🐎 築400年の本堂を未来へ ― 山寺だからこそ守りたい祈りの場所
1400年もの間、変わらぬ祈りの灯を守り続けてきた石馬寺。その中心である築400年の本堂は、未来へ残すために“今”修繕に踏み出さなければならない段階にあります。
▲歴史を刻んできた、築400年の石馬寺本堂
石馬寺のはじまり ― 聖徳太子が名付けた古刹の物語
石馬寺は、聖徳太子が推古2年(594年)に開いた古刹です。 太子が繖山で霊異を感じ、山麓の松に馬を繋いで登り、下山すると、愛馬が石となって蓮池に沈んでいた—— この出来事を受け、太子自ら「石馬寺」と名付けたと伝わります。
その後、戦乱による廃寺の時代を経て、慶長8年(1603年)、徳川家康の命により伊達家が復興。 現在の本堂はその際に再建されたもので、築400年の歴史を刻む貴重な木造建築です。
石馬寺が育んできたもの ― 1400年続く“祈りと文化”の宝庫
▲聖徳太子22歳馬上像 聖徳太子自作と伝わり、馬に乗った古い太子像は大変貴重
石馬寺には、太子ゆかりの寺宝が今も残っています。
・聖徳太子直筆と伝わる「石馬寺」扁額
・馬を繋いだ「駒繋ぎの松」
・馬が石と化した「石馬」
・聖徳太子22歳馬上像 (太子自作と伝わる)
・聖徳太子3歳合掌像(太子自作と伝わる)
さらに、丈六の阿弥陀如来像をはじめ、平安・鎌倉期の重要文化財11体が今も息づく、歴史と精神文化の宝庫です。
石馬寺は、単なる一寺院ではなく、日本の精神史を今に伝える“生きた博物館”として、地域の心を支え続けています。
おだやかな表情で見守り続ける丈六 阿弥陀如来坐像(恵心僧都作 平安時代 国指定重要文化財)
“修験道の開祖”役行者大菩薩腰掛像(役小角作 鎌倉時代 国指定重要文化財)
本堂修繕が必要な理由 ― 築400年の建物が抱える現実
瓦がずれ、草が生える本堂の屋根。草を取るために上がると割れるため、手入れも困難になっている
築400年の本堂は、長い年月を経て瓦屋根の劣化が進み、雨漏りが発生しています。 応急処置は施していますが、根本的な修繕が必要な状態です。
上空からの様子はこちらからご確認いただけます。
このままでは、本堂に安置される本尊の十一面千手観音像(市指定文化財)をはじめとする寺宝の保全に支障が出る恐れがあります。
石馬寺の歴史と文化財を未来へ手渡すためにも、 本堂の修繕は避けて通れない課題となっています。
雨漏りしている屋根内外の様子
山寺での修繕という挑戦 ― 平地の1.5〜2倍の負担が生まれる理由
石馬寺は山の中腹にあり、参道は乱れ石積みの石段約330段。 自然石を積み上げた中世の風情を残す参道は、訪れる人を魅了する一方で、工事には大きな制約となります。
・大型車両は入れない
・資材運搬に大きな労力が必要
・作業動線が限られ、工期・人件費が増える
こうした理由のため、修繕費は平地よりも大幅にかかり、総額は数千万〜約1億円が見込まれています。
山寺であることの美しさと厳しさ—— その両方が、この修繕の難しさを形づくっています。
なぜ今、皆さまのお力が必要なのか ― 午年という節目に込めた決意
令和5年、聖徳太子1400御遠忌の際に約70年ぶりにご開帳を行いました
檀家の皆さまと長年積み立ててきましたが、 山寺の修繕費は想像以上に大きく、寺と檀家だけではまかなえません。
今年2026年は、12年に一度の午年特別御開帳という大切な節目の年でもあります。
この機会に、 「本堂を未来へつなぐ決意」を形にするため、 修繕への第一歩を踏み出したいと考えています。
2026年 午年特別ご開帳チラシ(表)※詳細は寺公式HP
ご支援の意味 ― 皆さまが未来の文化継承者となること
皆様のご支援は、単なる屋根修繕ではありません。
・聖徳太子の“和”の精神を未来へつなぐこと
・地域の祈りの場を守ること
・文化財を次世代へ継承すること
・午年という節目を共に迎える仲間になること
石馬寺の修繕は、皆様とともに行う文化継承の共同事業です。
白州正子が随筆「かくれ里」で称賛した石馬の石庭
リターンのご案内 ― 石馬寺ならではの“心が整う体験”と特別な品を
石馬寺では、皆様からのご支援への感謝を、文化財を未来へつなぐ「証」と、山寺でしか味わえない静かな体験 としてお返しいたします。
ご支援額に応じて、以下のリターンをご用意しております。
・特製色紙(瑞芳様揮毫)
“馬の寺”にゆかりの、馬にまつわる言葉をしたためた特別な一枚。・本堂奉納木札
築400年の本堂に、「未来へ残る証」として支援者のお名前を筆で記した木札を奉納します。・選べる体験(座禅/ヨガ/ペット供養/住職プレミアムトーク)
山寺の静けさに包まれながら、心が整うひとときを。・銘菓『石馬寺』&煎茶
京都太秦の老舗「田いや本舗」が石馬寺のために仕立てた特製銘菓と香り高い煎茶。・永年拝観フリーパス
四季の移ろいをいつでも味わえる、特別なご縁。
石馬寺でしか味わえない“心が静かに整う時間”と“未来へ残る確かなご縁”をお届けいたします。
※詳細はリターンページをご覧ください。
最後に ― 石馬寺の次の1400年を共につくるために
千年以上もの間、この地を見守り続ける十一面観音立像(行基作 平安時代 国指定重要文化財)
石馬寺は、戦乱、災害、時代の変化など、数々の困難を乗り越えてきました。 しかし、築400年の本堂修繕は、寺だけではどうしても乗り越えられません。
どうか力を貸してください。皆様の一歩が、石馬寺の“次の1400年”をつくります。



