ご挨拶 - このプロジェクトへの想い

はじめまして。本プロジェクトの発起人、山本ハミルトン悠里です。私はこれまで、行政実務や公共セクターでの研究及び実践を通じ、日本の社会保障制度と個人の幸福のあり方を探求してきました。
その中で向き合ってきたのは、数字には表れにくい「家庭内ケアラー」たちの過酷な現実です。本プロジェクトは、26年間にわたり延べ数千人の女性たちの葛藤に寄り添い続けてきた熟練カウンセラーたちの知見を、社会実装するための試みです。私たちは、介護や見取り、家族の絆という名の下に、自分自身の人生を削り続けている女性たちへ、再び「自分らしく生きる勇気」を届けるために立ち上がりました。
現代日本が直面する、ケアラーの「静かなる悲鳴」
今、日本の家庭内では、個人の努力だけでは解決できない「ケアの惨状」が深刻化しています。
老老介護の限界: 65歳以上の高齢者が高齢者を介護する世帯は**63.5%**を超え、共倒れのリスクが日常化しています。
負の連鎖と虐待の傷: かつて親から虐待を受けた経験がありながら、義務感や経済的理由からその親を自宅に連れ帰り、ケアを強いられているケースも少なくありません。逃げ場のない密室で、精神的・経済的に摩耗し、負の連鎖に苦しむ人々がいます。
「自分」の喪失: 24時間365日のケア労働は、キャリアや健康だけでなく、その人の「アイデンティティ」をも奪い去ります。「私は誰のために生きているのか」という問いに答えられなくなるほどの孤立が、そこにはあります。
26年のセッションから導き出した「心の処方箋」
私たちは、26年に及ぶカウンセリング・セッションを通じて、こうした極限状態にある女性たちと対話を重ねてきました。 そこで確信したのは、彼女たちに必要なのは「頑張れ」という励ましではなく、「自分の人生を取り戻していい」という心理的な許可と、沈んだ心を浮上させるための「小さなきっかけ(ナッジ)」であるということです。
作業療法的なアプローチを取り入れ、対話を通じて自分自身の価値を再定義していくプロセス。その26年のエッセンスを、誰でも手に取れる形にパッケージ化することを決意しました。
プロジェクトの内容:『自分探しナッジかるた』の制作と普及
本プロジェクトでは、臨床現場から紡ぎ出された言葉を、行動経済学の「ナッジ(Nudge)理論」を用いてデザインした、セルフケア・ツールを制作します。
「自分」を取り戻す言葉の仕掛け: 手に取るだけで、無意識に自分を責める思考から解放され、自己肯定感を高めるための問いかけがデザインされています。
対話を促すインターフェース: 介護者同士のコミュニティや福祉現場で、重い話題を軽やかに共有し、孤独を解消するためのコミュニケーションツールとして機能します。
レジリエンスの構築: 1日1枚、かるたを引くという「小さな儀式」が、ケアに追われる日常の中に「自分だけの聖域」を創り出します。
資金の使途と今後の展望
ご支援いただいた資金は、かるたの制作・配布費用、およびプライバシーを厳重に保護した「ケアラー専用オンライン・カウンセリング・プラットフォーム」の構築に充てさせていただきます。
このプロジェクトは、単なる物品制作に留まりません。蓄積された知見を「ケアラー支援プログラム」として体系化し、行政や地域包括支援センターと連携して、社会全体でケアラーを支える仕組みへと育ててまいります。
最終的なゴール:孤立を防ぎ、自己を取り戻す「心理的セーフティネット」の構築
【私たちが実現したいこと:ケアラーが「個」に戻れる聖域を】
私たちがこのプロジェクトを通じて構築したいのは、過酷なケアの現場で心身を摩耗させている女性たちが、一切の役割を脱ぎ捨てて「ありのままの自分」に戻れる【究極の安心圏(セーフティゾーン)】です。
1. 徹底した秘匿性と安全性の確保家庭内のデリケートな悩み、特に「介護疲れ」や「家族への複雑な感情」は、近しい間柄ほど打ち明けにくいものです。私たちは、行政実務レベルの厳格な個人情報保護と、誹謗中傷を一切排除したクローズドな環境を整備します。誰にも邪魔されず、裁かれることもない「心の避難所」をデジタル技術で実現します。
2. 26年の臨床知見が紡ぐ「言葉の伴走」これまで26年間、数多のセッションを通じて積み上げてきた「対話の力」を、あなたの孤独に寄り添う道標として提供します。それは単なる慰めではなく、行動経済学の知見に基づき、沈んだ心を浮上させるための「ナッジ(小さなきっかけ)」を含んだ言葉の処方箋です。
3. 未来を自らの手でデザインする力(レジリエンス)の回復「誰かのための人生」に終止符を打ち、未来を自らの意思で書き換えていく。そのプロセスを、私たちは全力でバックアップします。専門的なカウンセリングと、自分を見つめ直すための独自ツール(自分探しナッジかるた等)を通じて、失われかけた自己肯定感と未来への展望を、再びあなた自身の手に取り戻していただくことが私たちの使命です。
「あなたは一人ではない。そして、あなたの人生はあなたのものだ」このメッセージを、一時的な感情で終わらせないための確かな仕組みを、私たちは社会に実装します。
プロジェクトの流れとタイムフレーム
2026年4月末:クラウドファンディング終了
2026年5月中~:順次カウンセリングリターンの日程調整&個別セッション開始
2026年5月末:ナッジかるたプロトタイプ作製・テスト利用開始
2026年6月・7月:ナッジかるたカード完成・発送
最後に

