はじめに|ご挨拶
福岡県筑紫野市・二日市温泉で旅館「大丸別荘」を営んでおります、株式会社大丸別荘でございます。
私どもは、慶応元年(1865年)の創業以来161年、明治・大正の文人墨客から現代のお客様まで、多くの方々をこの地でお迎えしてまいりました。3,500坪の回遊式日本庭園は、現在旅館がある場所に移転した大正6年から、100年以上ほとんど姿を変えていない、大丸別荘の象徴的な空間です。
庭の池には、天拝山を水源とする清らかな山水が流れ込み、自然と山の蛍が住み着いていました。しかし、近年の大雨による川の氾濫や土砂の堆積により、近年蛍の数が減少しました。

このプロジェクトで実現したいこと
蛍が舞う日本庭園は、見るだけで心がほどけていく、日本の原風景です。この景色を、来年も、その先も。地域の皆様と一緒に守り、体験する機会を作っていきたい。
そのために、私どもは今年から「初夏の夕涼み」と題し、5月22日~6月14日までの金・土・日に庭園を地域の皆様へ無料開放しております。
開催初週となる5月22日〜24日の3日間だけで、300名を超える方々が足を運んでくださいました。
「蛍を見るのは何十年ぶり」
「人生で初めて蛍を見ました」
「二日市にこんな庭園があるとは知らなかった」
そんなお声をいただきながら、私たちはこの庭園を地域の自然として次の世代に残していくことを決めました。

なぜ、クラウドファンディングなのか
蛍の餌となるカワニナや蛍を放ち、池を清掃するだけであれば、私ども大丸別荘が自社ですべき庭の管理の範疇であると考えております。池の清掃や餌となるカワニナの放流についてはこれまでも取り組んでまいりました。
今回あえてクラウドファンディングという形を選んだのは「庭園を、大丸別荘だけのものではなく、地域の皆様と一緒に守っていく場所にしたい」この想いを、形にしたかったからです。
蛍の灯は、一軒の旅館の努力だけで守れるものではありません。水源である天拝山の自然、流れ込む山水、蛍の光が見える暗い水辺などの地域全体の環境。そのすべてが繋がって、初めて大丸別荘の夜の庭園にあの淡い光が舞います。
だからこそ、まずは「知ってもらう」ことから始めたい。 そして、関心を持ってくださった方と「一緒にやる」関係を築いていきたい。このクラウドファンディングは、資金を集めるためというより、地域の皆様と蛍を守るための"つながり"を生む場として立ち上げました。

なぜ蛍が減っているのか
筑紫野市は天拝山などの自然に恵まれ、山間の地域では昔から蛍が見られました。大丸別荘の庭園でも、長く蛍の舞う風景が続いてまいりました。
しかし、近年の大雨災害以降、池への土砂流入や水質の変化により、庭園で確認できる蛍の数は大きく減少しております。
このままでは、地域から蛍の灯が消えてしまうかもしれない――。
そうした危機感から、私どもは社員総出で蛍の再生・保全活動を始めました。
【取り組み】
- ・蛍の餌となるカワニナの放流
- ・蛍幼虫の放流による自然繁殖支援
- ・池や水路の定期清掃
- ・庭園内の生育環境保護(蛍の出る20時以降は完全消灯)
地道な営みの積み重ねで、今年もこの庭で蛍の灯を見ることができました。
集まったご支援の使い道
ご支援いただいた資金は、来年以降も蛍を守り続けるための、以下の費用に大切に使わせていただきます。
項目金額
| カワニナ放流費用 | 約5万円 |
| 蛍幼虫放流費用 | 約5万円 |
| 池・水路清掃用具、生育環境整備費 | 約2.5万円 |
| CAMPFIRE手数料(18%) | 約2.5万円 |
| 合計 | 15万円 |
※目標額を超えてご支援いただいた場合は、庭園全体の保全・整備費用に充てさせていただきます。

リターンについて
ささやかではございますが、ご支援くださった皆様へ、大丸別荘よりお礼の気持ちをお届けいたします。
【1,000円】|応援コース
- お礼メール
- 大丸別荘公式サイトに支援者としてお名前掲載(希望者のみ)
- 大丸別荘日帰り湯ご利用券 1枚
【10,000円】|蛍を見守るコース
- お礼メール
- 大丸別荘公式サイトに支援者としてお名前掲載(希望者のみ)
- 平日限定すき焼き御膳ペアご招待券
- 大丸別荘日帰り湯ご利用券 4枚
【100,000円】|庭園を未来へコース
- お礼メール
- 大丸別荘公式サイトに支援者としてお名前掲載(希望者のみ)
- ペア平安亭1泊二食(四王寺会席)宿泊券※年末年始など除外日あり
- 大丸別荘日帰り湯ご利用券 4枚
スケジュール
- 2026年6月1日:プロジェクト公開
- 2026年6月30日:プロジェクト終了
- 2026年7月:日帰り湯ご利用券を順次発送
- 2026年〜2027年春:カワニナ・蛍幼虫の放流、池の整備実施
- 2027年5月末:来年の蛍シーズンへ

最後に
大丸別荘は、161年にわたり、この二日市の地で営みを続けてまいりました。
旅館は、お客様をお迎えする場所であると同時に、地域に根ざし、地域と共に生きる場所でもあります。庭園に舞う蛍の灯は、私どもだけで守れるものではありません。
地域の皆様、これまで大丸別荘を訪れてくださった皆様、そしてこのプロジェクトを通じて出会う皆様――そのお一人おひとりのお気持ちが集まって、来年も、その先も、蛍の灯はこの庭に戻ってきます。
どうか、力をお貸しください。
二日市の夜に、これからも蛍の灯が舞い続けますように。
株式会社大丸別荘 一同





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