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メンタルヘルスの声が届く社会を、一緒に作る
精神保健政策の【見える化】と対話を通じた社会変革
公益財団法人こころのバリアフリー研究会は、精神疾患や障害の適正な理解と予防、当事者の社会復帰の促進及びその自立、社会経済活動への参加の促進に関する事業を行い、精神保健医療福祉に関する啓発の増進に寄与することを目的としています。
この目的を達成するため、いくつかの活動を行っていますが、そのうちの一つに「関係団体との情報交換」があります。この活動の一環として、2024年から『政党公開質問状プロジェクト』を実施してきました。精神保健分野における偏見や誤解は、多くの人々の人生に大きな影響を与えています。私たちは、この課題に正面から向き合い、政策レベルでの実質的な変化を生み出したいと考えています。今回のクラウドファンディングは、このプロジェクトをさらに広げ、より多くの支援者の皆さんとともに、社会全体の偏見解消に向けた具体的なアクションにつなげるための重要なステップです。
600万人以上が直面する課題、そして何千万人への影響
日本には、600万人以上の方が精神疾患の治療を受けています。その方々の周囲の家族、友人、同僚など、精神疾患・精神保健の影響を受けている方を含めれば、何千万人という数になっていると思われます。こうした多くの人たちと、国の政治が、よい形で相互協力できるようになれば、という思いが、私たちの根底にあります。
なぜ今、政治家と現場の対話が必要なのか
精神疾患は決して珍しいものではありません。しかし社会全体では今なお、精神障害・精神疾患に関する大きな誤解や偏見が存在しています。こうした偏見は、個人の努力だけでは解決できません。政策を通じた社会的な環境整備が、本当の意味での変化をもたらすのです。
現状では、精神保健政策を立案する政治家と精神疾患を持つ当事者や精神保健・医療関係者、つまり現場の声の間の交流が十分であるとはいえません。治療を受けている人・家族・支援者・市民の声を反映した質問を作成し、それに対する各政党の回答を得るという『政党公開質問状プロジェクト』を通じて、政治家の皆さんが現場の声をより深く理解することが、政策立案の質を高める第一歩となります。
私たちは政治家や政党の皆さんが精神保健政策についてどのような考えを持っているのかを把握し、その内容を社会に【見える化】することで、より多くの人が政策議論に参画できる環境をつくりたいと考えています。これは、当事者・家族・支援者の声が政治に反映される社会へ向けた、欠かせないステップなのです。

政党間の合意形成と政策の早期実現へ
精神保健政策の方向性について、実は各政党の考え方には、大きな違いはないのではないか、と私たちは感触を持っています。政党公開質問状への回答を、広く世に知らせることによって、現場の声に基づいた政党間の合意の形成、政策の早期の実施にも役立つことができればと考えています。支援者の皆さんや市民が政治家の政策スタンスを理解し、その共通点を認識することで、超党派での政策実現の機運が高まるのです。また選挙が行われるときには、精神保健政策に関する各政党の考え方を広く皆様にお知らせし、あらゆる立場の人が、政党の考え方をしっかり理解・賛同した上で、投票する流れにつなげたいのです。
持続可能な政策対話の基盤を築く
このプロジェクトの真の意義は、一度限りの対話ではなく、こころのバリアフリー研究会・当事者・当事者家族・支援者・政治家がつながる流れを作り、持続可能な政策対話の基盤を築くことにあります。政党への公開質問状を通じた対話を深めることで、当事者・家族・支援者の声と政治家の思いを交差させ、理解と協働の循環を生み出します。
そのプロセスを通じて、政治家のメンタルヘルスへの理解を広げ、政策を『一方向の発信』ではなく『共に作る関係』へと変えていきます。こころの健康を願うすべての人の声と気持ちが政治に反映される社会の実現へ、着実に歩みを進めるのです。
これまでの取り組みと今回のプロジェクト
こころのバリアフリー研究会は、精神保健分野における偏見や誤解をなくすために、様々な活動を行ってきました。医療関係者、精神疾患を持つ当事者、研究者、市民が協力し、社会全体で精神保健への理解を深めるための取り組みを展開しています。その活動の一環として、関係団体との情報交換を重視してきました。
2024年から『政党公開質問状プロジェクト』を実施してきた経験を踏まえ、今回のクラウドファンディングは、このプロジェクトをさらに広げ、より多くの政治家・政党との対話を実現し、社会全体の偏見解消を加速させるための重要なステップとなります。支援者の皆さんとの協働を通じて、政策対話の輪をさらに大きく広げていきたいのです。
具体的な取り組みの流れ
まず、全国の政治家・政党に対して精神保健関連の政策課題についての包括的なアンケートを実施します。質問項目は、精神科医療の充実、精神疾患患者の雇用支援、地域支援体制の整備など、社会的に重要なテーマを幅広く盛り込みます。
その結果を詳細に分析し、わかりやすいレポートとして公開することで、支援者の皆さんや社会全体が政治家の政策スタンスを理解できるようにします。

対話から生まれる社会変化
アンケート結果の公開後は、政治家の皆さんと直接の対話の場を開催します。この対話では、単なる情報提供ではなく、市民・患者の声をしっかりと届け、双方向のコミュニケーションを実現したいと考えています。
こうした対話を通じて、政治家の皆さんの理解が深まり、実際の政策立案につながることを期待しています。政党間の共通点が明らかになることで、超党派での政策実現への道も開けるのです。当事者・家族・支援者の声が政治の現場でしっかりと受け止められ、政策に反映される好循環が生まれます。
成果目標(KPI)
【このプロジェクトの5つの段階】
1. 各関係団体・精神疾患をもつ当事者・家族の方などからアンケート・質問案のアイデアを集める
2. 政党への公開質問状を作成
3. 政党からの回答を獲得(回答率アップを目指す)
4. 回答内容を広く社会に周知し、有権者の投票判断材料に活用
5. 政党間の合意形成(ワンボイス)の推進
【計測可能な数値目標】
・関係各団体からの質問案アイデア数
・政党への質問状の回答率
・後援団体20団体から事前フィードバック獲得(市民社会の声の代表性向上)
・SNS累計100万リーチ(Instagram、TikTok、X、Facebook等を活用し、浮動層・患者層への情報発信を実現)
資金の使途と活用予定
今回ご支援いただく600万円は、以下の項目に活用させていただきます。
【資金の使い道(概要)】
・政策調査・ヒアリング活動費
・広報・映像制作費
・公開イベント・報告会運営費
・人件費・運営管理費
【本事業との関わり】
クラウドファンディングで集まった資金は、以下の公益事業の費用に充てます。
○情報収集発信事業
○こころのバリアフリー研究会の広報
○こころのバリアフリー研究会総会における報告
これらの活動を通じて、精神保健政策に関する社会的な関心と理解を大きく高めることができると確信しています。
実施スケジュール
プロジェクト公開から3ヶ月間のご支援期間を予定しています。期間中にアンケート実施、結果分析、対話イベント開催へと進めていきます。

最後に
精神保健の偏見解消は、個人の努力だけでは成し遂げられない大きな社会課題です。しかし、多くの支援者の皆さんの力が集まれば、確実に社会を変えることができます。2024年から続く政党公開質問状プロジェクトをさらに広げ、政治家の皆さんとの対話を通じて、精神保健政策をより良いものへと進化させていくプロセスに、ぜひご参加ください。当事者・家族・支援者・政治家がつながる流れの中で、一緒に持続可能な政策対話の基盤を築いていきましょう。皆さんのご支援をお待ちしています。






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