日本を代表する作家、宮沢賢治。その名作『セロ弾きのゴーシュ』は、不器用で、孤独で、それでも音楽を諦めなかった一人の青年の物語です。
動物たちとの出会いの中で、少しずつ、しかし確実に変わっていくゴーシュ。
それは、誰かと比べて落ち込んだことのある人、努力が報われないと感じたことのある人、そんな“私たち自身”の姿でもあります。
もし「うまくいかない自分」に、心が折れそうになったことがあるなら、この物語は、きっとあなたの中の何かを、静かに震わせます。
今回、演奏家として、そして一人の人間として大きな影響を受けた『セロ弾きのゴーシュ』を絵本として世に出し、音楽とのコラボレーションを通じて世界中の人々、特に子どもたちへと届けていくプロジェクトを立ち上げました。
宮沢賢治生誕130周年の今年、彼の物語を改めて広め、夢や目標に向かって諦めずに進んでいく人が増えますよう、多くの方々からのご支援を賜われますと幸いです。
よろしくお願いいたします!
自己紹介
宮沢賢治生誕130周年の挑戦!
初めまして。MUSICLIBERALARTS代表、ヴァイオリニストの小池彩夏(こいけあやか)と申します。
この度は私たちのプロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます!

私は現在、ヴァイオリニストとして演奏活動やイベント企画、音楽指導などを通じて地域から世界へ「音楽に文化貢献」をスローガンに日々尽力しています。
クラシック音楽の魅力をより多くの人に届けるため、物語と音楽を融合させた表現にも力を注いできました。
その中でも、近年特に注力しているのが、宮沢賢治の世界を音楽の力で伝えていく活動です。

数多くの名作を世に生み出した作家の宮沢賢治。
2026年は、そんな宮沢賢治生誕130周年となります。
この特別な節目に、名作『セロ弾きのゴーシュ』を新たな絵本として制作します。
・あたたかみのあるやさしいイラスト
・英語併記による海外展開
・音楽と融合した新しい表現
言葉の壁を越えて、“日本の心”と“音楽の力”を届ける一冊へと仕上げます。
なぜ音楽家である私が『セロ弾きのゴーシュ』を絵本にするのか。その理由をお伝えいたしますね。
物語との出会い
背中を押されたメッセージ
この物語に、私は幼い頃に出会いました。母に読み聞かせてもらった一冊の絵本。それが『スーホの白い馬』で知られる絵本画家の赤羽末吉さんが絵を手がけた『セロ弾きのゴーシュ』でした。
その時に感じた、包み隠さないまっすぐな言葉と、一歩も揺るがない絵の迫力は、他の絵本と比べてとても大人びていました。
その力強さに当時は少々恐ろしささえ感じていましたが、ゴーシュの物語が伝えるメッセージが心の奥に残り続け、今では私にとって大切な作品となっています。

私は祖母が大好きだったヴァイオリンを3歳から習い始め、音楽の道へと進みました。
一見華やかに見える世界ですが、その道は決して順風満帆ではなかったのです。
少しでも実力をつけて舞台に立つ機会を増やすためにコンクールやオーディションに挑戦する中で、思うように結果が出ず、自分の才能に疑問を抱き、何度も立ち止まりました。
他人と比べてしまい、環境のせいにしてしまう弱さ。思うような結果が出ない苦しさ。自分は劣っているのではないかという不安。しかし、それを測るものさしもなく…。
——まるで、物語の中のゴーシュのように打ちひしがれた日もありました。
しかし、演奏家として活動をする中で、再び出会った『セロ弾きのゴーシュ』。
幼い頃には気づかなかったそのメッセージに心震え、涙しました。
不器用で失敗ばかりで、それでも音楽に向き合い続けるゴーシュの姿は、まるで過去の自分そのもの。
自分自身も壁にぶち当たり苦悩してきたからこそ、今なら痛いほど分かります。
あの物語が伝えていたのは、「才能」ではなく、「素直さ」と「積み重ねる力」だったことが。
『セロ弾きのゴーシュ』は、母に読み聞かせてもらった体験から、時を超えて今の私を支える大切な作品になっています。
幼少期に読み聞かせてもらった絵本と、現在の私
この物語を、今を生きる子どもたちへ。そして、世界中の人たちへ届けたい。
そんな想いから、このプロジェクトは始まりました。
不朽の名作を絵本に
新たな命を吹き込むイラスト
今回、名作『セロ弾きのゴーシュ』に新しい命を吹き込んでくれるのは、絵本作家のやまぐちとおるさん。
ヘアドネーションを題材にした代表作『ぼくが髪を伸ばすわけ』で高い評価を受けており、数多くの学校に寄贈されているほか、たくさんのメディアでも取り上げられています。

