はじめまして! コトトキ農園、そして千村若竹会の代表を務めております、加藤菊恵と申します。
神奈川県秦野市で、オーガニック農家として主にお茶、八重桜、梅、栗などを育てながら、四季の巡りを感じる里山暮らしを営んでおります。
千村若竹会というのは、秦野の特産品である八重桜の塩漬け、桜漬を作る農産物加工グループです。

私がこの秦野に移り住んだのは11年前のこと。都会での暮らしを経て、自然豊かなこの地に辿り着いたとき、初めて八重桜の花を塩漬けにして食べるという文化に出会いました。その見た目の可愛らしさ、そして味や香りに深く感銘を受け、6年前に千村若竹会のメンバーとなり、3年前からは代表となって今に至ります。
今回、皆さまにお力をお借りしたいのは、築100年以上の古民家を再生し、里山まるごと体験フィールド「千村八重桜の杜」を創るプロジェクトです。
秦野は新宿から約60分と、都市部から気軽に訪れることができるエリアです。都会で暮らす方々にも、「ただいま」と言える、もうひとつの故郷のような居場所にしてもらえたら、これほど嬉しいことはありません。

この古民家にも、昔の人たちの知恵と工夫が随所に込められています。この古民家を象徴に、八重桜の塩漬けをはじめとする地域の伝統文化や、里山暮らしの豊かさを、次の世代へと繋いでいきます。ここを、誰もが好きな時に訪れて、土に触れ、季節を感じ、人とつながれる場所にしていきたいと願っています。
私は昔から続いてきた文化を後世に残したいという強い願いを持っています。
活動を通して出会った地域の先輩方の話は、いつも私に新しい知恵と工夫のヒントをくれます。
「いろどりが少ないから桜を食卓で楽しめるように」
「冷蔵庫がないから塩漬けに」
物が豊かではなかった時代には、生きるヒントがたくさんあります。今だからこそ、この生きる力が大切だと感じています。

しかしながら約45年前に鶏小屋を改装して建てられた現在の加工所はだいぶ老朽化していて、一昨年の台風では雨漏りもしてしまい、その都度応急的な処置をしてなんとか今も稼働させている状況です。
今回、皆さまにお力をお借りしたいのは、老朽化した桜の加工所の移転のために運命的に出会った土地で、
築100年以上の古民家を再生し、里山まるごと体験フィールド「千村八重桜の杜」を創るプロジェクトです。

千村若竹会の「千村」は地区名で、秦野市の中では八重桜の産地として有名な場所です。
老朽化した加工所の移転場所として、空き店舗の多い市街地や、比較的新しく改装しやすい空き家を検討したりもしました。
しかし、自然に囲まれ、春になると八重桜の花が咲き誇るこの千村で加工を続けることが、ただの農産物加工品の枠を超え、八重桜文化そのものを継承する意味につながると強く想ったのです。

文化継承にしても、古民家活用にしても、里山再生にしても、続けることが一番大切だと思っています。一度途絶えてしまったら、もう二度と取り戻せない。だからこそ、今ここで繋がなければならない。
そんな思いで、クラウドファンディングを立ち上げるに至りました。
この場所に初めて足を踏み入れたとき、里山は荒れ放題で、木々は埋もれ、光も風も通らない状態でした。
この場所も人が入ることを拒むように、うっそうとした木々と生い茂った草で敷地内は歩くことも困難だったことを思い出します。 その中に草に埋もれるように建つ古民家と、敷地内にある枯れかけた八重桜の木々を見たときに、私は運命を感じました。

私はすぐに取得に向けて動き出しましたが、取得するまでには数々の法的な課題があり、一つが解決してもまた次の課題が現れ…
なんとか2025年4月に無事この場所を取得することが出来ました。
取得前から八重桜の加工所を、この古民家を再生して作る!という確固たる想いで突き進んできましたが、実際に設計士さんとの打ち合わせが始まると、加工所を安全に衛生的に運営するための工事には相当な金額がかかることがわかりました。


古民家を再生すると決めた時、出来るだけ手元にあるもので、自然に優しい方法で再生できればと思っていましたが、ここを加工所にするとなると、その想いに蓋をして安全面を第一に、保健所からの許可が問題なく取れるようなコンクリートの床や耐熱の壁などにしないといけません。
プロの事業者の方にお見積も出していただき、図面も描いて貰い、その苦労を思うとプランの変更も本当に悩みました。
悩んで、悩んで、関わってくれている人たちにも相談して、そして出た答えは、
加工所は安全で清潔な場所を敷地内に新規に建てること。
古民家はこの場所の象徴として、できる限り自然の素材を活用し、このフィールドを訪れてくれる方々や地域の方々がや休んだり交流したりできる場にしていこう!でした。
築100年を超える古民家も、丁寧に修繕すればまだまだ活かせます。安全面を考慮し、加工所は新設、古民家は交流の象徴に。訪れる人が休み、語らい、地域とつながる場として再生します。

