
私は20年以上、絵を描き続けてきました。色鉛筆を何度も何度も塗り重ね、一枚の絵に何十時間もかける。これは今も変わりません。むしろ、以前よりも絵を描く時間は大切になっています。
けれど最近、自分でも不思議なくらい、新しいことを始めています。
AIを使うようになり、音楽を作り、文章を書き、映像を作るようになりました。描いた絵に音楽を重ねてみる。そこに短い物語を加えてみる。日本語だけではなく、英語でも海外に発信してみる。
少し前の自分なら、そんなことをするとは思っていなかったでしょう。
以前は、新しいことを始めるのは若い人のほうが有利だと思っていました。しかし今は、少し違う気がしています。年齢を重ねたからこそ、これまで積み重ねてきたものと、新しい技術を組み合わせることができます。
20年以上描いてきた絵と、AI。手描きと映像。色鉛筆と音楽。
一見すると離れているものが、少しずつ一つにつながり始めています。
今回のクラウドファンディングも、その延長線上にあります。完成したものを皆さんに見せるというより、まだ形のない世界を、これから作っていくための挑戦です。
いくつになっても、まだ知らないことがあります。まだ作ったことのないものがあります。そして今は、それがとても面白い。
「もう遅い」と考えるより、「まだできる」と考える。
これからも、新しいものを面白がりながら、自分の表現を少しずつ広げていきたいと思っています。



