
現在、仏教や神話に登場する存在たちを現代のビジュアルとして再構成するアートプロジェクト『Diffused Mandala(ディフューズド・マンダラ)』を進めています.
私はこれまで、仏教やインド神話を題材に、ゲーム、映像、立体作品など様々なメディアで作品を制作してきました.
《Diffused Mandala》は、その延長線上にある新しいシリーズです.
お釈迦さま、薬師如来、大日如来、帝釈天、千手観音など、仏教や神話に登場する主要な存在たちを現代の感覚で描き直し、それぞれの背景にある物語や教訓を新しいビジュアルとして表現しています.
鎌倉市とニース市は、「海や山に囲まれた豊かな自然」と「歴史的遺産が多く残る国際的な観光都市」という共通点から、1966年に姉妹都市提携を結び今年60周年を迎えます.
私はその関連企画「さくらまつり」に参加し、これまでの制作活動と《Diffused Mandala》について講演を行います!!
また、同時期にはフランス・カンヌで開催される「Digital Event ― Cannes」にて、
《Diffused Mandala - Cannes Edition》として映像作品を発表します.
カンヌ版で発表する映像作品を起点とし、日本版では実際の木材作品として再構成します.2026年9月には、《Diffused Mandala - Japan Edition》として日本国内で大型展示を予定しています.
日本版では、寺院の格天井画から着想を得て、一枚一枚を檜の木材へ手描きで制作した作品を組み合わせて展示します.

現地では、La Méduse Violette のCEO兼創業者である Olivia Laboure Papini 氏(以下、Olivia氏)監修のもと、フランス・カンヌで開催される
「Digital Event — Cannes / 4 Univers 4 Experiences」にて作品を発表します.
また、Olivia氏には本プロジェクト《Diffused Mandala》においてもご協力をいただいております.
協力:
La Méduse Violette CEO & Founder Olivia Laboure Papini 氏
臨済宗建長寺派 建長寺塔頭 禅居院住職 山名田紹平師

本プロジェクトの中心にあるのは、仏閣や宗教施設の内部に留まっていた仏教や神話を、現代の人々へ届く新しい表現へ翻訳することです.
私はこれまで、ゲーム、映像、立体作品など様々なメディアを用いながら、仏教や神話に語り継がれてきた物語や教訓を現代の感覚で再解釈してきました.
《Diffused Mandala》では、お釈迦さま、薬師如来、大日如来、帝釈天、千手観音、愛染明王など、仏教や神話に登場する主要な存在たちを題材に作品を制作しています.
制作にあたっては、
仏画や彫像、経典、神話などを徹底的に調査
↓
その存在が本来どのように描かれてきたのかを研究
↓
その上で、色彩や構図、人物像を現代の感覚へ編集し、新たなビジュアルとして再構成
↓
正面から尊像と向き合い祈る「参拝」の感覚を出発点としながらも、
宗教画としてではなく、現代アートとして神話や教訓と出会うための作品を目指しています.
《Diffused Mandala》というタイトルには、「拡散する曼荼羅」という意味が込められています.

また本企画には、チベット仏教圏に存在する「タルチョ(祈祷旗)」の思想も取り入れています.
タルチョは風によって祈りを世界へ届ける旗ですが、《Diffused Mandala》では映像や展示、インターネット、そして人々の記憶を通じて、神話や教訓が少しずつ広がっていくことを目指しています.
作品は完成した瞬間に終わるものではなく、
誰かに見られ、語られ、解釈されることで初めて広がっていくものです.
《Diffused Mandala》は、その広がりそのものを作品として捉える試みでもあります.
※タルチョ・・・チベット仏教圏で、家や寺院、山道などに掲げられる5色の祈り旗.旗には経文や願いが記され、風に揺れることで、その祈りや教えが世界へ広がっていくと考えられています.
このクラウドファンディングは、《Diffused Mandala》を実現するための制作プロジェクトです.
フランス・カンヌで発表する映像作品の制作と、日本で予定している大型展示の実現に向けて進めています.
《Diffused Mandala》では、仏教や神話に登場する存在たちを現代のビジュアルとして再構成し、新しい形で発表していきます.
カンヌで発表された作品は、その後、日本版として木材を用いた大型作品へと展開する予定です.
今回の挑戦は、一度限りの展示ではありません.
映像作品、立体作品、空間インスタレーションなど、今後も継続して展開していくシリーズの第一歩となります!!
西野萌黄(MOEGI NISHINO)
クリック:【Instagram】 【作品ポートフォリオ】
2022年、多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、同学科に勤務.卒業制作では仏教を題材にした「涅槃図」が優秀作品に選出される.以降、仏教やインド神話をテーマに、デジタル、立体、フォトグラムなど多様な手法で独自の解釈による作品を制作.これまでに『四門出遊』『修羅場』『貪瞋痴』などを発表.
- 2021年 tokyoanalog Web Magazine 掲載
- 2023年 New One Awards(中国)ファイナリスト選出
- 2024年 kurokami Paris 初代アーティストメンバー選出
- 2025年 第28回 岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)入選
- 2025年 ART FAIR ASIA FUKUOKA 2025「AFAF AWARD」部門 入選
- 2025年 多摩美術大学の創立90周年記念事業 「タマグラ20s──新たなクリエーションの記録」 選出

最近は「仏教神話を現代アートとして翻訳し、新しい形で届けること」をテーマに、ポスター、映像、空間作品へと活動を拡張しています.
この『Diffused Mandala』は、その思想を最初に大規模に実装するプロジェクトであり、仏教という一つ身構えてしまうテーマを長編叙事詩として世界に発信し仏教をもっと日常のありふれたものとして体験してもらいたいという思いから活動を進めています.
皆さんからいただいた支援金は、主に以下の用途に使用させていただきます.
- ① 日本⇄フランス間の渡航費
- ② フランス現地での滞在・移動費
- ③ 映像作品制作費
④ 檜木材・画材・制作素材費
⑤ 日本版大型展示制作費 - ⑥ 作品輸送費
- ⑦ 現地記録撮影費
- ⑧ アーカイブ図録制作費
- ⑨ リターン梱包・発送費
今回の《Diffused Mandala》は、単なる海外展示ではありません.
フランス・カンヌで発表された作品を、日本での大型展示へ発展させ、さらに映像作品、立体作品、空間インスタレーションへと展開していく長期プロジェクトです.
今回の支援は、一つの展示を成立させるためだけではなく、《Diffused Mandala》という新しいシリーズの基盤を共につくる支援でもあります.







最後に
今回支援いただいた方々は、このプロジェクトの【最初の目撃者,参加者】としてアーカイブに記録されます.
フランス・カンヌでの発表から、日本での大型展示へ.
《Diffused Mandala》が形になっていく瞬間を、ぜひ一緒に見届けていただけたら嬉しいです.
皆さんのご支援をお待ちしています!!













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