・やまぐち とおる(絵本作家・グラフィックデザイナー・
絵本フェス実行委員会 主催)
グラフィックデザイン歴33年。情報誌「ぴあ」などをはじめ、多くの情報誌&企業広告を手掛ける。
これまでに11冊の絵本を出版。代表作「ぼくが髪を伸ばすわけ」は
ヘアドネーションをテーマに、
中部地区を中心に1,800以上の小学校の図書室に設置し教育現場でも活用されている。
2021年より、全国の絵本作家に声をかけ
日本最大級の絵本イベント「絵本フェス」を立ち上げ毎年開催し、絵本業界でも話題に。現在は、絵本を通して、想いを伝える活動を中心に行なっている。
こちらはやまぐちさんが描いてくれた表紙のイメージです。(現在制作途中ですので、完成版では変更となる場合がございます)

この表紙がどのように描かれたのか、制作風景の動画をご覧ください。
やまぐちさんのやわらかくあたたかいタッチと愛らしくて魅力的なイラストと共に、ゴーシュの物語を紡いでいきます。
英語対訳付きで
世界の子どもたちへ届けたい
今回制作する絵本には、英語の対訳を入れさせていただいています。
私は普段、演奏家として活動する傍ら日本の子どもたち向けにコンサートやヴァイオリンのアンサンブル指導も行っています。
その中で、昨年から子どもの支援団体が主催するチャリティーコンサートに出演したり、ミュージックキャンプへ講師として参加させていただくなど、海外の子どもたちとの交流の機会をたくさんいただきました。
その経験を通して、日本の子ども達はじめ世界中の子どもたち、そして世界中の人々に、日本の文化や宮沢賢治の作品が持つやさしさと深い魅力、そして音楽が国境を越えて心と心をつなぐ力を感じてほしいと強く願うようになりました。
その想いから、より多くの方に物語を届けられるよう、英訳を併記しています。
翻訳をしてくださるのは、大庭平八郎さんです。

大庭 平八郎(おおにわ へいはちろう)
福岡大学英語学科卒。英国リーズ大学に1年間留学後、ロンドンおよびフロリダで計約2年サービス業に従事。
帰国後、社会人向けの英語学校で約7年英語の指導に携わり、2018年に独立。英語の個別レッスンや企業研修、翻訳、日英コミュニケーションファシリテーターとして従事。目的に応じた教材作成と読解指導を強みとする。著書に「世界を広げる英語リーディング」メディア・ケアプラス刊
私たちがこれまでに行ってきた活動の一部をご紹介させていただきます。
・セロ弾きのゴーシュこども向けワークショップ&コンサート
ワークショップではセロ弾きのゴーシュのセリフをみんなで練習して、後半のコンサートで一緒に共演しました。

・日本での子供たち向けのコンサートやヴァイオリンアンサンブル
ヴァイオリンアンサンブルは児童館のご協力の元、月に1回開催しています。

・マレーシアとのご縁
マレーシアで開催されたチャリティーコンサートに参加。

マレーシアでの公開レッスンも行い、ミュージックキャンプにも参加しました。


今回地域で繋がりCFFジャパンという団体がご縁をくださったCFFマレーシアの子ども達に、ヴァイオリンのアンサンブルレッスン。みんなとても熱心に取り組んでくれました。

