
こんにちは、はじめまして。BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)です。
BIKAS(ビカス)とは、ネパール語で「発展」という意味を持ちます。私たちはネパール・ハルパン村で育つコーヒー豆の流通をつくり、現地の雇用支援・地域開発につなげることを目的に、2019年12月に誕生したコーヒー屋さんです。

2021年には東京・文京区に実店舗を構え、2024年からはキャンピングカーでの出張出店も始め、全国の皆さまに直接コーヒーを届ける機会を広げています。
実店舗では、バリスタやお花屋さん、クラフトコーラブランドなどが限定で店頭に立ち、それぞれの形で自分を表現する「一日店長イベント」を実施したり、キャンピングカーで全国をまわる中で出会った農家さんやクリエイターたちが一堂に集う「BIKAS GREEN マルシェ」を開催し、今やそのコミュニティを拡大しています。

私たちがキャンピングカーで出店を決めるマチにはいつも必ず、「コーヒーを届けたいヒト」がいます。
毎日コーヒーを飲みにきてくれる常連さんが生まれ育ったマチ
常連さんがゲストハウスを作るためにUターン移住したマチ
これまでコーヒー植樹に参加いただいた方が暮らすマチ
日本とネパールの垣根を超えて、関わるヒトとマチの発展を作ることを目指しています。

今回のプロジェクトは、
ネパールの生産地に支援者の好きな名前を記したコーヒーの苗木を植える
「BIKAS COFFEE VILLAGE」第6期の募集です。
2021年から5期連続で目標達成を実現し、これまでに累計567本の名前付きの木を植樹してきました。
2024年には、第1期で植えた木から初めての収穫を迎え、植樹オーナーの皆さまへコーヒーをお届けすることができました。
また、名前が付かない「みんなの木」は5年間で3103本に至りました。
みんなの木は、クラウドファンディングで「植樹プラン」以外のリターンのご購入や、実店舗や出張出店で「ドリンクチケット」を使ってコーヒーをお飲みいただくことで植樹されます。
▼ドリンクチケットについてはこちら
https://note.com/yukikan_bikas/n/n2c554b431404?sub_rt=share_sb
コーヒーの木が実をつけるまでには約3年かかります。
私たちはその3年を、植樹する方ご自身が「どのように過ごしたいか」「3年後、どんな自分でありたいか」を考え、歩みを進める時間として捉えています。
みなさまの想いは農家さんに届けられ、手をかけて育てられた木はやがて実を結び、3年後にコーヒーとなって皆さまのもとへ還っていきます。

アグロフォレストリー×コーヒーの未来
ネパールの国土の約8割は、山岳・丘陵地帯です。BIKAS COFFEEの産地のそれぞれの農村では、その土地の特徴を活かし、山の斜面に段々畑をつくりながら、さまざまな作物と一緒にコーヒーを育てています。
森のように、多様な植物が共に育つこの農法は「アグロフォレストリー(森を作る農法)」と呼ばれ、持続可能な農法として注目されています。
一方で、世界では気候変動の影響により、コーヒーの生産量が減少しつつあります。気温や降雨パターンの変化によって病害が発生しやすくなり、収穫量や品質の不安定さが各地で課題となっています。研究によっては、2050年には世界で最も多く消費されているアラビカ種のコーヒーの栽培可能地域が、現在の約半分にまで減少する可能性があるとも指摘されています。(出典:A bitter cup: climate change profile of global production of Arabica and Robusta coffee)
私たちが手軽に飲むことができているコーヒーが、2050年には今よりも希少な嗜好品になってしまう危機に瀕しています。

こうした時代において、ネパール農村のアグロフォレストリーは、「効率」や「短期的な成果」だけに頼らない、もう一つのコーヒーの未来を示しています。
自然と共に育て、暮らしの延長線上で無理なく生産を続けていくこと。その積み重ねが、長くコーヒーを育て続ける力になっています。
そんなアグロフォレストリーに村の暮らしが重なることで、食や収入だけでなく、家族の暮らしや地域の関係、生態系のバランスなど、営み全体に多様な価値が生まれていきます。
こうした暮らしのあり方を、私たちは「アグロビレッジ」と呼んでいます。
アグロビレッジには、まだ活かしきれていない資源、
次の一歩を踏み出すきっかけを待っている人や想いがあります。
私たちは、そのひとつひとつに向き合いながら、暮らしの延長線上で生まれる新たな挑戦を、ともにカタチにしていきます。それは、特別な技術や大きな変革ではなく、村の中にある小さなアクションの積み重ねていくということです。
そのカタチの一つが、「BIKAS COFFEEのチェリーシロップ」です。本来は捨てられてしまうことの多いコーヒーチェリー(コーヒーの果皮)を活用し、独自のレシピで開発しました。
▼BIKAS COFFEEのチェリーシロップについてはこちら
https://camp-fire.jp/projects/802444/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
そして今年も、農家さんと一緒に新たなプロジェクトを生み出していきます!


