私は茨城県神栖市で、保育アドバイザー【おひさまの輪】として活動している塙里美です。
20年間の保育経験を生かし、子どもたちの表情や言葉、行動を丁寧に観察しながら、一人ひとりの気持ちや育ちに寄り添う保育や環境づくりについて支援を行っています。
今回のプロジェクトでは、神栖市の小中学生が安心して過ごせる、温かい居場所づくりに挑戦します。

神栖市の子どもたちと関わる中で、私は「子どもが安心して自分の気持ちを話せる場所」の大切さを何度も感じてきました。
保育園でも小学校でも、先生方は子どもたちのために日々一生懸命関わっています。しかし、限られた時間や集団生活という環境の中では、一人ひとりの気持ちに十分寄り添うことが難しい場面もあります。
例えば、私が小学校で見かけたある小学1年生の女の子は、昇降口に座り込み、なかなか教室へ向かうことができずにいました。
もちろん、「落ち着くまで待つ」という関わりも支援の一つです。しかし私は、子どもがどのような気持ちでその場にいるのかを考えることも大切だと感じています。
その子が実際に何を考えていたのかは本人にしか分かりません。ただ、子どもによっては、大人からの声掛けや関わりを求めている場合もあります。私はこれまでの経験から、行動の背景にある気持ちにも目を向けることの大切さを感じてきました。
そして、この活動にはもう一つ、私自身の経験も大きく影響しています。
小学2年生のある日、授業中にもかかわらず、私は雨の中、一人で街灯の下に立ち、誰かが迎えに来てくれるのを待っていました。
当時の私は、自分の本当の気持ちを両親にも先生にも伝えることができませんでした。
本当は誰かを困らせたかったわけではありません。ただ、「どこに行ったんだろう」「大丈夫かな」と心配して探しに来てもらえることで、自分は大切に思われている存在なんだと感じたかったのです。
しかし、私は一人で雨の中に立ち続けていました。
この経験は今でも心に残っています。だからこそ私は、子どもたちが「困った」「寂しい」「話を聞いてほしい」と感じたときに、安心して気持ちを打ち明けられる居場所が必要だと強く感じています。
この場所が、子どもたちにとって「ここなら安心できる」と思える第三の居場所となり、未来への小さな支えになればと願っています。

私が目指しているのは、子どもたちが安心して過ごせる「第三の居場所」です。
宿題をしたり、友達と話したり、本を読んだり、ゲームやSNSを楽しんだり。
話したい日は話す。 一人で過ごしたい日は、無理に話さなくてもいい。
そんなふうに、それぞれが自分らしく過ごせる場所をつくりたいと考えています。
そして、子どもたちとの日々の関わりを大切にしながら、「この人になら話してみようかな」と思える信頼関係を少しずつ育んでいきたいと思っています。
家庭や学校に加えて、「ここにも自分を受け止めてくれる場所がある」と感じられることは、子どもたちにとって安心につながることもあると私は考えています。
この場所が、子どもたち一人ひとりにとって、ありのままの自分で過ごせる居場所になればと願っています。

私は20年間、保育の現場で子どもたちと向き合ってきました。
その中で感じ続けてきたことがあります。
同じ行動に見えても、その背景や気持ちは一人ひとり違うということです。
かんしゃくを起こす子。 友達を叩いてしまう子。 落ち着きがない子。 いつも笑顔で過ごしている子。
子どもたちの姿には、それぞれ理由があります。
だから私は、行動だけで判断するのではなく、その子が置かれている状況や表情、言葉、友達との関わり方などを丁寧に見ながら、「今、この子は何を感じているのだろう」と考えることを大切にしてきました。
保育の現場では、子どもの姿を丁寧に見つめ直し、環境や大人の関わり方を工夫することで、安心して過ごせるようになった子どもたちを数多く見てきました。
そうした経験から私は、「安心して話を聞いてもらえる大人」の存在は、子どもたちにとって大きな支えになると感じています。
この場所でも、子どもたち一人ひとりの気持ちを大切にしながら、「ここなら安心できる」「この人になら話せる」と思ってもらえる関係を少しずつ築いていきたいと考えています。
私は保育アドバイザーとして保育施設への支援を行う一方、この小中学生への居場所づくりについては、ボランティア活動として取り組んでいきます。
子どもたちから伺った内容については、プライバシーに十分配慮し、原則として本人や保護者の同意なく第三者へ共有することはありません。
ただし、子どもの安全や生命に関わること、虐待やいじめなど深刻な問題が疑われる場合には、法令やガイドラインに基づき、必要に応じて関係機関と連携して対応いたします。
また、保護者の了承を得た上で学校との連携が必要と判断された場合には、小中学校や関係機関と情報共有を行い、子どもたちが安心して学校生活を送れるよう支援していきたいと考えています。

