令和8年8月、三重県いなべ市の梅林公園に新施設「あわい」がオープンします!
「いかす、あそぶ、ふれる」をコンセプトに、四季折々に里山の暮らしを感じる体験イベントやワークショップ、鈴鹿山脈を一望できる半露天風呂付き宿泊棟、『新上下食堂』の松風カンパニーが手掛ける食事、キャンプサイトやコテージなど、これまで以上に魅力ある空間をつくります。
私たちは梅林公園を単なる観光施設ではなく、地域の皆さんと、そして全国の応援してくださる皆さんと一緒につくり、次世代へとつなぐ公園にしていきたいと思っています。
そのための最初の一歩として、クラウドファンディングに挑戦します。




はじめまして!
一般社団法人グリーンクリエイティブいなべ(以下「GCI」)の一橋俊介です。

私たちGCIは三重県いなべ市を拠点に活動する、まちづくり法人です。
いなべ市がかつて未整備だった森を整備した、まちづくりの核となる商業施設『にぎわいの森』の運営や、地域プロモーション、イベントの企画・運営、まちおこしの推進などを通じて、地域の魅力を発信しています。
2026年から新たに、生まれ変わる『いなべ市梅林公園』の運営を担うことになりました。

いなべ市梅林公園とは
三重県の最北部、鈴鹿山脈の麓に広がるいなべ市。ここに38ヘクタールの広大な梅林公園があります。
春頃に開催される『いなべ梅まつり』でお越しになられた方もいらっしゃると思います。
毎年約 8 万人の来訪者を迎える県内有数の観光スポットで、濃淡様々な色の約100種類の梅の花を眺めて散策したり、6月頃には梅の実もぎとり体験を楽しむことができます。
2026年8月の新施設『あわい』オープンを控え、周辺地域を巻き込み新しい息吹を迎えようとしています。
ところが... 梅林が無くなってしまう
しかし、華やかな景色の裏側では危機が進行しています。
開園から28年が経ち、梅の木々の老木化や枯死が深刻化しているのです。
当初は4,500本ほどあった木々が、今や1,500本まで減少。残された木も状態が悪化し、このままでは1本も無くなってしまいます。早急に植え替えが必要です。
また園内の施設も老朽化が進み、梅林公園として成り立たなくなる危機的状況にあります。

課題は山積みです
私たちGCIは新施設の稼働に向けて、公園の修繕や工事を進めています。
枯木を切り倒したり、崩れた斜面を石組みに変えて直したり、何度も草刈りしたり...
できるだけ自分たちも手を動かしているのですが、この広大な敷地を整備し、膨大な量の梅の木を植樹していくためには、資金も人手も足りていないのが実情です。
どうしたら良いのか...
考えた末、私たちは “梅林公園が生まれた経緯” を思い起こしました。

集った皆でつくる梅林公園
今から約50年前、梅林公園のある場所はもともとダムによって水没する農地の代替地として造成された土地でした。
ところが農作物がうまく育たず、猿害もひどくなると、畑をする人がいなくなり荒廃化が進んでしまった。
そこで立ち上がったのは、地域の高齢者の方々でした。
重機を自ら持ち出して木を伐り、土や石を運び、梅の木を植え、まさに手作りによって少しずつ出来上がった、地域の方々から愛されてきた梅林公園なのです。
やるべきことは、運営者だけで仕組みをかっちり整え、単にお客さんを迎えるサービスに終始することではない。
先人に倣い、今度は私たちや地域の皆さん、そして梅林公園を大切に思う方々と共に梅林を元気にさせ、これまで以上に愛される場にしていきたい。
時間をかけてでも、集う方々と共に少しずつ作り上げていきたい。そう思ったのです。
その最初のスタートとしてこの度、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

