
はじめまして。
新潟県新潟市でオーダーメイド家具と3D加工を手がける株式会社ビバス、代表の小林 浩二と申します。
このページをご覧いただき、ありがとうございます。
2026年の新工場への引っ越しを機に、工場の正面外壁に「3D加工技術を象徴するモニュメント(大型オブジェ)」を制作・設置したい。

これは単なる看板ではありません。
「新潟のものづくりはまだ死んでいない」
という、私たちの宣言です。

なぜ、このプロジェクトを立ち上げたのか
「これって、自分じゃなくてもできるよな」
デザインを学ぶ学校を卒業し、夢いっぱいでものづくりの業界に飛び込みました。
しかし現場で最初に感じたのは、この言葉でした。
家具や建築の世界では、大きな会社がお客さんから仕事を受け、中くらいの会社に流し、さらに小さな会社へと仕事が降りてきます。
その末端にいる職人は、上から渡された設計図をただ忠実に形にするだけ。自分のアイデアや工夫を出す場面は、ほとんどありません。
「こんなものを作りたい」「あんな空間を作り出したい」と夢を描いていたはずが、気づけばまるで「説明書通りにプラモデルを組み立てるだけの仕事」になっていました。
そして、こう思ってしまう。
「これは、自分じゃなくてもできる仕事だ」
この感覚は、私だけじゃありませんでした。
「ものづくりが楽しくて入ってきたのに」と感じながら業界を去っていく若い職人を、何人も見てきました。
遠回りが気づかせてくれたこと...そば屋での2年間
業界への違和感が積み重なり、思い切って全く別の仕事のそば屋へ転職したことがあります。
「もう、ものづくりはいい」と思っていたはずなのに、辞めた後も友人や知人から「お店を開きたいんだけど内装を手伝ってほしい」「棚を作ってほしい」という相談が次々と届きました。
昼はそば屋で働きながら、夜や休日は知人のお店づくりをお手伝いする。
そんな日々が4件、5件と続きました。

「寝る間もないのに、なぜかやめられない」
そのとき、はっきりと気づきました。
「声をかけてもらえるということは、必要としてくれる人がいるということだ」
それが、ものづくりの世界へ戻るきっかけになりました。
戻ってからは、一切営業をしなくても口コミだけでお客さまが増えていき、2006年に株式会社ビバスを設立しました。
※2006年に株式会社ビバスを設立の会社の画像
「30年修業しないと無理」は、本当か
独立して仕事が増えるにつれ、ある壁にぶつかりました。
複雑な曲線や、設計図だけでは表現しきれない繊細な形を再現することの難しさです。
家具づくりの世界では昔から、「師匠の背中を見て盗め」という文化が根強く残っています。
弟子は最低10年は見習い期間、その間はまともな給料ももらえないことも珍しくない、そんな慣習が今も続いています。

コンピューターで設計したデータをもとに機械が自動で素材を削り出す「デジタルものづくり」が少しずつ広がり始めた頃、私は福岡・長野・金沢など全国の現場を見学して回りました。
そこで確信しました。
職人の手仕事と、デジタルの正確さが組み合わさったとき、まったく新しいものづくりが生まれる。
そう確信し、イタリアのSCM社が製造した「5軸CNCルーター(m100)」を導入しました。
この機械は、木材を上下左右だけでなく斜め方向にも削れる5方向の動きができるため、これまで手作業では難しかった複雑な曲面や球体状の加工が可能になります。

この機械を使えば、これまで熟練の職人にしかできなかった複雑な加工が、経験の浅いスタッフにも再現できます。一方で、「どこを手作業で仕上げるか」「どの木目を生かすか」という職人ならではの判断は、機械には出せない。この2つが組み合わさることで、「自分じゃなくてもいい」ではなく「自分だからできる」仕事が生まれます。
回転寿司と職人寿司、どちらが正しいかではなく、いいところを組み合わせればもっといいものができる、それが私たちのものづくりの考え方です。
ビバスは、2006年の設立から約20年、新潟市を拠点にオーダーメイド家具と3D加工を手がけてきた会社です。現在のスタッフは10名。
住宅の棚や収納から、飲食店・店舗の什器、装飾品まで、木・鉄・ガラス・布など様々な素材を組み合わせたものづくりをワンストップで手がけます。
私たちのモットーは、「これでいいのか、常に考えるもの造り」。
完成したら終わりではなく、常に「もっといい方法があるんじゃないか」と考え続けることを大切にしています。
3D加工の実績は、東京の商業ビルやつくばの企業オフィスに納めたオーダー家具など、新潟を飛び出して全国に広がっています。また、採用ページには、私たちの思いをこんな言葉で書いています。
「ビバスは家具や什器を手掛ける会社ですが、"家具屋さん"ではありません。
その枠を超えた"ものづくり屋さん"でありたいと思っています。お客様と一緒に考え、一緒にいいものを作っていく。その過程も楽しみたいと考えています。」
技術を磨くだけでなく、地域への貢献も大切にしてきました。
地元小学校のお祭りで木工ワークショップを開き、子どもたちが自分で木を削って箸を作る体験を4〜5年間続けました。
怪我をしない工夫をしながらスタッフがボランティアで取り組んだこの活動は、テレビのアウトドア番組にも取り上げていただきました。
コロナ禍でやむなく休止しましたが、あのとき夢中で木を削っていた子どもたちの顔は、今も忘れられません。

