はじめに
はじめまして、黒姫ガーデンの三代目・竹村拓馬です。
長野県信濃町、黒姫高原の麓で65年続く川魚養殖場「黒姫ガーデン」を営んでいます。
私は高校卒業後、陸上自衛隊に入隊し、その後は不動産会社でのサラリーマン生活を経て、関東で起業しビジネスの最前線にいました。
しかし、2024年、私は大きな決断をしました。
家業であるこの養殖場を継ぐために、故郷へUターンしたのです。
きっかけは、経営危機に直面していた家業を手伝った際の、お客様の言葉でした。
「昔よく家族で来たよ」
「ここがなくなると寂しい、続けてほしい」
その言葉を聞いた瞬間、効率や経済性だけを追い求めていた自分の価値観が揺さぶられました。
何年経っても誰かの心に残る「故郷」のような場所を、自分の代で終わらせてはいけない。
この豊かな自然と命の循環を守り、次世代へ繋ぐことこそが私の使命だと確信したのです。
黒姫ガーデンと信濃町 国立公園の恵みが育む命の循環
黒姫山の麓で65年続く黒姫ガーデンは、かつて宿や乗馬クラブも併設された地域の活気あふれる拠点でした。
現在は年々希少性が増している「岩魚」や「虹鱒」のほか、長野県のブランド魚である「信州サーモン」の養殖・加工と釣り堀に専念していますが、三代目として私が戻った今、祖父が築いた「遊びの場」を現代の形で復活させようとしています。
私たちの誇りは、町のシンボルの多くが「妙高戸隠連山国立公園」に指定されているという、稀有な環境が育む「伏流水」です。
黒姫ガーデンでは約1km地点にある「鬼の釜水源地」の年間平均11℃の低温良質な伏流水を使用しています。黒姫の山々が長い年月をかけて磨き上げた水は、名産のトウモロコシを格別に甘くし、私たちの魚を「泥臭さがない、透き通った味」に育ててくれます。創業以来一度も寄生虫を出していないこの水があるからこそ、釣ったばかりのニジマスを刺身で食べられる鮮度と安全が守られているのです。
ここで体験してほしいのは、単なるレジャーではなく「命の重み」です。
必死に逃げる魚との駆け引き、自ら串を打ち火で焼くプロセス。
命をいただき火を囲む時間は、大人には癒やしを、子供には大きな成功体験を与えてくれます。
四季折々の妙高山を望むこの場所を、地域の仲間と共に、信濃町の豊かさを体感できる「心の故郷」として次世代へ繋いでいきます。

このプロジェクトで実現したいこと
今回の核となるのは、森・水・火を五感で体験し、人と環境が共に育つ場づくりです。
その第一歩として、自分で釣り、自分で焼く。
命の循環を体感するBBQ場の整備をメインプロジェクトとして実施します。
ここを拠点に、皆様と以下の3つの体験を形にしていきます。
1. 【メインプロジェクト】BBQ場の整備、「命」をいただく実感を。
「釣る、捌く、串に刺す、焼く、食べる。」
このプロセスを黒姫の自然の中で味わえるエリアを新設・拡充します。
単なる食事ではなく、自らの手で命をいただく本質的な体験を提供します。
・炭火焼きスペースの拡充:鮮度抜群の命を、最高の状態でいただくための本格的な焼き場を整えます。
・火を囲む時間の創出:火を囲んで語り合い、大人も子供も「生きる力」を感じられる温もりのあるフィールドを目指します。
2. 【共に創る】エリアトラウト池、仲間と一緒に「理想の釣り場」を育てる。
BBQ場の次は、釣り好きな皆様と「最高の釣り場」を作り上げたいと考えています。
昨年末のオープン時、池作りへの参加を希望する声を多くいただきました。
完成品を提供するだけでなく、池のメンテナンスや環境整備を共に行う参加型の場所づくりを仕組み化します。
3. 【深く知る】水源地探検と遊歩道、黒姫の森に、新しい自分に出会う道を。
魚を育む水源地まで続く道を皆様と切り拓き、遊歩道を整備します。
私は今「自伐型林業」についての講習やコミュニティを通じて持続可能な環境整備について学んでいます。1人でも多くの方と林業をもっと身近に、豊かな自然を未来に残していきたいと考えています。
また、「森林メディカルトレーナー」養成講座を通して、森の健康効果も学んでいます。
命のエネルギーをいただいた後、自ら整えた道を歩き、静寂の中で自分を見つめ直す。
この地ならではの環境拠点を共に作ることが私の願いです。



