なぜ私たちは、還暦を「花火」で祝いたいのか。
本日9時、第2回「還暦花火の日」のクラウドファンディングがスタートしました。
このページを開いてくださった皆さま、これまで準備を応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
最初の活動報告では、私たちがなぜこのプロジェクトに取り組んでいるのか、その想いをお伝えしたいと思います。

60歳からの人生を、楽しみにできる日をつくりたい
60歳になるまでには、本当にいろいろなことがあります。
仕事に打ち込んできた人。子育てや家族の暮らしを支えてきた人。
自分のことを後回しにして、誰かのために頑張ってきた人。
歩んできた道は違っても、一人ひとりに60年分の物語があります。
その歩みを「よくここまで来たね」とねぎらい、これからの人生を、みんなで祝う。
「ずっとやってみたかったことを、始めてみようかな」
「それなら、一緒にやろうよ」
そんな会話が生まれる日をつくりたい。
12月5日が、2回目の人生を、ワクワクと希望を持ってスタートする日になったら。
それが、私たち「還暦花火の日」の実行委員会や事務局が描いている夢です。
その始まりに、なぜ花火なのか
花火が上がると、思わず空を見上げます。
隣にいる家族も、久しぶりに会った友人も、その場で初めて出会った人も。
同じ光を見つめて、「わあ」と声を上げる。
言葉をたくさん交わさなくても、一緒に心が動く瞬間があります。
私たちは、花火の持つ、そんな力を大切にしたいと思っています。
普段は照れくさくて言えない「ありがとう」。
頑張ってきた自分への「おつかれさま」。
大切な人に届けたい「これからも、元気で楽しもうね」。
その想いを込めた花火を、一緒に見上げる。
還暦の象徴である赤い花火が夜空に開くとき、自分の60年を少し誇らしく思えたり、隣にいる人の存在をあらためてありがたく感じたりする。そんな時間になってほしいのです。
花火が見えるのは、ほんの短い時間です。
けれど、誰と見たのか、どんな気持ちで見上げたのかは、そのあとも心に残ります。
「あの日、みんなで花火を見たね」
これから新しいことを始めるときや、少し立ち止まったときに、思い出すと背中を押してくれる。私たちは、そんな記憶を届けたいと思っています。

この景色を、次の世代にも手渡したい
そして、花火を選ぶ理由が、もう一つあります。
私たちは、この日本の花火文化を、未来へつないでいきたいのです。
夜空に開く一発の花火の向こうには、花火をつくる人がいて、安全に打ち上げるために準備する人がいて、その場所を支える地域の人たちがいます。
あの一瞬の光は、たくさんの人の技術と仕事によって生まれています。
その技術を未来へつないでいくために、私たちがつくりたいのは、花火を上げたいと願う人と、その願いを託せる機会です。
誰かの人生を祝うために、花火を上げる。
今年還暦を迎えた人を、地域のみんなで祝う。
翌年には、次に還暦を迎える人のために、また花火を上げる。
そんなお祝いが各地に根づけば、毎年、花火をつくり、打ち上げる仕事につながっていく。その積み重ねが、花火師さんたちの技術を受け継いでいく力にもなると考えています。
大切な人のこれからを祝うことが、日本の花火のこれからにもつながる。
そんな循環を、全国の花火会社や地域の皆さんと一緒につくっていきたいのです。

花火のあとにも、仲間が残る未来へ
私たちの夢には、もう少し続きがあります。
地域の60歳の人たちが集まって、「自分たちの還暦を、自分たちで祝おう」と実行委員会をつくる。
人に声をかけるのが得意な人、段取りを考える人、地元のお店に詳しい人。
それぞれが経験や得意なことを持ち寄り、準備をするうちに、名前で呼び合う仲間になっていく。
そして、花火が終わったあとにも、そのつながりが続いていく。
「今度は、地元のお祭りを手伝おうか」
「来年、還暦を迎える人たちを応援しよう」
そんなふうに、お祝いから生まれた仲間が、まちを元気にする力になっていったら。
次に会う楽しみがある。
自分の経験が、誰かの役に立つ。
一緒にやってみたいことがある。
そうやって、これからの人生を楽しみにできる人が増えていくことを、私たちは願っています。

最初の一歩に、力を貸してください
昨年の第1回は、支援者の皆さま、全国の花火会社、地域の方々、実行委員会の仲間たちの力が重なって実現しました。
今年は12月5日、全国100ヵ所での打ち上げを目指しています。
いただくご支援は、各地での花火の打ち上げや会場運営、ライブ配信など、このお祝いを届けるための費用に大切に使わせていただきます。
今年、一つのまちで花火が上がること。
そこで誰かが「来年も、みんなで祝いたいね」と思うこと。
その一歩一歩から、毎年続く文化を育てていきたいと思っています。
「そんな日があったらいいね」
「大切な人に、こんなお祝いを贈りたい」
「これからも、日本の花火を見ていたい」
そう感じていただけたら、ぜひプロジェクトページのリターンをご覧いただき、ご支援という形で、この挑戦に加わってください。
すでにご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。
皆さまの想いも、このお祝いをつくる力です。
いつか、全国のまちで、「来年は、私たちの番だね」「60歳になるのが楽しみだね」という会話が交わされるように。
人生のこれからを祝う花火を、未来へ。
「還暦花火の日」を、一緒に育てていただけたらうれしいです。
そんな未来へのご支援と、多くの方へのシェアにぜひご協力をお願いいたします。
還暦花火の日実行委員会・事務局一同



