【20年目のてくり】盛岡の暮らし・記憶・言葉を後世へ残す聞き書き本プロジェクト

盛岡の“ふだん”を聞き書きで一冊に。街の記憶を、みんなで、未来へ手渡すプロジェクト

現在の支援総額

160,000

20%

目標金額は800,000円

支援者数

17

24時間以内に17人からの支援がありました

募集終了まで残り

39

【20年目のてくり】盛岡の暮らし・記憶・言葉を後世へ残す聞き書き本プロジェクト

現在の支援総額

160,000

20%達成

あと 39

目標金額800,000

支援者数17

盛岡の“ふだん”を聞き書きで一冊に。街の記憶を、みんなで、未来へ手渡すプロジェクト

ごあいさつ

はじめまして、『LLP まちの編集室』と申します。私たちは岩手県盛岡市で、地域の日常を記録し続ける地域誌【てくり】を発行している有志の編集チームです。フリーランスのライターとデザイナーが集まり、この街で暮らす人々の【ふだん】の姿を20年にわたって見つめてきました。

過去のバックナンバー。たくさんの方々のお話を伺ってきました。


このプロジェクトを始めた理由

2025年、私たちの【てくり】が20周年を迎えました。この節目に、どうしても形にしたいものがありました。それは、昭和から令和へと続く盛岡の人々の暮らしの記録です。「てくり」本誌でも、毎回取材させていただいておりますが、それはどうしても私たち編集者の「眼」を通したものになります。一方、「聞き書き」は、その方の「生の言葉」を残すことができます。過去に熊谷印刷出版部から発行された『もりおか物語』という素晴らしい書籍がありますが、私たちはその精神を継承し、人々の個人的な思い出も含めてこの街の記憶を次世代に繋ぐ本を、いつもとは違うスタイルでつくりたいと思いました。

そして、クラファンに挑戦するのは初めてになりますが、この本に関しては「みんなで協力して作る」ということが大事だと考えています。ですので、いつものメンバーに加えて、まちの編集室スタッフの友人知人たち(世代も出身地もバラバラなのが良い効果を及ぼしていると思います!文中最後にご紹介しています!)にも手伝っていただきました。盛岡にゆかりのある方のみならず、「生活史」を書籍で残すことに意義を見出してくださる全国のみなさまにも手に取っていただければ嬉しいです。

GOOD DESIGN MARUNOUCHIでの展示(2023)。これまでの活動をご覧いただきました

実現したいこと

今回のプロジェクトでは、盛岡市の様々な地域で暮らす人々への【聞き書き】を通して、一冊の書籍を制作したいと考えています。編集部スタッフだけでなく、30代から40代の取材者約10名が参加し、【肴町かいわい】【仙北町かいわい】など、それぞれの街で数人ずつ、全部で約30名の方々の聞き書きを行っています。

街は日々変化し続けています。建物が変わり、お店が変わり、人の流れも変わっていきます。でも、そこで暮らしてきた人々の記憶や想いは、意識的に残そうとしなければ、あっという間に失われてしまいます。

まだ途中ではありますが、一例として印象に残っているのはデパートにまつわるエピソードです。肴町時代の「川徳」デパート、菜園に移転してからの「パルクアベニューカワトク」、そして昨年閉店した緑が丘の「アネックスカワトク」。さらには「ダイエー」「ミドリヤ」「イイヅカ」など、核店舗とその周辺の、時代ごとに変わる街の賑わいが、それぞれの場所の住人の語りでつながっていく様子がとても面白く、心を打たれています。普段の雑誌づくりではある程度「こういう内容にしよう」という計算を行なってひとつの物語を作る感じですが、今回はまったく無作為で(多少、読みやすくするための調整は行なってはいますが)まさに「点」が時代や場所を超えて「線」で繋がっていく感じを俯瞰できるのが醍醐味となっています。もちろん他にも「さんさ踊り」「ドミニカン修道院」「馬検場」「芸妓」などなど、盛岡の懐かしいあれこれや、今につながるエピソードが登場します。

