HAJIKAMI移転プロジェクト ― 飲食店の力で、街に人の流れを ―

半田市の歴史的建築「小栗風葉生誕の地・旧美濃半薬局」を活用し、多国籍料理店HAJIKAMIを移転します。建物を残すだけではなく、人が集い、食事をし、会話が生まれる“生きた場所”として未来へつないでいきたい。飲食店の力で、街に新しい人の流れと灯りを生み出す挑戦です。

現在の支援総額

668,500

22%

目標金額は3,000,000円

支援者数

39

24時間以内に39人からの支援がありました

募集終了まで残り

40

HAJIKAMI移転プロジェクト ― 飲食店の力で、街に人の流れを ―

現在の支援総額

668,500

22%達成

あと 40

目標金額3,000,000

支援者数39

半田市の歴史的建築「小栗風葉生誕の地・旧美濃半薬局」を活用し、多国籍料理店HAJIKAMIを移転します。建物を残すだけではなく、人が集い、食事をし、会話が生まれる“生きた場所”として未来へつないでいきたい。飲食店の力で、街に新しい人の流れと灯りを生み出す挑戦です。


愛知県半田市で

多国籍料理店「HAJIKAMI(ハジカミ)」

を夫婦で営んでおります、北川と申します。



このたびHAJIKAMIは

半田市岩滑にある現店舗の営業を6月末で終了し

同じく半田市内、JR半田駅近くにある「小栗風葉生誕の地・旧美濃半薬局」という場所へ移転することになりました。


明治時代から残るこの建物は、

長い年月の中で、この街の風景や人の暮らしを見守ってきた場所です。


その場所に、もう一度人が集い、

食事をし、会話をし、灯りがともる。



僕たちは、飲食店という形で

この建物と街に新しい日常をつくっていきたいと考えています。


今回の移転は、事業拡大のためではなく

物価高騰や営業環境の変化など、飲食店を取り巻く状況が大きく変わる中で

これから先も この街でお店を続けていくための覚悟の決断です。



自分たちの店の灯りを消さず、

そして眠っていたこの場所を、次の時代へつないでいく。


そんな思いで、このプロジェクトを進めています。


僕たちのこと、HAJIKAMIのこと、

そしてこの移転に込めた思いを、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

よろしくお願いします。




たち夫婦は、昔から旅や海外の文化が好きでした。



店主は旅が好きすぎて

独身時代に一人で、そして新婚旅行で二人で

バックパックを背負って二度の世界一周旅を経験しました。


[新婚旅行の世界一周]


現地の市場や屋台、食堂を巡りながら、

その土地の空気や、人々の暮らしに触れてきました。


豪華なレストランよりも、

街角の小さな食堂や

街の人が集うローカル市場など

現地の人々の暮らしの延長線にある“食文化”に強く惹かれてきたように思います。


[タイ・チェンマイ/ローカル市場]



