世界一過酷なヨットレース、ヴァンデ・グローブに出場する!
はじめまして、外洋セーラーの鈴木晶友(まさとも)と申します。2028年に開催される単独無寄港世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」に挑戦するために、現在、神奈川県およびフランスを拠点に活動しています。
子どもの頃から、私はとにかくヨットが好きです。6歳の時に初めてディンギー(エンジンなしの小型ヨット)に乗り、自分と風の力だけで遠くに行けることに感動し、以来ヨットに魅了され続けてきました。高校、大学、社会人とヨットを続け、子どもの頃からの夢だった大陸間横断を叶えるために、外洋ヨットレースの世界へ飛び込みました。

▶︎ヴァンデ・グローブとは
ヴァンデ・グローブは4年に一度フランスで開催される単独無寄港世界一周ヨットレースです。フランスの大西洋側にあるヴァンデ県レ・サーブル=ドロンヌを出発し、アフリカ大陸横を南下、南氷洋やケープホーンを通過して、フランスへと戻って来る外洋ヨットレースで、日本人では白石康次郎さんただ一人が完走されています。走行距離は約48,000km、日数にすると約80〜100日間を要します。
単独無寄港とある通り、船に乗るのはセーラー1人だけ。途中の港に立ち寄ることや外部からの補給を受けることはできません。食材はスタート時に全て積み込み、船が壊れた時には船上に用意した道具やパーツだけで修理しながら船を進めます。危険を伴い、過去には痛ましい事故も起こるほどの完走の大変さから「海の上のエベレスト」「世界一過酷なヨットレース」とも呼ばれています。
▶︎なぜヴァンデ・グローブに挑戦したいのか
突き詰めると、幼い頃に描いた「自分の力でもっと遠くに行きたい」という夢を実現したい、というのが理由です。もっと遠くに行きたい、その夢を追って、2019年、大陸間を横断するヨットレースにチャレンジし、成功することができました。風の力を使って大陸間を横断したその時の達成感は、今も忘れられません。
人生初の大西洋横断 (2019年)
大陸間の横断に成功した後、世界の海をもっと見てみたくなり、世界一周ヨットレースに挑戦しました。途中、アルゼンチン沖でUFO(Undefined Floating Object、未確認浮遊物体)と衝突しアルゼンチンへ緊急入港、船を修理しながらも最終的に世界一周を達成することができました。

ヴァンデ・グローブは、究極の、そして世界最高峰のヨットレースです。資金面や体制面を考えても、おいそれとチャレンジできるレースではありません。それでも、ここまで積み上げてきた実績と経験で、もしかして今ならチャレンジすることができるかもしれない、ということに思い至りました。風の力を使って大好きなヨットでもっと遠くに行く、その最大のチャレンジが、ヴァンデ・グローブです。

