
創業61年のシントール薬品株式会社
はじめまして。愛知県一宮市で昭和39年(1964年)より化粧品原料メーカーを営んでおりますシントール薬品株式会社・三代目の長崎真也です。

シントール薬品の歩みは、先代が戦時中に医療部隊として経験した、ひとつの出来事から始まりました。
戦地において、やけどを負った人に泥を用いたところ、熱がやわらいだ。その経験が、のちに「粘土」という素材と向き合う原点となりました。
天然鉱石に由来する粘土が持つ性質に可能性を見出し、先代は試行錯誤を重ねながら、粘土を使った製品づくりを始めました。やがてその製品は、接骨院などの現場にも供給され、人々の身体を支える製品として活用されていきました。
昭和39年(1964年)の創業以来、私たちは化粧品原料メーカーとして、素材の性質を見極め、品質と使いやすさを追求しながら、ものづくりを続けてまいりました。
創業から61年余り。先代から受け継いだのは、単なる製造技術だけではありません。素材と真摯に向き合い、必要とされる現場へ届けるという、ものづくりの姿勢そのものです。
その原点を大切にしながら、現在では人のための製品だけでなく、犬や馬など、動物に向けた製品開発にも取り組んでいます。
馬用粘土湿布の開発に取り組み始めたのは、約15年前のことです。人の現場で培ってきた粘土製品の知見をそのまま転用するのではなく、馬の脚元に塗布しやすい質感、乾き方、密着性、使用後の扱いやすさなど、馬の現場で求められる条件に合わせて、試作と改良を重ねてきました。
私たちが目指しているのは、ただ日本で作るだけの製品ではありません。長年、粘土という素材と向き合ってきた原料メーカーだからこそできる、日本製の馬用粘土湿布です。
それが、私たちシントール薬品が挑戦する、馬の脚元を支えるものづくりです。
馬の脚元を守ることは、馬の未来を守ること
馬は、古くから人とともに歩み、走り、学び、成長してきた動物です。競走馬、乗用馬、育成馬、競技馬など、活躍の場はさまざまですが、どの馬にも共通しているのは、日々の運動やトレーニングによって脚元に大きな負担がかかるということです。
馬の力を引き出す現場には、技術や経験だけでなく、馬の身体と真摯に向き合う責任があります。
速く走らせること、強く育てること、競技で力を発揮させることだけが目的ではありません。その一頭一頭が健やかに、長く、安心して歩み続けられるように支えることも、馬と関わる人間にとって大切な役割だと考えています。
私たちは、馬に過度な負担をかけるためではなく、馬の脚元を日々丁寧にケアする文化を広げたいという想いから、このプロジェクトを立ち上げました。
日本で培ってきた製造技術を活かし、馬の現場に寄り添う製品をつくること。そして、その日本品質の馬用粘土湿布を、国内だけでなく、世界の厩舎へ届けていくこと。
それが、私たちの新たな挑戦です。
現在、JRA関連企業をはじめとする国内の馬関連事業者へ納品しているほか、中国、韓国、トルコなど海外への展開も進めています。
現在、中国・韓国・トルコへの輸出を進めるなか、次なる挑戦として、世界最大級の馬市場であるアメリカ市場への展開を目指します。

馬が力強く走る姿の裏側には、日々の脚元への大きな負担があります。
馬は、自分の言葉で痛みや疲れを伝えることができません。だからこそ、馬と向き合う人間が小さな変化に気づき、健やかに走り続けられる未来を支えていくことが大切です。
脚元を大切にすることは、馬への敬意であり、馬とともに歩む私たちの責任だと考えています。

天然鉱石由来の粘土を主成分とした、馬用粘土湿布
天然鉱石に由来する微細な粒子を含み、水分を抱え込みながら脚元に密着する性質があります。鉱物由来の粘土を水分を含んだペースト状に仕上げることで、馬の脚の形状に沿って広がり、関節や腱まわりまで包み込むように覆うことができます。

粘土は水分を抱え込みながら脚元に密着する性質があり、馬の脚の形状に沿って広がります。そのため、関節や腱まわりまで包み込むように覆うことができ、広い範囲に均一に塗布できる点が特徴です。
調教・競技・レース後の馬の脚元には、大きな負担がかかります。粘土湿布は、塗布した粘土に含まれる水分が少しずつ蒸発していく過程で、脚元にこもった熱を外へ逃がし、表面を穏やかに冷却します。
氷や水のように一気に冷やすのではなく、時間をかけてゆるやかに熱感を落ち着かせるため、運動後の脚元管理の一つとして、馬の現場で古くから活用されてきました。
一般的な整形外科用のパップ剤や湿布は、人の肩・腰・関節などに貼って使用する「貼る湿布」です。一方、馬用粘土湿布は、馬の脚元に直接塗って使用する「塗る湿布」です。

氷や水で一気に冷やす方法とは異なり、粘土湿布は馬の脚元に寄り添うように、時間をかけて熱感を落ち着かせます。調教後、競技後、レース後など、日々の脚元管理の一つとして取り入れやすく、馬の現場で長く使われてきた理由も、この扱いやすさと実用性にあります。

使用目的や現場のニーズに合わせて、2種類の馬用粘土湿布を展開しています。
赤いラベルの「COOLRUN CLAY」は、運動後や調教後の脚元に向けた、高い冷却効果を重視したタイプです。脚元にこもった熱感をやさしく逃がし、運動後のコンディション維持をサポートします。
緑のラベルの「NATURE CLAY」は、速乾性に優れたタイプです。乾きやすく、使用後の扱いやすさにも配慮しているため、日々の厩舎作業や継続的な使用に適しています。
どちらも天然鉱石由来の粘土を主成分とし、馬の脚元に塗布しやすい質感、密着性、使用後の扱いやすさにこだわって開発した、日本製の馬用粘土湿布です。

日本製の馬用粘土湿布を、アメリカ市場へ
現在、当社の馬用粘土湿布は中国、韓国、トルコへの輸出を進めており、海外の馬関連事業者からも関心を寄せていただいております。
私たちは、日本で培ってきた粘土製品づくりの知見を活かし、日本製の馬用粘土湿布を国内だけでなく、世界の馬の現場へ届けていきたいと考えています。
過去に日本産の馬用粘土湿布がアメリカへ輸出された実績は確認されておらず、今回の取り組みは、日本企業として初めてアメリカ市場に挑む試みとなります。
その一方で、世界最大級の競馬・乗馬市場を持つアメリカへの展開には、輸出手続き、現地での販売体制づくり、製品資料の整備、販路開拓など、多くの準備が必要です。
今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金は、アメリカ市場への輸出基盤を整えるために活用させていただきます。
今回ご支援いただいた資金は、アメリカへの輸出基盤を整えるため、主に以下の準備に活用させていただきます。
日本で長年培ってきたものづくりを、世界の厩舎へ。
日本製の馬用粘土湿布という新たな選択肢を、より多くの馬の現場に届けていくこと。
それが、このプロジェクトで実現したいことです。

本プロジェクトに心を寄せてくださる皆さまへ、私たちからの感謝の気持ちを形にしてお届けします。
決して大きなお返しではありませんが、日本製の馬用粘土湿布を世界へ届ける挑戦に、一緒に関わってくださった証として、心を込めてご用意いたしました。
皆さまからのご支援を大切に受け止め、馬の脚元を支える日本製品を、国内外の現場へ届けてまいります。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。





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