愛媛県大洲市の宝石店から、新しいジュエリーの楽しみ方を。

器を支えてきたハマが、今度はジュエリーを支える。有田焼の窯道具として役目を終えたハマを、ジュエリーの帰る場所「JEWELRY DOCK HAMA」へ。創業75年の柿見時計店が、大洲に「ジュエリーと生きる場所」JEWELRY LIFE SALONをつくります。大洲から始まる新しい挑戦です。

現在の支援総額

15,000円

3%

目標金額は500,000円

支援者数

1人

募集終了まで残り

24日

愛媛県大洲市の宝石店から、新しいジュエリーの楽しみ方を。

現在の支援総額

15,000円

3%達成

あと 24日

目標金額500,000円

支援者数1人

器を支えてきたハマが、今度はジュエリーを支える。有田焼の窯道具として役目を終えたハマを、ジュエリーの帰る場所「JEWELRY DOCK HAMA」へ。創業75年の柿見時計店が、大洲に「ジュエリーと生きる場所」JEWELRY LIFE SALONをつくります。大洲から始まる新しい挑戦です。

はじめに

 愛媛県大洲市。私たち柿見時計店は、1951年の創業以来、75年にわたり時計や宝飾品を通じて、お客様の人生の節目に立ち会ってきました。

 店頭に立っていると、こんな声をよく耳にします。「母から譲り受けた指輪だけど、デザインが古くて……」「チェーンが切れたまま、引き出しの奥に眠っているの。」 結婚するときに贈られたリング。自分へのご褒美に選んだネックレス。大切な人から受け継いだ指輪。ジュエリーは、単なる「モノ」ではありません。身につける人の時間や思い出が重なっていく特別な存在です。

だからこそ、私たちは考えるようになりました。

 私たちはこれまで、新しいジュエリーをお届けする「販売」と、使わなくなったジュエリーをお引き受けする「買取」を、それぞれ別の事業として行ってきました。でも、この二つをひとつの流れとしてつないでみたら、宝石店だからこそできる新しい価値をつくれるのではないか。ジュエリーには「買う」と「売る」の間には、長い時間があります。

もう一度、楽しむ。直す。磨く。つくり変える。今の自分らしく身につける。そして、次の世代へつなぐ。

 「売るか、しまっておくか」だけではなく、「もう一度楽しむ」という選択肢を、大洲に。それが、このプロジェクトの始まりです。75年かけて築いてきた、ジュエリーの相談力。大切なジュエリーだからこそ、安心して相談できる場所でありたい。

 私たちには、75年間この仕事を続ける中で培ってきた知識と経験、そして山梨・甲府をはじめとする職人や専門工房、メーカーとのつながりがあります。店頭ではジュエリーコーディネーターがお客様のお話を伺いながら、そのジュエリーに合った方法を一緒に考えます。

 新しいものを選ぶ。今あるものを直す。つくり変える。受け継ぐ。そして、手放す。どれか一つが正解なのではなく、その人、そのジュエリーに合った「これから」を一緒に考える。

「何を売るか」「何を買い取るか」ではなく、「このジュエリーを、これからどうしよう?」から始める。それが、75年続けてきた私たちだからこそできる役割だと考えています。

「売る場所」から、「ジュエリーと生きる場所」へ。

 創業75年の節目となる2026年。大洲市徳森のC-MART 2階に、JEWELRY LIFE SALONをOPENします。私たちがつくりたいのは、これまでのジュエリーショップを少しおしゃれにしただけの場所ではありません。このSalonの主役は、ジュエリーという「商品」ではなく、ジュエリーと暮らす「人」です。

だから私たちは、ここに4つの新しいジュエリー体験をつくります。

MY JEWELRY STORY|見つめる。

JEWELRY REFRESH|整える。

STONE EXPERIENCE|出会う。

JEWELRY BEAUTY|楽しむ。

私たちが届けたいのは、ジュエリーという「モノ」だけではありません。

Jewelryのある「Life」です。

「持っている」を、「楽しんでいる」へ。JEWELRY LIFE SALONでは、お客様がお持ちのジュエリーを一緒に見ながら、その「これから」を考えます。そのための4つの視点が、RE / NOW / NEW / NEXTです。

