
シカシカ藝術祭 2026 概要
シカシカ藝術祭は、両川地区に受け継がれてきた地域文化や地域資源を活かし、現代アートや新たな表現との出会いを生み出す回遊型芸術祭です。
会期
2026年10月24日(土)〜11月12日(木)
※最長11/15程度までの柔軟運用
開催地域
大分県宇佐市院内町 両川地区
会場
香下神社・鳥居橋・旧吉田屋旅館・小坂不動尊・櫛野神社・両川公民館・広瀬井手
主催
両川地区まちづくり協議会
「豊かな自然・人と人とのぬくもりのある、安心・安全な両川」をスローガンに、住民同士で話し合いながら地域にある困りごとを解決していく組織です。
両川地区のまち協は、2009年に設立されました。両川地区に住んでいる住民の皆さんや組織・団体が協議会の会員です。地域住民や各種団体が協力しながら地域づくりを進めています。協議会の役員は、各地区区長、婦人会長、小学校校長、公民館長などで構成されています。
運営
シカシカ藝術祭2026実行委員会
内容
展示/オープニングイベント/スタンプラリー/マルシェ/
各種パフォーマンス/地域交流企画
想定来場者
地域住民、宇佐市内外の来訪者、アート関係者、行政関係者、マスコミ関係者、学生・子ども

参加アーティスト









会場MAP
両川地区は、院内町を流れる恵良川と安心院町を流れる津房川が合流し、宇佐市の本流である駅館川となる地点に位置しています。地区内には国道387号が縦断し、院内ICを有する交通の要所でもあります。
地域は、人口が比較的多く公共施設や生活機能が集まる香下・櫛野地区と、蛇行する川と深い谷、その間に田畑や集落が広がる東郷(北山・沖・新洞・小坂・広瀬)に分かれています。
本芸術祭では香下地区を中心に、東郷および櫛野地区に会場が点在しています。会場間は自動車を中心に、一部徒歩での鑑賞も可能であり、地域の風景や文化資源を巡る回遊型の構成となっています。

主要会場紹介
① 旧)吉田屋旅館
旧吉田屋旅館は、津房川と恵良川の合流地点近くに位置する旧旅館です。
かつて豊州鉄道三又川駅前にあり、地域の交通と人の往来を支えた場所でもありました。
現在も当時の面影を残し、窓からは二つの川が合流する風景を望むことができます。
想定内容:染め物作品展示
② 鳥居橋
鳥居橋は「石橋の里」として知られる院内町を象徴する石橋のひとつであり、両川地区を代表する景観資源です。
国道387号沿いに位置し、多くの人の目に触れるランドマークとなっています。
橋の下や周辺空間を活用したイベントを予定しており、橋上や石橋そのものを活かした展示についても検討しています。
想定内容:展示・イベント
※スタンプラリーゴール地点やマルシェ会場として活用を想定しています。
③ 小坂不動尊
小坂不動尊は、東郷 小坂地区に位置する不動尊です。
境内には鎌倉時代の作と推定される不動明王像が祀られており、宇佐市指定有形文化財に指定されています。
杉林に囲まれた参道の先に位置し、周囲には川の流れや岩壁がつくり出す独特の音環境が広がっています。
想定内容:サウンドインスタレーション
④ 香下神社
香下神社は、両川地区のシンボルである妙見山の麓に位置し、境内から地区を見渡すことができます。
境内には3基の石橋を有し、本殿へ続く階段と回遊路によって構成されています。
石橋を巡りながら境内下部へと下ることができ、神社全体が回遊性を持つ空間となっています。
想定内容:展示・オープニング
⑤ 両川公民館

両川公民館は、地域住民の活動拠点として利用されている公共施設です。
本芸術祭では、屋内展示会場としての活用に加え、会場案内や情報提供を行う拠点としての利用を想定しています。
想定内容:子ども作品展示・案内所
※香下神社と併せてオープニング会場としても活用予定。
⑥ 櫛野神社
櫛野神社は、神社と公民館が隣接する会場です。
周囲には田園風景が広がり、国道387号からの視認性も高く、屋内外の両方を活用できる環境を有しています。
また、広い駐車場を備え展示だけでなくイベント開催にも対応可能な会場です。
想定内容:障がい者アート展示
※ワークショップ会場として活用予定。
⑦ 広瀬井手
広瀬井手は、南一郎平による灌漑事業の起点となる歴史的水利施設です。
津房川から取水された水はここから各地へ導かれ、現在も地域農業を支えています。
金屋・高森方面へ広がる田園地帯を支える井路の出発点であり、南一郎平の功績を今に伝える象徴的な場所です。
芸術祭プログラム一覧
展示
・外部招聘作家による展示
・染め物作品展示
・サウンドインスタレーション
・障害者アート展示
・子ども作品展示
・ごみ展示
イベント
・オープニングイベント
・スタンプラリー・マルシェ
・アーティストトーク、ワークショップ等
・北部小学校 菊花展連携
・各種パフォーマンス
・国際交流(韓国アーティスト・交換留学生)
オープニングイベント
地域文化と現代アートが出会う、芸術祭のはじまり
シカシカ藝術祭の開幕にあたり、香下神社と両川公民館を会場にオープニングイベントを開催します。地域に受け継がれる伝統行事「庭入り」をはじめ、童龍太鼓や韓国アーティストによるライブペイントなどを通して、地域文化と現代アートが出会う芸術祭の幕開けを彩ります。
開催概要
日時: 2026年10月24日(土)15:20~19:00
会場: 香下神社・両川公民館(雨天時:両川公民館)
内容:開会式
童龍太鼓
南参道展示鑑賞
韓国アーティスト ライブペイント
庭入り実演
地域交流・飲食
※ 香下神社を開幕会場、両川公民館を交流拠点とした回遊型オープニングイベント