▶︎クラウドファンディングを立ち上げた理由
ヴァンデ・グローブの挑戦には莫大なお金がかかります。その資金を得たい、というのは勿論大きな理由です。もう一つ、大切な理由があります。それは、私一人ではこの挑戦を頑張れない、ということです。
これまでの挑戦でも、たくさんの方々から応援を頂いてきました。「チャレンジをする」と決めても、実際は何度も困難に直面し、打ちひしがれます。準備段階からレース中まで、「つらい」「自分には無理だ」「もうやめよう」と諦めようとするタイミングが何度もありました。そんな私を励まし、支えてくれたのは、皆様から頂いた沢山の応援でした。乗り越えなければならない壁の大きさや自分の無力さを痛感してどん底の気持ちになった時も、皆様からの応援に応えたい、と自らの気持ちを何度も奮い立たせ、これまで夢を達成してきました。今回私は、自分にとって最大のチャレンジをしようとしています。挑戦するにあたり、皆様の力をぜひお借りしたいのです。
これまでの挑戦の壮行会や報告会。本当に沢山の方々に支えられてきました。
▶︎今回の挑戦:ルート・デュ・ラムについて
今回資金を得て、ヴァンデ・グローブの予選レースである「ルート・デュ・ラム」に参加したいと考えています。
ヴァンデ・グローブに挑戦するには、事前に予選レースに参加する必要があります。中でも大西洋を単独横断するヨットレースに出場/完走することは必須条件で、このチャンスは2028年までの間に3回のみ。「ルート・デュ・ラム」はその1つで、フランスからグアドループ島(カリブ海)へと大西洋を渡る単独横断ヨットレースで、是が非でも参加したいレースです。
150万人の観客が来場するビッグイベントです
2026年11月に完走することができれば、ヴァンデ・グローブへの参加確率がぐっと上がります。また今年確定させることができれば、2028年までの活動費を極力抑えることができます。ヴァンデ・グローブに参加する船は Imoca60 クラスという全長18mの大きなヨットで、メンテナンスや管理に多額の資金が必要です。限られた資金で活動するためには、2028年までの活動費をできる限り抑える必要があります。早期にヴァンデ・グローブ参加を確定できれば、その後のレース参加を調整することができ、活動コストダウンに繋げることもできます。
2026年11月1日(日)にフランスのサン=マロをスタートするこのヨットレースになんとか出場し、ヴァンデ・グローブ出場に向けて大きく前進するため是非応援をよろしくお願いします。
ルート・デュ・ラムのコース (約7,000km)
▶︎鈴木晶友、MILAI SAILING TEAMについて
鈴木 晶友 (すずき まさとも)
1985年千葉県生まれ。法政大学卒(体育会ヨット部)。6歳で千葉の稲毛海岸にて子ども向けの小型ヨット(OP)を始め、以来、中学、高校、大学、社会人とヨットを継続。幼少期から夢見ていた「ヨットでの大陸間横断」を叶えるため、2018年に脱サラし、本格的に外洋ヨットレースの世界へ飛び込みました。現在は日本人2人目の「ヴァンデ・グローブ」完走を目指し、日本とフランスを拠点に活動しています。
【主な戦歴・実績】
2019年11月(当時34歳):大西洋単独横断「ミニ・トランザット」24位完走
外洋ヨットレースの登竜門。全長わずか6.5mのヨット(mini6.50クラス)に乗り、たった1人で大西洋を横断する過酷なレースを完走。2023年4月(当時37歳):世界一周「グローブ40」総合3位完走
世界8箇所に寄港しながら世界一周する2人乗りヨットレース。クラス40のヨットに乗り、表彰台を獲得。
Instagram:masasuzuki_skipper
Facebook:鈴木 晶友
YouTube:Masa Suzuki
MILAI SAILING TEAM
「挑戦することの楽しさと大切さを、未来の世代に伝えていく。日本から世界へ。」その思いを胸に、2018年から活動を続けるセーリングチームです。現在、私のヴァンデ・グローブへの挑戦はこのチームを母体として行なっています。

▶︎挑戦の相棒「MILAI22」
MILAI22ヴァンデ・グローブで使用される「IMOCA60」は、全長約18mのカーボンファイバー製ヨットです。近年の最新艇は水中翼(フォイル)を装備し、建造費が10億円を超えることも珍しくありません 。
もちろん、私自身も最新艇でヴァンデ・グローブに挑戦したい気持ちはあります。しかし、私の目標は「速さ」だけではありません。 私が最も重視しているのは、「確実にヴァンデ・グローブをフィニッシュすること」です。
ヴァンデ・グローブでは、どれだけ速くても、途中で壊れてしまえばフィニッシュすることはできません。そのため私は、最新艇ではなく、世界の海を何度も走り抜いてきた実績があり、構造的にも信頼性の高い2006年建造のIMOCA60を選びました。
この艇を確保するため、私は手元の貯金を含む自己資金をすべて投入し、さらに全国のヨット/ボートオーナー様のもとを訪ね歩き、約1億円の出資を頂戴しました 。私の持てるリソースのすべてを投じ、ご支援を受けながら手に入れた、魂の1隻です。
ヨットは当初22名のオーナー様と共にスタートしたことから「MILAI22」と命名。現在はさらに多くの方々の想いを乗せた、ヴァンデ・グローブ2028挑戦艇です 。

