
オホーツクの吹奏楽の未来を守りたい。
はじめまして!
本プロジェクト「吹奏楽で地域再生プロジェクト」の代表を務める鴨下公恩です。
本ページをご覧いただきありがとうございます。
北見市での部活動地域移行に伴う吹奏楽部の活動終了から子どもたちの演奏環境を守るために、現役音大生による「極小編成演奏会」を通して小編成でも活動できる新たな選択肢を示すことを目標に、クラウドファンディングを実施させていただくことになりました。

私は北海道北見市で生まれ育ち、北見北斗高校吹奏楽局を経て、現在は洗足学園音楽大学でユーフォニアムを専攻しています。
私が音楽の道を志すきっかけとなったのは、地元北見で吹奏楽に出会ったことでした。
仲間とともに音を作り上げる楽しさ、演奏会でお客様から拍手をいただく喜び、地域の方々とのつながり。
吹奏楽は私にとって単なる部活動ではなく、人との出会いや成長の機会を与えてくれた大切な存在です。
現在は音楽大学で学びながら演奏活動を続けていますが、地元へ帰るたびに強く感じることがあります。
それは、「吹奏楽を続ける環境」が少しずつ失われているという現実です。
近年、北見市では部活動の地域移行が進められています。
教員の働き方改革や少子化などを背景とした重要な取り組みであり、その方向性自体を否定するものではありません。
しかし吹奏楽という分野に限って言えば、地域移行後の受け皿はまだ十分に整っているとは言えません。
吹奏楽は楽器、保管場所、指導者、練習場所、楽譜、合奏環境など、多くの条件が必要になります。
だからこそ、学校の吹奏楽部がなくなったあとに何が残るのかを真剣に考える必要があると感じました。

いま、中学校の部活動が大きく変わろうとしています。
国は、急速に進む少子化や学校の働き方改革を踏まえての持続可能なスポーツ・文化芸術活動継続のため、部活動の段階的な地域移行を打ち出しました。
北見市では、令和4年度から部活動の地域移行に向けた検討協議を進めてきた結果、令和8年度を節目に、現行の中学校部活動制度を大きく変え、子どもたちのスポーツ・文化芸術活動は地域での自主活動とする方針を定めました。

このことにより、令和8年度の3年生が部活動を終了した後、生徒は「地域クラブ活動」等に参加し大会やコンクールの出場を目指すか、学校での「短時間エンジョイ型活動」に参加する等の活動になります。
しかし、吹奏楽には吹奏楽特有の課題があります。
野球やサッカーであれば、地域クラブへ所属するという選択肢があります。
一方、吹奏楽はどうでしょうか。
楽器を持っているだけでは活動できません。
一緒に演奏する仲間、指導してくれる大人、楽器を保管する場所、合奏できる施設が必要です。
そして何より、継続して演奏する機会が必要だと思っています。
現在、北見市周辺には吹奏楽活動の受け皿となる団体が存在します。
しかし、その数は決して多くありません。
これまで学校吹奏楽部が担っていた役割をすべて引き継げる状況にはないと感じています。
吹奏楽部は単なる課外活動ではありません。
多くの子どもたちにとって、初めて楽器に触れ、初めて仲間と音楽を作る場所です。
そして、音楽を好きになるきっかけを与えてくれる場所です。
もしその入口が失われれば、将来的に演奏者人口そのものが減少していきます。
演奏者が減れば、高校吹奏楽も縮小します。
高校吹奏楽が縮小すれば、将来音楽大学へ進学する学生も減り、地域の演奏家や指導者も減ってしまいます。
つまり今起きている問題は、「部活動がなくなる」という話だけではありません。
地域全体の吹奏楽文化が縮小していく可能性があるということだと思っています。
私たちはこの状況を見て、
「今ある仕組みがなくなるなら、新しい形を作らなければならない」
と考えるようになりました。