黒姫ガーデンの隣でサウナも手掛ける株式会社ログラフ代表取締役 松田重信さん
プロジェクトを実施する背景
20代の葛藤と、たどり着いた「本当の幸せ」
自衛隊や不動産などビジネスの最前線で働いた20代。
当時は「お金があれば何でもできる」と信じましたが、いくら稼いでも心は満たされませんでした。
SNSで他人と比較し、体内時計は狂い、心からの幸福感はありませんでした。
「便利になったはずなのに、なぜずっと忙しいのか?」
そんな自問自答を繰り返す中で気づいたのは、人間は自然の一部であるということ。
現代社会で疲弊した人々が、人間本来のあり方を取り戻す場所が今こそ必要だと痛感しています。
「90歳の祖父」と「三代目」が揃った、今しかないタイミング
黒姫ガーデンはかつて経営危機に直面し、私自身「もう無理だ」と弱気になったこともあります。
しかし、Uターン後に家族で汗を流す中で、売上も士気も劇的に変わりました。
現在、90歳の創業者、二代目、そして三代目の私が揃っています。
祖父が築いた場所を、現代の人々を癒やす形で再生させる。
この三代の志が揃った今こそが、ラストチャンスです。
現状は少人数の家族経営で限界もありますが、このプロジェクトで出会う仲間と共に、一人では不可能な挑戦を形にしたいと願っています。
子どもたちに「帰りたくなる故郷」を贈りたい
私がここにこだわる一番の理由は、次の時代を担う子どもたちのためです。
命に触れ、火の温かさを知る原体験は、彼らが大人になって壁にぶつかった時の支えになるはずです。
かつての私が黒姫の自然に救われたように、次世代の「心のふるさと」を作ることが、この地への何よりの恩返しです。

これからのビジョン
魚屋から「環境・教育拠点」へ。100年先へ命を繋ぐ
私の最終的なビジョンは、黒姫ガーデンを単なる「魚を売る場所」から、「自然の循環を学び、心身を取り戻せる環境・教育の拠点」へと進化させることです。
そのために大切にしているのは、極力不自然なものを置かず、今ある森や水をそのまま生かすという価値観です。
新しい豪華な施設を建てるつもりはありません。
65年続く養殖技術と、国立公園の豊かな自然。
この「自然体」の姿こそが、現代の人々に最も必要な価値だと信じているからです。
私自身も、黒姫ガーデンという場所も、この大きな自然の一部としてあり続け、100年先までこの命の循環を繋いでいきたいと考えています。
5年後の夢:移住体験型宿の開業と「村作り」
このプロジェクトは、大きな夢への第一歩です。
5年後には祖父がかつて諦めた宿を「移住体験型宿」として復活させ、地場の食材や林業体験を通じて「とことん田舎」を味わい尽くす場を作ります。
不動産業の経験を活かした家探しや、自らの手でログハウスを建てるサポートまで行い、信頼する仲間たちと共に、自然を愛する人々が集うコミュニティ(村)を作ることが目標です。
地域と共に、笑顔が循環する未来へ
学校給食や地元の宿へ魚を卸し続けてきた歴史を大切にしながら、子どもたちの「食育」にも力を入れ、命の尊さを伝えていきます。
日帰りで訪れた人が癒やされ、子どもたちが「また帰りたい」と思える場所。
売上という数字以上に、訪れる人との間に「濃い人間関係」を築き、笑顔が循環する未来。
三代目として、私はこの場所を「自然と人が共に育つ、究極の故郷」にしていきます。

50年以上黒姫ガーデンで製造される「虹鱒の甘露煮」を提供している竹風堂の山家定食(小布施町)
スケジュールと資金の使い道
本プロジェクトは、2026年夏のBBQ場オープンを目指し、以下のスケジュールで進行します。
皆様からいただいたご支援金は、その建設費用および環境整備費として大切に活用させていただきます。
■ 実施スケジュール
2026年4月16日: クラウドファンディング開始
2026年5月下旬: BBQ広場の整備・改装着手
2026年5月31日: クラウドファンディング終了
2026年6月上旬:BBQ場建設開始、池づくり会議
2026年7月上旬:池づくり開始
2026年10月: BBQ場プレオープン予定!
■ 資金の使い道
ご支援いただいた資金は、主に「BBQ広場の建設」と「管理釣り場の再生」に充てさせていただきます。
黒姫の風景に溶け込むログ(丸太)を多用した本格的なBBQ場を建設するための材料費、そして池を再生させるための重機リース代や環境整備費が主な用途です。
その他、お届けする川魚の準備費用やCAMPFIREの手数料として大切に活用させていただきます。
皆様のご支援が、そのまま黒姫ガーデンの「新しい景色」の柱となり、池の底の一杯の泥をあげる力になります。
| 目標金額ロードマップ | |
|---|---|
| 300万円 |
【ベースキャンプの構築】
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| 400万円 |
【景観・回遊性の向上】
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| 500万円 |
【商品開発とインフラ整備】
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| 1000万円 |
【「黒姫岩魚」ブランド化】
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応援メッセージ
ウェルネスデザイナー/YouTuber
谷山敬太郎さん(力武信)
株式会社FOLLOW代表取締役/バスプロ JB TOP50
五十嵐誠さん
株式会社東京山側DMC 代表取締役
宮入正陽さん
最後に
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
このプロジェクトは、単なる黒姫ガーデンの施設整備ではありません。
信濃町の豊かな自然を次の世代に繋ぎ、ここで過ごす時間を通じて、子どもも大人も一緒に成長できる場を作ることです。
私一人にできることは限られていますが、地域の仲間、そして応援してくださる皆様がいれば、この場所は必ず実現できると確信しています。
「いつ来ても、あの景色が待っている」
そんな、厳しくも温かい【自然と人を、育てる故郷】を、私たちと一緒に作っていきませんか。
皆様の温かいご支援、お力添えを心よりお願い申し上げます。
黒姫ガーデン 三代目 竹村拓馬




