障害のある方が誇りを持って働ける社会へ
「障害があっても、自分の仕事に誇りを持って働ける社会をつくりたい。」
その思いで私たちは長年、就労支援に取り組んできました。そして今、栃木県佐野市で失われようとしているリンキング職人技術の継承という、大きな使命と出会いました。
リンキング職人技術が消えようとしている
ニット縫製に欠かせないリンキング職人。この技術を持つ職人が急速に減少し、今このままでは地元から完全に消滅してしまう危機にあります。職人の技術は一度なくなると復活はほぼ不可能と言われています。地元の繊維会社からの強い危機感と依頼を受け、私たちは3月に障害福祉サービスの就労移行支援を一度休止し、この重要な技術を学び、継承する決断をしました。
障害のある方とともに始まった技術習得
[リンキング作業風景の写真]
現在、地元の繊維会社のリンキング職人から直接指導を受けています。当社の職員がまず技術を習得し、その職員が障害のある方に指導するという方法を取っています。手先が器用な職員が驚くほどの早さで技術を身に付け、現在4名の障害のある方がリンキングの指導を受けています。
単なる仕事ではなく、誇りある仕事に
[地元の繊維会社との協働風景の写真]
私たちが実現したいのは、障害のある方が自分の仕事に【誇り】を持っていただける社会です。リンキングであれば、自分たちの仕事は生活を守るだけではなく、地元の伝統技術の継承であり、世界的に注目される国産ニットブランドの一役を担っているのだという認識を持つことができます。この誇りは、職種の違いこそあれ、現在の日本社会で最も求められていることだと確信しています。
技術継承と雇用安定の両立
[習得中の職員と障害のある方の協働風景の写真]
障害のある方の雇用が安定することで、彼らは安心して生活ができます。同時に、地元の伝統技術が次の世代へと引き継がれていきます。この両立こそが、地域社会全体への貢献だと考えています。職人からの定期的な指導は今後も継続予定です。
今私たちが直面している課題
[作業室の写真]
障害のある方のリンキング製品が商品として市場に出るまでの間、運転資金が不足しています。この時間を乗り越えることが、プロジェクト成功の鍵となります。皆様のご支援により、彼らが安心して技術習得に集中できる環境を作りたいのです。
地元への責任、そして未来へ
[佐野市の風景写真]
栃木県佐野市の伝統技術を守ること。それは単なる懐古ではなく、未来への責任です。障害のある方が自分たちの仕事に誇りを持ち、地域の貴重な技術が次の世代へ引き継がれていく。その実現に向けて、私たちは全力で取り組んでいます。皆様のご支援、何とぞよろしくお願いいたします。






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