【瀬戸内・男木島】地域資源を活かした改修で、持続可能な交流拠点を完成させたい!

瀬戸内海の『男木島』で、島唯一の寺「道場」の再生の第一歩として、隣接する納屋を交流スペースに改修しています。地域の方々の協力を得ながら島周辺で入手可能な地域資源を活用し、外部インフラに頼り切らない持続可能な建築づくりに取り組んでいます。2026年10月完成に向けて、みなさまのお力をお貸しください!

現在の支援総額

33,000

3%

目標金額は1,000,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

49

【瀬戸内・男木島】地域資源を活かした改修で、持続可能な交流拠点を完成させたい!

現在の支援総額

33,000

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あと 49

目標金額1,000,000

支援者数4

瀬戸内海の『男木島』で、島唯一の寺「道場」の再生の第一歩として、隣接する納屋を交流スペースに改修しています。地域の方々の協力を得ながら島周辺で入手可能な地域資源を活用し、外部インフラに頼り切らない持続可能な建築づくりに取り組んでいます。2026年10月完成に向けて、みなさまのお力をお貸しください!

 はじめまして、明治大学理工学部地域デザイン研究室です!
 私たちは、香川県高松市の離島・男木島をフィールドに、地域で使われなくなった資源や自然素材を建築に活かし、環境負荷を抑えながら持続可能な地域・建築のあり方を探る研究と実践を重ねています。


【男木島って知っていますか?】

 男木島は高松港からフェリーで約40分、人口約150人ほどの瀬戸内海に浮かぶ小さな離島です。急斜面に沿って家々が建ち並び、路地を歩けばふと海が見える。そんな美しい風景が今も残っています。島の西側には、斜面地に密集する民家と石垣によって形成された集落が広がり、迷路のような細い路地空間が男木島らしい風景をつくり出しています。 

 近年は移住者や観光客も増え、瀬戸内国際芸術祭の会場としても知られるようになりました。また、閉校していた小中学校の再開や民営図書館の開館、新しい店舗のオープンなど、小さな島でありながら、今もさまざまな挑戦が続いています。


 しかしその一方で、高齢化や空き家の増加によって使われなくなった建物が増えています。また、島での暮らしは船による輸送に支えられており、資材や生活用品の調達にも多くの制約があります。

 近年は移住者や島外から関わる人も増えていますが、世代や立場を越えて自然に交流できる場所は決して多くありません。一方で、男木島には新しい活動を始める人や、地域のために力を尽くしている人がたくさんいます。私たちは、その人たちをつなぐ場をつくることで、島の可能性をさらに広げられるのではないかと考えています。


【プロジェクトを始めたきっかけ】

 私たち明治大学理工学部地域デザイン研究室は、香川県高松市の離島・男木島で、納屋を交流スペースへ改修するプロジェクトを進めています。構想から約5年。島の皆さんにもご協力いただきながら少しずつ改修を進め、いよいよ完成が見えてきました。



 私たちはこれまで男木島で、地域の暮らしや建築、自然との関わりについて調査を行ってきました。その中で着目したのが、島で唯一の寺院であり、かつて地域コミュニティの中心でもあった「道場」です。道場は地域の行事や集まりの場として、人々をつなぐ大切な場所でした。 

 しかし現在は、オーナーの高齢化や檀家の減少により十分に活用されなくなり、建物の維持管理も難しい状況となっています。私たちは、この場所が再び人々のつながりを育む場になれるのではないかと考えました。昔から住む島民、移住してきた人、島外から訪れる人。さまざまな人が関わりながら、新しいコミュニティを育てていく拠点として道場を再生したい。そんな思いから、このプロジェクトが始まりました。


【プロジェクトの概要】

 まず私たちは、道場再生の第一歩として隣接する納屋の改修に取り組んでいます。完成後は宿泊や交流、ワークショップなどに活用できる小さな拠点となる予定です。

 また、この改修は単なる納屋のリノベーションではありません。離島ならではの建築や資源循環の課題に向き合い、地域で手に入る資源を活かした持続可能な建築のあり方を実践・検証するプロジェクトでもあります。 

 男木島では、建築資材を運ぶにも、建物を解体した後の廃棄物を運ぶにも、すべて船を利用しなければなりません。そのため、環境面・経済面の両方で大きな負担がかかります。さらに、島内には細い路地や急な坂が多く、トラックや重機が入れない場所もたくさんあります。建物を建てたり、改修したり、解体したりすることは、私たちが想像する以上に大変な作業です。そんな環境だからこそ、島では住民自身が家の改修や維持管理を行う場面も少なくありません。しかし、限られた材料や道具で作業を進める必要があり、建築の専門知識がない人にとっては大きなハードルになっています。

 そこで私たちは、男木島および周辺地域で手に入る材料を活用し、建築の専門知識を持たない島民でも建設・維持管理・解体を行える構法の研究を行っています。

 島内の空き家に残されていた布団、高松市内の製材所から譲り受けた未利用材、解体した建物から出た土壁など、本来であれば廃棄されてしまう資源を断熱材や補強材として再活用しています。

