ごあいさつ ≪わたしたちについて≫

こんにちは!
私たちはライフアートユニオンという芸能団体です。
「人生は芸術だ」
「人は誰もがアーティストである」
をスローガンに、
・能楽を中心とした伝統芸能の脱構築
・誰も見たことのない新しい舞台芸術の創造
・地域文化振興
をテーマとして活動するプロデュースチームです。
独創的な文化芸術活動を通じて、より豊かな「ライフアート(生涯芸術)」を作り続けています。
わたしたちの活動


私たちライフアートユニオンが大事にしていることは、表現ジャンルや国籍、民族、言語、性別、障がいの有無といった【あらゆる境界線を越える】こと。そこに無限の可能性を感じています。
そのために、長年さまざまな活動を続けてきました。
700年前の世阿弥のスピリッツと現代演劇を融合させた「シルクロード能楽会」、地域に根ざした音楽会や教育活動、ワークショップや演劇学校など。
2025年には、国内外含め4つの能楽堂で繰り広げられた大規模なシリーズ公演「越境する能の現在」が大成功を収め、そのラストを飾った企画がマレーシアとの国際共同制作「デズデモーナ」でした。
クアラルンプールでの2日間の公演は、大勢のマレーシア人や在馬日本人だけでなく、駐マレーシア日本国大使である四方大使も観劇にいらっしゃり、大盛況!
間髪入れず帰国後はマレーシアチームが来日して、東京都港区、鐵仙会能楽堂で、同作品を公演。
非常に高い評価を得ることができました!
その際の映像が、この動画です!(ダイジェスト版)
越境創作能とは?

では、そもそも私たちが提案する「越境創作能」とはどういったものなのでしょうか。
私たちは多様なバックグラウンドを持つ表現者たちとの共創に取り組んできました。
日舞や歌舞伎、狂言、地唄舞、白拍子といった伝統芸能から、西洋クラシックオーケストラ、中央アジアの音楽、ヒーリング系まで、音楽のジャンルも多岐に渡ります。
性別、障がい、年齢、国籍、文化的背景を超えて、子どもからご長寿まで、数え切れないほどの表現者たちとともに作品を重ね、その一つ一つの作品の中でその人の能力や個性こそを表現として活かし、能楽の様式でミックスする。
そもそも能は、観阿弥・世阿弥の時代、シルクロードを渡り、様々な地域の最先端の文化が極東の日本に流れ込む中で生まれた“ハイブリッド芸能”でした。それが700年を経て「伝統」となった今、もう一度その原点に立ち返って、現代の様々な文化や価値観が越境して混ざりあう新しい「能」をつくる・・・
それが、私たちの提案する「越境創作能」なのです。
そしてその長年の創作過程で、言語や国籍、バックボーンよりも、精神性を共有できるかどうか、そしてそれをやろうとする強い意志の力の方が、創作において何よりも重要であることに気づきました。
マレーシアで共に作品をつくったアーティストたちは、そうした精神性を短期間で深く共有できる、素敵な仲間でした。
なぜマレーシアなのか?


マレーシアは多民族多言語多宗教国家です。
マレー系、中華系、インド系など・・・
イスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教など・・・
複雑な文化背景の中だからこそ、異文化交流による新たな価値創造が実現する。
その首都であるクアラルンプールで活動するKL Shakespeare Players(首都クアラルンプールで活動。同国でシェイクスピア作品の専属劇団として長年活動)は、民族や宗教、言語の違いを乗り越えて、多くのメンバーと長年作品を作り続けています。
越境創作能をテーマに活動を続ける私たちと、多様性の中で創造し続ける彼らが出逢ったときに生まれたもの。
昨年のKL公演及び日本の能楽堂公演を通じ、国境や言語を越えた強い絆と精神性の共有が私たちの中に芽生えました。その融合から生まれる新しい世界観と美意識が、文化交流や世界平和のさらなる発展に貢献できると確信する共同創作となったのです。
そんな中、昨年度のクアラルンプール公演の好評を受け、マレーシア有数の観光地であるペナン島で開催される芸術祭、ジョージタウンフェスティバル2026に招待されることになりました!
私達とマレーシアチーム、双方の想いが一つとなり、日馬の国交と文化交流の大きな懸け橋になればという強い思いが大使館や芸術祭を動かしたのです!
ジョージタウン・フェスティバルとは?

