皆さん、こんにちは。
梅雨が空けて、夏真っ盛りですね。
如何お過ごしでしょうか。
4月の時点での出張のブログが前編で終わっておりましたので、
続きをしたためたいと思っております。
屋久島には、小生以外に、撮影監督、プロデューサー、ストーリーデザイナー、
そしてドローンチームなどで島全体を回りました。
お陰様で晴天に恵まれて、ロケ地の候補となる場所や応援者の方へのご挨拶回りを始めました。
その中でも、とても印象深かったのは「恵命我神散」という生薬を作られている会社さん。
この蓮のような食物の断面はこのようになっていて、
弱った胃を助けてくれる作用があります。
味は清涼感があり、苦みがあるのですが、それだけ力のある薬なんだと思います。
天然由来の体にとても優しい胃薬だそうで、毎日飲み続けても良いと聞き、
それ以来、愛飲させれもらっております。
次に本坊酒造さんに伺いました。
実は、大阪で講演会があった時に、
偶々トイレに貼ってあった新聞が屋久島のデザイナーさんのことでして、
その方が手がけたラベルがこの「水ノ森」という焼酎だそうで、
早速酒造さんに訪れてみました。
とても飲みやすく口の中に広がる芋の香りが大変優しく感じられました。
焼酎の概念が変わるようなデザインとネーミングに、
早速このデザイナーさんを訪ねることに致しました。
高田祐子さんは、屋久島の魅力に惹かれて、屋久島に移り住み、
様々な絵画を手がけられているステキなアーティストさんでした。
旦那様はアクセサリーのデザイナーさんで、彼の作品もぬくもりがあり、
独創性に富み、お似合いのご夫婦だなと感じました。
その後、乗っていた電気自動車が電気切れで、急遽立ち寄ったのが、
こちらのコテージの「てぃーだ」さん。
旦那様がコックさんで、ステキな奥様、お子様と一緒にこちらを経営されております。
熊本の震災がきっかけで、こちらにたどり着いたとのことで、
皆様、屋久島にたどり着くまでの物語に、様々な思いがあるんだなと感慨深く思いました。
お友達でペンションをやっておられる岩田恵子さんと再会したり、
道中偶々見つけた木工工場で仲良くなった兄妹さんや、
小生の過去短編作「えんがわ」で出演いただいた俳優さんが移住される予定の
制作中のご自宅やら、
様々な点と点がつながったとても貴重な出張でした。
屋久島の魅力をふんだんに感じ、この土地を舞台に映画を作ることの意欲が
さらに湧き上がった大切な時間でした。
こちらは、一緒に同行してくれたドローンチーム「Agrid」が撮影してくれた動画のキャプチャです。
同行してくれた仲間たちに心より感謝致します。