ハジカミを始めてからも、

海外研修でさまざまな国の料理やカルチャーに触れてきました。


この経験が

今の店づくりや料理の味や感覚に、深く深く影響しています。



そんな海外好きもあり

「海外のさまざまな国のお料理を食べられるお店」をコンセプトに

2020年4月1日、私たちは半田市岩滑の地に

『HAJIKAMI(ハジカミ)』をオープンしました。




『HAJIKAMI』


店名の由来ですが、

ハジカミという言葉は、古事記や古い文献にも出てくる日本の言葉。

今で言う「生姜」「山椒」など、いわゆるハーブや香辛料を指す古語と言われています。



スパイスやハーブを多く扱うということ

日常の中で旅するような非日常(スパイスのような刺激)を感じてもらいたい


そんな想いから『HAJIKAMI』と名前を付けました。




HAJIKAMIがどんなお店か知らない方も多いと思いますので

少しだけメニューを抜粋してご紹介させていただきます。


■ カオソーイ/ディナータイムメニュー

夜はクラフトビールなどお酒に合うものから、しっかり食事系のお料理をご用意。

アジアや中東、ヨーロッパ、南米料理など、世界各国のエッセンスを落としこんだメニューで、旅行気分を味わえます。


■ 旅するランチ/周年記念の世界一周プレート

世界のお料理を楽しんでもらいたい

食で旅している気分を味わってもらいたい

そんな気持ちから始まった『旅するランチ』


これまで、約80カ国のお料理を作ってきました。


現地で実際に食べてきたものや、習ったもの。

また、食べたことのないものも調べたり、できるだけ現地の材料を取り寄せたり、自分自身も新たな味と出会うのをお客様と一緒に楽しんでいたのが、この「旅するランチ」でした。



■ 世界のカレーランチ/3種盛り

レギュラーメニューの『バターチキン(インド)』と

2週間で替わる2種類のカレー


北インド、南インド、タイなど様々な国の、様々なスタイルのカレーを作ってきました。

カツカレーはなぜか年末だけのスペシャルとして恒例になっています。




クラフトビール/飲み比べ

クラフトビールは、自由な発想や多彩なスタイルで造られる個性豊かなビールです。

海外の伝統的なクラシックスタイルから、フルーティーなもの、香りを楽しむものまで、味わいはさまざま。

クラフトビールの美味しさに衝撃を受けて、オープン当初から常時4タップをご用意。

全国各地の取引があるブルワリー様から樽を直接仕入れています。




■ スペシャルティコーヒー/ラテアート

食事の締めや、デザートのお供として楽しんでいただくコーヒーにもこだわっています。

ハンドドリップ、エスプレッソともにスペシャルティコーヒーを使用し、一杯一杯丁寧に提供しています。


見て美味しい、飲んでも美味しい。

お客様に少しでも喜んでもらえたらと思い、ラテアートはたくさん練習してきました。

実はラテアートは料理よりも先に始めました。

カフェをやりたいと思ったきっかけでもあります。



広い窓から見える四季折々の景色と、古民家のどこか懐かしい空気感

この場所、この景色、この雰囲気に惚れ込み

「ここでやりたい!」と即決しました。




僕がお店をやる上でのスタンスは

お店に来ていただいたお客様には、全員必ず満足して帰ってもらいたい


常にその気持ちを忘れずに、いままでこの飲食という仕事に向き合ってきました。






20代前半、「自分で生み出したもの」や「自分自身の経験」で勝負する仕事がしたいと思い、飲食の世界に飛び込みました。


僕にとって飲食店とは、

自分が“かっこいい”と思うことや、“美味しい”と思うものを突き詰め、それを自己表現できる場所。



その自分の場所がお客様に喜んでもらえたら嬉しいし、その対価としてお金をいただき、生活していけたらなんて素晴らしい仕事なんだろう、そう思いました。



そして、自分たちが生活していくための営みが

結果として地域の役に立っている。

そんな形が、僕にとっての理想の仕事のあり方です。



2年前、僕たちはその理想に少し近づける機会をいただきました。


地域活性化の拠点として設立された「コココリン(半田市創造・連携・実践センター)」内に

姉妹店『pivot coffee stand(ピボットコーヒースタンド)』をオープンすることになったのです。



[ pivot coffee stand ]