ネパール農村のアグロフォレストリーに、
自分の好きな名前と一緒にコーヒーの苗を植えるアクションー
それが、「BIKAS COFFEE VILLAGE #想いを植えるコーヒー植樹」です。
カスキ郡・ハルパン村から始まった本プロジェクトは、第5期(2025年)から、新たにダリンボット村での植樹をスタートしました。ネパールのコーヒー産業を盛り上げるとともに、ご縁があるネパールの農家の方々と未来を発展させるため活動しています。
▼ダリンボット村のストーリーは、5期のプロジェクトページをご覧ください。
https://camp-fire.jp/projects/848252/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show
そして、今期は、ハルパン村とダリンボット村に加え、
「ニルマールポカリ村」という地域での植樹がスタートします。
(管理の都合上、名前付きのコーヒーの木は、ダリンボット村に集約させていただきます。)
植樹したコーヒーの苗は、3年かけて成長し、コーヒーチェリーを実らせます。
コーヒーの木は、農家さんの大切な収入源になり、森を育んでいきます。
そして3年後、収穫されたコーヒー豆は、「植樹1本あたり500g分」として、支援者の皆さまのもとへとお届けいたします。
この3年間は、ただコーヒーが育つのを待つ時間ではありません。
未来を思い描く日も、目の前の毎日を大切にする日も含めて、それぞれの時間をコーヒーの成長に重ねていく体験だと考えています。苗につける名前に、皆さまの想いを込めながら、共に歩む時間になれば嬉しいです。
植樹から収穫までの間、農園の様子や農家さんの声、植樹オーナーの想いを綴った「BIKAS COFFEE VILLAGE Letter」を定期的にお送りします。農家さんの日々も、皆さまの日々も重なり合う感覚を感じていただきたいと思っております。
コーヒー植樹は、単なるコーヒー生産の支援や環境保全ではございません。
「名前付きのコーヒーの木を植える」という行動が、村人(農家さん)の発展につながる行動にもなります。
今回のプロジェクトでは、村人と一緒に3つの新プロジェクトに挑戦します。

Project 1 : ニルマールポカリ村での植樹プロジェクト始動
これまで、ハルパン村、ダリンボット村にコーヒーの苗を植樹してきました。そして、今回も、また新しい土地での植樹がスタートします。
それが、コーヒー精製工場のガンガさんが住む「ニルマールポカリ村」です。

ガンガさんは、この村にある脱殻工場で働いています。脱殻(だっかく)とは、天日干しされたコーヒー豆(White beans)の殻を取り除く工程です。この工程を経て、焙煎前の生豆(Green beans)になります。ハルパン村のコーヒー豆も、ガンガさんが脱殻をしてくれています。

毎年春と夏に開催しているネパールツアーで、毎回ガンガさんの元を訪れ、脱殻工程を見学させていただいています。昨年には、彼のコーヒー農園にも招かれ、その様子を紹介していただきました。その際、「自分の農園にも植樹して欲しい」との希望があり、今回から一緒にコーヒーを育てていくこととなりました。
<農家プロフィール>
名前:ガンガ アディカリ(52歳)
所属:Nirmalpokhari Coffee Utpadak Sahakari Sanstha
コーヒー農家歴:20年
脱殻工場勤務歴:17年
以前、日本の組織によるコーヒー生産の支援を受たことをきっかけに、コーヒー産業に関わり始めたガンガさん。「コーヒーチェリーの収穫は大変だけれど、コーヒー豆を売る時と脱殻しているときが楽しい」と話していました。そして、「今後も生産を続け、生産量を増やすことで自身の収入も増やし、家族を守っていきたい」と仕事と家族への想いを語ってくれました。
また、「BIKAS COFFEEは、いつも顔を出してくれて嬉しいが、まだどんな団体なのか深く知れていない」とも言っていました。そのため、これからも関係を続けていく過程で、お互いのことを理解し合えるような関わりをしていきたいと考えています。
今年、ニルマールポカリ村では、17の農家さんと共に1,800本の植樹を計画しています。
Project 2 : ナチュラルプロセスのスタート