2008年にユネスコ世界遺産に登録されたマレーシア・ペナン島の中心地、ジョージタウン。
文化の融合地として栄えてきたこの地で開催される「George Town Festival(ジョージタウン・フェスティバル)」は、2010年から始まり急速に規模を拡大し、世界的なアーティストや国際映画祭とのコラボレーションなど、今や世界的イベントとしてその認知度を上げているアート&カルチャーイベントです。
その一方、地元の街並みを活かしたストリートアートやオリエンテーリングなども催し、ジョージタウン文化を発信。地域の盛り上がりを後押ししています。
期間中、あらゆる場所で様々なイベントが開催され、ポップアップストアも充実し、人々がアートに浸るのに最適な環境が用意されています。
世界中のアートと民族、文化が混ざり合う、私たちにぴったりのアートフェスティバルなのです!
世界的に大人気で激戦となっているこのフェスティバルに招待されることは、私たちにとってはこれ以上ない栄誉なこと。
2027年の日馬国交70周年に向けて、この貴重な舞台でさらに飛躍していきたいのです。
上演する作品「デズデモーナ」とは

「デズデモーナ」は、シェイクスピア四大悲劇の一つ『オセロ』を、日本の伝統芸能である演劇、能楽の演出を用いて作品にしたものです。
原作「オセロ」では、黒人差別や女性蔑視を乗り越えた先に結ばれた、「オセロ」と「デズデモーナ」夫婦に起こる悲劇の話です。
本来は「オセロ」がタイトルの通り主役ですが、その悲劇的夫人である「デズデモーナ」をあえて主人公として、彼女の悲劇に焦点を当てた作品となっています。
初演は2024年。初演時には日本人キャストのみで国内企画として上演しました。
翌年2025年、KL Shakespeare Playersと共演するにあたり、マレーシアのシェイクスピア劇団との共演にふさわしいこの作品を選び、台本及び演出を大幅に改訂し、上演しました。
台詞も日本語、英語、マレー語、中国語など多言語ミックスとなっています。
音楽監督のSantoshは有名映画音楽なども手掛けるインド系ミュージシャン。
インド系音楽の生演奏に、私たちの能楽音楽が混ざり、観る人を越境世界に誘います。
この作品を通じて伝えたいこと

「デズデモーナ」の悲劇の中でデズデモーナが伝えたかった事とは。
私たちは独自の解釈で、それを「祈りと愛」と定義しました。
能には「夢幻能」というジャンルが存在します。
前場と後場との二部構成になっている曲が多く、前場では旅人(ワキ=相手役)がどこかに訪れた際にその土地の人間(シテ=主役)と出会い、その土地の過去にあった話を聞いて、「実は私はその幽霊だ」と言って消えていきます。
後場ではその幽霊が再び登場し、当時について語り舞い、消えていきます。
この夢幻能の構成では、物語が霊の視点で語られることになり、生前の心理描写などが生々しく感情移入しやすいため、鑑賞している聞き手は物語の中により没入していきます。そして、各曲のストーリー性と幽玄の美しさがあいまって、現代でも受け継がれる能楽の魅力となっています。
私たちの演出では、シテをデズデモーナ、ワキを旅の僧とし、デズデモーナの悲劇の真意を旅の僧が聞いていくうちに、ストーリーが展開していきます。
幽玄の美意識の世界で脈々と受け継がれている「祈り」。
デズデモーナが夫オセロを愛する「祈り」。
日本とマレーシアの私たちがより深い友情と文化融合を願う「祈り」。
日本人ならではの、夢幻能の世界。
マレーシアならではの、多様性の差異を乗り越えた愛。
双方の静かなその「祈り」こそが、私たちがマレーシアの地で、マレーシアの人たちと、世界に届けたいメッセージなのです。
具体的な公演内容

まずはクアラルンプールにて、7/30~8/2に公演を行います。
画像に記載の通り、場所はDamansara Performing Arts Centre (DPAC)です。
こちらも非常に大きく由緒ある劇場であり、マレーシアの演劇ファンから大きな期待が寄せられています。
詳細は、リンク先の公式情報をご確認ください。
そして、こちらがペナン島のジョージタウンフェスティバル公演です。
わたしたちはフェスティバルの大トリを飾ることになっています!
そのため日時はフェスティバルラストの8/8~9の17:00で、majestic theatreという非常に大きな劇場で上演させていただきます。
そちらについても詳細は、リンク先の公式情報をご確認ください。
参加するメンバー

日本のメンバーは6人。
俳優は、
葛たか喜代(歌舞伎)
川野誠一(狂言)
吉松章(能)
SARAI(バーレスク)
の4名、
音楽家は、
今井尋也(代表、小鼓、鳴り物等)
葉月朝子(大鼓、太鼓等)
の2名です。
リターンについては、この6人に関する内容になっております。
共演するマレーシアのメンバーは、
KL Shakespeare Playersの創始者の中華系、Lim Soon Heng、
マレーシア内でも特に崇拝される舞踏手で広東系、Lee Swee Keong、
もう一人のKL Shakespeare Players代表である、中華系、Lim Kien Lee、
KL Shakespeare Playersマレー系メンバー、Zaifri Husin、
そしてインド系の有名映画音楽家、Santosh Logandran。
民族も言語も生活環境もバラバラなメンバーが協力し合い、私たちと共演してくれています。
このメンバーで、夢幻能の様式を基盤としながら、それぞれの魅力を活かし、言語もミックスした会話劇を展開します。
着物を着て仕舞や摺り足をするという基礎を踏襲しつつも、ヒンディーと能楽囃子の融合音楽、そして多言語劇で独自の色に染め上げた新たな世界観のシェイクスピア夢幻能。
複雑なストーリーが情景ごとに音楽の変化や言語の切り替えで明確に表現され、観客が感情移入しやすい舞台へ。音楽と言葉が絡み合い、観客に多文化のダイナミズムや新しい感動を与えることで、異文化交流による新たな価値創造が実現します。
今回お願いしたいこと