過去の「てくり」取材のようす。このように丁寧に聞き取りを行なっていきます。

「本」にすることの意義

今回の本をつくりにあたり、いつも以上に図書館のお世話になっています。過去を正確に伝えるためには、webの情報ではなく、文献としてかたちになっていることがとても大切なのです。

完成した書籍は、盛岡で生まれ育った人にとっては懐かしい記憶を呼び起こすものとなり、この街を知らない人にとっては盛岡の魅力と暮らしの豊かさを伝える一冊になると信じています。何より、これから盛岡で育つ子どもたちに、この街の歴史と文化の連続性を伝える貴重な資料となることを願っています。


私たちについて

【まちの編集室】は有限責任事業組合として、3人のメンバーで運営しています。本誌に広告は掲載せず、前号の売上を次号の制作費にあてるミニマムな自立サイクルを20年間続け、自費出版で持続的に活動を続けてきました。編集という手法を通じて地域資源を複合させ、新たな価値を創出することを大切にしています。年2回の無理のない発行周期で、ホソボソながら自分たちの好きな、興味のあるもの・ひと・ことに寄り添うことは、何よりの楽しみです!

左からスタッフの赤坂環、水野ひろ子、木村敦子


リターンについて

今回のプロジェクトでは、完成した書籍をお届けするリターンを中心に、支援者の皆様のお名前を書籍に掲載させていただくことも予定しています。この本が完成した時、支援してくださった皆様と一緒にこの記録を世に送り出せることを、今からとても楽しみにしています。


スケジュール

現在、取材作業は順調に進んでおり、8割方の取材は終了しました。5月初旬までの期間で80万円を目標に資金を募らせていただく予定です。書籍の制作には印刷費、編集費、デザイン費などが必要で、もちろん我々の手持ち資金も使う予定ですが、みなさまのお名前を掲載させていただくということでご支援の気持ちを載せた「予約販売」という形になります。


最後に

20年間、この街の【ふだん】を見つめ続けてきた私たちだからこそ制作できる一冊になると確信しています。盛岡の人々の暮らしに宿る温かさや豊かさを、多くの方に知っていただきたい。そして、この街で積み重ねられてきた記憶を、未来へとつなげていきたい。

ぜひ、私たちと一緒にこの特別な一冊を作り上げていただけませんか。皆様のご支援を心よりお待ちしています。


[プロジェクトメンバー]

・まちの編集室/赤坂環、水野ひろ子、木村敦子

・佐藤春菜/1985年、北海道旭川市生まれ。都内の出版社に勤めたのち結婚を機に東北へ。ライターとして当地文化を取材・寄稿する。盛岡市鉈屋町に2021〜24年居。盛岡の街と、ホームスパンなど糸の仕事に夢中。

・江刺梢/1990年、青森県八戸市生まれ。文筆家、絵本研究家、ライターとして活動する傍ら友人らとエッセイ集『KUKU』を制作。盛岡在住歴はちょうど人生の半分。盛岡城跡公園の二ノ丸あたりから望む岩手山がいちばん好き。

・深田真弓/1986年、盛岡市生まれ。郷土史家、市民の歴史探究館所属。岩手ケーブルテレビジョンで放送中の歴史番組で、盛岡を旅するパペット人形「クナンセ」のコーナーを担当している。よかったら観てみてくなんせ。

・菅原茉莉/1983年、紫波町生まれ。聴く・書く・撮るフリーランスです。ラヂオもりおか月曜evening strollパーソナリティ。三度の飯よりおしゃべりが好き。

・土井梓/1983年、福島県福島市生まれ。進学を機に盛岡へ移住。「趣味はマラソン」と書くのが夢だが、繋大橋(28km地点)で挫折した盛岡シティマラソン2022が最高記録。フルマラソン完走に憧れている。

