2018/10/18 13:36

はじめはね、
おもしろそうだな、そんなカンタンな動機だったよ。

それでもね、
平日は会社員、土日は家族、2歳の娘を抱えて壱岐?
現実は簡単じゃない。

それでもね、
やりたかった。このメンバーに空きがでてるって聞いて
ヘシルのフェイスブックに「やりたい」って朝すぐにコメントした。

お昼にもう一度、ほんとにやりたいって伝えたら、
ほんとに? 大丈夫?って、
いつもは押せ押せのヘシルなのに、
できない理由が並んで、あれ?って思ったよ。

だけどね、
根拠はないけどね、
私はこのチームでダンス甲子園にでる。
もうその時には決めてたんだよ。
カンタンじゃないことを簡単に決めてた。

 

 

 


「決めるから叶うんです!」って
3日前にメッセージを見たんだよ。

ほんとそうだなって、
現実を見たらね、
ムリなことばっかりなんだよ、
あれもない、これもないって、
できないことばかりが浮かぶ。

それでもね、
湧いた気持ちを大切にすること、
そうだよねって自分に言ってあげることは、
決めることなんだよね。
実現するかじゃなくて、
そうだよね、そう思ったんだよね、
それが決めることだと確信してる。

 

 


だから、
「脚本書きたい」
「人生劇場」
「チームアオハル ~7人+1人の物語」

この想いを「そうだね」って、自分に落とし込んでみるよ。なかったことにしないで、産みたての卵をゆっくり愛を持ってあたためるように。

 

 

 

ダンス甲子園から帰る新幹線の中、ヘシルとまりりんと話してて、ぶわっと涙がこみ上げる瞬間があった。あぁ、もうダメだ。止まらないって思ったよ。だって、この人たちの前なら泣ける。そんな気がはじめてしたんだ。

物心ついた小学生のから、抱え込んで誰にも話せなかったこと。たぶん、自分だけ、これを話したら変な人だと思わられる。嫌われたくない。

 

「ヤベーな」

まりりんは言ったよ。いい意味でね。あんた、すげーじゃん。そう聞こえたけど、どこが?  って、まだヘソを曲げてる私は返したよ。雲の上から自分を見たり、高層階のホテルの部屋から神様になったつもりでミニチュアの人間たちを見てるってさ、変でしょ?

変じゃない。変だと思って封印するか、それを個性として伸ばすか。どっちかだよ、てヘシルは言った。涙といっしょに流れていった孤独という重たいフタが開いたら、中から想いがいっぱいあふれてきたよ。

 

 

 

 

アオハルで言うとね、ケンカ、青春、友達、幸せ、涙、苦、現実、夢、矛盾、スキキライ、なんでも浮かんでくる想いを、あの日、あの時、練習の日、あこちゃんと名古屋駅で待ち合わせた日、スパゲティを食べながら向かったカラオケボックス、誕生日プレゼント、みどりが投稿してくれたこの写真、壱岐に向かう船の中、一人の時間、マルシェで踊る動画をみてニヤニヤするヘシル、観音舞についてまりりんに教えてもらったこと、絵描きとして自立してるあいこりんに最初は嫉妬してたこと、本番直前に何度も練習して勇気を出して投稿したゆきちゃんの気持ち、明らかに偽物マイケルジャクソンにしか見えないマイマイとの初対面、みんなとたくさん話したいけど輪の中に入るのが怖いって言ってるみどり、あおの、あいこりんが翌日にライングループを抜けたのはさみしかったけど、見せてくれてるんだな、決めたんだなって思ったらうれしさ半分、さみしさ半分だった。

そんなね、
気持ちってね、
目に見えんやん。

でもぜったいあるよね。
時間がたてば色あせてくるけれど、
ぜったいに過ごした時間はあった。

時間と人とともにあるのは気持ち。
いつでも気持ちはセット。
それをね、
残したいんだ。

残したいというか、
書きたいというか、
もっと知りたいというか。

愛、友情、かけがえのない時間とか
かるく流して終わらせたくない、
だけどハッピーエンドになるかどうかもわからない。


ただ、この世に生まれたありがとうと、
衝動に正直に生きた自分への証、
これからのエールのために書きたい。

というわけで、
ライター森中あみ、
脚本、書きますんで!!
っていうか、決めてからどんどん降りてきてますんで!


これを見ているパトロン候補のあなた!
ぜひご出資を~~~~って、
最後は宣伝かよw。

追伸:ミーツくん、まだお会いしたことないですが、同い年と聞いてます。TEAMアオハルが映画化されたアカツキには、音楽ぜひ頼みますーーーーー。

あみあみ。