ここまでで、今回のプロジェクトの素晴らしさはお伝えすることができたかと思います。
そして、ここからが皆さまにお願いです。
現在、このプロジェクトの費用が不足しています。
不足している費用は渡航費や滞在費など。営利目的でない活動をしている私たちには大きな金額です。
毎年、芸術活動を支援する日本国内の助成金を申請して文化活動を続けていたのですが、今回は残念ながら申請が通らず、私たち日本人メンバー全員が、自費で渡航することになってしまいました。
日本人メンバー6名
渡航費、滞在費20日分など、全て入れて、1人20万円が必要です。
目標金額は6名分で、合計120万円です。
このプロジェクトによるさらなる発展


この公演は日本とマレーシアの、単なる一方的な紹介に終わる交流ではなく、【相互に影響し合う創造的な関係】へと発展します。また、多文化社会マレーシアにおいて、異なる文化や宗教を持つ人々が共に何かを生み出す可能性を示すことになるでしょう。マレーシアで日本の文化を広め、地元コミュニティと日本のつながりを強くする貢献にもなります。
この挑戦は、より多くの国や地域・人々と『越境創作能』を展開し、多文化共生や相互理解の場を広げるための第一歩であり、アジア・世界に新しい創作ネットワークを生み出すモデルケースとなります!
具体的なスケジュール

公演内容の項目にも一部記載致しましたが、改めてプロジェクト全体のスケジュールをお伝えいたします。
7/19(日) 深夜便にてクアラルンプールへ
7/20(月) 早朝、空港へ到着、そのまま昼にスタジオへ移動し、稽古開始
~7/29(水) 毎日稽古、稽古写真撮影や進捗報告など
7/30(木) クアラルンプールのTheatre,DPACにて公演
~8/2(日) 公演最終日
8/3or4(月or火) ペナン島へ移動
8/5~8/7(水~金) 稽古開始、進捗報告、現地フェスティバルの様子を撮影など
8/8,9(土、日) ペナン島ジョージタウンフェスティバルmajestic theatreにて公演
8/10(月) 早朝、空港へ移動、昼の便で日本へ、夜帰国予定
8月中 リターン用品製作作業開始
9/12(土) クラウドファウンディング終了予定
以降 リターン品の予定時期(多少前後する可能性あり、その場合ご連絡いたします。)に合わせて発送等作業
支援金の用途
・飛行機代
・宿泊・滞在費
・現地交通費
・リターン仕入れ代
・稽古場代
・衣装や小道具代(マレーシアメンバーの足袋や襦袢代など含む)
・衣装・楽器等メンテナンス代(特に大鼓は公演前に必ず炙るので、多湿なマレーシアでは多大に消耗します)
・クラウドファンディング利用手数料(利用手数料12%+決済手数料5%+消費税)
など。渡航・滞在費以外にもまだまだ多くの費用がかかっています。
目標金額を超えた分の支援金は、これらの補填に充てさせていただきます。
皆様のご支援は、これらすべてを実現させるための重要な力になります。
リターンについて

ご支援いただいた皆様には、一件一件へのお礼のメールや、稽古の様子をお伝えするレポート写真、マレーシアでの活動進捗報告、ペナン島の様子やジョージタウンフェスティバルの様子の共有、作品写真やあなただけにお届けするスペシャルライブなど、プロジェクトの進展を共有しながら感謝をお返しする予定です。
リターン送付時期につきましては目安であり、プロジェクト進捗状況によっては多少前後する可能性があることをご了承ください。そちらにつきましても、進捗情報を公開しながら作業を進めさせていただきます。
最後に ≪わたしたちからのメッセージ≫

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
【境界を越える】というテーマは、今の世界に最も必要な視点だと考えています。
文化の違いが対立ではなく、創造的な融合へとつながる可能性を、マレーシアの地から世界に発信したい。
「祈りと愛」の越境創作能を通じて異文化交流や平和のメッセージを発信し、次世代への希望にしたい。
日本とマレーシア、国交70周年に向けての今回のプロジェクト。
皆様のご支援が、その実現を大きく後押ししてくれます。ぜひ、この挑戦にお力添えください。





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