・高橋友恵/1981年、奥州市生まれ。「てくり」のおやつページ担当。小麦粉と卵とバターがあれば大体しあわせ。好きなことは、よく切れる包丁で果物の皮を剥くこと。いちばん剥き甲斐のある果物は文旦。

・影山桂子/1992年、盛岡生まれ。もりおか『紺』シェルジュとして活動中。高松の池を駆け回って育ち、現在は紺スタ実行委員として中津川かいわいをつぶさに歩く日々。好きなお菓子はもちもち焼き(かぼちゃ)

・熊谷彩子/1979年、愛酒の日に花巻市で生まれる。この世界の不可思議さに驚き続けていたいソーシャルワーカー。五感を喜ばせることを収集して生きています。わんこそば記録は156杯。

・田中健太朗/1986年、盛岡市生まれ。それからずっと盛岡市。季節でかわる中津川沿いの景色が好きです。紫波町図書館聞き書きストとして活動中。

・松浦奈々/1996年、青森県八戸市生まれ。盛岡歴12年。フリーランスのライター・カメラマン。街に暮らす人の日常を追うのが好き。岩手山が好きすぎて、見える場所に引っ越しました。好きな食べ物は盛岡冷麺。

・内田珠己/福岡県生まれ。都内での書店、出版社勤務を経て、Uターンの夫とともに31歳で盛岡に移り住む。ゆっくりじっくり岩手・東北をあじわい尽くしたいマイペース編集者。

・中島航/1993年、盛岡市生まれ。会社員の傍ら、郷土史家としてGHQ占領期の盛岡を研究。友人らとエッセイ集『KUKU』の制作にも関わる。ときどき我が家に顔を出すサビ猫と、少しずつ距離を縮めたい。



支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 印刷製本費、取材協力費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • (クラファンがよくわからないので、ちょっとキョロキョロしてるところですが。。。)まあ、普通に、どんな本になるのか、お伝えしてまいります。今回の本は、文字だけの書籍になります。これまで出した本の中で最厚(2cmくらい)、自立します。。。おそらく。。。もくじ●八幡町・生姜町かいわい大石仁雄さん/瀬川正人さん/コラム・盛岡芸妓と盛岡劇場/鷹羽利夫さん・小笠原一志さん●肴町かいわい小笠原喜美子さん/モノローグ・肴町商店街の思い出〜「御釜屋」第十代 小泉仁左衛門さん●上の橋かいわい八重樫和夫さん/中野俊明さん/山田公一さん●本町かいわい大澤成康さん/岩井沢昭一さん・岩井沢玲子さん/高屋一成さん/コラム・本町振興会「さけの赤ちゃん放流会」の話●内丸・桜山かいわい鈴木洋子さん/颯田 淳さん/コラム・戦後美術教育の夜明け〜それは内丸「岩手美術研究所」から始まった  ●大通かいわい阿部祐二さん/吉田禎子さん/三田林太郎さん/コラム・「文化」と映画館通り●駅前かいわい保科サヨさん・千葉美和子さん/コラム・盛岡駅周辺の記憶●材木町かいわい井上 務さん/雫石悦子さん●鉈屋町・神子田かいわい島村眞杉さん/大坊公二さん・髙橋学さん/モノローグ・「盛岡神子田朝市」が南大通にあった頃〜農業 中村セイ子さん●仙北町かいわい鈴木旭さん●上田かいわい髙橋克宏さん/飯坂真紀さん●山岸かいわい北田一彦さん●高松・緑ヶ丘かいわい田口友善さん/村上貢一さん●青山町かいわい松尾 洋さんそれぞれの界隈で、50〜80代の方々にお話を伺ったわけですが、人選にも悩みました。お店を営む方、主婦、公務員、サラリーマンなどなど、さまざまな視点が入ったおかげで、内容にも厚みがでました。ご期待くださいませ! もっと見る

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