このプロジェクトについて
私たちは鹿児島県阿久根市にある鶴翔高校の生徒です。地元阿久根市の人口減少と産業の衰退という課題に対し、私たち高校生なりに何かできることはないかと考え、2024年度から地域活性化プロジェクトに取り組んでいます。
[学校の文化祭や阿久根大島でのイベントなどで「ウニ殻小物作り体験」ブースを実施するなどの活動を重ねてきました。]


阿久根市は海と山の豊かな自然に恵まれた素晴らしい地域です。しかし、その財産である【ウニ】が環境破壊により廃棄されている問題や、特産品【ボンタン】のさらなる活用の可能性を目の当たりにして、これらを組み合わせた新しい価値を生み出せないかと考えました。
なぜ今このプロジェクトが必要なのか
阿久根市は鹿児島県北西部に位置し、美しい海と山に囲まれていますが、人口減少が続いています。特に、海のウニは環境悪化により磯焼けの原因となり、多くが廃棄物として処理されているのが現状です。
ウニ殻の廃棄や保存のために専用の冷凍庫等での管理が必要になりますが,月に何万円もの電気料,施設設備利用料等が必要となります。ウニ殻の利活用方法が確立されなければ,自然資源もお金も失われていきます。
[東シナ海に面した阿久根市はウニや伊勢エビ,アジなどの海の幸に恵まれた「豊穣の海」]
一方で、阿久根市は昔からボンタンの産地としても知られています。このふたつの地域資源を活用することで、環境問題の解決と新たな価値創出を同時に実現できるのではないかと考えたのです。

プロジェクトが目指す未来
私たちが目指しているのは、廃棄されるはずだったウニ殻とボンタンを組み合わせた【ウニ殻×ボンタン入浴剤】を通じて、阿久根市に新しい財産を生み出すことです。この取り組みにより、海の環境保護と地域経済の活性化を両立させた持続可能な仕組みを作りたいと思っています。
[協働企業の関連企業に依頼し,ボンタン果皮+ウニ殻カルシウム+クエン酸などを配合し,試作品を製作]

この入浴剤は、ウニ殻に含まれるミネラル成分とボンタンの自然な香りが特徴で、使う人に阿久根の自然を感じていただけるものになっています。形状は,ティーバッグタイプ。お風呂に浮かべていただくと,少しずつ,ボンタンの色(薄い黄緑色)とウニの粉末(乳白色)が広がり,爽やかなボンタンの香りが広がります。
【現在試作している入浴剤の成分】
○ボンタン果皮15g,ウニ殻カルシウム1g,クエン酸4g (※ボンタン果皮は天日干しし,細かくしたもの)
今後は,よりボンタンの香りを引き出すボンタン果皮の配分や他の成分の配合を専門家の方に協力を仰ぎ,研究を深めます。そのような人件費や材料費にも皆様の支援金を使わせていただきたいと考えています。
私たちについて
阿久根市唯一の高校である鶴翔高校で、私たちは地域の水産会社やボンタン加工業者の方々と協働してプロジェクトを進めています。約2年間の探究活動を通じて、地域の課題と向き合い、解決策を模索してきました。
[阿久根市尾塚水産の尾塚さんと農学博士の藤本先生と協働し,イベント等でウニ殻小物作り体験ブースや入浴剤制作に取り組んできました]

最初は何から始めればよいのかわからない状態でしたが、地域の大人の皆さんに支えられながら、少しずつ製品開発のノウハウを学び、現在の試作品完成まで辿り着くことができました。
これまでの取り組み
2024年度のプロジェクト開始から現在まで、地域の方々との対話を重ね、ウニ殻の成分分析や入浴剤としての安全性確認、ボンタンとの最適な配合比率の検証などを行ってきました。
[尾塚水産,藤本先生,泰平食品の方々と成分分析や香りの強さ,配合実験を実施]
地元の水産会社からはウニ殻の提供をいただき、ボンタン加工業者からはボンタン皮のご提供や製法について多くのアドバイスをいただいています。高校生である私たちだけでは実現できない、地域全体で支えあう取り組みとなっています。
プロジェクトの社会的価値
このプロジェクトには複数の社会的価値があると考えています。まず、廃棄されるウニ殻の有効活用により環境保護に貢献できます。また、ボンタンという地域特産品の新たな活用法を示すことで、地域ブランドの価値向上にもつながります。
[阿久根七不思議のひとつ「夕焼けに光る東シナ海(上)・光る石の伝説」光礁(ひかるぜ)(下)]

さらに、高校生が主体となって地域課題に取り組む姿勢を示すことで、同世代の若者たちにも地域への関心を持ってもらうきっかけを提供できると考えています。
リターンについて
支援していただいた皆様には、完成した【ウニ殻×ボンタン入浴剤】をはじめとしていくつかのお届けプランをご用意しています。協働していただいている水産会社やボンタンか工業社の製品,阿久根市の特産品をはじめとして,本校の農業科のオリジナルブランドで,阿久根市のふるさと納税返礼品等にも採用されている【3年A組シリーズ】の豚味噌もご用意しています。
[ 鶴翔高校 農業科 オリジナルブランド 3年A組シリーズの豚味噌】

【農学博士 藤本氏製作のウニ殻小物:本物のウニ殻やウニの口,針を使用したものです。】
【協働先の尾塚水産の製品,うにみそ,粒うに,うに醤(ひしお)。うに醤は2014年「ザ・日本」調味料部門で最優秀賞を受賞しています。】

【協働先の泰平食品ぼんたん漬:6種類】

【ウニ染めストール:尾塚水産製作。2022年鹿児島の新特産品コンクール 鹿児島県貿易協会長賞受賞。また,このストールは2021年に当時のローマ教皇にも贈呈され,感謝状もいただいています。】

阿久根市の資源で生まれたものや特産品に関するものを返礼品としてお送りいたしますが,何より、皆様の支援が私たち高校生の挑戦を後押しし、阿久根市の新しい可能性を一緒に育てていただけることが最大のリターンだと考えています。
スケジュール
【2026年4~8月】試作品改良をすすめます。より細かな成分分析や製品改良,パッケージング,広報のためにクラウドファンディングの挑戦をしています。ご支援よろしくお願い致します。
【2026年7月】クラウドファンディング終了
【2026年8月】中旬以降 リターン発送(※一部のリターン品はお時間をいただきます)
クラウドファンディング成功後は、より詳細な成分検証と配合実験を行い、製品の品質向上を図ります。その後、包装デザインの制作と広報活動を経て、2026年秋頃の製品完成を目指しています。
また、海の保護活動やウニ殻小物作りイベントも並行して実施し、プロジェクトの意義を広く伝える活動も継続していきます。
最後に
私たち高校生だけでは限界のあるこの挑戦を、皆様の力で実現させていただきたいと心から願っています。阿久根市の海と山の財産を活かし、環境問題の解決と地域活性化を同時に実現する、この新しい取り組みに、ぜひご支援をお願いします。
[探究活動3年目の鶴翔高校3年プロジェクトメンバー4人。チーム名は,焼き鳥屋さんを営んでいる家庭のメンバーがいることから「探究グループ やきとり♥」です。]
皆様の温かいご支援が、小さなまち阿久根市の未来を変える一歩となります。私たちと一緒に、地域の新しい財産を育てていただけませんか。どうぞよろしくお願いします。




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