ジュエリーを買った瞬間だけではなく、その後の何年、何十年という時間まで「このジュエリーと、これからどう暮らそう?」そんなことを一緒に考えられる場所。それが、私たちの考えるJEWELRY LIFE SALONです。


でも、本当にジュエリーと過ごすのは、Salonの外。

 朝、ジュエリーを選ぶ。身につけて、一日を過ごす。そして夜、ジュエリーを外す。

 だったら、Salonで生まれたJewelry Lifeを、そのまま家まで持ち帰ってもらえないだろうか。そこから考え始めたのが、JEWELRY DOCK PROJECTでした。

 その答えを探して、有田へ。JEWELRY DOCKを、どんな素材で、どんな形につくるのか。その答えを探して、私たちは佐賀県有田町を訪れました。そこで出会ったのが、金照堂の金子さくらさんです。

【左 柿見瞳・中央 金子さくらさん・右 柿見加奈】

 さくらさんは、有田焼に携わりながら、これからの有田の未来を考え産地の魅力や可能性を伝える活動をされています。今回、私たちが有田のものづくりの現場を知り、窯元を訪ね、職人さんたちの話を聞くことができた背景には、さくらさんとの出会いがありました。

愛媛・大洲から来た二人と、有田で生きる一人。

 私たち柿見時計店から今回このプロジェクトに関わるのは、柿見瞳と柿見加奈。二人とも、結婚をきっかけに柿見家へ嫁ぎ、ジュエリーの仕事に携わるようになりました。そして有田で出会ったのが、金子さくらさん。

 生まれ育った場所も違う。歩んできた道も違う。扱ってきたものも、ジュエリーと、有田焼。まったく違います。けれど、3人には共通するものがありました。それは、「受け継いできたものを大切にしながら、次の世代につながる新しい価値をつくりたい。」という想いです。

 JEWELRY DOCKを、どんな素材でつくるのか。どんな形にするのか。そして、Jewelry Life Salonを象徴するものとして、どんな物語を持たせるのか。その答えを探すため、私たちは佐賀県有田町を訪れました。

 そこには、完成された美しい有田焼だけではありませんでした。工房。職人の手。まだ何の色もついていない真っ白な器。焼成を待つ器。長い年月使われてきた道具。そして、ものづくりを支える人たち。

 実際のものづくりの現場に入り、話を聞き、手に触れることで、私たちの中で少しずつJEWELRY DOCKの輪郭が見えてきました。ジュエリーと有田焼。有田を訪れて、私たちが強く感じたことがあります。それは、「ジュエリーと有田焼は、よく似ている。」ということでした。

有田焼の原料となるのは、自然から採れる「陶石」。

 砕き、細かくし、形をつくり、焼き、職人の技術によって美しい器へと変わっていきます。一方、ジュエリーもその始まりをたどれば、自然から生まれた鉱物です。

 どちらも、最初から美しい完成品だったわけではありません。自然から生まれた素材に、人の手と、技術と、時間を重ねる。そして初めて、人の暮らしを豊かにするものへと変わっていきます。

 何百年も受け継がれてきた有田焼。世代を超えて受け継ぐことのできるジュエリー。私たちは、この二つのものづくりに、不思議なほど近い価値観を感じました。有田焼で、ジュエリーの居場所をつくろう。その考えが、この旅の中で確信へ変わっていきました。

そして私たちが出会った「ハマ」

 さくらさんに案内していただきながら、有田のものづくりの現場を巡っていたときのことです。工房の中で、私たちはたくさんの白い円形の磁器に出会いました。

 それが、有田焼の窯道具「ハマ」でした。ハマは、有田焼を焼成するとき、器を下から支えるために使われる窯道具です。美しい器をつくるために、表からは見えないところで器を支える。有田焼のものづくりを陰で支えてきた存在です。ところが、その先に私たちが目にしたのは、想像していなかった光景でした。

