新潟県最古の古刹・国上寺の歩み
新潟県燕市・国上山(くがみやま)の中腹に位置する
真言宗豊山派の寺院、国上寺(こくじょうじ)でございます。

当寺の創建は和銅二年(西暦709年)。
元明天皇の御代に、彌彦大明神の託宣により金智大徳が開基したことに始まります。
以来1300年余にわたり、北海鎮護仏法最初の霊場として信心のよりどころであり続けてまいりました。
ご本尊は上品上生阿弥陀如来。行基菩薩の御作と伝えられ、聖武天皇のお后・光明皇后より奉納されたものでございます。

歴代の偉人たちが守り継いだ祈りの場
国上寺は、歴代の領主に庇護され隆盛を誇りました。
最盛期には百三十余ヵ寺に及ぶ末寺を有し、境内には七堂伽藍と二十一ヵ寺が軒を連ねておりました。
孝謙天皇の勅願寺として、また戦国時代には上杉謙信公の庇護により祈願所として十万石の格式を賜り、当寺は現在でも上杉謙信公の祈願寺として、日々御祈祷を執り行っております。
良寛さまが愛した国上山
さらに当寺は、越後の名僧・良寛さま縁の寺としても広く知られております。
良寛さまは国上山の五合庵に住まわれ、「国上やま 苔の岩みち ふみならし 幾度われは まいりけらしも」と詠まれました。
国上山は標高約313メートル。春は桜、夏は深い緑、秋は紅葉、冬は静寂の雪景色と、四季折々に表情を変える美しい山でございます。
現在は地元の幼稚園の遠足の場にもなっており、古くから地域の皆様に親しまれてまいりました。


18年ぶりの御開帳
国上寺のご本尊は秘仏であり、その御開帳は12年に一度の子年にのみ執り行われる大変貴重な行事です。
古くから地元では「今年は子の年、国上の開帳」と謡われ、多くの参拝者が訪れる一大行事として大切にされてまいりました。

コロナ禍による延期、そして18年ぶりの実現へ
前回の御開帳が行われたのは、2008年(平成20年)のことでした。
本来であれば2020年(令和2年)に御開帳を迎えるはずでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、やむなく延期を決断いたしました。
その後も再延期が続き、長い歳月が過ぎてまいりました。
2026年――延期に延期を重ねた御開帳を、ようやく実現できる見通しが立ちました。
前回から実に18年ぶりとなります。
この間、御開帳を心待ちにしてくださっていた皆様のお気持ちに、何としてもお応えしたいという強い思いがあります。

御開帳実現に向けた課題
しかしながら、御開帳の実現には開帳法要の準備や夜間警備体制の整備に加え、長年の課題であった六角堂の基礎石(土台を囲う石)の修繕にも取り組まなければなりません。
1300年の歴史を持つ伽藍を安全に守り、皆様をお迎えするためには、この機会に寺院全体の整備を進めることが不可欠でございます。
本プロジェクトは、18年ぶりの御開帳の実現と六角堂の基礎石修繕を一体として進めるため、皆様のお力をお借りしたいとの思いから立ち上げました。

伝統を守りながら、時代と共に歩む国上寺
住職の山田光哲でございます。29歳で住職を拝命し、今年で就任30年目を迎えます。
実は、1300年の歴史の中で国上山で生まれた住職は、私が初めてでございます。
この山に生まれ、この寺に育てられた者として、国上寺を復興させ再興させることが、私に課せられた使命であると考えております。
「見せてなんぼ、みられてなんぼ」
人と同じことをしていては、前に進めない――。
日々そう考えながら、悪戦苦闘を続けてまいりました。
当寺では、時代に合わせたさまざまな取り組みを行っております。
本堂の板戸に現代アーティストによる「イケメン官能絵巻」を奉納していただき、伝統的な寺院空間に新しい表現を取り入れました。
また女性専用のファスティング(断食)体験プランもご用意し、お寺という場所で心身を整える機会をご提供しております。

また、毎年2月の節分祈祷会に向けて行われる「八千枚護摩修行」や、真冬の井戸水に身を沈めて読経を行う水行は、当寺が守り続ける修行のひとつでございます。火渡りの行も執り行っており、地元の新聞社にも取り上げていただくなど、多くの参拝者の方にお越しいただいております。


檀家制度に依らない、新しいお寺との関わり方
当寺はもともと、お殿様の祈願寺という性格上、一般の檀家を持たない寺院でございます。
昨今、寺院離れが叫ばれておりますが、私はどんな形であってもまずはお寺に触れていただきたいと願っております。
SNS映えする御朱印の制作やオンラインでのご祈祷配信など、距離や世代を問わず国上寺とつながっていただける仕組みづくりにも力を注いでおります。

