はじめに・ご挨拶
新潟県見附市で明治26年から130年以上、地域の皆様に支えられてきた「割烹 角屋」です。木造3階建ての歴史ある建物は、地域の皆様の冠婚葬祭や大切な集まりの場として親しまれてきました。 しかし、2026年3月31日、不慮の火災により自店が全焼し、近隣の方々にも多大なご迷惑をおかけしてしまいました。この場を借りて、改めて心よりお詫び申し上げます。
2026年3月31日、すべてが止まったあの日

2026年3月31日。年度末の慌ただしさの中、私たちの日常は一瞬にして暗転しました。 明治から130年以上、この見附の街に立ち続けてきた建物が、激しい炎に包まれていく光景を、私はただ呆然と見つめることしかできませんでした。あの夜の静寂を切り裂くような怒号と火の粉は、今も脳裏から離れることはありません。

一夜明けて目の前に広がっていたのは、黒く焼け焦げ、崩れ落ちた「角屋」の姿でした。 先代から受け継いできた大切な道具、お客様の笑顔が溢れていた座敷、そして丹精込めて手入れをしてきた庭園。そのすべてが灰となり、変わり果てた姿を見て、膝から崩れ落ちるような絶望感に襲われました。
明治26年創業。見附の「角」で刻んできた133年の歴史
「角屋」という名は、かつて見附の街の角に位置していたことからその名がつきました。明治26年の創業以来、私たちは四代にわたり、この場所で包丁を握り続けてきました。
焼失してしまった建物は、木造3階建ての趣ある数寄屋造りでした。玄関をくぐれば、四季折々の表情を見せる石造りの庭園がお客様を迎え、館内には職人の技が光る繊細な組子細工や、年月を経て深みを増した木材の香りが漂っていました。 新幹線が開通する以前の時代には、旅館としても多くのお客様をお迎えし、見附の迎賓館のような役割も担ってきました。この建物そのものが、地域の歴史を記憶する大切な遺産でもあったのです。

私たちの信念は、「本格的な料亭の味を、肩肘張らずに楽しんでいただくこと」です。 特に、リターン品としても選ばせていただいた「鮭の味噌漬け」は、創業当時から改良を重ね、代々秘伝の製法を守り抜いてきた当店の代名詞です。
厳選された鮭を、独自に調合した味噌にじっくりと漬け込み、一切れ一切れ丹精込めて仕上げています。 また、地元の食材を活かしたランチや会席料理は、地域の皆様の人生の節目――お食い初め、七五三、ご法要――など、世代を超えた大切な思い出の傍らに常にありました。
「あの空間で、あの味をもう一度」。 その願いに応えることは、130年以上の歴史を背負う私たちの使命だと感じています。

私を支える「料理人としての魂」と「決意」
私自身、昨年より腎不全を患い、現在も通院を続けています。親も病気がちな状況にあり、家族を支えながらこの未曾有の困難に立ち向かうのは、心身ともに決して容易なことではありません。
一時は絶望に打ちひしがれましたが、私を支えてくれたのは「もう一度、包丁を握りたい」という料理人としての純粋な情熱でした。そして、地域の皆様からの「角屋の味が恋しい」「またここで集まりたい」という温かい励ましの言葉です。
病気や家族の不安、そして重い経済的負担。幾重もの困難があっても、地域の皆様に感謝を伝える場所を必ず復活させたい。その強い想いが、今の私の原動力です。
今回のプロジェクトでは、まずは「地域への責任」を果たすための資金を募らせていただきます。これが、信頼を回復し、再起へとつながる第一歩です。

資金の使い道(目標金額:600万円)
皆様からいただいた支援金は、主に以下の費用に充てさせていただく予定です。
まずは延焼してしまった近隣建物の解体・清掃を速やかに行い、地域への責任を果たすための費用(500万~600万円)として活用させていただきます。また、すべてを失ってしまった中で再び料理人として立つため、包丁や調理器具をはじめとする調理道具や備品の購入費用にも充てさせていただきます。
そして、再び見附の地で包丁を握り、店を再建するための準備資金として大切に使わせていただきます。もし今回の支援だけでは再建に足りない場合でも、私は諦めません。まずは外で働きながら資金を蓄え、数年後には必ず自身の店を再オープンできるよう、一歩ずつ前に進んでいく覚悟です。
リターンのご紹介
心からの感謝を込めて、以下のリターンをご用意いたしました。
7,000円コース: お礼のメールをお送りします。
15,000円コース: 鮭の味噌漬け(2切れ)+感謝のお手紙
30,000円コース: 鮭の味噌漬け(5切れ)+感謝のお手紙

最後に
2026年3月31日のあの夜、すべてが灰になってしまったかのように思えました。しかし、皆様の支えと「もう一度料理を作りたい」という私の志は消えていません。 再び見附の地で包丁を握り、皆様を笑顔でお迎えできる日まで、一歩ずつ進んでまいります。
どうか、角屋の再起に皆様のお力をお貸しください。何卒よろしくお願い申し上げます。





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