スタンプラリー・マルシェ
地域を巡り、アートと出会う一日
地域の魅力を楽しみながら展示会場を巡るスタンプラリーを開催します。ゴール会場となる鳥居橋周辺ではマルシェや北山神楽を実施し、櫛野神社ではワークショップを開催します。地域資源やアート、人との交流を楽しめる回遊型イベントです。
開催概要
日時: 2026年10月31日(土)10:00~15:00
会場: メイン :鳥居橋周辺(雨天時:両川公民館)
サテライト:櫛野神社(雨天時:櫛野公民館)
内容:地域を巡り、アートと出会う一日
・スタンプラリー
・マルシェ
・北山神楽
・牧野史和 パフォーマンス
・アトリエぐぅ ワークショップ

北部小学校 菊花展連携
菊花展と現代アートをつなぐ特別企画
北部小学校菊花展と連携し、芸術祭総合案内所の設置やアート体験を実施します。菊花展を尊重しながら、来場者や児童が現代アートに触れる機会を創出します。
開催概要
日時: 2026年11月6日(金)9:00~17:00
会場: 北部小学校体育館
内容:芸術祭総合案内所の設置
益永梢子による「アブストラクトバター」実演
食パンをキャンバスに見立て、食材のペーストで作品を制作するライブパフォーマンス。制作過程を鑑賞し、身近な素材を通して現代アートに触れることができます。

リターンについて
ご支援への感謝をこめて、5種類のリターンをご用意しました。
・藍染めストール (素材:レーヨン・麻)
・藍染めストール (素材:麻)
・藍染めタオル (素材:綿ガーゼ)
・藍染めハンカチ (素材:綿ローン)
・藍染めハンドタオル(素材:綿)
今回参加アーティストの「染工房 芳心庵」作成の商品です。
資金の使い道
作家招聘費:30万円
展示制作費:25万円
会場設備費:20万円
運営費 :20万円
イベント費:15万円
広報費 :20万円
備品 : 5万円
シカシカという名前に込めた思い
シカシカ藝術祭の「シカシカ」は、院内町に残る庭入り(盆踊り)で語られる口上の一つです。
地域の初盆家庭へ若連が大きな傘鉾を持ち、笛や太鼓を鳴らしながらしめやかに庭入りを行います。ご詠歌や「シカシカ」の口上、バンバ踊り・三拍子・六調子・マッカセなど、地域ごとに受け継がれてきた独特の踊りや口説き、作法があります。
庭入りは、一人の死を地域全体で受け止め、見送る文化です。そこには、「自分もいつか地域のみんなに送ってもらえる」という安心感や、人と人とのつながりが息づいています。
しかし現在、人口減少や高齢化により、多くの地域で庭入りの文化は失われつつあります。地域ごとのリズムや口説き、作法も少しずつ姿を消し、それを知る人も少なくなっています。
シカシカ藝術祭は、アートという新しい視点を通して、庭入りをはじめとした院内町の文化や風景を見つめ直し、次の世代へ受け継いでいくことを大きなテーマとしています。
皆さまからいただいたご支援は、展示制作やイベント運営、会場づくり、地域の子どもたちが参加できるプログラムなど、シカシカ藝術祭を育み、未来へつないでいくために大切に活用させていただきます。
院内町に受け継がれてきた文化と、この芸術祭を未来へつないでいくために、皆さまの温かいご支援を心よりお願いいたします。
最後に
歩くたび、まちがアートになる。
私たちは、地域に眠る魅力をもう一度見つめ直し、人と人、人と場所、過去と未来をつなぐ「回遊型芸術祭」を開催します。
会場は、美術館だけではありません。使われなくなった空き家、地域の広場、昔から親しまれてきた神社等―まちそのものが展示空間です。訪れた人は地図を片手に歩きながら、作品と出会い、地域の歴史に触れ、店主や住民との会話を楽しみます。
何気なく通り過ぎていた風景が、アートを通じて新しい表情を見せ、まちの中に小さな驚きと発見が生まれます。
この芸術祭で目指すのは、一日限りのにぎわいではありません。
地域に暮らす人が、自分たちのまちの価値を再発見し、「ここに住んでいてよかった」と思えるきっかけをつくること。地元のお店や事業者、学生、子どもたち、アーティスト、来訪者が一緒になってまちを歩き、語り、彩ることで、新しい交流と経済の流れを育てることです。空き家や空き店舗にも新たな役割が生まれ、これまで交わることのなかった人々がつながる。
そんな小さな変化の積み重ねが、両川地区の未来を動かす力になると信じています。
しかし、この挑戦を実現するには、作品制作や展示設営、安全対策、案内サイン、パンフレット、子ども向け企画など、多くの準備と費用が必要です。
だからこそ私たちは、クラウドファンディングを通じて、この芸術祭を「みんなでつくるイベント」にしたいと考えています。
あなたの応援は、単なる寄付ではありません。
一つの作品をまちに迎える力になり、訪れる人を導く道しるべになり、子どもたちの創造の時間を支え、
地域に新しい物語を生み出す後押しになります。
遠くからでも、
初めて両川地区を知る方でも、
かつて住んでいた方でも、
あなたはこの芸術祭の大切な仲間です。
歩けば出会える。語ればつながる。アートが灯す、新しい両川地区の未来へ。
どうか私たちと一緒に、両川地区を彩る一歩を踏み出してください。




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