BIKAS COFFEEで取り扱っているハルパン村のコーヒーは、ウォッシュトプロセスと呼ばれる精製方法で処理されています。ウォッシュトプロセスのコーヒーは、一般的に、明るい酸味と雑味が少なくすっきりとした味わいが特徴と言われています。
他にも、ナチュラルプロセスやハニープロセス、最近では微生物を上手に活かすプロセスも存在し、味わいを大きく左右する精製プロセスは、世界中で日々研究されています。

今回のプロジェクトでご支援いただいた費用は、ガンガさんとともに、ニルマールポカリ村でナチュラルプロセスに挑戦するために活用したいと考えております。
ナチュラルプロセスは、古くからあるコーヒーチェリーを果肉ごと乾燥させる精製方法です。果肉を取り除いてから発酵・洗浄するウォッシュトに比べ、果実の糖分や香りが豆に移りやすい特徴があります。そのため、ベリーや熟したフルーツを思わせる甘さや、ふくよかなコクが生まれやすくなります。一方で、乾燥管理が難しく、丁寧な手仕事と経験が味わいを大きく左右します。
そのため、今年、試験的にナチュラルプロセスを開始しました。
3年後、ニルマールポカリ村に植樹したコーヒーを皆様へお届けできる時、新しい味わいのコーヒーを楽しんでいただけるよう、ガンガさんとともに精一杯励んでいきます。
Project3 : ハルパン村のお母さんと取り組むヤギプロジェクト

BIKAS COFFEEに関係する皆さまへの約束の中で「Farmars:生き生きとした暮らし」を掲げています。そして、ハルパン村に住む一人ひとりと向き合いながら、農家さんにとっての発展を考えてきました。
ハルパン村では、以前、ヤギミルクの石鹸を製造する話が持ち上がったことがありました。誰も石鹸づくりのノウハウを持っていない中で、試行錯誤しながら製品化できるかもしれないという期待を、私たちは抱いていました。しかし、実際には、村で入手できる材料や設備だけでは製造が難しく、さらに「そもそも、なぜ石鹸をつくるのか?」という問いに、明確な答えを見出すことができませんでした。こうして、この話は次第に立ち消えになっていきました。

それでも、ハルパン村に住むマンクマリさんだけは、「ヤギはいつ買ってくれるのか」と繰り返し訴えていました。そのたびに、「今はまだ、申し訳ないが、石鹸を作ることは難しい」と伝えてきましたが、それでもなお、ヤギが欲しいと言われます。なぜそこまでヤギを求めるのか、不思議に思い詳しく話を聞いてみると、それは石鹸を作るためではないことが分かりました。
マンクマリさんは高齢になり、息子たちは家族を支えるために出稼ぎに出てしまい、自分ひとりで農業を続けることが難しくなってきたと話してくれました。
それでも、「ヤギが食べる草は、村にはたくさんあります。身の回りの草を刈って与え、村の中を散歩させる程度であれば、自分にとってそれほど大きな負担ではない。だからこそ、ヤギを飼いたいんです。自分にできる仕事を通して少しでも収入を増やしたい。そのために、ヤギを育て、増やし、売っていきたいと考えています。」
そう、彼女は想いを話してくれました。
コーヒー植樹とヤギの飼育。一見つながりが無さそうなこの二つの取り組みは、「BIKAS(発展)」という一つのストーリーでつながっています。
私たちが大切にしたいのは、苗木に込められた一人ひとりの想いと、現地で生きる一人ひとりの想いが重なり合う景色です。国籍などのあらゆる属性を超え、お互いのことを称賛し、応援し合う。そんな関係性こそが、関わるすべてのヒトの暮らしにBIKAS(発展)をもたらすと信じているからです。
だからこそ、私たちは、コーヒー植樹を通してマンクマリさんの想いをカタチにしてゆきます。
そして、この取り組みは、彼女の暮らしを支えるだけではありません。
このプロジェクトへの参加が、マンクマリさんの応援にもなり、
ヤギとともにアグロビレッジで育まれたコーヒーが皆さまのもとに還ります。

