2026年8月、岡山県で「令和8年度全国中学校体育大会 第55回全国中学校ハンドボール大会」が開催されます。しかし、この大会は、「全国中学校体育大会として行われる最後の大会」となります。
2024年6月、「少子化」や「教員の負担増」などを背景に、中体連はハンドボールを含む9競技について、全国中学校体育大会から順次除外する方針を発表しました。
長年、多くの中学生にとって夢の舞台であり続けた「全中」。その廃止は、子どもたちはもちろん、中学生ハンドボールに関わる全ての人に衝撃と落胆を与えるものでした。同時に、岡山県開催が最後の全中となることも決まりました。
全国大会を目指して努力を重ねた選手、子どもたちを支えてきた指導者や保護者、そしてそれぞれの地域で競技を支えてきた関係者。多くの人の思いが積み重なってきた歴史ある全中。その締めくくりを、私たちは任されることになりました。
当初、岡山県では「全中開催を通して、岡山の子どもたちに夢を与え、より高みを目指してほしい」という思いで大会開催を引き受けました。しかし、この決定を受け、「歴史ある全中の最後を、どのような形で未来へつないでいくのか」という新たな使命を背負うことになったのです。
そこで私たちは、「最後の全中を、ハンドボールを愛する全国のみなさんと共につくる大会にしたい」「躍動する選手たちの姿を、未来へ残したい」そう考えました。

その実現のために、今回、全中ハンドボールとして最初で最後となる「全試合ライブ配信プロジェクト」に挑戦します。会場へ来ることができない全国の方々にも、中学生の本気のプレーを届けたい。そして、この大会の記憶を次の世代へつないでいきたい。そのためのクラウドファンディングです。
最後の全中を、みんなで作り上げましょう。皆さまの温かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
「全中」は、中学校部活動の日本一を目指す特別な舞台であり、近年は、クラブも参加し、中学生世代が目標とする舞台です。日本代表として世界で活躍する多くの選手たちも、この大会を目標に努力を重ねてきました。まさに、日本のハンドボール界の礎を築いてきた大会の一つと言っても過言ではありません。
しかし現在、中学校部活動を取り巻く環境は大きく変化しています。中体連は、「部活動設置率20%未満」という基準のもと、ハンドボールを含む9競技について全国大会終了を決定しました。ハンドボール部を設置している中学校の割合は、男子7%、女子6%。競技人口の減少や地域差など、多くの課題を抱える中で今回の決定に至りました。

ただ、私たちは、これを単なる“終わり”にはしたくありません。来年以降は、「全国クラブカップ」との統合によって、部活動とクラブチーム双方が参加する新たな全国大会へ移行する予定です。つまり、中学生ハンドボールの全国大会そのものが消えるわけではありません。
だからこそ、最後の「全中」という歴史ある舞台を、未来へつながる形で残したい。その思いから、「全試合ライブ配信」という挑戦を決意しました。
開催地協会として、この大会を中学生ハンドボールの未来へつないでいく機会にしたいと考えています。ライブ配信は、単に試合を届けるためだけのものではありません。
選手たちが仲間とともに積み重ねてきた努力、最後まで諦めずに戦う姿――そうした中学生年代ならではの輝きを、多くの人に届けることができる大切な取り組みです。その姿を見て、「自分もハンドボールをやってみたい」「いつかこの舞台に立ちたい」と感じる子どもたちが生まれることが、ハンドボールの未来につながっていくと信じています。
最後の全中が、次の世代へ受け継がれていくきっかけとなるよう、皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
岡山県ハンドボール協会 会長 尾﨑 茂

令和8年度、中体連が主催する全中ハンドボール大会は、岡山での開催を最後にその歴史に幕を閉じます。全中の舞台は、全国の中学生が汗と涙を流し、夢を追いかける最高の場所でした。
この最後の晴れ舞台で戦う子どもたちの勇姿を、全国の家族や仲間に届けたい。私たちは「全試合ライブ配信」の実現に向け、クラウドファンディングに挑戦します。
これまで紡いできた歴史の集大成として、未来へ希望を繋ぐ最後の大会を、どうか皆様の熱いご支援で一緒に作り上げてください。子どもたちの輝く一瞬を、全員で応援しましょう!
(公財)日本中学校体育連盟ハンドボール競技部長 細井 洋孝

