子どもたちの未来のためにできること
NPO法人「しえるの会」代表理事の早川ゆかりと申します。当会は「子どもたちの未来のためにできることを」という理念のもと、障がいのある子どもたちとそのご家族を支援する活動を行っています。
【主な活動内容】
・相談支援事業:障碍者総合支援法に基づき「相談支援センターこころ」を運営。身体・知的・精神障がい、難病を抱える方々の、自立した日常生活・社会生活に向けた計画相談支援等を実施。
・居場所づくり:家族の悩みを共有する「お母ちゃん癒されよう会」や、子ども向けワークショップを開催。
・啓発活動:地域と福祉をつなぐ「むなかた福祉マルシェ」の開催や、発達障がいのお子さんの保護者・支援者向けに発達障がいについての講演会を年3~4回開催。

障がい者の自立における「収入」という大きな壁
「相談支援センターこころ」では、身体障がい、知的障がい、精神障がいのある方や障がい児、難病を抱える方などを対象に、自立した日常生活や社会生活を送るための様々な相談や支援を行っています。
相談支援活動を通して、私たちが痛感しているのが、障がいを持つ方々の「収入」の課題です。
現在の収入源は、障害年金と就労施設での工賃(月2~3万円程度)が現実です。ご家族がいらっしゃる間は支えがあっても、「親亡き後」の生活に大きな不安を抱えている方が少なくありません。
そんな中、絵を描くことが好きな方、才能あふれる絵を描く方が非常に多いことに気づきました。この才能を、本人の収入につなげられないだろうか。
描いた絵を販売し、その売上の一部を作者本人にお渡しすることで、将来のための資金とし、少しでも自立した生活を送れるようになってほしい。
その想いから、障がいを持つ方々(チャレンジド・デザイナー)の創造性を活かす「チャレンジド・アート」に挑戦することを決意しました。
チャレンジド・アートとは?そして、私たちの挑戦
「チャレンジド・アート」とは、障がいを持つ方々(チャレンジド・デザイナー)とプロのデザイナーが協力して(共創して)創り上げるアート作品を指します。
「チャレンジド」は、障がい者を指す国際的な呼称であり、「可能性がある」という前向きな意味が込められています。このアートが社会に届くことで、障がいのある方々の社会参画や自己実現のきっかけとなることを目指しています。

しかし、現状ではプロのデザイナーの協力が不可欠であり、高価な制作機材も必要なため、「才能や環境に恵まれた一部の人だけ」のアートというイメージがぬぐえません。
そこで私たちは、日常的に使えるグッズ制作に焦点を当てました。格式高いアートを目指すのではなく
誰もが自由に表現できる身近なチャレンジド・アートを目指しています。
2年間の実績:可能性への確信
2年前から、子どもたちの原画をもとにグッズを制作し、売上の30%を作者本人に還元する試みを開始しました。当初は布地を使った小物制作から始めましたが、「福祉マルシェ」での反響が大きかったため、昨年、印刷機を導入し、試行錯誤を重ねてきました。


原画を描いた当事者・保護者の声
特別支援学校に通う発語のない男の子の母親から、作品化への大きな喜びの声が寄せられました。
30代の障がい者の女性は、自分の絵が様々なグッズに変わることを心から喜び、それがさらなる制作意欲につながっています。
この2年間で、4人のチャレンジド・アート作者が誕生し、合計22万円(2024年度は9万円ほど、2025年度は13万円ほど)の売上還元を実現しました。
この経験を通し、私たちは「これは単なるアート制作ではなく、自己肯定感を育み、未来を切り拓くための手段だ」と確信しました。
直面した2つの課題
可能性を確信した一方で、事業拡大には2つの課題が明らかになりました。
①制作の不自由さ(アトリエの必要性)
布地以外のグッズ制作は専門業者への外注が必要です。小ロットではコストが高くなり、納期も業者に左右されます。
制作機材を自前で揃えた制作拠点(アトリエ)を設けることで、この不自由さを解消し、もっと身近で自由な創作活動を可能にしたい!
②チャレンジド・アートの認知度不足
まだまだチャレンジド・アートそのものの認知度が低いのが現状です。「福祉マルシェ」を福祉事業所、就労支援事業所、放課後デイサービス等と一緒に開催することで、まずは関係者への認知度を高めていきたいと考えています。さらに、チャレンジド・アートの継続的な発表・販売の場とすることで、地域の方に障がい児・障がい者の活動を知っていただき、共生の場を作っていきたいと考えています。
「福祉マルシェ」を毎年開催することで、チャレンジド・アートの認知度アップにつなげ、関係者・地域の方に活動を知ってもらい、共生社会の実現へ!

