
はじめまして。私たちイントロン・スペース株式会社は、男性用尿ケア製品「タイムシフト(TIMESHIFT)」を開発した東京科学大学(旧 東京工業大学)発のスタートアップです。
タイムシフトは、
「出てしまう尿を、一旦、溜めて、後で流す」
という新発想の尿ケア製品です。従来の「吸収する」製品とは異なり、外出・就労・就学・レジャー・就寝時などでの尿トラブルの不安からの解放を目指しています。
これまでの販売やモニター試験を通じ、多くの声を頂きました。例えば、
・「前立腺の手術でひどい尿漏れをわずらったが、退院後、すぐに仕事に復帰できた」
・「10年前の手術後から尿漏れでゴルフを諦めていたが、タイムシフトで復帰できた」
・「尿漏れや臭いが怖くて電車やバスに乗れなかったが、タイムシフトで恐怖心が払拭、妻と旅行できた」
・「介護スタッフなしで語学学校の授業を受けられた」
・「夜、安心して眠れ、本人もスタッフもストレスが減った」
という声。また、
・パラカヌー選手が競技時に使用
・被災地支援や大規模イベントでの交通誘導で使用
など、尿トラブルの有無を問わず、長時間トイレに行けない場面でも活用されています。


+ 外出や移動をもっと自由にしたい
・旅行や長時間移動が不安
・車いすで外出される方
・電車・バス・飛行機でトイレを気にしたくない方
+ 趣味・スポーツを楽しみたい
・ゴルフや散歩を続けたい
・ジョギングや軽運動を楽しみたい
・障がいがあってもスポーツ参加を続けたい方
+ 仕事・就学・社会参加を続けたい
・会議や接客中の不安を減らしたい
・外回りや長時間移動がある
・障がいがあっても就業・就学を続けたい方
+ 夜間頻尿や夜間介助に悩んでいる
・夜中に何度もトイレへ行く
・トイレ介助で家族が睡眠不足になっている
・夜間の転倒リスクが不安
+ トイレまで移動するのに時間がかかる
・パーキンソン病などで朝のトイレ移動が困難
・脳梗塞後遺症などでトイレに急げない
・夜間に尿トラブルが増える方
+ 前立腺手術後などの尿トラブルに悩んでいる
・咳や立ち上がりで漏れやすい
・急な尿意に不安がある
・日常生活の自由度を取り戻したい
+ 自立した生活を重視したい
・できるだけ自分で管理したい
・外出や社会参加を続けたい
・「我慢する生活」を変えたい

既存ユーザーへのインタビューを実施したところ、「毎日使うには高い」「洗って繰り返し使えないのか?」という声が多く寄せられました。
そこで今回、材料を見直すことで、
「洗って繰り返し使える NEW TIMESHIFT」
の開発に挑戦します。繰り返し使える仕様にすることで、1日あたりの負担を下げ、より多くの方が、無理なく日常で使える製品を目指します。


タイムシフトは既存の尿ケア製品と一線を画す、全く新しいコンセプトの商品です。
・マシュマロより遥かに柔らかい超軟伸性素材、「装着していることを忘れる」ほど自然な装着感
・尿を吸収するのではなく一旦、溜めて、都合の良いタイミングで尿だけ捨てられる
・周囲に臭わず、尿で肌も衣服も汚れない
・大容量
・万一、外れてもBio-Mimic(生体模倣)設計の逆流防止の弁があるので逆流しない
さらに、新タイムシフトは洗浄して複数日繰り返し使える新タイプであり、以下の特長があります。
・1日あたりのコスト削減
・旅行時の荷物やごみの量削減
逆流防止弁動作の様子
2026年
・第1回CARISO Caretech Startup Awards 審査員特別賞
「介護における排尿支援の負担を大幅に軽減するTIMESHIFT(タイムシフト)事業」
代表取締役 今井茂雄(中央)
2025年
・東京TASKものづくりアワード2024 優秀賞
・令和6年度モノづくりブランドara!kawa 認定
・荒川区新製品・新技術大賞 優秀賞
滝口 学 荒川区長(左)と当社代表取締役 今井 茂雄(右)
2023年
・スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ2023
最優秀起業家賞「革新的な拡張ボディ(外付け人口膀胱)を社会実装する」
(前列左) 石川県知事 馳 浩 様
(前列右) 当社 代表取締役 今井 茂雄
うんこ文化センターおまかせうんチッチ代表講師
榊原 千秋 様
タイムシフトの魅力は、排泄の時間や場所に縛られることなく新しい世界へのチャレンジを可能にされたことです。このプロジェクトが、タイムシフトの価値を、より多くの方々に届ける素晴らしい取り組みとなりますよう、楽しみにしています。イントロン・スペースのみなさまの新しい挑戦を心から応援しています。
帝京大学医学部附属溝口病院 泌尿器科 科長 教授
横山 みなと 様
昨年、ロボット支援前立腺全摘除(RARP)をする患者様からTIMESHIFTをご紹介頂き、とても革新的なコンセプトの製品であることに驚きました。ほとんどの方が一時的ですが、RARP後にはかなりの尿失禁を経験してしまいます。その患者様はカテーテル抜去の日からTIMESHIFTを使われていましたが、退院時には尿モレがあるにも関わらず普通に活動できており、大変、関心致しました。現在、当病院ではRARPを行う患者様には、術後の尿モレ対策の選択肢としてTIMESHIFTを紹介しております。イントロン・スペースの皆さん、今後も、引き続き、頑張ってください!
(一社)みんなの保健室 陽だまり代表
服部 満生子 様
尿トラブルは高齢者が引きこもる最大の原因です。オムツになると、皆さん、外の集まりに出なくなり、社会との絆をどんどん切ってしまいます。排泄行為を自分でコントロールできなくなる状況は、自尊心を傷つけ、自己肯定感を低下させる、尊厳に関わる非常にデリケートな問題です。対してTIMESHIFTは、外付け人工膀胱とも呼んでいましたが、まるで体の一部のように装着でき、自分で排尿をコントロールできる製品です。とても画期的な製品で、日本の会社も頑張っているな、日本の産業もまだまだ捨てたもんじゃないな、と思いました。
(株)クボタ 社外取締役、(株)コーセー 元取締役
荒金 久美 様
イントロン・スペース(株)の社長、今井さんは、大手衛生陶器メーカーで研究・開発に長らく携わっていらっしゃいましたが、ある日お父様の入院をきっかけに、トイレに行けないことがいかに人間の尊厳を傷つけるか、自分が研究・開発してきた衛生陶器に行きつく前にこそ、とても重要な社会課題があることに気づき、それを解決すべく、イントロン・スペース(株)を令和元年に創業されました。イノベーションに長く関わってきたわたくしとしては、その解決方法(タイムシフト)はこれまでの常識を漫然と受け入れてきた社会に大きな変革をもたらす画期的なアイディアであり、大変価値あるチャレンジだと、とても共感しています。医療や介護の現場でタイムシフトが活用されるようになれば、もちろん多くの利便性や快適感が実現しますが、それにとどまらず、普通に生活するすべての人が、トイレの場所や時間を全く気にしないで活動できるという、画期的な世の中が訪れる日も夢ではないように思います。とはいえ、このイノベーションの実現のためには、社会実装に向けての様々な挑戦がまだまだ必要です。ぜひ多くの方が目指す社会の姿に共感してくださり、応援していただけることを心から願っています。
NPO法人日本コンチネンス協会 コンチネンスアドバイザー/看護師・介護福祉士
牧野 美奈子 様
日々、多くの方の生活や尊厳を支える取り組みに関わる中で、「タイムシフト」という製品のコンセプトには大きな可能性を感じてきました。尿トラブルを抱える方が、これまで通りの生活を取り戻せるという発想は、とても意義深いものだと思います。一方で、1日使い捨てであることによる費用負担は、継続利用を考える上で大きなハードルであり、「この価値をより多くの方に届けるために、何かできないだろうか」と感じていました。そのような中で、「複数日、繰り返し利用できるタイムシフト」の商品化が進んでいると伺い、大きな期待とともにワクワクしています。より現実的で持続可能な選択肢となることで、多くの方の安心につながることを願っています。この新たな挑戦が実を結び、必要とする方々に広く届くことを心から期待し、応援させていただきます。