2026年夏から、新潟市内の新工場(国道バイパス沿い)の正面外壁に、3D加工技術を象徴する大型モニュメントを設置します。

私たちの3D加工の流れはこうです。
まずお客さまとじっくり打ち合わせをして、形にしたいイメージをお聞きする。
次に平面の設計図を描き、それをコンピューター上で立体の設計データに変換する。
そのデータをイタリア製の5軸CNC機械に入力し、機械が木材を削り出す。
最後に、職人が手仕上げをして完成。
このプロセス全体を、私たちはビバス一社でやりきります。
このモニュメントにも、そのすべての工程を注ぎ込みます。
一目見ただけで「ここは、ただの工場じゃない」と伝わるような、デザイン性と存在感を兼ね備えた作品を目指しています。
※ 完成予想CGは制作中です。公開次第、このページに掲載します。
このモニュメントが完成した先に、何が起きるか
少し想像してみてください。
夜、バイパスを走る高校生が助手席から窓の外を眺めていて、ふと目に留まる。
「あの建物、なんかすごい形してる。何の会社だろう?」
「新潟にこんな技術があるんだ」
そう知った若者が、数年後「ものづくりをやってみたい」と思うかもしれない。
「自分じゃなくてもいい仕事」ではなく、「自分だからできる仕事」があると知るかもしれない。
これが、私たちがモニュメントに込めた本当の目的です。
目立つためではなく、「新潟にも面白いものづくりがある」と感じてもらえる場所を作ること。
「自分じゃなくてもいい」と思って業界を去っていく若者を、一人でも減らすこと。モニュメントは、そのための第一歩です。


リターン一覧
支援金額リターン内容3,000円お礼のメール+お名前を記載した感謝状5,000円3D加工で削り出した木材サンプル(加工端材アート)10,000円モニュメント完成記念写真+限定デジタルパンフレット20,000円3D加工の制作過程をまとめた映像+工場見学(日程は要相談)30,000円3D加工の体験ワークショップへの参加(日程は要相談)50,000円モニュメントの記念プレートへのお名前永久刻印100,000円〜【法人向け】モニュメント周辺の案内板への社名掲載(詳細は個別相談)



子どもがシール帳を前にしたとき、あの集中力、すごくないですか。
「これを完成させたい」という気持ちが生まれると、人ってあんなに夢中になれる。
ものづくりも、本来はあの感覚と同じはずなんです。
でも現実の業界では、「言われたものをただ形にするだけ」という仕事が多くなってしまっている。
だから「自分じゃなくてもいいんじゃないか」と感じた若い人が、ものづくりの現場から離れていく。
私はずっとそれが悔しかった。
だから私たちがずっと大切にしてきた問いが、これです。
「これでいいのか」
完成したら終わりではなく、常に「もっといい方法があるんじゃないか」と考え続ける。
そういうものづくりをしていれば、「自分じゃなきゃダメだ」という仕事が必ず生まれると信じています。
このモニュメントはその「宣言」です。
バイパス沿いに完成するこのシンボルを、通りかかった誰かが見て「あそこ、面白そうな会社だな」と感じてくれたら。
SNSで調べた若者が「新潟にもこんなものづくりがあるんだ」と知ってくれたら。
それだけで、このプロジェクトには意味があります。
約20年、この業界でやり続けてきました。
まだまだ小さな会社ですが、この思いだけは誰にも負けません。
ご支援いただいた皆さまの想いがこもったモニュメントが、新潟の地に完成する日を、ぜひ一緒に楽しみにしていてください。どうか、力を貸してください。
株式会社ビバス 代表 小林 浩二