役目を終えたハマが、大量に廃棄されている。

【大量に捨てられるハマ】

 器を支える役目を終えたハマ。まだ磁器としてそこに存在しているのに、その後に使い道がなければ、廃棄されていくものがあることを知りました。そして実際に、大量のハマが廃棄されている光景を目の前にしました。

 年間約4万個ものハマが役目を終えている可能性があります。「これだけのものが、役目を終えたら捨てられてしまうんだ……。」3人でその光景を見ながら、自然とそんな話になりました。

 私たちが考えたのは、「これを何かに再利用できないだろうか?」だけではありませんでした。ハマを手に取ってみる。磁器ならではの質感。シンプルな円形。そして何より、“器を支えるためにつくられたもの”だということ。そこで、私たちが考えていたJewelry DOCKと一本につながりました。

「これ、ジュエリーを置いたらどうだろう?」試しに、ハマの上にジュエリーを置いてみました。

 指輪を置く。ネックレスを置く。すると、その姿が思っていた以上に美しかった。そして私たちは気づきました。このハマは、役目を失ったのではない。「支える相手」が変わればいいんじゃないか。その瞬間、私たちはJewelry Life Salonでやりたいことと同じだと気づきました。

 使わなくなった指輪も。デザインが今の自分に合わなくなったネックレスも。誰かから受け継いだジュエリーも。役割を終えたのではない。今の暮らしに合う新しい役割を見つければいい。

HAMAとジュエリー。

 一見まったく違う二つのものに、私たちは同じ可能性を感じました。有田焼を支えてきたハマが、今度は、大切なジュエリーを支える。窯の中から、暮らしの中へ。

 ここが今回のプロジェクトの原点です。私たちがしたいのは、単に「廃材を再利用してエコな商品をつくる」ことではありません。モノだけではなく、「役割」を次へつなぐ。器を支えるという役目を終えたハマに、新しい役割を与える。

 そして、「廃棄されるハマ」から「暮らしの中で大切にされる JEWELRY DOCK」へ。そんな価値転換に挑戦します。ジュエリーを「収納する」のではなく、ジュエリーが帰ってくる場所。指輪を置く。ピアスを置く。ネックレスを休ませる。毎日の暮らしの中で自然とジュエリーに触れる場所をつくります。

 JEWELRY DOCKが置いてあることで、ジュエリーがケースの中にしまわれるものではなく、暮らしの風景の一部になってほしい。そう願っています。

HAMA、それぞれの表情。

 JEWELRY DOCK HAMAの原型は、有田焼の窯の中で器を支えてきた「窯道具」です。一つひとつを研磨し、ジュエリーの居場所として新しい役割へとつないでいます。もともとものづくりを支える道具だからこそ、小さなバリや凹凸、ゆがみ、色むら、号数などの跡が残ることがあります。

 それも、HAMAが歩んできた時間の跡。一つひとつの状態を確認したうえで、安心してお使いいただけるHAMAを選び、お届けします。それぞれ異なる表情も、HAMAの個性としてお楽しみください。

※研磨・仕上げ後も個体差や上記の跡が残る場合があります。HAMAの特性としてあらかじめご了承ください。

HAMAは、JEWELRY LIFE SALONの小さな象徴です。

 役目を終えたHAMAが、新しい役割を見つけたように、眠っているジュエリーにも、今使っているジュエリーにも、これから出会うジュエリーにも、受け継いでいくジュエリーにもその時々の暮らしに合った、新しい関係がある。

ジュエリーを「買う瞬間」だけではなく、買った後の何年、何十年まで寄り添う。

それが、私たちがつくるJEWELRY LIFE SALONです。

一日も。一生も。

 ジュエリーそのものではなく、JEWELRYのある「LIFE」を豊かにする。JEWELRY DOCKは、その最初のプロダクトです。

愛媛・大洲から、有田へ。そして、その先へ。

 私たちは地方の小さな宝石店です。だからこそできることがあると思っています。有田という地域で400年以上受け継がれてきたものづくり。大洲という地域で75年間続けてきた宝石店。