pivotをオープンする前に

研修を兼ねてオーストラリアのメルボルンに行きました。


メルボルンは、コーヒー最先端の都市。

約2万店舗の個人経営のコーヒーショップがあり、コーヒーの質や文化、そしてバリスタの技術において世界でもトップクラスと言われている街です。


そこで見た風景は、とても素敵なものでした。




コーヒーを片手に街を歩き

バリスタや知り合いと談笑する人もいれば

公園でのんびりと過ごす人もいる。


コーヒーというものが人々の豊かな生活の一部となっているのを目の当たりにしました。

そして、地域のハブとして人と人、人と地域との繋がりを生み出す。


この風景を半田に作りたいと思い、コーヒースタンドという形のお店をオープンしました。





pivot coffee stand を運営していく中で

来店してくださるお客様はもちろん、商店街の方々や行政など、多くの地域の方々とのつながりが生まれました。


その中で人の流れが生まれ

会話が生まれ

自然と人や情報が集まる “ハブ” のような役割が少しずつできていきました。


僕たちがメルボルンで見た、地域の日常の中に自然と人が集まる風景。

そんな空気感に、少し近付けているのかもしれないと感じています。




「店を営む」

ということは、もちろん自分たちの生活のためでもあります。


しかし、HAJIKAMI と pivot coffee stand の2店舗を通して

それは単に商売をするということだけではなく、街にとっても想像以上に大きな意味を持つものなのだと感じるようになりました。


人をつなぎ、

街に灯りをともし、

そこに足を運ぶ理由をつくる。


飲食店には、人の流れを生み出す力がある。


僕は、飲食店が持つ力を強く信じています。




今回移転する場所は、

「小栗風葉生誕の地・旧美濃半薬局」



JR半田駅やミツカン本社、半田運河の近く、

下半田のお祭りで賑わう歴史と情緒のあるエリアにあります。


明治時代に建てられたこの建物は、

半田の歴史や記憶が積み重なった、象徴的な建物のひとつ。



小栗風葉さんは、明治から大正にかけて活躍した小説家で、

半田の文化を語る上でも欠かせない人物のひとりです。


美濃半薬局は明治17年建造。

長い年月、地域に親しまれながら

人々の日常を支えてきた場所でもあったそうです。



そんな歴史ある場所ですが、

ここ数年はシャッターが開くことはなく、街の風景の一部となっていたそう。



そんな歴史ある建物の一階、薬局だった場所を

飲食店仕様にゼロから改装し

HAJIKAMIをここに移します。




半田市は醸造文化の街。

歴史的建築が数多く残る情緒ある街です。


ですが、古い建物は維持していくことが非常に大変で

多くの建物が失われ続けている現実があります。


そんな半田市の歴史的な建築を残し、活かし、まちを盛り上げようとしている人達のひとりが

今回この「小栗風葉生誕の地・旧美濃半薬局」を取得された

株式会社ランドブレイン様です。



今回の移転のきっかけは

株式会社ランドブレイン様からお声がけをいただいたことでした。



「小栗風葉生誕の地・旧美濃半薬局という

半田の歴史を今に伝えるこの建物を、保存し、新しい形で活用していきたい。

その中の、飲食店として入ってもらえないか。」



そんなお話をいただき、

この場所と“移転”に向き合う機会を得ました。




話し合いを重ね

この場所や歴史を知り

想いを共有し

その想いと彼らの行動に心を動かされ

自分たちの現実的な課題と向き合った結果


簡単ではありませんでしたが

移転という決断をし

この新たな場所で生きていく覚悟を決めました。



業務拡大というわけではなく、

自分たちにとっても、お客様にとっても

より良い営みを長く続けていくための覚悟の移転です。




現在の店舗は、古民家ならではの広さや空気感があり

僕たち自身もその魅力に支えられてきました。


一方で、建物の老朽化による設備維持の負担や

広い空間を維持するための人員配置など

これから先、持続的に店を続けていく上での課題も感じるようになっていました。


以前は魅力と感じていた広さも

今の時代や、自分たちが本当に届けたい価値を考えた時、必ずしも最適とは言えなくなってきました。



移転後。

自分たちが思う『HAJIKAMIらしさ』は残しつつも

リブランディングし、さらに魅力のある店にしていきたいと考えています。


空間をよりコンパクトに再構築し

お客様との距離を近くしながら

料理、サービス、空気感、そのすべての質を

これまで以上に高めていきます。


ふらっと一人でも立ち寄れる立ち飲み席

家族や仲間とゆっくり過ごせる半個室など

それぞれの用途で、それぞれの距離感で楽しめる場所にしたいと思っています。