「コーヒーの木に名前をつけるということ」
コーヒーの木に名前をつけることは、
「コーヒーの木が育つ時間に、自分の時間を重ねてみる」
という小さなアクションです。
うまくいく日も、立ち止まる日も、
何かを目指す日も、ただ過ぎていく日も。
どんな日々であっても、コーヒーの木は変わらず根を張り、
村とともに季節を越えて育っていきます。
BIKAS COFFEEは、様々な名前のコーヒーの木々が立つ農園のように、
人々の想いが認められ、重なっていく場所でありたいと思っています。
特別な誰かだけでなく、迷いながら生きる日々も、立ち止まる時間も含めて、
すべてのあり方が認められ、人生そのものが賞賛されていく。
想いを植えるコーヒー植樹は、
そんな未来へ向かうアクションのはじまりです。


この度、現地プロジェクト運用とサービス向上の観点から価格を改定いたしました。
過去ご支援いただいた皆さま、ご検討いただいている皆さまに対して、大変心苦しい決断ではございますが、ご理解いただけますと幸いです。より一層、産地への貢献とサービス向上に努めてまいります。

<植樹プラン(1本/2本/5本/10本)>
コーヒーの産地ネパール・ダリンボット村に、
お好きな名前をつけたコーヒーの苗を植樹できるプランです!
3年間定期的にお送りするデジタルレポート「BIKAS COFFEE VILLAGE Letter」と、
コーヒーの木の成長とともに、この3年間が、皆さまそれぞれの日々にとってのBIKAS(発展)となりますように。その時間を、私たちも一緒に過ごさせていただけたら嬉しいです。
クラウドファンディング終了後、メールにて「コーヒーの木につけたい名前のアンケート」をお送りいたします。それまで、「10文字程度の名前」をゆっくりとお考えください。
(毎年、ご回答いただけない方がいらっしゃいます。ご回答がない場合は、ネームプレートをご用意できませんので、必ずご回答いただくようお願いいたします。)
<ライト植樹プラン>
今回から、気軽にBIKAS COFFEE VILLAGEに参加できるプランを用意しました!
3年間定期的にお送りするデジタルレポート「BIKAS COFFEE VILLAGE Letter」と、
3年後に1回のみ100g分のコーヒーを受け取ることができます。
まずは、小さくBIKAS COFFEE VLLAGEに関わってみたい方におすすめです。
※こちらは、「コーヒーの木に名前が付かない」プランです。
<各種応援プラン>
今回は、5種類の応援プランをご用意いたしました!
コーヒー豆はもちろん、江戸川橋とキャンピングカー出店でご利用可能なドリンクチケットに加え、
BIKAS GREEN marché オリジナルグッズをお選びいただけます!
コーヒーやグッズを通して、BIKAS COFFEE VILLAGEとゆるやかにつながりながら、
このプロジェクトを応援していただけたら嬉しいです。
※「BIKAS GREEN marché」:BIKAS COFFEE主催の最大マルシェ。日々も森も発展するコーヒー屋さんのマルシェでは、出店費用の一部を植樹プロジェクトに還元しています。
【BIKAS GREEN marché オリジナルグッズ イラストに隠されたストーリー】
黄色い帽子の青のシャツを着た男性がBIKAS COFFEEを通して新たな発見と冒険に出ます。反時計回りで見ると、男性はBIKAS COFFEEを買うとコーヒーの木を植えられることをはじめて知り、そこで自分にも何かできないかを考え始めます。
江戸川橋を渡って自分も木を植えに行こうと覚悟を決め、木を植え始めたら、フルーツの木もたくさん生えるアグロフォレストリーにつながり、より豊かな世界を作ったお話です。
細部に込められたストーリーを思う存分お楽しみください♪
【イラストレーター・デザイナー】
ramba’s designs by Angeli Machida幼い頃、レストランの紙ナプキンに絵を描いて家族を喜ばせたことがきっかけで、イラストを描き始める。
現在はイベントポスターやアパレルビジュアルを中心に幅広く活動中。
明るく賑やかで、心をくすぐる世界観が特徴。愛犬のブルーノも時々作品に登場する。
好きなものはランニング、コーヒー、ホラー映画、祭り、インテリア雑貨巡り。