介護や家族の問題で、暗闇の中にいると感じている女性たちへ。 「あなたは一人ではない。そして、あなたの人生はあなたのものだ」というメッセージを、具体的な支援の形にして届けたい。26年の専門的知見と情熱を注ぎ込み、ケアラーが再び自分自身の人生を歩み出せる社会を、私たちと一緒に作っていただけませんか。
皆様の温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。
皆様のご支援について
このプロジェクトは、女性たちの心が癒され、自分らしく生きる力を取り戻すためのものです。皆様のご支援は、直接的に【心の処方箋】として多くの女性へ届けられます。
リターンのご紹介
本プロジェクトのご支援に対するリターンは、過酷な状況にあるケアラーの方々が、日々の生活の中で「自分自身」を取り戻すための実効的なメニューを段階的に設定いたしました。
1. 【応援プラン】心のレジリエンス・レポート
内容: 26年の臨床経験から導き出した「ケアラーが自分を失わないための5つのマインドセット」をまとめた特別PDFレポートをお送りします。「ナッジかるた」のうちあなたを元気にする一枚を特別にご提供。
提供価値: 介護や家事に追われる隙間時間に読み、心の平穏を取り戻すための学術的・実践的エッセンスを凝縮。
2. 【セルフケア・ツール】「自分探しナッジかるた」1セット

内容: 完成した『自分探しナッジかるた』の実物をお届けします。
提供価値: 行動経済学の「ナッジ(小さなきっかけ)」を応用した言葉の処方箋。1日1枚引くことで、無意識に自分を後回しにする思考パターンを書き換える習慣を提供します。
3. 【個別支援】専門オンライン・セッション(単発:45分)

内容: 熟練のカウンセラーチームによる個別相談(Zoom/電話/インスタ通話可)。
提供価値: 顔出し不要・匿名可。 行政や周囲には言えない「本音」を、26年のキャリアを持つ専門家が安全な環境で受け止めます。プライバシーを最優先した「心の安全地帯」を体験いただけます。
4. 【継続伴走】短期集中リカバリー・プログラム(2週間)
内容: オンライン・セッション(1回)+ 2週間のインスタDM等による非同期チャット・カウンセリング。
提供価値: 日々の介護現場で突発的に沸き起こる孤独感やイライラを、その都度チャットで吐き出し、専門的なフィードバックを受けることで、心の折れない(レジリエンスの高い)状態を構築します。
5. 【限定3名】VIP専属サポート:1ヶ月完全伴走プラン 社会実装サポーター
「自分探しナッジかるた」10セット&特別対話コース
山本本人が、1ヶ月間、あなたの専属軍師(カウンセラー)として最も近くで支える最高峰のプランです。
内容: 1ヶ月間の完全個別伴走(週1回のセッション計4回)+ かるた10セット。
提供価値: ご自身のケアを深めるだけでなく、かるたを共有いただくなどして、同じように苦しむ他者への支援という「ソーシャルグッド」な循環を生み出します。
最後に
迷いや不安の中で、自分という存在を見失いかけている女性たちへ。 「介護や犠牲が、あなたの人生のすべてではない」というメッセージを、確かな知見に基づいたツールと対話を通じて届けたい。
この26年の歩みを、一人で抱え込む苦しみから、社会で支え合う仕組みへと昇華させるために。皆様の温かいご支援が、誰かの人生に再び光を灯し、未来を自らの手でデザインするきっかけになると信じています。
心からのご支援を、何卒お願い申し上げます。









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