【ウェルFar"M"】農業・健康・家族の10年後。全部、同じでした

農業就業者の平均年齢は69.2歳。10年以内に、日本の食料生産基盤は崩壊の危機にあります。私たちは、北海道で実証した「農家の身体を科学的に守る=食の未来を守る=社員の健康を創る」を、ひとつの循環で解決する新しい仕組みを全国に実装します。あなたの1口が、この循環の"最初の歯車"になります。

現在の支援総額

340,480

34%

目標金額は1,000,000円

支援者数

19

募集終了まで残り

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農業就業者の平均年齢は69.2歳。10年以内に、日本の食料生産基盤は崩壊の危機にあります。私たちは、北海道で実証した「農家の身体を科学的に守る=食の未来を守る=社員の健康を創る」を、ひとつの循環で解決する新しい仕組みを全国に実装します。あなたの1口が、この循環の"最初の歯車"になります。

北海道発の一次産業健康支援プロジェクト「ウェルFar“M”(ウェルファム)」から、握って振るだけで運動を日常に取り入れられるウェイトクッション「Ami fit(アミフィット)」が完成した。監修は、ダイエットトレーナー・メンタルコーチの小山圭介氏。中材には株式会社リファインバースグループの再生ナイロン素材「REAMIDE®(リアミド)」を採用。現在クラウドファンディングを実施中(2026年6月12日〜7月31日)。「運動をしなければ」と思いながら、ダンベルを前にどこか身構えてしまう──。多くの人が経験するこの“最初の一歩の重さ”こそ、Ami fit開発の出発点だった。監修を務めた小山圭介氏は、指導の現場で「道具のハードルの高さ」が運動の継続を妨げる大きな要因だと感じてきた。「“ダンベルを持って”と言われると身構える。けれど“このクッションを少し振ってみて”なら、やってみようと思える」。運動そのものよりも、運動に向かう気持ちのハードルをどう下げるか。そこに、クッションという答えがあった。実は小山氏自身、この五年ほど、市販のクッションや枕を使ったエクササイズを指導に取り入れてきた。ただ「もう少し重さがあれば、体への手応えが変わるのに」という思いがずっと残っていたという。その“あと少し”を形にしたのが、Ami fitだった。やわらかく、手に取りやすく、使わないときはインテリアとしてリビングに置いておける。だからこそ、ふと空いた一分に「持ち上げてみようか」という気持ちが生まれる。特別な道具ではなく、生活に溶け込む存在として運動のきっかけをつくる──Ami fitは、その発想から形になった。■ “手軽さ”を突き詰めた設計思想Ami fitの開発には、小山氏の明確な意図が込められている。適度な重さがあることで自重だけの運動よりも体にしっかりと手応えが返ること。道具を手にすること自体が、運動を前向きで楽しいものに変えること。そしてやわらかなクッションはダンベルのような威圧感がなく、“やってみよう”という気持ちを引き出しやすいこと。採用した重さは1.5kg。運動を始めたばかりの人にも手に取りやすく、それでいて体にきちんと働きかける、ちょうどよい重さに設定した。むしろ少し負荷がある方が、遠心力で自然と大きく伸びやかな動きになりやすく、初心者ほど効率よく体を動かせるという。■ 「しまい込まない」から続く、デュアルユース使わない時間はソファやデスクまわりのクッションとして。運動したいときはウェイトとして。ひとつで二役をこなすことで“わざわざ出す”手間がなくなり、常に身近にある状態が続く。握って持ち上げる、横に倒す、ツイストする、スクワットと合わせる──シンプルな動作でも、重さが加わることで体への働きかけが変わる。子どもには軽いクッションを渡し、大人はAmi fitで、家族一緒に体を動かすといった使い方も広がる。テレビを見ながらの夜のひととき、就寝前のひと伸ばしなど、暮らしのすき間にそっと寄り添う。■ 中材は、漁網から生まれた再生ナイロンAmi fitの中材には、株式会社リファインバースグループから供給を受ける再生ナイロン素材「REAMIDE®(リアミド)」を採用した。