リターンについて
今回のプロジェクトでは、国上寺を応援してくださる皆様に、さまざまなかたちでお寺とつながっていただけるリターンをご用意いたしました。
応援
お気持ちに合わせてお選びいただける、3つのコースをご用意しております。
【オンライン芳名板】お名前掲載(3,000円)
国上寺公式HPの特設ページにて、次回御開帳までお名前を掲載させていただきます。 遠方にお住まいの方にも、国上寺を支えてくださる一員としてお名前を刻んでいただけます。
【本堂内芳名板・通常枠】お名前掲載(5,000円)
国上寺本堂内の扉上スペースに、通常枠としてお名前を掲載させていただきます。
【本堂内芳名板・黒縁枠】お名前掲載(10,000円)
国上寺本堂内の扉上スペースに、黒縁の特別枠としてお名前を掲載させていただきます。
国上寺オリジナルグッズ
【クラファン限定】散華(3,000円)
国上寺敷地内の杉の木を使ったオリジナル散華です。
【クラファン限定】オリジナルグッズ3点セット
当寺でしか手に入らない散華・限定御朱印・御朱印帳の3点セットをお届けいたします。国上寺の歴史と祈りを身近に感じていただける品々でございます。
【クラファン限定】オリジナルグッズ 4点セット
住職が自信を持っておすすめする、散華・限定御朱印・御朱印帳・念珠の4点セットです。
特別体験リターン
国上寺でしか味わえない、心身を整える特別な体験をご用意いたしました。
【1日修行体験(日帰り)】(10,000円)
坐禅・写経・作務・精進ランチを含む、10時〜15時の1日修行プログラムです。
日常の喧騒から離れ、自分自身と向き合う特別な時間をお過ごしください。
【最大4名】夢窓国師作の庭園を望む秀石庵 出張座敷懐石 (500,000円)
夢窓国師が手がけた庭園を眺めながら、秀石庵にて特別な座敷懐石をお楽しみいただけます。最大4名様まで同席可能です。

個人・企業応援(芳名板奉納・ご祈祷付き)
国上寺の歴史を共に守り継いでくださる方へ、本堂内への芳名板奉納をご用意いたしました。すべてのコースにご祈祷が付いております。
【本堂外】お名前付き提灯設置(100,000円)
毎年7月初旬〜8月末の期間、本堂外の欄干下にお名前入り提灯を設置させていただきます。
【本堂内】お名前付き吊り灯籠設置(200,000円)
高さ30cmの釣灯籠にお名前を掲載し、本堂内に設置させていただきます。
【参道】お名前+祈祷付き献燈設置(1,000,000円・限定1基)
高さ150cmの灯篭にお名前とご希望の祈祷内容を掲載し、参道に設置させていただきます。 1300年の歴史を持つ国上寺の参道に、ご支援の証が永く残る最上級のリターンです。
【特別】上杉謙信公御寄進の香炉(複製)(1,000,000円・限定1点)
上杉謙信公より御寄進いただいた由緒ある香炉の複製をお届けいたします。

国上寺の未来
今回のクラウドファンディングで集まったご支援は、六角堂の基礎石修繕を中心に、御開帳に伴う夜間警備費用や開帳法要代金に充てさせていただきます。
六角堂の基礎石修繕
本プロジェクトの中心となるのが、六角堂の基礎石(土台を囲う石)の修繕でございます。
経年による劣化が進んでおり、この歴史ある建造物を守り続けるために、今このタイミングでの修繕が欠かせません。
修繕した基礎石には、ご支援者様のお名前を刻ませていただきます。
皆様のお名前が、国上寺の歴史の一部として未来へ受け継がれてまいります。遅くとも2026年秋までの完了を目指しております。

五合庵の屋根改修、そしてその先へ
国上寺が見据える未来は、今回の御開帳だけではございません。
良寛さまが住まわれた五合庵の屋根改修は、次なる大きな課題でございます。
歴史的建造物を次世代へ確実に残していくために、一つひとつ着実に整備を進めてまいりたいと考えております。

そして住職である私が生涯をかけて成し遂げたいと語るのが、本堂の建て替えでございます。
同じ建物を同じ材料で再建するには約30億円が必要とも試算されておりますが、国上山に生まれた住職として、この使命を全うしたいという強い覚悟がございます。
1300年の歴史を、未来へつなぐ力に

かつてバブル期には年間30万人もの参拝者が訪れた国上寺。
大型バス専用の駐車場が6台分設けられるほどの賑わいでございました。
時代の移り変わりとともにその賑わいは落ち着きましたが、国上寺の持つ歴史的価値と、この場所が人々にもたらす安らぎは、少しも色褪せておりません。
今回の御開帳を、国上寺が再び多くの方々とつながるきっかけにしたいと考えております。
どのような形であっても、国上寺とご縁を結んでいただければ、これほど嬉しいことはございません。
皆様からの温かいご支援が、18年ぶりの御開帳を実現し、1300年の歴史を未来へつなぐ大きな力となります。
何卒、お力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
国上寺 住職
山田光哲

今後のスケジュール
2026年4月上旬:クラウドファンディング公開
2026年5月11日:クラウドファンディング終了
資金の使い道
・六角堂の基礎石修繕
・夜間警備費用
・開帳法要代金




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