このようなご縁に恵まれて、日本の心を世界へと届けるプロジェクトへと結びついていったのです。
今、新しい絵本を作る理由
「なぜ、すでにたくさんある宮沢賢治の絵本ではなく、新しくつくるのですか?」
そんな問いをいただくことがあります。
それは、とても大切な質問だと思っています。
たしかに、宮沢賢治の作品は長く愛され、多くの絵本が出版されていますし、素晴らしい本もたくさんあります。
だからこそ、「既存の絵本を届ける」という選択肢にも、大きな価値があることは間違いありません。
それでも、私たちが新しく絵本をつくろうとしているのは、“今の子どもたちに届く形”で、賢治の物語を手渡したいからです。
私自身、演奏家として長く音楽を届ける中で感じてきたことがあります。
同じ楽譜でも、演奏する人によって響きが変わるように、同じ物語も、誰が・どんな想いで表現するかによって、届き方が変わります。宮沢賢治の作品には、言葉だけではなく、リズムや呼吸、風景の音、沈黙の間(ま)があります。
私は演奏を通して、その“音にならない響き”に何度も心を動かされてきました。
だからこそ、この絵本では、文章を読むだけではなく、「音楽を感じるように物語を味わえる体験」を目指しています。
ページをめくるテンポ。言葉の余白。絵から立ち上がる空気。静けさや温度まで含めて、一つの“演奏”のような絵本にしたいと思っています。
時代が変わると、子どもたちの感覚や、日々触れている表現も変わります。
だから私たちは、賢治の世界を「昔の名作」として残すだけではなく、今を生きる子どもたちが、自分自身の感覚で出会える作品として届けたいのです。
また、このプロジェクトは単に“本を増やす”ことが目的ではありません。
音楽や絵、言葉を通して、人と人がつながり、物語を受け継ぐ営みそのものを、現代にひらいていく挑戦でもあります。
一冊の新しい絵本が、誰かにとって初めての宮沢賢治との出会いになるかもしれない。親子で同じページを囲む時間になるかもしれない。大人が忘れていた感覚を、そっと思い出すきっかけになるかもしれない。
既存の作品への深い敬意を持ちながら、演奏家だからこそできる表現で、今だから生まれる一冊を届けたい。
それが、私たちがこの絵本をつくる理由です。
このプロジェクトで実現したいこと
絵本と音楽で、共に届けるメッセージ
本プロジェクトでは絵本制作に加え、『宮沢賢治の世界』と題した朗読コンサートを開催します。
物語のために作曲された音楽と共に、ゴーシュの世界を“体験”していただける機会となります。コンサートは9月11日(金)19時からの開催です。
会場は重要文化財でもある自由学園明日館(池袋)です。
作曲家の香月修先生にお力添えいただき、『セロ弾きのゴーシュ』の物語をイメージして作曲した作品と朗読を合わせたコンサートを、コロナ禍であった2021年から毎年実施してきました。
今回は絵本の魅力も加わり、さらに鮮やかに印象深い『セロ弾きのゴーシュ』の世界を感じていただけると思います。

このプロジェクトを通じて実現したいことは、
・世界中の子どもたちの心の支えとなる物語を届けること
・クラシック音楽の魅力を、もっと身近に伝えられるようにすること
・日本の素晴らしい文化を、世界へとつないでいくこと
そして何より—— この絵本を手に取っていただいた全ての人に「本当に大切なもの」に出会うきっかけをつくることです。
プロジェクトの趣旨にご賛同いただける皆様からのご支援を賜われますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします!

リターンについて
ご支援いただいた皆様へのリターンには、制作する絵本をはじめ、「セロ弾きのゴーシュ」の世界を音楽を通じて体験できるコンサートへにご参加いただけたり、ご自身のお名前を絵本に掲載させていただいたり、コンサートのゲネプロ(リハーサル)にご参加いただけたりと、ユニークで魅力ある内容が満載です!
お礼のメッセージ 3,000円
絵本(お礼のメッセージ付き) 5,000円
コンサートチケット&直筆メッセージ 8,000円
9月11日(金) 19:00 開演/18:30 開場 @自由学園明日館
絵本 & コンサートチケット 10,000円
感謝の直筆メッセージ付き
ゴーシュ応援プラン 20,000円
1, 絵本 & コンサートチケット & サイン入りCD
2, 絵本 & コンサートチケット & 出演者全員のサイン色紙
感謝の直筆メッセージ付き
ゴーシュ熱烈応援プラン 30,000円
絵本 & コンサートチケット & サイン入りCD & 出演者全員のサイン色紙
感謝の直筆メッセージ付き
バイオリン体験レッスン 30,000円
対面(千歳烏山教室もしくは都内音楽スタジオ)
1時間
通常月3回/30分 8000円
交通費・スタジオ代別途
当日のゲネプロ(リハーサル)参加 50,000円
絵本 & コンサートチケット & サイン入りCD & 出演者全員のサイン色紙
感謝の直筆メッセージ付き
セロ弾きのゴーシュスポンサー 30,000円
絵本にお名前を掲載
セロ弾きのゴーシュゴールドスポンサー 50,000円
絵本にお名前を掲載&当日配布パンフレットにお名前を掲載
セロ弾きのゴーシュプラチナスポンサー 100,000円
絵本にお名前を掲載&当日配布パンフレットにお名前を掲載 ゲネプロ参加
スケジュール
6月30日 クラウドファンディング終了
8月下旬〜 絵本発送
9月11日 コンサート「宮沢賢治の世界」開催
最後に