使用済みの漁網から生まれたこの素材は、CO₂削減にもつながり、海洋プラスチック問題への貢献という価値も併せ持つ。ヴィーガンでもある小山氏は、この点に強く共感するという。「健康とは、自分を大切にすること。その延長線上に、家族があり、町があり、地球がある。環境に向き合うことは、遠いようで実は自分の体を大切にすることに近い」。握って、振って、体を動かすその一回が、めぐりめぐって環境にもつながる。Ami fitは、そんな循環を体現するプロダクトを目指している。■ 農業から介護へ──「ウェルFar“M”」の思想を暮らしへ日本人はもともと、田畑でしゃがんで作業する“農耕民族”的な身体の使い方に親しんできた。その前後・上下の動きに、ひねりや伸ばしを補ってあげると体は整いやすい──と小山氏は語る。握って振り、ひねる。Ami fitの動作には、その身体観がそのまま息づいている。Ami fitが生まれた「ウェルFar“M”」は、農作業に伴う身体負荷をスマートフォン動画とAIで見える化し、腰痛や欠勤の低減を目指す農業健康支援プロジェクト。将来的には介護現場への展開も見据えており、Ami fitはその思想を“日常の運動”という形で届ける第一歩となる。運動が続かないのは、意志の弱さではなく、始めるまでのハードルの高さにある──Ami fitは、その一点に向き合って生まれたウェイトクッションだ。やわらかく親しみやすい佇まいと、体にきちんと働きかける1.5kgの重さ。そして漁網由来の再生素材が担う環境への視点。健康と環境という一見遠いふたつを、“握って振る”という日常の動作でそっとつなぐ。Ami fitは、農業から介護へと広がるウェルFar“M”の思想を暮らしの中で体現する存在として、これからも進化を続けていく。重さのバリエーションや使い方の提案も、利用者の声を聞きながら少しずつ広げていく予定だ。小さな一歩を、無理なく、長く。Ami fitは、その伴走者でありたい。クラウドファンディング実施中「Ami fit」は、ウェルFar“M”のクラウドファンディング(CAMPFIRE)で支援を受付中です。・期間:2026年6月12日(金)〜 7月31日(木)・リターン:ウェイトクッション「Ami fit」(下記ラインナップ)・プロジェクト:CAMPFIRE内「ウェルFar“M”」(プロジェクトページのリンクは配信時に記載)■ 製品ラインナップ プラン 内容 CF価格(送料込) P-14 Simple 1.0kg/お試し用・綿カバー 9,800円 P-18 Standard 1.5kg/定番・綿カバー 13,300円 P-22 MAX 1.5kg/合皮・高級カバー(ギフト用) 25,000円 ※クラウドファンディング特別価格です。別途詳しく知りたい方は、下記までお問い合わせください。■ 製品仕様● 重量:1.0kg〜1.5kg● 素材:カバー=綿 または 合皮/ウェイト=再生ナイロン(リサイクル由来素材)/本体=ウレタンシート● サイズ:約 W450 × H450 × D50 mm● 送料込み健康と環境の両立を目指すこの取り組みに、ぜひご注目・ご支援ください。詳細はクラウドファンディングページにて。【ウェルFar“M”(ウェルファム)について】スマートフォンで撮影した作業動画からAIが身体の動きと負荷を抽出し、現場の身体負荷を見える化する一次産業健康支援プロジェクト。データ解析と専門家による動作指導を組み合わせ、腰痛や欠勤の低減を目指す。農業で培った知見を介護現場へ循環させる展開も見据える。開発主体:合同会社ノースDXラボ(代表:平池学)/実証フィールド:有限会社NOAH(北海道南幌町)。【監修者について】小山圭介(こやま・けいすけ)。ダイエットトレーナー・メンタルコーチ。株式会社KEISUKE KOYAMA。運動が続かない要因を“心理的ハードル”と捉え、無理なく日常に運動を取り入れる指導を行う。【本件に関するお問い合わせ】合同会社Gallop/神上コーポレーション株式会社(担当:鈴木(崇))TEL:050-3575-5053  E-mail:hp-kohgami@xn--fhq296h.kanagawa.jp※※本リリース中の「REAMIDE®」は株式会社リファインバースグループの商標です。