消費の場ではなく 次世代につなぐ場へ
私たちGCIは、地域のみなさんと共にさまざまな事業を行っています。
そして日々、一つの小さなまちを巡る中で、たくさんの魅力的な暮らしに出会います。
例えば、『マル信 緑香園』5代目の伊藤さん。石榑(いしぐれ)地区で140年以上続くお茶屋さんです。
茶畑を歩きながら、茶葉がどのように育つのか、玉露・かぶせ茶・煎茶の栽培方法の違いとは、を学ぶ見学会やワークショップをよく一緒に開催させていただきます。
参加された皆さんは、栽培の奥深さに触れ、お茶を淹れる体験を通し、深い感動を持ち帰られます。
こうしたお茶の魅力を感じてもらうことができるよう、新施設でも準備を進めています。
松風カンパニーの寺園風さんは、2013年に名古屋からいなべ市に移住し、新規就農者として農園や食堂を営む方です。
藤原岳の麓に広がる松風カンパニーの自社農園『八風農園(はっぷうのうえん)』では無肥料・無農薬の自然な野菜を育て、『新上木食堂(しんあげきしょくどう)』では八風農園から届いた季節の野菜を中心に、地元産の食材を使った料理を提供されています。
そんな松風カンパニーさんと、新施設では日本の季節で彩られたお食事を提供します。
生命力あふれる野菜が、どのように調理されるのか。私自身、とても楽しみにしています。

また、梅林公園のご近所にはとてもお元気な地域住民の方々がみえます。
昔ながらの知恵を持ち寄り、梅シロップ作りやカカシ作り、蕎麦打ちや餅つきなど色々な体験もお手伝いいただきます。
他にもいなべには、豊かな山辺の自然の中で様々な暮らしをしている人たちがいます。
そうした “息づいた暮らし” を梅林公園を通じてお伝えしていきたいと思っています。
ただただ消費するサービスを用意するのではなく、実際に五感で味わい、会話して、自分の暮らしと比べて考えてもらう。来るたびに地域の暮らしにまつわるものを一つ持ち帰ってもらう。
そういったことが、地域の暮らしや里山の価値・魅力を次世代へつなぐことになっていくと思うのです。
梅林公園では施設内だけでなく、イベントやワークショップを通じて地域にどんどん入っていける機会をつくっていきます。


人と自然が
持続的に共存できる公園へ
私たちは施設運営において、自然環境との共生も大切にしていきたいと考えています。
梅林公園があるこの里山には、多様な生きものが暮らし、人の営みと自然が長い時間をかけて関わり合いながら、今の風景が育まれてきました。
私たちはその豊かな環境を未来へ引き継ぐため、生物多様性やネイチャーポジティブの考え方も大切にしながら、公園づくりを進めていきます。
また、自然観察や里山体験などを通じて、子どもから大人まで自然を身近に感じ、学べる機会も育んでいきたいと思っています。
自然の恵みを受けながら、その豊かさを未来へつないでいく。そんな、人と自然が持続的に共存できる公園を目指します。

地域の方にとっても
個性が集い、チャレンジできる場に
いなべ市は移住される方がこの10〜15年でどんどん増えています。
少し昔の話ですが、移住してこられたクリエイターさんに「この町の魅力は何ですか?」と伺ったところ「無色透明なところ」と言われ、何とも言い難い衝撃を受けました。
都会にはない余白がいっぱいあって、寄り道が許されるような環境がいなべにはある。だからこそクリエイティブで多様性のある暮らしが多いのかなと思います。これからもそんなまちであってほしいと思っています。
だから梅林公園では、大空間を活かして、地域の方々がマルシェへの出店やイベントやワークショップ開催をしてもらえるようにしたいと思います。
いろんな人がいろんなチャレンジをして活躍できる場所を、豊かな自然が多い山辺の奥で形にしたい。
これからも、いなべの皆さんと一緒につくっていきたいです。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<スケジュールについて>
2026年8月1日 クラウドファンディング開始
2026年8月 いなべ市梅林公園あわいオープン予定
2026年9月30日 クラウドファンディング終了
2026年10月以降 順次リターン発送