クラファンで叶えたい夢
この課題を乗り越え、活動をさらに発展させるため、クラウドファンディングへの挑戦を決意しました。
①創造性を爆発させる、安心安全なアトリエを作りたい!
原画制作から完成までを本人の手で行えるよう、昇華転写プリンターや彫刻機などの制作機材を導入します。これにより、「自分もやってみたい」という当事者の挑戦を後押しします。
さらに、この拠点は当会の活動を広げる場となり、障がいの有無に関わらず様々な人が集い、アートを通じて個性を認め合う「共生社会のモデル」となる地域の居場所を目指します。
現在、希望条件に合う物件が見つかりました!この物件を改装し、アトリエ、活動拠点、そして地域交流の場として整備したいと考えています。

②こども食堂を開催したい!
建物があれば、ずっとやりたいと思っていたことが2つあります。
1つは、こども食堂。
相談支援の仕事をしている中で、貧困、ネグレクト、ヤングケアラー、母子家庭など、厳しい状況の中で生きている子どもたちに出会います。そういった子どもたちに、温かいご飯を温かい雰囲気の中で食べる機会を作りたい。また、学習についても課題のある子どもたちが多いため、一緒に宿題をしたり、分からないところを補習したり、食をきっかけに子どもたちが集う場所を作りたいのです。
2つ目は、引きこもり・不登校支援。
年々、引きこもりの大人や不登校の子どもたちは増えています。さまざまな支援が存在しますが、まだまだ受け皿が足りていないのが現状です。例えば、こども食堂で「食事を作る側」として参加してもらい、参加者から「いただきます」「ありがとう」と感謝の気持ちをいただくことで、"誰かの役に立てた"という体験をしてほしい。スモールステップで社会参画の機会を創出し、社会の一員であることを実感してもらえたらと思っています。

③「福祉マルシェ」を地域に定着させ、安定開催したい!
「つながる・ひろがる・ささえあう」をキャッチコピーに、過去2回開催し、毎回200名以上が来場する「福祉マルシェ」ですが、資金集めに苦戦し、ボランティアスタッフの負担も大きくなっています。今回のクラファンを機に知名度を上げ、このマルシェがチャレンジド・アートにとって不可欠な販売・発表の場であることを広く周知し、継続的な応援を得られる形を目指します。
さらに、作品が社会に評価され、プロの表現者としての一歩を踏み出すための登竜門になればと願っています。


目標300万円!資金の使い道
建物の取得にかかる費用については、1,200万円ほど融資を受ける予定です。それでもどうしても足りない部分を、今回クラウドファンディングで集めたいと考えています。
▶チャレンジド・アート制作機材…30万円(内訳:昇華転写プリンター、彫刻機、3D熱転写プレス機など)
▶アトリエ必要物品…40万円(内訳:テーブル、椅子、エアコン、床面保護マットなど)
▶拠点改装費用の一部…100万円(内訳:駐車場整備費、給湯器、トイレ取り換え費、電気工事費、白アリ駆除、廊下の貼り換え、床の貼り換え、水漏れ修理など)※その他はDIYで行う予定
▶福祉マルシェ開催費用…80万円(内訳:会場使用料、冷暖房費、小冊子制作費、子ども向けワークショップ費用など)
▶広報宣伝費、リターン制作費など…50万円
リターンについて
ご支援いただいた皆さまには、心を込めて準備させていただいたリターンをお送りします。おすすめリターンをご紹介します。
「チャレンジド・アート」を活用したグッズ:「チャレンジド・デザイナー」の自由な感性から生まれた、世界に一つだけのアートが輝くグッズをリターンにもご用意しました。売上の30%は作者本人へ還元され、経済的な自立を支える大きな力となります。日常使いを通じて、彼らの才能が社会に認められる喜びを分かち合いませんか?使うたびに、障がいの有無に関わらず個性を認め合う「共生社会」の温かさを感じていただける、想いのこもった一品です。


「チャレンジド・アート」体験会の招待券:新しく誕生するアトリエで、世界に一つだけのトートバッグを作る体験ワークショップです。原画または絵のデータをご持参いただき、専用の制作機材を使って自分だけのバッグを完成させることができます。創作を通じて、障がいの有無に関わらず誰もが自分らしく過ごせる「共生の場」を体感してください。完成したバッグと共に、未来を育む拠点の息吹を肌で感じる特別なひとときを過ごしませんか。

「福祉マルシェ」スタッフ参加権+スタッフ限定Tシャツ:「つながる・ひろがる・ささえあう」を合言葉に、地域と福祉を繋ぐ「福祉マルシェ」を一緒に盛り上げませんか? 2026年11月28日開催の第3回マルシェにて、運営スタッフとして当日の熱気を肌で感じる特別な体験です。 限定のスタッフTシャツを身にまとい、チャレンジド・アートの魅力を共に発信しましょう。 障がいの有無に関わらず、笑顔で繋がる「共生の場」を創る仲間をお待ちしています!

支援者ランチ交流会:支援者の皆様と温かい食卓を囲み、プロジェクトへの想いを直接お伝えする交流ランチ会を開催します。アトリエやこども食堂の展望を語り合い、親睦を深める特別な時間です。障がいの有無に関わらず、誰もが輝ける共生社会を目指す私たちの挑戦を、より身近に感じていただければ幸いです。【ランチ会場】玄海旅館(福岡県宗像市神湊485−7)

スケジュール
6月14日~7月31日までクラウドファンディング
8月末 支援金入金
8月 拠点の改修スタート
10月 拠点オープン/チャレンジドアート制作体験会
11月28日㈯ 第3回福祉マルシェ
最後に
私たちは、「チャレンジド・アート」が障がいを持つ人たちと社会とをつなぐ、かけがえのない架け橋になると確信しています。この活動を福岡県中のより多くの方へ届けたいのです。
皆様のご支援は、単なる寄付ではなく、障がいの有無に関わらず「やってみたい」という小さな願いを、社会全体に響き渡らせる大きな力となります。
温かいご支援を心よりお願い申し上げます。






応援しています!頑張ってください☺️