まったく違う道具を手にしながら、同じ方向を向く二人の経営者がいる。片や、糸と針で「誇り」を形にするワッペンの作り手。片や、AIとデータで「身体の負担」を見える化する農業DXの旗手。“現場で働く人を支える”とはどういうことか――〈心〉と〈体〉、それぞれの現場から語り合った。― 登場人物 ― [体] AI × データで“体”を支える担い手 平池 学 ひらいけ まなぶ 合同会社ノースDXラボ 代表社員 「農業を媒体に、世の中すべての人へ健康と幸せを」を掲げる。製造業の機構設計・品質管理のノウハウを応用し、現場の身体負荷を見える化する。 画面(右上) [心] 刺繍・エンブレムで“心”を支える担い手 濱田 凌 はまだ りょう ワッペン製作メーカー〈ビートテック〉代表取締役  ユニフォームやワッペンに宿る一体感と誇りを「形」にする作り手。袖を通した瞬間に入る“心のスイッチ”をつくる。 画面(下部センター) ※本記事は神上コーポレーション株式会社 鈴木(崇)が執筆(画面左上)自社の仕事は、働く人にとって「どんな存在」でありたいか平池原点は「農業を媒体に、世の中すべての人へ健康と幸せを届ける」ことです。私たちが向き合っているのは、現場で身体に負担をかけながら働く人たちです。だからこそ、働く人が生涯現役で、痛みを我慢せずに続けられる――そんな現場をつくる“伴走者”でありたい。管理する側に立つのではなく、一緒に良くしていく存在でありたいと思っています。濱田平池さんが“伴走者”とおっしゃいましたが、近い感覚かもしれません。ユニフォームやワッペンは、単なる装飾ではないんです。刺繍やワッペンを身につけることで、ブランドや会社への一体感、そして誇りが生まれる。袖を通した瞬間にスイッチが入って、「自分はこのチームの一員だ」と実感できる――そういう“装置”でありたい。同時に、社外に向けたプロモーションのきっかけにもなります。内に向けては結束を、外に向けては会社の顔を。その両方を一枚で担えるのが、私たちの仕事だと思っています。一枚のワッペンがもたらす「目に見えない効果」平池逆に、私から濱田さんに伺いたいんです。同じマークを胸に付けるだけで、チームや個人に“目に見えない効果”が生まれる――それは、具体的にはどんな変化なんでしょう。印象に残っている場面はありますか。濱田いちばん大きいのは、帰属意識と士気、そして誇りです。同じマークを胸に付けるだけで、不思議とチームの空気が変わる。会社やブランドへの一体感が、目に見える形で立ち上がってくるんです。 「身体負荷の見える化」とは、具体的に何か濱田では、“体”の側も聞かせてください。平池さんの言う「身体負荷の見える化」とは、具体的には何をするんですか。農業の現場では、どんな変化が起きたんでしょう。平池特別な機材は要りません。普段の作業着のまま、スマートフォンで撮った映像から、全身51か所のキーポイントを3次元で解析します。そして、専門家でなくても直感的に分かる「負荷の地図」に変換する。どの動きで、体のどこに負担が集中しているのか――これまで“なんとなく”だったものが、目で見て分かるようになります。実証フィールドである有限会社NOAHの農場では、主観評価で腰の負担感や欠勤に改善の傾向が見られました。現場の「我慢」「無理」と、どう向き合うか平池収穫、運搬、中腰の姿勢。