クローゼットの整理をしながら、ふと、あの頃のことを思い出していました。アトピーが最もひどかった時期、私は「着たい服」ではなく、「洗える服」だけを選んで着ていました。血や浸出液で汚れてしまうから、どんなに好きなデザインでも、肌に優しい素材でなければ着られない。おしゃれを楽しむ余裕など、どこにもありませんでした。あの頃の私にとって、洋服は「自分を表現するもの」ではなく、「症状を隠すためのもの」だったのです。本日、その象徴でもあった洋服たちを、手放すことにしました。処分する、というよりは、あの頃の自分に区切りをつけるための、静かな決断として。アトピーという苦しみに寄り添ってくれた服もあるけれど、もう、あの頃の私ではない。そう、静かに決めたのです。そして今、私は思います。かつての私のように、アトピーに苦しみ、自分を表現することを諦めている方々に、同じように希望を持ってほしい。自分らしく生きる喜びを、取り戻せる未来が、必ずあるのだと。そのために、この挑戦を、私は続けていきます。連休中にもかかわらず、このページを訪れてくださっている皆様、そして温かいご支援を続けてくださる皆様、本当にありがとうございます。皆様の存在が、私の背中を静かに、そして確かに押し続けてくれています。初山 理絵