季節ごとに八重桜の塩漬け、流しそうめん、栗拾い、竹林整備などの体験を通じて、自然との共生を実感できる拠点に。
休耕地も、空き家も、人が適切に手を入れることで、再び輝きを取り戻す。
この場所で、そのプロセスをみんなで味わいたいと思っています。
これまでの1年間は想いのある仲間たちと協力して荒れた里山を切り開いてきました。しかし、さらにこの里山の本来の輝きを取り戻していくには、自分たちの力だけでは限界です。
ぜひ、みなさまのお力を貸していただきたく思います。
今回フィールドをつくる千村の里山には、季節ごとにさまざまな恵みが採れます。
春にはタケノコや八重桜、初夏にはサンショウや琵琶、秋には栗や柿やキウイも。
一年を通して、自然の恵みを収穫し、味わうことができる。昔の人たちがしていたような豊かな暮らしが、ここにはあります。

①自然体験
四季折々の里山の恵みを体験できます。
春には鮮やかなピンク色の八重桜を摘み、塩漬けにする体験(4月上旬〜中旬)。
夏には竹を切り出し、流しそうめん、秋には栗拾いや柿の収穫。春先にはタケノコ掘りも楽しめます。
季節が巡るたびに、里山は違う顔を見せてくれます。また、竹林の整備をしながら竹を切り出し、竹炭を作るワークショップや、間伐材を使った木工体験も行います。
②コミュニティの活動
コミュニティも育てていきます。定期的に通い、収穫体験や里山の手入れに参加しながら、この場所と深く関わっていく。季節ごとの変化を感じ、地域の方々や仲間とともに作業をし、収穫の喜びを分かち合う。そんな継続的なつながりを大切にしたいと考えています。
③マルシェ
地域の仲間たちと連携して、無農薬野菜のマルシェも開催予定です。作り手の顔が見える、安心安全な野菜を手に取っていただける場になります。
ゆくゆくは国内外からの観光客や登山客が立ち寄り、桜の塩漬けの加工場を見学したり、千村の伝統や自然に触れることができる場にしていく計画です。
継続的に通い、関わり続けることで、ここが「第二の故郷」になる。そんなコミュニティを育てていきたいと思っています。
この古民家は、築100年以上が経ち、そのまま活用するには危険な状況です。大規模な修繕が必要で、人が集える場所にするためには、床を張り替え、壁を修繕し、トイレ、水道、浄化槽などのインフラ整備が欠かせません。
今回のクラウドファンディングで集まった資金は、古民家を安全に、なるべく長く大切に使うための修繕費に充てさせていただきます。
修繕費には、片付け、柱や床、壁(竹小舞)の修繕、トイレや浄化槽の設置などが含まれます。
必要な修繕が一度に行えればそれが一番の理想ですが、今回のクラファンの資金だけでは賄えない部分も沢山あります。
修繕は、資金の調達状況に合わせて徐々に行っていきたいと考えています。
皆さまからいただいたご支援は、この古民家を次の世代に繋ぐために、大切に使わせていただきます。
※なお、八重桜の加工所については、助成金などを活用し別途建設する予定です。

私は10年間、農薬も化学肥料も使わず自然と共にある農業を続けてきました。
多くの課題を乗り越え2025年4月に土地と古民家を取得し、里山まるごと体験フィールド「千村八重桜の杜」づくりに向けて準備を進めてまいります。
2025年4月:土地と古民家の取得
2025年5月~ 2025年12月 荒れ地の整備、古民家修繕・加工所移転の見積取得
2026年2月~ 小屋の整備とヤギの飼育開始
2026年3月~4月 タケノコや山菜の収穫、助成金のリサーチ
2026年8月〜9月 クラウドファンディング実施
2026年9月〜11月 修繕活動開始
2026年12月 活動報告とリターンのお届け(リターンの内容によっては2027年にお届けになります)






千村の恵みと里山体験を詰め込んだリターンをご用意しました。八重桜の塩漬け、無農薬のお茶、体験イベントなど、四季折々の里山の魅力を感じていただけます。
私は、小さい頃から鶏を飼っていて、田んぼや畑もやっている家族のもとで育ちました。 食事の準備はまず庭の畑に野菜を採りに行くところから始まるような生活でした。
でも実はそんな生活を離れ都会に出て、刺激的でキラキラした世界をたくさん楽しんだ時期もありました。
そんな中、夫の希望で「自然の近くで暮らそう」という流れがあり、再び田舎暮らしが秦野で始まりました。
都会を経験したからこそ、自然と共にある暮らしがどれだけ幸せなことだったのかを再認識し、改めてそんな生活を与えてくれていた両親に、心から感謝したのです。 原点回帰でした。 
里山に通い、土に触れ、四季折々の作物の恵みをいただく。
その体験を通して、自然と共に生きることの豊かさを伝えていきたいと思っています。
都会で暮らしている人も、秦野なら通いながら自然に触れる機会を作ることができる。
そして、自然体験を通して、”地球目線で生きる人”が一人でも増えることが、子どもたちに美しい地球を残していくことに繋がると信じています。
人が安心な食べ物を食べれるように、という気持ちだけで無農薬農家をやってきたわけじゃなく、一番は環境の為に、地球で共に暮らす全ての生き物にとってより良い選択をしていきたい、という気持ちで無農薬農家を続けてきました。
知るだけでなく、体験することで自分ゴトにもなっていきます。
関わり続けたいと思える場所を持つこともとても大切だと感じています。
そうして、地球目線で生きる仲間を増やしていきたい!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 皆さまのご支援を、心よりお待ちしています。里山に通い、土に触れ、四季の恵みを味わう。その体験を通して、地球目線で生きる仲間が増えることを願っています。






近所にこんな農園ができるとは!今からワクワクします😊応援しています!