ジャパン介護ラボラトリー株式会社 代表取締役
田村 武晴 様
現在、全国の特養、老健、ショートステイ系の介護施設では、オムツ代は介護給付費対象内のため、施設の大きな負担となっている。このタイムシフトが繰り返し使えることで、オムツ代だけでなく、産業廃棄物としての廃棄費用も減らすことができる。さらに、尿が肌に触れる不快感を嫌がり、少量の尿でもオムツを交換している老々介護の負担も軽減されるであろう。この第二の膀胱のようなタイムシフトにより、ご家族の睡眠障害の軽減にも期待しています。
パラカヌー選手 渡邉 直 様
2026年パラカヌー日本代表選考会 1位
2025年日本パラカヌー選手権大会 1位
2024年パラカヌー日本代表選考会 1位
タイムシフトを使うことで、練習中や競技中の尿もれの不安を気にせず、競技に集中できるようになりました。アクティブな場面でも安心して使える点が大きな価値だと感じています。繰り返し使える仕様になれば、より多くの方にとって現実的な選択肢になると思います。こうした製品が広がることで、より多くの人が自分らしく挑戦できる環境が整っていくことを期待しています。
Sさん TIMESHIFT経験者
前立腺全摘手術の後、しばらく尿失禁に悩み、特に外出時は「漏れてしまうのでは」という不安が大きなストレスでした。パッドや紙オムツも使いましたが、不快感や処理の手間に悩まされていました。タイムシフトを使い始めてからは、不安や不快感が大きく軽減され、安心して外出できるようになりました。実は当時、私は洗って同じ製品を3日ほど繰り返し使っており、それでも快適に使えたことが印象に残っています。約2ヶ月で症状は改善しましたが、その間の支えとしてとても助けられました。今回、「複数日、繰り返し利用できるタイムシフト」が商品化されると知り、同じような方にとって、より使いやすい選択肢になると期待しています。応援しています。
皆さまからのご支援は、以下に活用させていただきます。
・試作品の改良・検証
・初期ロットの生産
・パッケージ・説明書制作
・新製品のプロモーション
・CAMPFIRE手数料-
寄贈先について
寄贈型にご支援いただいた物は、下記施設にお渡しさせていただきます。
寄贈の内容についてはリターンからご確認ください。


・スケジュール
6月:クラウドファンディング開始
7月:製造開始
7月末:発送準備
8月:リターン発送開始
・寄贈品の流れ
①寄贈数をご連絡
②会員や利用者への振り分けをしていただく
③振り分け後アンダーウェアのサイズをご連絡いただく
④タイムシフトとアンダーウェアを発送

6月:クラウドファンディング開始
7月:製造開始
7月末:発送準備
8月:リターン発送開始
タイムシフトは、単なる「尿漏れ対策製品」として生まれたわけではありません。
当社代表の今井茂雄は、以前、大手トイレメーカーで最先端トイレの研究開発に従事していました。抗菌技術の国際標準化(SIAA ISO22196)などにも携わり、経済産業大臣賞を個人受賞するなど、長年、衛生・排泄分野の技術開発をリードしてきました。
しかし、その一方で、実父・義父が排泄の問題によって、尊厳や日常を少しずつ失いながら最期を迎える姿を目の当たりにします。
排泄の問題は、単に身体機能の低下ではなく、本人の尊厳、人間関係、そして“その人らしい生活”そのものを少しずつ奪っていく。
本人は羞恥や屈辱感から外出や人付き合いを避けるようになり、家族や介護する側も、臭いや汚れ、繰り返されるケアの負担によって疲弊していく。時には互いに強い言葉をぶつけてしまい、そのことに深く傷つき、後悔することもある。