目標金額:50万円
現地管理費:15万円
物的支援費:14.5万円
リターン仕入れ:13万円
手数料:8.5万円
物的支援費は、ハルパン村、ダリンボット村及びニルマールポカリ村へ器具等の支援に充てさせていただきます。
<内容>
・コーヒーの苗5,000本
・フルーツの木70本
・パルピングマシン1台・コーヒー豆乾燥台1セット(ダリンボット村)
・各村への支援物資運送費
・その他農具

6月30日(火)クラウドファンディング終了
7月 1日(水) 各村でコーヒーの苗の植樹を開始
順次リターンの発送を開始
8月22日(土)〜9月5日(金)コーヒー植樹ツアーでの植樹体験を開催
10月中 「BIKAS COFFEE VILLAGE Letter」をメールで送付
<代表的なメディアの露出>


最後までお読みいただきありがとうございます。
ネパールコミュニティマネージャーの安田拓歩(ネパールネーム:サミル)と申します。
BIKAS COFFEE VILLAGEは、今年で6期目を迎えました。
いつも温かい応援と支持をしてくださる皆さま、本当にありがとうございます。
本プロジェクトは、昨年からゴクールさんの故郷ダリンボット村に展開し、ネパールで関わる全ての方々と一緒に活動の裾野を広げています。
ハルパン村とダリンボット村の農家さんたちは、いつもの暮らしの中でコーヒー農業に勤しんでいます。私も春と夏に足を運び、短い時間ですが、毎回お手伝いをしています。険しい山の斜面を歩き、水を運んだり、草をとったり、肥料を運んだり、そして植樹をしたり、収穫をしたり。精製では、豆の状態に細心の注意をはらう必要もあります。農家さんそれぞれの用事や他のお仕事もあることながら、自分たちの収入のためとはいえ、とても大変なコーヒー生産に従事してくれています。
日本で、美味しいコーヒーをお届けできることは、彼らのお仕事のおかげなのだと痛感するとともに、感服しています。だからこそ、丁寧にコーヒーを抽出することを心がけ、苗からカップまでつながるストーリーを丸ごとお届けし続けることを、個人的にもモットーにしています。

ネパールに向き合う役柄のためか、たびたび「ネパールの好きなところはどこですか」と聞かれることがあります。一言で答えるのが難しい質問ですが、「あえて言うなら、人です」と答えることが多いです。
その心は、私たちが関わるネパールの皆さんとは、
何かをする・しないに関わらず、人として自然に向き合える関係があると感じているからです。
一緒に過ごす時間の中で、大切にされていることや、暮らしの中で自然と選ばれている在り方に気づかされることがあります。
自然とともに生きること、家族や周りの人を想うこと、
すぐに結果が出なくても、日々を丁寧に積み重ねていくこと。
そうした価値観は、遠いネパールのもののようであって、
本来、僕たちの生活にも大切なものなのではないかと感じています。
ハルパン村やダリンボット村で育てられるコーヒーには、
そんな暮らしの中で大切にされてきた想いが、静かに溶け込んでいます。
だからこそ、このプロジェクトで大事にすることは、
ただ木を植えるということではなく、「自分にとって大切な想いや価値観とともに、ひとつの苗を植える」ということだと思っています。
名前をつけるという行為は、自分の想いに輪郭を与えるということ。
その苗は、農家さんによって日々想いとともに育てられ、
3年後、手元に還ってきたとき、想いごと味わうことができる。
農家の皆さんが、未来のために今日を積み重ねているように、
植樹してくださる皆さんもまた、未来に向かって生きていく。
それぞれの時間がひとつの流れの中で重なっていくことに、
このプロジェクトの意味があるのだと感じています。
そして、私たちBIKAS COFFEEも、皆さんと一緒に、同じ時間を大切にしていきたいと思っています。
植樹をはじめ、このコーヒーに触れる中で「これがいいな」「これが好きだな」など、
そんな気持ちや価値観に少しでも気づくきっかけになったら嬉しいです。
その気づきを、ぜひ私たちにも聞かせて欲しいです。
いつも大切にしている想いや、何かを始めたいという想いが、
それぞれの日常の選択となるとき、私たちもまた、一緒に大切にしたり、向き合ったり、カタチにしたりしていけることを楽しみにしております。
それが、私自身の想いでもあります。
皆さんは、今年、どんな想いを植えますか?
BIKAS COFFEE
ネパールコミュニティマネージャー
安田 拓歩(サミル)






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