デレフォーレ岡山の選手として、そして岡山県でハンドボールに携わる一人として、このプロジェクトを心から応援しています。全国中学校ハンドボール大会は、数多くの選手の夢や憧れが詰まった特別な大会です。その歴史ある大会が今年で最後を迎え、岡山県で開催されることに大きな意味を感じています。中学生にとって全国大会は、これまで積み重ねてきた努力の成果を発揮する夢の舞台です。
この大会が、全国から集まる選手たちにとってかけがえのない経験となり、ハンドボールの魅力や仲間と挑戦する素晴らしさを感じられる機会になることを願っています。そして、選手をはじめ、先生方、ご家族の皆さま、多くの方々の記憶に残る素晴らしい大会にしましょう!未来のハンドボール界を担う子どもたちのために、皆さまの温かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
デレフォーレ岡山キャプテン 角南果帆

今年度、岡山県で開催される全国中学校ハンドボール大会は、全国中学校大会として実施される最後の大会となります。これまで長きにわたり、多くの中学生がこの舞台を目標に努力を重ね、仲間と切磋琢磨しながら成長してきました。その歴史ある大会が一区切りを迎えることに、特別な思いを抱いている方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、全国中学校大会として最後の開催となる今大会が、多くの方々の記憶に残る素晴らしい大会になって欲しいと願っています。動画配信は、会場に足を運べない家族や仲間、指導者、卒業生、そして未来のハンドボール選手たちに、大会の感動を届ける大切な取り組みです。また、選手たちが全力でプレーする姿を記録し、未来へつないでいく貴重な財産にもなります。
なお、この大会が終了することは、ハンドボールに取り組む中学生たちの全国舞台がなくなることを意味するものではありません。来年度からは、この時期に合わせて、公益財団法人日本ハンドボール協会が主催する「U-15全国選手権大会」を新たに開催する予定です。私たちは、中学生年代の選手たちが目標を持ち、挑戦し、成長できる機会をこれからも大切に育んでいきたいと考えています。
この歴史的な大会をより多くの方々と共有し、未来へとつなげていくために、ぜひ本プロジェクトへのご支援、ご協力をお願いいたします。
全国のハンドボールファミリーとともに、この挑戦を心から応援しています。
(公財)日本ハンドボール協会 常務理事 藤本 元

【ライブ配信について】
今回のライブ配信は、ハンドボール配信で豊富な実績を持つ動画時代!様にご協力いただきます。岡山県ハンドボール協会とは、2020年12月開催の「第72回日本ハンドボール選手権大会(男子の部)」でも共に大会運営を行っており、信頼関係を築いてきました。
今回のプロジェクトでは、
・全試合ライブ配信
・アーカイブ保存
・準決勝以降の実況付き配信などを目指しています。
この配信は、単なる記録ではありません。アーカイブ映像を見た子どもたちがハンドボールに憧れ、「自分もあの舞台に立ちたい」と思う。そんな未来への種まきにもなると信じています。
【参考動画・春中ハンド 動画時代配信】
私たちは、このライブ配信を通して、「最後の全中」を“終わりの大会”ではなく、“未来へつながる大会”にしたいと考えています。
勝ったチームにも、負けたチームにも、その瞬間にしかないドラマがあります。必死につないだ1点、ベンチから響く声、仲間と流した涙、応援席からの拍手。中学生だからこそ生まれる、まっすぐな情熱があります。
その姿を未来に残し、次の時代の中学生ハンドボールへ、しっかりとバトンを渡したい。
今回のライブ配信は、ただ「見る」ためだけのものではありません。配信を視聴すること、クラウドファンディングに参加すること、SNSで発信すること。その一つひとつが、「最後の全中」を支える力になります。

