クラウドファンディングで「クマモルクン」を 世に問いたい理由
1. プロジェクトの出発点:生死を分ける「数秒」の防御姿勢のために
熊の出没は、山間部だけの問題ではなくなりつつあります。住宅地、畑、作業場、通学路、観光地など、日常のすぐそばで熊が目撃され、実際に被害も起きています。熊鈴などによる予防や、熊を見かけた際に速やかに離れることは、もちろん大切です。
それでも、どうしても接触を避けられない状況が起きる可能性はあります。
熊による被害では、顔・頭・首すじなどに、命にも関わる重大な外傷が生じる例も報告されています。
だからこそ、万一の場面で、自分の身を守る動きを補助する道具が必要ではないか。
その思いから生まれたのが、初動防御用シールド「クマモルクン」です。
クマモルクンは、熊を攻撃したり、撃退したりするための道具ではありません。
熊に襲われた際に推奨される防御姿勢を補助し、少しでも被害を軽くできるかを検証するための試作品です。

また、クマモルクンの形は、日本伝統の「すげ笠」から着想を得ています。普段は日よけや雨よけとして使い、万一の時には内側のグリップを握って、顔・頭・首すじを覆う盾として使う。日常の道具でありながら、緊急時には防御姿勢へ移行できることを目指しています。
※なお、クマモルクンは熊の攻撃を完全に防ぐ防具ではありません。あくまで、推奨されている防御姿勢を補助し、被害を軽減させる可能性を検証するものです。過信して熊に近づくような使い方は想定していません。
2.新聞紙の試作から、形状を説明しやすい試作品見本へ
クマモルクンは、最初から完成された形があったわけではありません。
この発想を思いついてすぐ手掛けた新聞紙による手作り試作をはじめ、3Dプリンターによる形状確認用の試作品、実用新案の登録、関係機関への相談など、これまでできる限りの準備を進めてきました。しかし、実用に近い試作品を作り、軽さ・強度・使いやすさを専門機関と検証するには、個人の力だけでは限界があります。
3.今回のクラウドファンディングは、製品販売ではなく、実用検証のためのプロジェクトです。
そのため、リターンとして完成品をお届けすることはできませんが、支援してくださった方へのお返しとして「心を込めたお礼のメッセージ」「検証結果の進捗報告レポート」「試作・検証のプロセスに参加できるオンライン報告会へのご招待」などをご用意させていただきます。
このプロジェクトは、実用に近い試作品を製作し、専門家や関係機関の助言を受けながら、初動防御用シールドとしての可能性と限界を検証するためのものです。
4.検証したいのは、主に次の点です。
今回のプロジェクトでは、クマモルクンが初動防御用シールドとして本当に意味を持つのか、次の点を中心に検証していきたいと考えています。
・顔・頭・首すじを守る構造として意味があるのか
・防御姿勢と組み合わせて使いやすい形か
・日常使用から緊急時の防御姿勢へ移行できるか
・軽さと強度をどこまで両立できるか
・農作業、屋外作業、散歩などの日常の中で使える可能性があるか
ご支援金は、実用検証用試作品の製作費、材料費、設計修正費、強度評価の準備、専門家への相談、活動報告や広報資料の作成、リターン対応、CAMPFIRE手数料などに使わせていただきます。
クマモルクンは、まだ完成品ではありません。
また、効果が証明された防護具でもありません。
だからこそ今回のプロジェクトでは、実用に近い試作品を製作し、実際に検証しながら、改良につなげていきたいと考えています。
「熊に襲われたとき、顔・頭・首すじを守るために、何かできることはないのか」
その問いを形にして、専門家の目で確かめたい。熊と人が避けがたい接触をしてしまった時に、少しでも命を守る選択肢を増やすために。
クマモルクンの実用試作検証に、どうかご協力をお願いいたします。





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