はじめに:蔵の奥で静かに眠り続けていた「20年の結晶」
ページをご覧いただきありがとうございます。兵庫県新温泉町で日本酒を醸す「株式会社文太郎」です。
私たちの酒蔵の奥深くには、2007年に仕込まれ、2027年6月に「20年」という大きな節目を迎える琥珀色の純米古酒が眠っています。実はこのお酒は、私たちが今の会社を立ち上げるよりずっと前、前身である「永雄酒造」の時代に、当時の熟練の但馬杜氏たちが持てる技のすべてを注ぎ込んで仕込んだものです。
私たちが酒蔵を引き継いだ時、静かに、しかし力強く熟成を続けるこのお酒に出会いました。先人たちが遺してくれた「時の遺産」とも言えるこのお酒を最高の状態でお届けし、私たちのこれからの挑戦を知っていただきたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。
20年の歳月が魔法をかけた、純米古酒の味わい
日本酒の20年熟成古酒は、決して偶然に生まれるものではありません。長年の熟成に耐えうる、しっかりとした骨格を持ったお酒だけが、美しい古酒へと育つことができます。
酒米には豊かなコクを生み出す「五百万石」を100%使用し、あえて米の旨味を多く残す「精米歩合70%」で醸されました。この力強い造りがあったからこそ、20年という長い歳月の中で新酒の角が綺麗に取れ、まろやかで重厚、かつ深みのある琥珀色のお酒へと生まれ変わることができました。一口含めば、長い年月が育んだふくよかな香りと、奥深いコクが広がります。
なぜ今、このお酒を世に出すのか
私たちの故郷・新温泉町は、江戸時代から日本の酒造りを支えてきた日本四大杜氏の一つ「但馬杜氏」のふるさとです。しかし、近年の環境変化や高齢化に伴い、町から酒蔵が次々と姿を消し、伝統ある技術も途絶えかけていました。
「この地から、酒造りの火を消してはならない」その強い想いから、2019年に前身の酒蔵を引き継ぎ、新しく誕生したのが「株式会社文太郎」です。現在はベテラン杜氏の指導のもと、若い見習い蔵人たちが必死に技術を学び、伝統を守りながら新しい日本酒造りにも挑戦しています。
しかし、長年使い続けてきた製造設備の老朽化が進み、酒蔵を持続していくための資金が不足しているのが現状です。今回、この20年古酒をお届けして集まった資金は、新酒の製造にかかる費用や、次世代を担う若い蔵人たちの育成資金として大切に活用させていただきます。
「単独行」に込めた想いと、皆様へご提案したい楽しみ方
私たちはこのお酒に、地元出身の孤高の登山家・加藤文太郎のスタイルにちなみ「単独行」という名前を付けました。道なき厳しい山々へ自らの足で挑んだ彼のように、力強く自分の人生を切り拓いてほしいというエールを込めています。
この20年という月日が詰まったお酒を、皆様の人生の様々なシーンで楽しんでいただければ幸いです。
【20歳を迎える新成人の「新たな旅立ち」に
親元というベースキャンプを離れ、社会という山へ自らの足で歩み出す新成人へ。そして、20年間の子育てという大仕事をひと段落されたご両親の労いの祝杯として。共に歩んだ20年を祝う「磁器婚式(結婚20周年)」に
山あり谷ありの20年を共に乗り越えてきたご夫婦へ。これからの新しい夫婦の時間を彩る特別な一杯として。定年退職や独立など、第二の人生への「単独行」に
長年勤めた組織を離れ、自分だけの新たな道を歩み始める方へ。その勇気ある一歩を後押しするエールとして。日本酒を愛する方へ、時を味わう贅沢な時間に
かつての但馬杜氏が遺した重厚な歴史と技を、純粋にじっくりと味わい尽くす至福のひとときとして。
最後に
「単独行」は、過去の杜氏たちが遺してくれた財産で、未来の蔵人たちを育てるための「未来へのバトンパス」だと思っています。
20年の時を越えて目覚めたこの古酒が、皆様の素晴らしい時間に寄り添うことを願っています。そして、私たちがこれからもこの地で生き残り、伝統を繋いでいくための挑戦に、どうかあたたかいご支援をお願い申し上げます。
スケジュール
2026年11月 クラウドファンディング開始
2027年1月 クラウドファンディング終了
2027年2月中旬 順次発送
2027年2月 弊社ホームページに掲載
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません※
酒類販売管理者標識
名称:株式会社文太郎
所在地:兵庫県美方郡新温泉町用土245
酒類販売管理者氏名:岡本英樹
酒類販売管理研修受講年月日:2024/10/17
次回研修受講期限:2027/10/16
研修実施団体:北但小売酒販組合