会場に来られなくても、全国の皆さんがそれぞれの場所から大会を支え、見届けることができる。この大会を、「運営する側」と「見る側」に分けるのではなく、全国のハンドボールに関わる皆さんと共につくり上げる大会にしたいのです。
最後の全中を、みんなで。どうか皆さまのお力をお貸しください。
【目標金額&金額の根拠】
男女の全44試合を、ライブ配信する為の、最低の予算として、まず、150万円を目標にします。 今回の大会は、3日間で行われ、1・2日目は4面コート、3日目は2面コートで行われます。 よって、「延べ10面コート」での実施です。
動画時代のライブ配信の料金は、「コート数」で決まります。 定価では「1日1面1試合」の料金が35万円(税別)で、そのコートでの試合数が、タテに1試合増えるごとに、プラス5万円の料金が発生します。タテに5試合あったら、25万円のプラスとなり、合計60万円(税別)となります。これが、交通費や宿泊費も含んだ、全国一律の正規料金です。
これで「実況アナウンサー1名、カメラマン2名、配信技術者1名の合計4名」が現場に赴き、「実況・リプレイ・テロップ」がついた配信が実現します。 今回は、合計10面コートで全44試合なので、ざっと計算すると、定価では540万円(税別)となります。
ただ、実際には、集まった予算の規模に応じて、現場にはカメラマンだけが赴き、「実況・スイッチング・リプレイ・テロップ」などは東京のスタジオで一括で行う「オフチューブ配信」の方法も駆使して、少しでも多くの試合を配信する方法が用いられます。
今回は、「全試合のライブ配信」を優先順位の1位にしました。 このため、まずは、現実的に150万円の予算を設定し、「全試合、現場には、カメラマン1名だけが赴くオフチューブ配信とする」というスタイルで着地することを目標にします。
その上で、実際に集まった予算次第で、配信をよりリッチな形にしたいと考えています。 皆様のお力添えを宜しくお願い申し上げます。
※試合数は昨年大会を参照

【動画時代!石井琢也からのコメント】
ハンドボール界の皆様には、日ごろからご指導を頂き、厚く御礼を申し上げます。 私は、脱サラして独立後、最初の事業に失敗し、多額の負債を抱え、路頭に迷う中で、2019年11月に「スポーツのライブ配信」に舵を切って、生き残りを図りました。コロナの直前でした。 この時に温かく迎え入れて下さったのが、JHA日本ハンドボール協会様でした。何の実績も無い中で、いきなり、「おりひめジャパン」の国際試合や、男女の日本選手権をお任せ頂いたのです。 翌年度からは、「JHL日本ハンドボールリーグ(現在のリーグH)」や「高校選抜大会」など、ハンドボールの主要な大会の配信をお任せ頂く様になり、他の競技団体様からも、お声を掛けて頂けるようになりました。 また、弊社の正社員として、ハンドボール・レフェリーの古川英樹を迎え入れた他、現役を引退した複数のホンドボーラーの皆さんに、配信のお手伝いをして頂いています。 弊社にとっては、経営危機を救って下さった「母なるハンドボール」。 その歴史を支えてきた「全中」が最後の大会を迎えるとあって、私ども、商売人としての「損得」を抜きに取り組ませて頂く所存です。 皆様のお力添えを、どうぞ宜しく御願い申し上げます。
動画時代!/東京トレード株式会社 代表:石井琢也

スケジュール
2026年8月の大会開催に向け、2026年春頃から本格的な制作準備がスタートしています。機材テスト、スタッフトレーニング、会場との最終調整を経て、完璧な配信体制を整えてまいります。

最後に
ハンドボールという素晴らしいスポーツが、全国大会という舞台から一時的に離れることは確かに寂しいことです。しかし、この配信を通じて多くの人がハンドボールの魅力を再発見し、競技への愛情を深めていただければ、きっと明るい未来が待っているはずです。









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