最先端のトイレが進化しても、その間の日常を支える選択肢は、実質的には紙オムツやパッドが中心のまま――。
それだけでは支えきれない苦しみや喪失が、確かに存在しているのではないか。
その強い問題意識が、タイムシフト開発の原点でした。
その後、東工大名誉教授でイノベーション経営学の権威である田辺孝二氏、そしてシリコンバレーで長年活動した連続起業家・近藤隆と共に、イントロン・スペース株式会社を設立。さらに、排泄ケアの第一人者である榊原千秋先生にも、「この分野には、あなたたちが目指すようなイノベーションが必要」と力強く背中を押され、挑戦が始まりました。
しかし、開発は決して簡単ではありませんでした。
当初は既存の泌尿器製品の延長線上で試作を行いましたが、それでは「以前と同じような生活を取り戻す」という理想には届かない。試行錯誤を繰り返した末にたどり着いたのが、現在のタイムシフトにつながる「超軟伸性素材×Bio-Mimic(生体模倣)」でした。
ところが、この素材を使った製品は、どの製造会社にも「そんな柔らかい素材で、ここまで精密な製品は作れない」と断られます。
最終的に私たちは、「作れないなら、製造方法から自分たちで作ろう」と決断しました。現在、タイムシフトは独自開発した製造システムで生産されています。
開発初期、今井の自宅の台所が実験室でした。最初の試作品は、まるで漫画に出てくる幽霊のような不思議な形。性能も安定せず、初期の試作品は、尿が溜まると3回に2回は破れてしまう状態でした。
創業メンバー自ら装着実験を繰り返し、失敗と改良を重ねる毎日。実験場所は主に風呂場でした。破れたり抜けたりしても、すぐにシャワーを浴びられるからです。
そうした試行錯誤を経て、ようやく社外で実証試験開始できたのは、設立から約3年後の2022年。
金沢大学附属病院では、前立腺全摘後患者様を対象としたQOL研究も実施され、タイムシフト使用によるQOL向上が確認され、学会発表も行われています。
その後も改良は続いています。
「冬の炬燵雀卓で破れた」「高温の座席で素材が弱くなった」「高級車のシートで深く座ると抜けやすくなった」
──こうした想定外のフィードバックに対しても、一つひとつ再現実験を行い、素材や構造を改良してきました。
タイムシフトは、まだ発展途上の製品です。
ですが私たちは、「漏れを防ぐ」だけではなく、
“以前と同じように働き、外出し、旅行し、人生を楽しめる”
そんな未来を支える製品を、本気で作ろうとしています。もちろん、前例のない製品開発は、決して順風満帆ではありません。素材、構造、量産、装着性、安全性、そして「本当に生活を変えられるのか」。その一つ一つに何度も壁が立ちはだかり、時には開発を断念しかけたこともありました。おそらく、これから先にも、まだ多くの困難な課題が待ち受けています。
それでも、私たちを何度も前へ押し出してくれるのは、実際にご利用頂いた方々の声です。
「タイムシフトは私にとって希望の光。今まで諦めていた活動を再開できた。」
「タイムシフトのおかげで、それまで引きこもっていた夫が外出できるようになった。最後の一年、夫と思い出の地を巡ることができました。」
「いつも排尿ケアがうまくできず、衣類や布団を汚し、本人もスタッフも困っていました。しかしタイムシフトのおかげで、ご本人も介護する側もストレスフリーになりました。(── ホスピス現場スタッフより)」
まだまだ未完成で、至らない部分も多い製品です。
それでも、こうした言葉に触れるたびに、「今日ももう一歩、前へ進もう」と、私たちは支えられています。
今回のプロジェクトでは、より多くの方にタイムシフトを届けられるよう、洗って繰り返し使える新モデルの展開を進め、経済的負担を少しでも下げたいと考えています。
皆さまの応援が、タイムシフトをさらに進化させ、多くの方の「生活を取り戻す力」になります。