今回私たちは、現役音大生による極小編成吹奏楽団を結成し、オホーツク地域で演奏会を開催します。
編成は、
フルート、クラリネット、サクソフォン、ファゴット、ホルン、ユーフォニアム、チューバ、パーカッション という少人数編成です。
一般的な吹奏楽団から見れば非常に小さな編成です。
しかし私たちは、この小さな編成に大きな可能性があると考えています。
少子化が進む中で、従来型の大人数吹奏楽だけを前提に考えることは難しくなっています。
だからこそ必要なのは、
「人数が少ないからできない」
ではなく、
「人数が少なくても続けられる方法を考える」
ことです。
さらに今回の演奏会には
洗足学園音楽大学 ユーフォニアム講師 新井秀昇先生
洗足学園音楽大学 作曲コース講師 松下倫士先生
をゲストとしてお迎えする予定です ! 音楽大学で活躍する演奏家と、地域の子どもたちや演奏愛好家が直接触れ合える貴重な機会になると考えています。


プロジェクトスケジュール
2026年10月31日 クラウドファンディング終了
2027年2月27日 極小編成吹奏楽演奏会
2027年3月 リターン発送
演奏会会場
NiCC芸術文化ホール 音楽ホール
開催時間
18:00開場/18:30開演
演目
第一部:プロプレイヤーを交えたソロ・アンサンブル演奏
第二部:極小編成吹奏楽チームによる演奏
・管楽器のためのフィナーレ/伊藤康英(8人で演奏できるのか!?)
・煌めきの朝/牧野圭吾
・ラプソディ・イン・ブルー/G.ガーシュイン 〜ピアノソロ 松下氏をお迎えして〜
・その他
※演奏曲は変更となる可能性があります。
本プロジェクトは地域移行後の吹奏楽の一つの可能性を示す実証的な取り組みでもあります。
これからの活動は演奏会だけではなく、中学校等でのボランティア演奏、地域指導者との交流なども実施予定です。
また、演奏会パンフレットではオホーツク地域で活動する管楽器奏者を紹介し、子どもたちや保護者が地域の音楽環境へアクセスしやすくなる仕組みづくりにも取り組みます。
私たちは一度の演奏会で問題が解決するとは思っていません。
しかし、新しい形を示すことはできると考えています。



2026年3月には、音楽大学で学んだ音楽を地元へ還元したいという思いから「なんでもあり!びゅっふぇな演奏会」を開催しました。
ソロ、デュエットに加え、地元で活動する優秀な金管楽器奏者とのアンサンブルを披露し、幅広い世代の市民に音楽の魅力を伝えることを目指しました!

プログラム構成においては、クラシック音楽に限らず、ジャズやポップスなど多彩なジャンルを取り入れました。
まるでビュッフェ形式の食事のように、来場者にさまざまな音楽を“アラカルト”風に、自由に楽しんでいただきたいと思い、演奏会タイトルを「ビュッフェな演奏会」としました。
当日は多くの方々にご来場いただき、演奏を通じて地域の皆様と音楽の楽しさを共有することができました。
なんでもあり!びゅっふぇな演奏会のメンバー
北海道新聞社さんにもご紹介いただきました。
この演奏会では、現役音大生によるソロ演奏やアンサンブル演奏に加え、地元奏者や高校生との共演も行いました。
演奏会終了後には、
「また開催してほしい」
「若い演奏家を応援したい」
「子どもに楽器を続けさせたい」
といった多くの声をいただきました。

演奏会を通して感じたのは、
北見にはまだ音楽を必要としている人がたくさんいる。
ということでした。
一方で、音楽を愛する子どもたちが将来も継続して演奏できる環境は決して十分ではありません。
だからこそ今回の挑戦は、単なる演奏会ではなく、北見の吹奏楽文化を未来へつなぐための一歩として取り組みたいと考えています。
現在は2027年2月27日に開催予定の極小編成吹奏楽演奏会に向けて、出演者との調整、会場予約、楽譜準備、広報計画、地域団体との連携などを進めています。


私は北見で吹奏楽に出会いました。
もし北見で吹奏楽に出会っていなければ、今音楽大学で学んでいることもありません。
人生を変えるような出会いは、案外身近な場所にあります。
しかし、その出会いの場が失われつつあります。
だからこそ私たちは行動することにしました。
今回のプロジェクトは演奏会を成功させることだけが目的ではありません。
その先にある、
「北見で吹奏楽を続けられる未来」
をつくることが目的です。
10年後、20年後も、この地域で子どもたちが楽器を手に取り、仲間と音楽を楽しめる環境を残したい。
その第一歩として、このプロジェクトに挑戦します。
皆さまからいただくご支援は、演奏会運営費だけではなく、北見の吹奏楽文化の未来への投資になると考えています。
どうか私たちの挑戦に力を貸してください。
ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。






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