私たちは、特定非営利活動法人日本障がい者ゴルフアカデミーです。
ゴルフを通して障がいのある方々が集まり、仲間と出会い、新しい目標や生きがいを見つけられるコミュニティをつくるために活動しています。
ゴルフは、年齢や性別を問わず長く楽しめる生涯スポーツです。工夫やサポート、適切な指導があれば、障がいのある方にも楽しんでいただける可能性があります。
私たちが目指しているのは、NPOが一方的に「支援する側」になることではありません。障がいのある方、支援者、NPO。それぞれができることを持ち寄り、一緒にこの場所をつくり、育てていきたいと考えています。
仲間と一緒に練習する楽しさ。昨日できなかったことが今日できるようになる喜び。初めてボールがきれいに飛んだ瞬間。初めてコースに立ったときの感動。誰かと励まし合いながら、一つの目標に向かって取り組む経験。

「次の練習が楽しみだ。」「もっと上手くなりたい。」「またみんなに会いたい。」
そう思える時間を増やしていきたいと思っています。
ゴルフをきっかけに外へ出る。人と出会う。仲間ができる。そして新しい目標ができる。その一つひとつの経験が、人生を前向きにするきっかけになっていくと、私たちは信じています。
この活動を続け、より多くの障がいのある方に参加していただくためには、大きな課題があります。
それが、ゴルフにかかる費用です。
練習場の使用料、ボール代、ゴルフクラブなどの道具代、ゴルフ場でのプレー費、交通費。ゴルフを始めるにも、続けるにも、さまざまな費用が必要になります。
すべてを参加者自身に負担していただく形では、経済的な理由から参加できる方が限られてしまいます。
私たちは、「やってみたい」という気持ちを、費用だけを理由に諦めてほしくありません。
そのため、活動にかかる費用の一部をNPOが負担し、参加者の負担を少しでも軽減しながら、練習会やコース体験の機会を増やしていきたいと考えています。
障がいのある方から「こんなことに挑戦したい」という声を聞く。支援者の皆さまから「こんな形で応援できます」という力を貸していただく。そして私たちは、ゴルフ指導やスポーツ科学という専門性を提供する。
障がいのある方・支援者・NPOが三位一体となって活動をつくる。それが、私たちが目指す形です。
日本障がい者ゴルフアカデミーには、それぞれ異なる経験と専門性を持ったメンバーが集まっています。

代表理事自身も障がいがあり、長年にわたり身体障がい者野球に取り組んできました。群馬県の障がい者野球チームでは、監督兼選手としてチームを率い、全日本大会にも出場しています。
身体障がい者野球を題材にした映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』にも出演。また、2026年11月に北九州市で開催される世界身体障害者野球大会には、選手兼コーチとして参加する予定です。
画像左上が、群馬アトムの監督の落合 秀行 さん自らも障がいを抱えながらスポーツを続けてきたからこそ、「スポーツを続ける難しさ」「仲間がいることの大切さ」「目標を持つことの喜び」を実体験として知っています。
ちなみに、落合 秀行 さんのチームにいる渡邉 隆太郎 さん

副代表の一人は、30年以上にわたりプロゴルファーとして、多くの方へのレッスンに携わってきました。また、大学のゴルフ授業では11年間講師を務め、大学ゴルフ部では17年間コーチとして指導してきました。
初心者から競技者まで、さまざまな方と向き合ってきた経験を活かし、障がいの状態や身体の特徴、ゴルフ経験などに合わせて、一人ひとりに合った指導を行っていきます。

もう一人の副代表は体育学修士であり、40年以上にわたってスポーツ健康科学の研究と教育を行ってきました。
これまで、日本代表選手、プロアスリート、学生選手などを対象とした科学的測定やトレーニング指導を実施。また、企業の健康関連商品・サービスのエビデンス構築にも携わってきました。
この長年にわたるスポーツ科学の知見を、障がい者ゴルフにも活かしていきます。
私たちの活動の大きな特徴の一つが、科学的なアプローチです。
人の身体は一人ひとり違います。当然、障がいの状態や身体の動かし方も一人ひとり異なります。だからこそ、一般的なゴルフレッスンの方法を全員に当てはめるのではなく、その人の身体の特徴を把握し、その人に合った方法を一緒に探していくことが重要だと考えています。
スイング、パッティング、身体の動き、筋力、バランスなどを科学的に測定し、加えて、認知能力そのデータをもとにゴルフ技術やトレーニング方法を考えていく。それによって、より効率的にゴルフを習得できる環境をつくっていきたいと思っています。
また、私たちはゴルフの上達だけを目的としているわけではありません。トレーニング科学の知見を活かしながら、身体機能の維持・向上についても追究していきます。
そのため、今後は科学的な測定機器やトレーニング機器などの環境も整えていきたいと考えています。
私たちはすでにNPO法人を立ち上げ、活動をスタートしています。
現在、数名の方が会員として参加してくださっており、2026年4月から9月までの間に、3回の練習場レッスン、2回のコースレッスンを実施してきました。
今はまだ少人数からのスタートです。しかし、一人、また一人と仲間が増え、この活動を必要としてくださる方に届いていけば、私たちにできることはもっと増えていきます。
ゴルフを通して、「自分にもできる」「もっと挑戦してみたい」と思える人を増やしたいと考えています。
ゴルフの技術や戦術、メンタルを伸ばす。自分で目標を決める。練習する。そして、できなかったことができるようになる。その経験は、ゴルフ場の中だけで終わるものではありません。
新しいことへ挑戦する勇気、人と関わる力、自分自身への自信。そうしたものが、その人自身の社会生活にもつながっていくと私たちは考えています。
障がいのある人とない人。支援する人と支援される人。そうした境界を越えて、同じスポーツを楽しみ、同じ場所で笑い、同じ目標を共有する。
そんな未来を、ゴルフからつくっていきたいと思っています。
障がいのある方、そのご家族、ゴルフを愛する方、スポーツを応援する方、障がい者スポーツに関心のある方。
そして、このプロジェクトの想いに少しでも共感してくださった皆さま。ぜひ、私たちと一緒にこのコミュニティを育ててください。
一人ひとりのご支援が、誰かにとってゴルフを始めるきっかけになります。その一歩が、「人生にもう一つ楽しみができた」と思える未来につながっていくかもしれません。
ゴルフを通じて、生きがいと仲間、そして社会との新しいつながりを。皆さまからの温かいご支援、そしてプロジェクトのシェアを、心よりお願いいたします。