身体への負担が大きいのに、長く「気合い」で済まされてきた現場があります。私たちはそれをデータで見える化して、「我慢を当たり前にしない」ようにしたい。そして――心(誇り)と体(負荷)、この両輪がそろって初めて、本当の意味で『無理のない現場』になると思っています。どちらか一方では足りないんです。濱田“心”の側から言えば、私たちが向き合うのは「やらされ感」です。同じ作業でも、誇りがあるかないかで、士気も定着率もまるで変わる。“着せられている”のではなく、“まといたい”と思える一枚をつくる。それが、現場の無理を減らす私たちなりのやり方です。“心と体、両輪ではじめて“無理のない現場”になる。”5年後、10年後。北海道の「働く現場」はどう変わってほしいか平池農業で確立した知見を、介護や医療の現場へ広げていきたい。たとえば介護職員の腰痛予防や、ケアの質の向上に活かせるはずです。これはSDGsの目標3(健康と福祉)、8(働きがい)、11(まちづくり)にもつながります。北海道発で、働く人が体も心も健やかでいられる――そんな地域モデルをつくれたら、と思っています。濱田私は“かたち”を残す立場として、北海道のものづくりと、チームの文化を、次の世代へ受け継いでいきたい。形にして残せるのが、私たちの強みですから。二人の対話A. 相互理解 ― 「自分たちの現場にも活かせそう」平池濱田さんの話を聞いて思ったんです。ワッペンが士気を上げるのなら、健康データの見える化も、ただ数字を渡すのではなく『誇り』とセットで届けたい、と。「あなたの体を大事にしている」というメッセージそのものになる。濱田逆に、データで負荷が見えるのなら、作業着の設計やワッペンの付け方にも応用できそうだと感じました。動きやすさと誇りを、同じ一着で両立させられるかもしれない。B. ものづくり論 ― 「データづくり」と「ものづくり」の共通項濱田“ものづくり”と“データづくり”、一見正反対に見えますよね。でも結局は「使う人のことを考え抜く」こと。そして「細部に妥協しない」こと。糸一本の通し方で、仕上がりも、付ける人の気持ちも変わりますから。平池まったく同じです。実はノースDXラボは、製造業の機構設計・品質管理のノウハウから生まれた会社なんです。だから、データをつくるときも“使う人が直感的に分かるか”を最後まで詰める。道具は違っても、根っこは同じ「ものづくり」だと思います。“異業種に見えて、実は同じ“ものづくり”だった。”ウェルFar“M”のキツネのマスコットをワッペン化し、クラウドファンディングの返礼品や、プロジェクトチームのユニフォームに――という“即実装”のコラボアイデア。“心”と“体”、二つの現場が、一枚のワッペンで本当に出会う。 リターン Ami fit(ウェイトクッション)リターン ウェルFar"M”宇江風磨くん クイックワッペン働く人のウェルビーイングを、本気で考えたい経営者へ平池“気合い”で乗り切ってきたものを、一度、見える形にしてみてください。我慢を当たり前にしない現場は、つくれます。濱田働く人が「ここの一員でよかった」と思える――その入り口は、案外、身につける一枚から始まります有限会社ビートテックhttps://www.beat-tec.jp/【ウェルFar"M"】農業・健康・家族の10年後。全部、同じでした ワッペンが付随するリターン一覧