最新の活動報告
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「宮沢賢治とクラシック音楽」制作への想い
2026/05/14 19:00皆さま、いつも応援ありがとうございます!本日の活動報告では、私たちが制作を進めている「宮沢賢治とクラシック音楽」というテーマについて、その背景や想いをお伝えしたいと思います♪宮沢賢治は幼い頃からクラシック音楽に親しみ、音楽を人生や創作の大切な支えとしていました。特にバッハ、ベートーヴェン、モーツァルトなどの作品に深く心を動かされ、その響きや精神性は、賢治の文学世界にも大きな影響を与えています。私たちは今回の制作を通して、単に「文学を紹介する」のではなく、賢治が音楽から受け取った“祈り”や“希望”を、現代に生きる私たちにも感じてもらえる形で届けたいと考えています!宮沢賢治がクラシック音楽を愛した理由① 心を浄化し、理想の世界へ導いてくれたクラシック音楽の美しい旋律や調和は、賢治にとって心を整え、理想や幸福への憧れを強くしてくれる存在でした。言葉だけでは表せない感情を音楽が支え、作品に込められた祈りや優しさへとつながっていったのです。② 自然や宇宙とのつながりを感じさせてくれた賢治の作品には、星空、風、銀河、自然のリズムなど、壮大な世界観が描かれています。それは交響曲のような広がりを持つクラシック音楽から受けた影響とも言われています。『銀河鉄道の夜』に流れる宇宙的な感覚にも、その響きが息づいています。③ 苦しみを乗り越える力を与えてくれた病気や生活の苦労の中でも、賢治は音楽に救われていました。クラシック音楽は、悲しみを抱えながらも前へ進む勇気や希望を与えてくれる存在だったのだと思います。クラシック音楽が影響を与えた作品たち『銀河鉄道の夜』には、まるで交響曲のような壮大な広がりがあります。『セロ弾きのゴーシュ』では、音楽を通して心が通い合う喜びが描かれています。また、賢治の詩や童話には、リズムや響きを大切にした“音楽的な言葉”が数多く見られます。このプロジェクトで目指していること今回のクラウドファンディングでは、「文学」「音楽」「祈り」「希望」をつなぐ表現を、多くの方に届けることを目指しています。忙しい日々の中で、少し立ち止まり、音楽や物語に心を委ねる時間を持ってもらえたら——。そんな願いを込めて制作を進めています。最後に・・・宮沢賢治にとってクラシック音楽は、単なる娯楽ではなく、“生きる光”でした。その精神や響きを、今を生きる私たちの心にも届けられるよう、引き続き丁寧に制作を進めてまいります。いつも温かい応援、本当にありがとうございます。今後の活動報告もぜひ楽しみにお待ちください^^ もっと見る
宮沢賢治ってどんな人?
2026/05/13 23:35本日もご支援いただきました皆さま、シェアくださった皆さま、どうもありがとうございました!!皆さまに少しずつ宮沢賢治や作品の魅力、私の想い、活動報告をさせていただきたく、毎日少しずつ更新していきます。よろしければお時間ある際にご覧ください(^^)★宮沢賢治ってどんな人?宮沢賢治(1896-1933)は、岩手県花巻市で生まれた詩人・童話作家です。『雨ニモマケズ』や『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』、『セロ弾きのゴーシュ』など、今も愛される作品をたくさん残しました。自然や動物、宇宙など、すべての命にやさしいまなざしを向けていた賢治。その作品には、「みんなが幸せになること」を願う温かな気持ちが込められています♡⸻♣︎賢治が大切にしていた言葉「世界ぜんたいが幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」この言葉には、“自分だけではなく、周りの人や社会みんなが幸せであってほしい”という賢治の想いがあふれています!⸻◎いまも愛され続ける理由宮沢賢治の作品は、読む人の心にそっと寄り添ってくれます。悩んだとき、落ち込んだとき、前を向きたいとき——賢治の言葉が、小さな光を届けてくれることがあります☆私たちのプロジェクトも、そんな“やさしさ”や“つながり”を大切にしながら活動を続けていきます!! もっと見る




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