのものに直結しています。

しかし近年、農業人口の減少や高齢化により、

こうした大切な棚田が耕されないまま休耕状態になるケースが増えています。

守りたいという想いがあっても、

人手や仕組みがなければ守り続けることができない——

それが多くの棚田が直面している現実です。

私たちは、琵琶湖最上流の棚田だからこそ、

可能な限り自然に配慮した方法でお米を育てたいと考えました。

化学肥料や農薬に頼りすぎず、土地や水の力を活かした栽培は、

環境にとって望ましい一方で、消費者にとっては

「本当にどんなお米なのか」が分かりにくいという課題もあります。

どんな人が、どんな肥料を使い、

どんな環境で、どんな思いでお米を育てているのか。

自然に配慮していると言われても、その中身が見えなければ、

安心して選ぶことはできません。

そこで私たちは、栽培データを公開、見える化することで「信じられるお米づくり」を目指しました。

棚田の生育状況をいつでも確認できるカメラ、

使用している肥料の内容、

水温や土壌などの生育環境データ。

こうした情報をウェブ上で公開し、

「誰が、どこで、どのように育てているのか」を

データとして伝える仕組みを整えます。

さらにこのプロジェクトでは、

農業体験を通じて、消費者自身が米づくりを実感できることも大切にしています。

育苗、田植え、草取り、自然観察、稲刈り、収穫祭。

実際に田んぼに入り、土に触れ、季節の移ろいを体で感じることで、

お米ができるまでの手間や自然との向き合い方を、自分ごととして理解できます。

棚田を再生し、

自然に配慮した農業を行い、

その過程を「見える化」し、

さらに体験を通じて実感してもらう。

この取り組みを通じて私たちは、

環境を守りながら、信頼され、共感されるお米づくりの新しい形をつくりたいと考えています。


現在の準備状況

・2025年には東京農工大学研究チームと一緒に「信じられるお米」作りに取り組みました。

・2025年の9月には、毎年オーストリアのリンツ市で開催される世界的なメディア・アートの祭典「Ars Electronica Festival」にその成果として「DAS RiceMark」を出展しました

・2025年の12月には、東京農工大学の府中キャンパスのNokoマルシェにて、「信じられる」お米作りで収穫されたDAS RiceMark付きのお米を販売

・2026年度は、一般の方や企業の方にも参加いただき、この取り組みを広げていきます

農工大の先生方のリサーチの様子

2025年9月のArs Electronica FestivalのDAS LABの展示
2025年12月のNokoマルシェの様子
リターンについて

🌾 棚田のお米作りの一年に参加する体験付きプラン(税込 5.5万円)

休耕棚田を再生して育て、収穫された、滋賀のブランド米「みずかがみ」(5kg~)と
DASオリジナルキャップに加え、
育苗・田植え・自然観察・稲刈り・収穫祭(羽釜炊き新米)など、
年4回の農業体験に、大人も子供も一緒に参加できるプラン。

「育てる過程から関わりたい方」におすすめ。
お子様にとって、田んぼに入り、土に触れ、自然と向き合う時間は、
単なる体験を超えた「記憶に残る時間」になります。


🍚 びわ湖源流の棚田米を味わうプラン(税込み 1.65万円)

休耕棚田を再生して育て、収穫された、滋賀のブランド米「みずかがみ」(5kg~)と
プロジェクト限定のDASオリジナルキャップをお届け。

「食べることで棚田再生を応援したい方」におすすめ。


【注意事項】

①お米のリターンについて

休耕棚田を再生すること、また化学肥料、農薬を使わず栽培することから、十分な収穫が得られない可能性があります。お申込者1人あたり5kg~10kgのご提供を目指しますが、5kgを下回る可能性があることをご了承ください。

②イベント、返金について

イベントは天候・自然条件や運営上の合理的理由等により日程・内容の変更になること、また、中止とすることがあります。また支援費は棚田の再生・維持管理に利用されるため、イベントの中止・内容変更、お申し込み後のキャンセルに伴う返金は行いません。


スケジュール

2026年

3月:クラウドファウンディング募集開始

4月:種まき・育苗体験(イベント1回目)
  種まきを4/4(土)、苗箱並べを4/5(日)に開催予定
  それぞれ5人~8人程度募集

  「信じられるお米」ウェブサイト公開

5月:田植え体験(イベント2回目)
  5/16(土)の午前・午後、5/17(日)の午前・午後に開催予定
  それぞれ10人程度募集

6月:草取り・草刈り・自然観察体験(イベント3回目)
  6/13(土)、21(日)、27(土)に開催予定
  それぞれ30人程度募集

9月:稲刈り・籾摺り・収穫祭(羽釜で炊いたご飯を楽しみます)(イベント4回目)
  9/20(土)に開催予定
  20人程度募集

  ※9/20が雨天の場合、稲刈りは中止とさせていただき
   (晴天時にこちらで収穫します)、
   9/26(土)、9/27(日)に収穫祭のみ開催します。

11月~12月:収穫されたお米を発送

※イベントへの参加応募方法、詳しい時間・持ち物等は別途ご案内します。


【ボランティアも募集中】

集落の共同作業にボランティアで参加し、
周辺環境の整備も含めた包括的なお米作りを学べる機会もあります

4月:水路掃除
6月、7月:農道の草刈り

※ボランティアへの参加応募方法、詳しい時間・持ち物等は別途ご案内します。

最後に

いま、多くの自治体が地域とゆるやかにつながる「関係人口」を増やそうとしています。

それは、とても大切な取り組みだと思います。

けれど私たちは、もう一歩踏み込みたいと考えました。

ただ“知る”“応援する”だけでなく、実際に体を動かし、土に触れ、自然と向き合う人を増やしたい。

だからこのプロジェクトは、

関係人口ではなく、「体験人口」を増やす挑戦です。

田んぼに入り、苗を植え、草を取り、稲を刈り、羽釜で炊いた新米を味わう。

その体験を通じて初めて、棚田が水を守り、環境を支えていること、

お米一粒ができるまでの時間と手間を、自分の実感として理解できるのだと思います。

食べる人が、育てる過程を知り、

子どもたちが、自然と食のつながりを体で覚える。

そんな「実感のある関わり」が積み重なってこそ、

棚田は一過性ではなく、未来へと受け継がれていきます。

びわ湖の源流にある、この一枚の棚田から。

ぜひ、あなた自身が体験するパートナーとして、

この米づくりに参加してください。

一緒に、

「続いていく棚田」と「信じられるお米づくり」を

つくっていけることを、心から願っています。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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