2026年6月15日、実証フィールドとしてご協力いただいている有限会社NOAH(北海道・南幌町)を訪問し、鍋山社長にショートインタビューを行いました。テーマは「令和8年に思うこと」。畑の近況から農業の未来まで、雑談まじりに伺った中に、ウェルFar"M"が向き合う課題への“答え合わせ”のような言葉がいくつもありましたので、ご紹介します。平池本日もNOAHの鍋山社長にショートインタビューでお話をうかがいます。よろしくお願いします。鍋山社長よろしくお願いします。平池今回は、以前ご紹介もさせていただいた流れもあって、去年に引き続き、「令和8年に思うこと」などを中心に伺えればと思っています。天候と作物の状況について平池先月はかなり暑かったですが、ここにきて急に寒くなりましたね。去年もこの時期は比較的気温が高かった印象がありますが、今年の夏、お米やトウモロコシの時期はまた暑くなりそうですか。鍋山社長暑くはなると思うけど、今の予報だと今週・来週はそこまで高くなくて、25度くらいで平年並みじゃないかな。今年は春先に少し暖かかったけど、その後は逆に寒かった。ただ、コンスタントに雨があるので、作物にとってはすごくいいですね。平池去年は雨が少なかったですよね。鍋山社長そう。だから今年は今のところいい感じ。ただ、本当は欲しい時期に、1週間に1回くらいはしっかり雨が欲しいんだよね。特にスイートコーンみたいな作物は、発育のタイミングごとに雨が降ってくれるのが一番いい。スイートコーンの生育と水やり平池先日、スイートコーンの播種作業を撮影させていただいた圃場は、もうだいぶ伸びてきていますよね。鍋山社長伸びてる、伸びてる。少しずつ青くなってきてるし、雨がない時は水もまいているからね。平池撒く水はかなりの量になりますよね。鍋山社長そうですね。2,000リッター、3,000リッター単位になることもあるかな。散水する機械で、ゆっくり進みながらまいていくんです。平池伺った際、播種の方は半分機械、半分手作業でしたね。鍋山社長そう。機械でまいた方が、その後が楽なんだよね。間引きもしやすい。手でまいたものは間引きが大変なんです。農作業の負担と機械化の難しさ平池この前、皆さんがかなり前かがみで作業されていたのを見て、本当に大変だと思いました。土をかぶせる作業も、肩から肘にかけてかなり負担がかかりそうでした。鍋山社長大変だよ。いい機械はあるんだろうけど、なかなか導入できない。そんなに儲かる仕事じゃないからね。機械を買っても、元を取るまでが長いんですよ。平池新品を買って回収するのは大変ですよね。鍋山社長そう。場合によってはペイできないかもしれない。だから新品を買ったことはあまりないし、中古でも十分使えるものを選ぶ。特に年に数日しか動かない機械なんかは、それで十分なんです。平池昨年伺ったとき、甜菜の収穫時だったかな、近くの機械も「それ中古だよ」とおっしゃっていましたね。鍋山社長そうそう。デモ機として貸し出されたあとに戻ってきたものを買うこともある。30時間くらいしか動いていなくても中古扱いになるからね。農業機械の価格とメーカー事情平池農作業に通うようになってから、いろいろな機械が見えるようになりました。稲の播種機なんかも興味深かったです。鍋山社長ああいう方式は昔とあまり変わらないよ。ただ、精度は良くなっている。高いのはやっぱりトラクターとか、自走するもの。それに後ろに付ける作業機も高い。平池アタッチメントも高いですよね。鍋山社長高い。もっと安く作れそうな気もするけど、みんな似たような値段になる。米価と農家経営平池米の価格については、一時期すごく話題になっていましたが、最近は少し落ち着いたようにも見えます。実際はどうなんでしょうか。鍋山社長最初にどれくらい取れているかをちゃんと把握していれば、ああはならなかったと思う。全体の量が減っていることすら、きちんと見えていなかったんじゃないかな。平池需要と供給の問題ですね。鍋山社長そう。物がないから値段が上がる。ただ、買い占めたりする人もいるから、余計にややこしくなる。平池出荷価格自体も上がっているんですか。鍋山社長上がってるよ。一昨年の2倍以上という話だから、かなり上がっている。平池それは適正価格に近いんでしょうか。鍋山社長いや、今年はちょっと高すぎる。一昨年くらいが適正だったと思う。でも、安すぎると米づくりを続けられない。機械の更新もできないからね。