田村装備開発の田村です。
ご支援くださいました皆様、心から感謝申し上げます!
開始2日の時点で、総支援額が7,300万円を超えました。本当に有難うございます。
昨日は慶應義塾大学で出張講習を行ってきました^^
危機管理全般、違法薬物等について簡単にお話をした後、フラッシュライトを使用した護身術
守護臣を使用した護身術

写真には無いのですが、本プロジェクトのLIVORAを使用したり、万が一負傷した場合の応急処置などを行いました。
LIVORAを見た学生の皆さんは興味津々で、「どこで買えるのですか!?」という質問が複数あるほど好評でした^^
講習が終了した後、、、、

福沢諭吉の前で一枚
負傷した足が不気味に浮き上がっています笑
講習で使用したレジュメの一部をこちらに添付します。
危機管理の基礎となりますので、是非ご参考ください。
・はじめに
犯罪者に襲われた時に逃げられなければどうする?
『相手を怒らせないように従いなさい』
日本ではそれが常識になっています。
私は、「犯罪者に従えば助かる」という言葉を、正解として伝えることはできません。
その理由は、現場ではそうではなかったからです。
警察官として、私はいくつかの事件と向き合ってきました。
要求に応じたことで命が助かった事件もあります。
一方で、要求に応じても身体に重大な被害を受けた事件も見てきました。
現実は、一つの答えでは語れません。
だから私は、受講者の皆さんに「こうすれば必ず助かる」という約束はしません。
危機管理とは、決まった答えを暗記することではありません。
その場の状況を見極め、命を守るために最善の判断をすることです。
もちろん、危険を避けられるなら、それが最善です。
逃げられるなら逃げる。
距離を取れるなら距離を取る。
助けを呼べるなら助けを呼ぶ。
しかし、人生には、自分の意思とは関係なく、どうしても戦いを避けられない状況があります。
そのときに必要なのは、思考を止めないことです。
命を守るために何ができるのか。
何が最善なのか。
その判断を最後まで諦めないこと。
この講習で私が伝えたいのは、そのための判断を誤らないための思考方法です。
私は皆さんに勇敢になってほしいわけではありません。
ただ一つ、有事の際に生き残ってほしいのです。
1 自分の身は自分で守る
日本は長い間、「安全な国」と言われてきました。
しかし近年は、社会情勢の変化や犯罪の手口の巧妙化などにより、その前提は大きく変わりつつあります。
私は、「日本だから大丈夫」という考え方は、これからの時代には通用しないと考えています。
危機管理とは、不安を煽ることではありません。
現実を正しく理解し、自分と大切な人を守るために備えることです。
誰かが守ってくれることを期待するのではなく、
「自分の安全は自分で守る。」
これが危機管理の原点です。
2 犯罪者に従えば助かるとは限らない
私はテレビ番組で危機管理について解説した際、別の専門家が、
「犯罪者が来たら逃げる。逃げられなければ従う。」
と話していました。
その考え方が間違いだと言うつもりはありません。
しかし、私は現場を知る者として、一つだけ皆さんに知っておいていただきたいことがあります。
犯罪者の目的は、一つではありません。
金銭目的の犯人もいれば、人を傷つけること自体を目的とする犯人もいます。
つまり、従うことが命を守る場合もあれば、従っても命が助からない場合もあるということです。
だから私は、「犯罪者には従えばいい」という一つの考え方を鵜呑みにしてほしくありません。
大切なのは、
相手は何を目的としているのか。
自分は逃げられるのか。
周囲には誰がいるのか。
命を守るために今何を優先すべきか。
これらを瞬時に判断することです。
危機管理とは、マニュアルどおりに行動することではなく、状況に応じて最善の判断をすることなのです。
3 戦わないための危機管理
私が皆さんに一番伝えたいのは、「戦う技術」ではありません。
戦わなくて済むための準備です。
危険な場所に近づかない。
夜間の行動に注意する。
施錠を徹底する。
避難経路を家族と確認しておく。
違和感を覚えたら、その場を離れる。
こうした一つひとつの積み重ねが、自分や家族を危険から遠ざけます。
危機管理とは、事件が起きてからではなく、事件が起きる前に始まっています。
4 自分自身で判断する
危機管理に万能な答えはありません。
だからこそ、私は「こうすれば必ず助かる」とは言いません。
しかし、一つだけ確信していることがあります。
それは、
思考を止めた人ほど危険である。
「日本だから大丈夫。」
「犯罪者には従えばいい。」
「誰かが助けてくれる。」
こうした思い込みが、判断を鈍らせることがあります。
この講習で身につけていただきたいのは、護身術そのものではありません。
危険を予測し、回避し、そして万が一の場面でも状況を見極め、自分自身の意思で判断する力です。
その力こそが、自分自身だけでなく、大切な人の命を守ることにつながると私は信じています。
以上となります。
有難うございました!