▶︎現在の準備状況

2025年11月、ヴァンデ・グローブ 2024年大会の完走者であるルイ・デュック氏と大西洋を横断し、この艇のポテンシャルを最大限に引き出す術を学びました 。現在は、彼のチーム拠点であったフランス・ノルマンディー地方のカーンにて、2026年の予選レースに向けた準備を進めています。
機能のアップデート: 4ヶ月間室内ヤードに籠もり、船体チェックから電子機器の更新、安全装備の最適化まで、次のシーズンを走り抜けるための整備を進めました。
専門チームの編成: ルイ氏の元スタッフ2名と、2018年からの相棒であるコーチのエステル・グレック。IMOCAを、そして私のセーリングを最も理解するプロフェッショナルたちが支えてくれています。
継続的な営業活動: これまでに200社以上へ足を運び、現在10社の企業様に支えられていますが、ヴァンデ・グローブへの活動を継続するにはさらなる資金が必要です。
▶︎なぜ今、クラウドファンディングが必要なのか
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船の購入はあくまでスタートラインでした。IMOCAプロジェクトを維持し、実際にレースへ出場するためには、スタッフ人件費、保険、ヤード使用料、そして高額なレースエントリー費など、年間約7,000万円規模の活動資金が必要です。
現在、スポンサー協賛などにより半分(3,500万円)は確保できましたが、2026年「ルート・デュ・ラム」のスタートラインに立つための残り3,500万円が、いまだ不足しています 。
この挑戦は、私一人の力では完結しません。 これまでに集まった22名のオーナー、10社のスポンサー、そしてフランスのチーム。この大きな輪に、加わっていただけないでしょうか。皆様の応援を「風」に変えて、MILAI22と共に世界へ挑みます。
▶︎リターンについて
2028年のヴァンデ・グローブ出場まで、まだ長い道のりがあります。その中でも、2026年「ルート・デュ・ラム」への出場は、この挑戦を成功へ繋げていくための非常に大切な一歩です。
皆様からいただいたご支援は、100%チームの活動のために大切に使わせていただきます。
私の活動のモットーの一つに、「応援してくださる方々と、リアルな挑戦を共有する」という考えがあります。そのため今回のクラウドファンディングでは、ご支援金額に関わらず、活動のリアルな状況をメールマガジンなどを通じて継続的にお届けしたいと思っています。順調な時だけでなく、苦しいことや困難も含めて、できる限りリアルに共有していきます。
また、金額に応じた返礼品についても、単なるグッズではなく、「世界一周への挑戦」を少しでも身近に感じていただけるものを考え、ご用意しています。内容によっては、お届けまでにお時間をいただくものもございます。一人一人、応援してくださる方々のことを考えながら丁寧にお返ししていきたいと思っていますので、どうかご了承いただけますと幸いです。
ヴァンデ・グローブ プロジェクトの一員として、この挑戦に参加していただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
▶︎スケジュール
【2026年スケジュール】
5〜7月 スポンサー営業活動/クラウドファンディング
※フランスでは船の整備を継続
8月~10月 鈴木渡仏 / ルート・デュ・ラムに向けてセーリング調整
11月1日 ルート・デュ・ラム スタート(サンマロ・フランス)
11月12日頃 ルート・デュ・ラム フィニッシュ(グアドループ島)
12月初旬 帰路回航(グアドループ島→フランス)
2027年1月 2026年活動報告会 / 2027年決起会
▶︎最後に
「今ならヴァンデ・グローブに手が届くのではないか」と思い始めたことから始まったこのチャレンジですが、正直に言って、「ギリギリ届く、かもしれない」というものであり、精一杯の背伸びが必要です。それでもこれまでのチャレンジを通じて、諦めずに一歩一歩進んでいけば少しずつ前に進むことができる、ということを実感してきました。夢を達成するのに、飛び道具はありません。やりたいことがあるなら、続けるしかありません。そして続けることができれば、夢を叶えることもできます。ヴァンデ・グローブへの挑戦を通して、みなさんとその道のりを共有できればと思います。そしてこの挑戦が、今後何かにチャレンジしたいと思っている方々の気持ちを後押しできるようであれば、何より嬉しいです。
一緒に、世界最高峰の世界一周ヨットレースへの挑戦を見届けてもらえませんか。夢に向かって頑張れるように、ぜひ皆様の力を貸してください。よろしくお願いします。




実現を目指し頑張って下さい。
公開待ってまっす!