 離れた二つの町のものづくりが出会い、これまでになかった新しい価値をつくる。それを私たちは、大洲のJewelry Life Salonから発信していきます。そしてSalonで生まれた新しいジュエリーとの暮らしを、HAMAを通じて、それぞれの家庭へ届けていきます。

このクラウドファンディングで実現したいこと

 今回、皆さまに応援していただきたいのは、JEWELRY DOCK HAMAという一つの商品だけではありません。私たちが実現したいのは、「ジュエリーと暮らす」という新しい文化をつくること。その文化を発信する場所として、Jewelry Life SalonをOPENすること。そして、そのSalonの考え方を毎日の暮らしへ持ち帰るプロダクトとして、JEWELRY DOCK HAMAを世の中へ送り出すこと。この二つは、私たちにとって一つの挑戦です。

 皆さまからいただいたご支援は、HAMAの製作・商品化、パッケージやリターンの製作、Jewelry Life SalonのOPENに向けた空間づくり、プロジェクトの発信など、新しい「Jewelry Life」を形にするために大切に活用させていただきます。

私たちが皆さんとつくりたい未来。

 眠っていたジュエリーが、また誰かの胸元で輝く。いつも身につけていたリングが、今まで以上に好きになる。朝、「今日はどれをつけよう?」と考えることが小さな楽しみになる。お母さまから受け継いだジュエリーについて、娘さんと話す日が来る。そしていつか、自分が大切にしてきたものを次の世代へ渡す。

 私たちは、そんな時間が少しずつ増えていくことを、「ジュエリーと暮らす文化」と呼びたいと思っています。その文化が生まれる場所が、Jewelry Life Salon。その文化を家へ持ち帰るものが、JEWELRY DOCK HAMA

応援してくださった皆さまを、Jewelry Life Salonへ。

 このプロジェクトを応援してくださった方とは、HAMAをお届けして終わりにはしたくありません。HAMAが生まれた理由。Jewelry Life Salonで私たちがつくろうとしている未来。その完成した姿も、ぜひ見ていただきたいと思っています。 そこで対象のリターンには、Jewelry Life Salonプレオープンご招待をご用意します。

 クラウドファンディングで応援してくださった皆さまは、私たちにとって単なる「購入者」ではありません。Jewelry Life SalonとHAMAの誕生を一緒につくってくださった最初の仲間です。


400年と、75年。400年以上続く、有田焼。1951年から75年続く、柿見時計店。

 長く続いてきたものを守ることは、とても大切です。でも、守るだけでは次の時代へつながらない。受け継いできた技術や価値を大切にしながら、新しい使い方、新しい価値、新しい出会いをつくる。それが、これから私たちが挑戦したいことです。


最後に。

 有田の工房で、一枚の小さなHAMAを手に取ったことから、この物語は大きく動き始めました。


器を支えてきたものが、今度はジュエリーを支える。

 そしてそのHAMAが、ジュエリーとの毎日を少し豊かにする。Jewelry Life Salonでは、眠っているジュエリーを、もう一度人生へ。今使っているジュエリーを、もっと毎日の楽しみへ。新しいジュエリーとの出会いを、これからの思い出へ。そして大切なジュエリーを、次の世代へ。

 私たちは、一日も。一生も。ジュエリーを通じて皆さまの暮らしに寄り添いたいと思っています。

 Salonで、ジュエリーをもっと好きになる。家に帰ったら、HAMAにジュエリーが帰ってくる。そして翌朝、また新しい一日が始まる。窯の中から、暮らしの中へ。ジュエリーを売る場所から、ジュエリーと生きる場所へ。有田と大洲から始まるこの挑戦を、ぜひ一緒に育てていただけたら嬉しいです。


Jewelry Life Salon

ジュエリーを売る場所から、ジュエリーと生きる場所へ。

JEWELRY DOCK HAMA

ジュエリーにも、帰る場所を。


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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