
このプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。
北海道えりも町在住、一般社団法人ウレㇱパ・モシㇼ代表の三神(みかみ)です。
「イランカラㇷ゚テ」はアイヌ語の挨拶で、「あなたとつながりたい」という意味が込められています。
アイヌ民族である私は、「天から役目なしに降ろされたものは一つもない(カント オㇿワ ヤクサㇰ ノ アランケㇷ゚ シネㇷ゚ カ イサㇺ)」という現代に通じるアイヌの教えを大切に、アイヌ文化伝承に関わるさまざまな活動をおこなってきました。
とりわけアイヌの植物や食文化に精通しており、その知恵と経験を活かして、大人気漫画「ゴールデンカムイ」の実写映画では、アイヌ料理監修としても携わっています。
【三神代表:「ウレㇱパの森」広場にて】

また、知的障害をもつ家族のいる私は、障害のある人々が、大自然の中で学び、遊ぶことのできる場をつくりたいと考えるようになりました。
そのため、専門資格(認定ABAセラピスト)を取得し、大自然に囲まれた教育・療育の場を求めて、北海道えりも町にある18,000坪の敷地(東京ドーム約1個分)を購入し、2022年に移住しました。
えりも町に移住してからは、えりもの特産品である日高昆布を干すアルバイトをしたり、地域の学校でアイヌ文化の授業をしたりと、地域との関わりを大切にして暮らしています。
そして、アイヌの知恵と障がい児教育をかけあわせたインクルーシブ教育・療育の場づくりに向けて、着々と準備を進めてきました。
【三神が昆布干しをしている様子】


えりも町は、海・森・川に囲まれた美しい自然環境と、アイヌに関わる地名や遺跡が残る歴史の刻まれた魅力あふれる地域です。
しかし、過疎化の進むえりも町では、地元住民が気軽に集まれる憩いの場は少なくなっています。
このような地域の魅力を活かし、地元のみなさんに愛される多機能型の拠点をつくろうと決意したところ、その挑戦に賛同した地域の加工場の社長から目の前に海が広がる古民家を贈呈していただきました。
【譲り受けた古民家】

私の所有する山も含めたこの拠点の名前は、「ウレㇱパの森」です。
「ウレㇱパ」は、アイヌ語で「互いに育てあう」という意味です。
障害や国籍、ルーツ、年齢にかかわらず、さまざまな人間と大自然が互いに「育てあう」経験を通じた「見て、触れて」の教育・療育実践を、「ウレㇱパの森」から始めていきたいです。
【「ウレㇱパの森」の全体図】
しかし、この建物は長らく人が住んでおらず、建物の老朽化が進んでいます。
また、誰でも使える活動拠点をつくるためには、この建物を改修し、バリアフリー化しなければなりません。
「ウレㇱパの森」の拠点には、古民家の立派な梁を活かして、アイヌ料理を提供するカフェテリア、アイヌ関係の展示・学習スペース、バリアフリートイレ、事務室などを設置します。
そのため、このプロジェクトでは、2000万円を目標金額として設定しました。
近年の建材費高騰、都市から離れたえりも町への運搬費用を考慮すると、2棟が連なる老朽化した建物を改修するには、多大な資金が必要です。
大きな挑戦となりますが、温かいご支援のほどよろしくお願いいたします!
【「ウレㇱパの森」 拠点のイメージ】

現在、障害のあるお子さんとその保護者たちは多くの悩みを抱えています。
障害のあるお子さんが安心して自由に遊び、学ぶための自然環境が限られていることを、身近な人たちを通じて痛感してきました。
また、保護者たちも孤立を感じることが多く、親子そろって安心して過ごせる場所は、少ないです。
そして、アイヌ文化の伝承は、伝承者の高齢化とともにその担い手は少なくなっています。若い世代への継承は、観光地を中心とした一部の地域に限られています。
⼤地に根ざして⽣活を営んできたアイヌの祖先たちから受け継がれてきた料理や踊り、刺繍、遊び、クチャ(仮小屋)づくりなどは、自然とともに育まれた生活や季節に基づく文化です。
アイヌ文化を単に「見せるもの」ではなく、大自然に身を置きながら、「ともに考える場」として機能していくための学びの拠点が必要です。
【ウレㇱパの森でのクチャ(仮小屋)】

「ウレㇱパの森」では、障害のあるお子さんやそのご家族、また、子どもから大人まで、誰もが参加できる様々なプログラムを用意します。
例えば、アイヌ料理や刺繍、自然木を活かしたおもちゃづくり、アイヌの植物探検ツアー、キャンプなどがあります。
そして、大自然のなかで自分の手先を使って新しい知識や文化に触れ、自由な発想に基づいた「遊ぶ・学ぶ・創る・知る」の体験ができる空間を生み出していきたいです。

私たちは、すでに地域での活動を始めています。
教員や大学教員、保護者と連携しながら、子どもや学生がアイヌ文化を学び、自然を体験するための授業やフィールドワークを企画・実施してきました。
地域の小学校では、アイヌの大事な食料であるトゥレㇷ゚(オオウバユリ)から団子をつくる授業をおこないました。
そして、子どもたちがつくった新聞は『北海道新聞』の小学生新聞グランプリで佳作賞を受賞しました!
これからも、地域の学校や障害者団体と連携しながら、私がこれまで築いてきたアイヌの交友関係を活かして、地域や団体を超えたネットワークをつくります。
【子どもたちとオントゥレㇷ゚(オオウバユリの団子)づくり】

このプロジェクトは、単なる施設整備ではなく、私の夢に近づくための大きな第一歩です。
「自然に触れたい」「アイヌ文化を学びたい」「誰かとおしゃべりしたい」
いろんな思いを抱えた人たちが、いつでも気軽に出入りでき、障害やルーツ、地域、年齢を超えて多くの人々が活躍することができる拠点を中心とした持続可能な地域づくりを目指します。
私の大きな夢の第一歩にご支援していただくことで、子どもたちの成長を支える場づくりに貢献するとともに、アイヌ文化の継承、地域の活性化などの複合的な課題解決に取り組むプロジェクトの一員となることができます。
どうか、ご支援のほどよろしくお願いいたします!

支援していただいた皆様には、心からの感謝を込めて、感謝のメールやハガキ、当法人ロゴを使用したオリジナルグッズ、体験イベントの招待、代表による出張講義などをリターンとしてご用意しています。
特に体験イベントでは、実際に大自然の中でアイヌ文化に触れながら学ぶことのできる貴重な機会をご提供します。
クラウドファンディング成功後は、リターンの発送等をしつつ、速やかに施設の改修工事を開始し、来年の春には本格的な活動を開始したいと考えています。
支援額に応じてさまざまなリターンをご用意しておりますので、ぜひご検討ください!
【リターン一覧】

【予算内訳と今後のスケジュール】


「えりも町の豊かな自然とアイヌ文化の知恵を活かした、誰もが安心して学び、交流できる場所をつくりたい」
この想いを実現するために、皆様のお力を貸していただけませんでしょうか。
障害のあるお子さんやご家族、教育関係者、アイヌ文化や地域活性化に関心のある多くの方々と一緒に、自然と人間がともに育てあうための地域づくりができることを心から願っています。
温かいご支援とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
ここまでプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございました。
ソンノソンノ、イヤイライケレ!







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