 材料の多くは自然由来のもので構成されており、将来その役目を終えた後も環境への負荷をできるだけ抑えられる建築を目指しています。

 この納屋が、島民や移住者、島外から訪れる人をつなぐ新しい拠点となり、男木島の未来を育む場所になることを願っています。

 そして、その挑戦をぜひ皆さまと一緒につくっていけたら嬉しいです。


【改修の詳細】

◆未利用木材の活用

 本プロジェクトでは、高松市の材木屋や製材所から製材過程で発生する、商品にならない虫食いや節のある「未利用木材」を譲り受けて改修を行っています。

◆構造補強

 初めに納屋を躯体のみの状態まで解体し、構造補強を行いました。譲り受けた多様なサイズの材を構造材として活用するため、明治大学建築構造研究室と共同で強度と材効率を両立する構法の研究を行い、その成果をもとに現地で施工を行いました。

◆布団断熱

 休憩室1は納屋の中でも特にしっかりと断熱を行い、快適な環境で過ごせる部屋を目指しました。島内の民家に多く残されていた布団を回収し、防虫処理・パッケージを行って断熱材を作成しました。

◆籾殻消石灰断熱

 キッチンの壁には、高松市のカントリーエレベーターから頂いたもみ殻を消石灰と混合し、断熱材として施工しました。

◆籾殻燻炭断熱

 休憩室1の床下、休憩室2の壁にももみ殻を使った断熱をしています。こちらではもみ殻を燻炭化してから用いることで防虫・防腐・調湿効果を持たせました。


【地域デザイン研究室について】

私たち明治大学理工学部地域デザイン研究室では、建築や都市のあり方を「資源」の視点から見つめ直し、地球環境危機の時代における新たな地域デザインの実践に取り組んでいます。

中山間地域や離島、都市郊外などをフィールドに、地域の自然環境や暮らしの知恵、未利用資源など、その土地ならではのポテンシャルを活かした建築・地域づくりを、調査・設計・施工まで一貫して行っています。男木島もその大切なフィールドの一つです。

本プロジェクト以外にも、各地で地域資源を活かした建築・地域づくりの実践を継続しています。これまでの活動や研究内容については、研究室ホームページでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

🔗明治大学地域デザイン研究室



【プロジェクトメンバー】

足立 莉菜 (あだち りな)

島を訪れるたびに、美しい海や石垣、路地の風景、そして島の方々の温かさに魅了されています 。この場所を人が集い、つながる拠点にしたいという思いで改修を進めてきました。完成まであと一歩です。ぜひ応援よろしくお願いします!

神﨑 彩 (かんざき あや)

東京から男木島へ通うたびに島の豊かさに魅了され、何度でも訪れたいと思う場所になりました。この納屋も島内外のさまざまな人が集い、沢山の人にとって「また来たい」と思える、長く愛される場所になってほしいです。そんな場所を一緒に完成させたいです!

髙木 晴生 (たかぎ はるお)

2年前から男木島に通い、仲間たちと一緒に納屋の改修に取り組んできました。現場で悩み、手を動かしながら、少しずつ空間が立ち上がっていくたびに、自分たちの手で場所をつくる面白さを感じています。この場所がどんな出会いや時間を生んでいくのか、今からとても楽しみです!

森川 晃行 (もりかわ てるゆき)

昨年、初めてフェリーから見た男木島の風景と島民の温かさを今でも鮮明に覚えています。先輩方から受け継いできた学びと実践、島内外の方々とのつながり。多くの人々の想いが込められてきた建築も、いよいよ完成の時を迎えようとしています。皆様のご協力お待ちしております!

川島 範久 (かわしま のりひさ)

明治大学理工学部建築学科・地域デザイン研究室主宰。10年前、瀬戸内国際芸術祭をきっかけに男木島を訪れ、畠中夫妻との出会いからこのプロジェクトが始まりました。男木島には、集落の成り立ちや暮らしの知恵、人と自然との関係が今も色濃く残っています。私たちは、かつて地域の中心だった道場を再び人が集う場所として未来へつないでいきたいと考えています。今回の納屋改修はその第一歩です。学生や島の方々と共に積み重ねてきた挑戦が、男木島の新たな交流と活動を支える場となることを願っています。 

明治大学川島範久研究室:http://norikawashima-lab.jp/川島範久建築設計事務所:http://norihisakawashima.jp

【完成後の展望】

 納屋の完成後は、島民や移住者、学生、来島者が関わりながら、食やものづくり、庭づくりなどを通して新たな交流の形を試していく場にしたいと考えています。納屋を起点にさまざまな実践を重ね、その過程で生まれる人とのつながりや活動を大切に育てていきます。 こうした活動を積み重ねることで、将来的には「道場」が再び地域の交流を支える場所として親しまれることを目指しています。 

 また、この建築を通して得られた知見を、離島や中山間地域など同様の課題を抱える地域にも発信し、持続可能な建築づくりへとつなげていきたいと考えています。 


【支援金の使い道】

 ご支援いただいた資金は、納屋改修に必要な材料費や設備費、現地での施工・調査活動に伴う経費など、本プロジェクトの活動経費として大切に活用させていただきます。


【スケジュール】

2026年

 7月:クラウドファンディング開始、休憩室2施工

 8月:クラウドファンディング終了、浴槽の購入、浴室・休憩室2施工

 9月:浴室・ダイニングキッチン・外構施工

 10月:納屋竣工

 12月:リターン、お礼品の発送

2027年以降 道場の構想


※設計・施工の検討により竣工時期が後にずれ込む可能性があります。


【アクセス】

〒760-0091 香川県高松市男木町1881

高松港→フェリーで約40分→男木港→徒歩5分


【募集方式について】

 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


【使用画像・動画について】

使用している写真は全て許諾を得て利用しています。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • リターン仕入れ費

  • 活動費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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