テナントを活用し、子どもたちが安心して立ち寄れる居場所をつくります。
一人で静かに過ごしたい子、誰かと話したい子、それぞれが自分らしく過ごせるよう、プライバシーに配慮したスペースや落ち着いて過ごせる環境を整えていく予定です。
この場所で私が大切にしたいのは、「子どもたちが安心して自分らしくいられること」です。
話をしたい日は話す。何も話したくない日は、ただそこにいるだけでもいい。
そんなふうに、一人ひとりの気持ちを尊重できる場所にしたいと考えています。
また、必要に応じて軽食や飲み物などを用意し、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりにも取り組んでいく予定です。
「ここなら安心できる。」「また来たい。」
そんな気持ちを少しずつ育んでいける居場所を目指します。

この取り組みは、子どもたちが安心して過ごせる「第三の居場所」を地域の中につくることを目指しています。
家庭や学校だけでは出会えない人とのつながりや、「自分の話を聞いてもらえた」「ここなら安心できる」と感じられる経験は、子どもたちが成長していく中で大切な支えの一つになると私は考えています。
また、この場所は子どもたちだけでなく、地域で子どもを見守る大人がゆるやかにつながるきっかけにもなればと思っています。
一人の大人が子どもに関心を寄せること、その積み重ねが地域全体の温かさにつながっていく。
私は、そんな循環を神栖市につくっていきたいと考えています。
皆さまからいただくご支援は、子どもたちが安心して過ごせる環境づくりと、その場所を継続していくための大きな力になります。

目標金額500万円は、子どもたちが安心して過ごせる居場所の開設準備および運営基盤づくりのために活用させていただきます。
現在想定している主な内訳は以下の通りです。
内容金額(予定)
| テナント契約費(敷金・礼金・仲介手数料等) | 約170万円 |
| 内装工事費 | 約80万円 |
| 家具・家電・備品購入費 | 約70万円 |
| 開設準備費・消耗品費 | 約20万円 |
| 開設後の運営資金 | 約75万円 |
| クラウドファンディング手数料等(約17%) | 約85万円 |
| 合計 | 500万円 |
※金額は現時点での見込みであり、契約内容や工事内容等により変動する場合があります。
現在候補として検討している物件は、築年数が浅く、駐車場を備えた約72㎡のテナントです。近隣には公園もあり、子どもたちが安心して過ごせる環境として適していると考えています。
なお、契約状況等により物件が変更となる可能性がありますが、同様の条件を満たす物件での開設を目指します。
なお、本施設の年間運営には家賃・光熱費・通信費・消耗品費など継続的な費用が発生します。そのため、クラウドファンディングでいただいたご支援だけでなく、自己資金、今後の寄付、企業・団体からの協賛なども含めながら、継続的に運営できる体制づくりを進めてまいります。
また、本プロジェクトはAll-In方式で実施するため、目標金額に達しなかった場合でも、規模や運営方法を調整しながら開設を目指します。
ご支援いただいた資金の使途については、活動報告等を通じてできる限り透明性を持ってお伝えしてまいります。万が一、運営資金に余剰が生じた場合は、翌年度の施設運営費や子どもたちが安心して過ごせる環境整備、備品の更新・充実など、継続的な活動のために活用させていただきます。
2026年10月頃の開設を目標に準備を進めています。
プロジェクト成立後は、物件契約や内装工事、備品の搬入など、開設に向けた準備を進め、子どもたちが安心して利用できる環境を整えてまいります。
また、開設後も活動状況や施設の様子、ご支援いただいた資金の活用状況などについて、SNSやホームページを通じて定期的にご報告いたします。
子どもたちにとっても、支援者の皆さまにとっても、「応援して良かった」と思っていただける活動を目指し、一歩ずつ丁寧に取り組んでまいります。


ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
このプロジェクトは、子どもたちが安心して過ごせる居場所を地域の中につくりたいという、私の長年の想いから始まりました。
20年間、保育の現場で子どもたちと向き合ってきた経験を生かし、一人ひとりの気持ちを大切にしながら、「ここなら安心できる」と思ってもらえる場所を、少しずつ育てていきたいと考えています。
この活動は、私一人の力では実現できません。
子どもたちの未来を一緒に見守りたいと思ってくださる皆さまのお力をお借りしながら、地域の中に温かな居場所を築いていきたいと思っています。
ご支援いただいたお気持ちを大切に受け止め、一人ひとりの子どもと誠実に向き合いながら、この活動を続けてまいります。
どうか、この挑戦を応援していただけましたら幸いです。













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