「世界の料理を、もっと自由に、もっと日常に。」


HAJIKAMIは、日常の中の非日常がテーマ。

日々の生活の中で、旅をしているような気分や、知らない文化に触れる楽しさを感じてもらいたい。

そんな思いで店を続けてきました。


新しい店舗では、これまで大切にしてきた 旅するような空気感 はそのままに

世界中の美味しい料理をもっと気軽に、もっと日常的に楽しんでもらえる場所を目指していきます。


自分たちが大好きな海外の屋台や

ローカル食堂のような自由で活気ある雰囲気や食事を大切にしながら

食を通して、少しだけ世界が広がる

そんな場所になれたら嬉しいです。




以前、ご好評いただいていた「旅するランチ」は物価高騰や営業環境の変化もあり、続けられなくなってしまっておりました。


再開を望む声をとてもとても多くいただいていたのですが

その期待に答えられず、悔しい思いをしていました。



ですが、新しい場所では、

そのエッセンスをもう一度大切にしながら

料理を通して知らない文化や味に出会える体験を

改めて届けていきたいと思っています。



昼にも夜にも自然と人が集まり

食事や人との触れ合いや、非日常感を楽しむことで

少しだけ日常が豊かになる。


そんな店を目指していきます。




僕たちは、この場所を「一度来て終わりの場所」ではなく、

自然と人が集まる場所にしていきたいと考えています。


JR半田駅周辺は、これから高架化や再整備によって、街の景色や人の流れが大きく変わっていきます。


その中で僕たちは、

飲食店という力で新しい人の流れを生み出していきたいと思っています。



HAJIKAMIには食事やお酒、非日常を楽しみに。

pivot coffee standにはコーヒーや日常の時間を過ごしに。


駅から駅へ、人が歩き、滞在し、回遊する。

HAJIKAMIとpivot coffee standの両店舗で連携しながら、街に人の流れを作るきっかけのひとつになれたらと考えています。


この地で長く営業を続け、

人が集まり、会話が生まれ、

また来たいと思える場所、あの店がここにあるという安心感を積み重ね


「あの店ができてから
   街の雰囲気がちょっと変わったよね」


10年後の街の空気が少しでも変わり、

そう言ってもらえるような店でありたいと思っています。




建物そのものは、株式会社ランドブレイン様が取得・保存をされています。


実際に改修をしようとした時

明治時代に建てられた歴史ある建物をこれから先も長く使い続けていくためには

耐震工事など基礎的な部分から手をつけなければならず

想像以上に多くの費用が必要になることがわかりました。



そして更に
飲食店として営業できる状態に整えていくためには、さらに多くの整備が必要になります。


具体的には

・給排水・空調などの設備工事

・動力を含む電気設備工事

・厨房設備の新規導入・移設

・防火・換気設備の整備

・内装・什器工事

・歴史的建築を活かすための設計・施工

・安全面を考慮した各種補強工事 etc.


一般的なテナントとは違い、ゼロから飲食店仕様へと整備していく必要があります。


古い建物だからこそ活かせる魅力がある一方で

営業をするためには、見えない部分にも多くの費用と整備が必要になります。




自己資金に加え、金融機関や民間からの借入も行い、準備を進めています。


その上で今回いただいたご支援は、建物の改修費用や設備投資に大切に使わせていただきます。

歴史ある建物の雰囲気や魅力をできる限り残しながら、安心して人が集まり、これから先も長く営業を続けられる場所へ整えていきたいと考えています。


目標金額は300万円とさせていただきます。



規模を広げるためではなく、

無理をせず、長く、誠実に店を続けていくために必要な準備費用・設備投資として考えています。


どうかこの挑戦を応援していただけたら嬉しいです。


ここまで長い文章を読んでくださりありがとうございます。

応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。




5月中    改修工事着工

6月30日     現店舗営業終了

       クラウドファンディング終了

7月中     改修工事終了予定

         リターン発送開始

8月中     新店舗 オープン予定


※オープン時期、リターン配送時期は状況により若干ずれることが予想されます。 あらかじめご了承ください。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

ヘルプページを見る

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