年末最後の水曜日。ビルの管理人さんから鍵を頂き、ご挨拶に回って参りました。いよいよ、年明けから教室の準備が始まります。この場所に決めてからの3ヶ月、これから4月までの3ヶ月、もう半分です。ワクワクします。(#^.^#)先日、新規の受講希望の方が二人立て続けに来て下さいました。皆さん色々な想いを持って、「作りたい」と思っていらっしゃいます。やはり、スタートを決めて良かったと思います。明日は、銀行さんに打ち合わせに参ります。受講料の銀行口座引き落としの手続きです。これが終われば、受講申し込み受付がスタート出来ます。すべて現金のお支払いでは、通いにくいと思いまして、準備を進めておりました。クレジットカードでのお支払いは対応済みです。1月8日より、説明会についてご案内を始めます。勝手ながら、まずは井手のスケジュールに日程を合わせて参りますので、よろしくお願いいたします。年明けのご案内とともに、スケジュールをお知らせ致します。さて、本年は急な坂道を登り始めましたが、皆様のあたたかい応援を頂戴し、なんとか登りきりました。心から感謝申し上げます。年の瀬もあとわずか。すこし早めのご挨拶とさせて頂きます。どうぞ素晴らしい新年をお迎え下さいませ。クラフトルームHAKATA主宰 井手千亜紀
今日は嬉しいお知らせがあります♪信用保証協会の内定を頂きました。\(^o^)/先日のクラウドファンディングのご支援で手付金を。そして融資で敷金等、用意することが出来ました!ご支援、応援いただいている皆様、ありがとうございます。(´;ω;`)ウゥゥ 正式契約は後日ですが、嬉しいのでチラッとお見せします。ちゃんとした所在地は契約後にご案内させていただきます。引き続きよろしくお願いいたします。
春からの新講座として、宝石学(初級レベル)と和彫り/彫留めを予定しています。先週、宝石学の先生が決まりました。(^^)/和彫り/彫留めの先生は、今月末に打ち合わせをさせて頂き、お受けいただく予定です。CADについても、色々と検討中です。一度にたくさん増やすと、受講生が迷って大変ですかね?これから初めたい人はもちろん、今までやってきた方のスキルアップにもご利用いただけるように考えています。(画像は石留めしているところ)
まずは、約1割になろうとしているところまでご支援いただけたことにお礼申し上げます。当初、300万の目標は、高すぎるのでは?というご助言もありました。しかし、予定していた訳ではない新規事業。用意は全く皆無ですので、あえて設定しました。新しい場所の賃貸契約には敷金6か月。不動産会社への礼金も合わせると約100万円。(博多駅前でこの価格は安いです。良いところを見つけたと思っています。)内装・ガス工事・備品購入などで約200万と見積もっています。私の個人的事情もあり、ポンと資金が用意できないところが痛いのですが、既に生徒さんがいる。というところを信用協会さんがどう評価してくれるかで残りの融資が決まります。事業計画書や今後の試算などは提出済みで、審査をまっているところです。先にお金の話から入りましたが、なぜ本校が手放す経営をやろうと思ったかについて書きたいと思います。私自身は、大学を卒業後、福岡市内の就職先で恵まれた環境でジュエリーについて学びました。仕事をしながら、デザインを一から教えてもらい、近くに職人さんが務めていたので見たり聞いたりし、直にお客様とも関わりながら実践で学ぶことが出来ました。はじめの会社で8年間。デザイン性も高く、色石もダイヤモンドも、真珠も。沢山の「本物」に触れていました。仕入れや加工管理、商品管理も行いました。かなり広範囲な仕事をしていたと思います。この頃はジュエリーがまだ安くて売れている時代でした。2001年、子供を2人育てながらの正社員は大変だと退職し、その当時、はしりとも言えるインターネット事業を始めました。ホームページを作り、ブログをはじめ、デザインを描いて、メールで打ち合わせ。見積もりして決定頂いたら、リフォームしたい物を送って頂き、制作に入る。原型のWAXまでは自分で作り、あとは外注(職人さん)に仕上げてもらうという方法で仕事をしました。今ではどこでもやっている事ですが、当時は顔の見えない相手に委ねるという不安を文章と絵で解消して頂き、お客様には本当に可愛がって頂きました。職人さんにもとてもお世話になりました。消費税が上がり、そして売れない時代へ突入。講師を始めたのはそのころで、学校も生徒数が一番多かった時期です。色々と大変でしたが、山を乗り越え、落ち着いたころにまた新しい仕事の依頼を頂いて、実店舗での仕事にも戻りました。10年後、学校は少子化と世間のジュエリー離れで生徒は減ってゆき、職人さんも高齢でやめる人が増えました。技術の進歩は職人を減らし、「作れる」人が減ってきました。モバイル時代に入って、簡単に売買ができる時代に入ると、作家の時代へ。物にあふれる時代、しかし、作りたい人、表現したい人が自分ブランドを立ち上げるようになりクリエイターズマーケットが各地で開催。インターネットで情報収集、技術をつけたい人が増えて、より優れたものを作りたいと思う人が増えてきました。良いものを作るためには、場所と仲間が必要です。九州は、ジュエリー業界の中でも離れていて、なにかするには関東関西へ行かねばなりません。学びたいのに場所がない。それでは九州の学びたい人はとても困ります。そして人が育たないと、九州の宝石店も困ります。ジュエリーは、需要は減っているとはいえ、大切なアニバーサリーアイテムだと言うことに変わりはありません。人の心を豊かにしてくれるのは、「コト」だと最近は言われますが、「モノ」だってそうだと思います。近年、「財産価値」「素材価値」に気を取られ、二束三文だと言われていますが、流通しているものには原材料だけでなく製造費や利益が含まれているのは当然のことです。買い取りがそれより低く買い取るのも商売ですから当たり前です。(それをまた再販するのですから)手をかけて作られたものは、相応の技術料が支払われるのは必然で、食料品だって衣料品だって、同じことが言えます。宝飾品は美術品と同じように愛でるものだと思います。宝石の自然から生じた美しさ、造形の美しさは称賛されるものです。そいいう宝飾の知識も技術も得るためには、作ってみる、学んでみる、鑑賞してみる。そういう場が必要なのです。これから益々、必要とされる時代になると思うのです。そして、独学では得られない仲間との協力も、場があってこそ。だから、場を失くさないように、仲間を増やしていきたいと思います。 4月からは九州に、学校が一つもない状態になってしまいます。私たちの教室は、学校教育法の要件は満たさないので、「教室」という位置づけでスタートします。ここからスタートして、どうなってゆくかはまだわかりませんが、「作りたい」「学びたい」人がいる限り、やっていけると思っています。プロになりたい人も、趣味で続けたい人も、仕事を探したい人も、誰かに作ってもらいたい人も、ここに来ればなにか情報や人脈が作れる。そんな場にして頂ければと思います。ご支援とフォローしてくださっている皆様、今後も出来る限り情報更新してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
東京の本校へ打ち合わせに行ってまいりました。不動産の都合で、福岡校は場所はそのまま居抜きでは使えないのですが、現在の教室の備品類、工具類は、新しい教室でも使えるようになります。専科の授業は2月いっぱい。全日・総合学科の卒業式は3月8日です。 その後20日までの間に、新しい教室に引っ越しを済ませ、今の場所は原状回復という段取りです。 クラフトルーム博多については、1月から新住所を使えるようになる手筈なので、年内は表に見えない準備。年明けから人を迎える準備をすることになります。 あと2か月は地道な作業の積み重ね。応援ありがとうございます。頑張りますよ~(^^)/