平池5キロあたりでいうと、どのくらいが望ましいですか。鍋山社長出荷で3,000円台くらいで売れてくれれば、うちとしての単価は取れる。でも今は2,000円台のものもあって、それはやっぱりおかしい。AIによる書き起こしと限界平池最近はこうして録音させていただいて、パソコンにつないで、AIにまとめてもらうことが多いんです。寝る前に走らせて、朝起きて確認する感じです。鍋山社長きれいに仕上がるものですか。平池かなりきれいに仕上がります。ただ、確認しないと怖いですね。「これ、どこから出てきた話だっけ」と思うこともありますし、違う話に化けていることもあります。鍋山社長でも農業みたいに特殊な言葉が多い分野だと、まだ弱いところがあると思う。現場の言葉や感覚は、やっぱり経験がないと分からないからね。平池そこは本当にそうですね。自分でも最後は確認しないといけません。AI・衛星・ロボットと農業の現場平池野菜や果物の分野でも、AIや認識技術の活用は進んでいる印象があります。鍋山社長ロボットにAIで認識させて、収穫時期を見て自動で取る、という話はある。補助も入るし、GPSや衛星も使える。平池でも、実際は難しいですか。鍋山社長難しいね。植え方も違うし、同じ時期に取っても色が違う。結局は最後、自分で見て、実を触って、水分を測って確認しないといけない。そこはなくせない。平池衛星だけで判断するのは無理ですか。鍋山社長収量調査なんかは、おそらく無理だね。昔、衛星だけでやろうとしたこともあったけど、結局うまくいかなかった。今は決算書や実績を出して、それで確定させるしかない。 規格外品とレストラン連携平池今、お付き合いのある方がレストランもやられていて、以前のヴィーガンレストラン同様、そちらとも連携できたらと思っています。トマト系で、形が悪い、色が悪い、でも味は問題ないというものを欲しいという話はよく聞きますね。鍋山社長そういう話はある。ただ、ミニトマトなんかは規格外を安定して集めるのが難しい。大玉トマトならある程度出るけど、ミニトマトはそうでもない。煮えてしまったとか、割れたとか、そういうものは出荷にならないし、集めようとしても集まらない。平池完熟で収穫している分、傷みやすさもありますよね。鍋山社長そう。でも味は全然違う。ちゃんと土につながったまま完熟したものは、やっぱり違うよ。トマト栽培の難しさ平池昔、自分でも庭でミニトマトや普通のトマトを作っていたんですが、ミニトマトも難しいなと思っていました。鍋山社長一番難しいのは丸トマトだよ。病気にもかかりやすいし。ミニトマトの方がまだ楽。虫はつくけど、致命的な被害になりにくいんだよね。平池来年はまたトマトを植えてみようかなと思っています。鍋山社長いっぱいできたら、ご近所にあげればいいんじゃない(笑)海外販路と物流の可能性平池レストラン連携の話から少し広がりますが、社長のところは以前、海外にも出していませんでしたか。鍋山社長うちが直接というより、送った先が海外に出していたんだよ。香港とか台湾とかね。平池なるほど、間に入る会社があったわけですね。鍋山社長そう。自分で輸出ライセンスまで取るのは大変だから、そういう会社を通すしかない。仕向け先は、香港、台湾、シンガポールだったかな。北海道の野菜はよく売れるらしいね。平池なるほど、「北海道」の名前がブランドになっているのは国内だけじゃないんですね。昨年同様、私たちも関東近辺のレストランとのコラボを進めているので、先日と同じく輸送費も含めて、また見積もりをお願いします。鍋山社長わかりました。今は翌日配送の仕組みもかなり良くなっているからね。朝収穫したものを、その日のうちに貨物に乗せて、午後には届けることもできる。しめくくり平池すみません、お時間をいただきながら、ずいぶん雑談も交えてしまいました。鍋山社長本当はもっとちゃんとした話もあったんじゃないかと思うけどね(笑)。平池今回はショートインタビューということで、なるべく雑談に近い形でお話を伺えればと思っていました。またクラウドファンディングのページなども、あらためてメールでURLをお送りします。野菜のことだけでなく、健康体操の件やグッズの件なども含めて、またご覧いただければと思います。鍋山社長拝見しますね。平池ありがとうございます。 


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