知的障害のある人の「外出の自由」を、ガイドヘルパー養成であたりまえに

知的障害のある人の「出かける自由」は、いまだ十分に保障されていません。外出を支える制度があっても、それを担う「ガイドヘルパー」が足りないためです。大田区でガイドヘルパー養成研修を行い、その実践をもとに、企画・運営・資金調達などを「スターターキット」としてまとめ、全国へ広げます。

現在の支援総額

96,500

6%

目標金額は1,500,000円

支援者数

13

募集終了まで残り

40

知的障害のある人の「外出の自由」を、ガイドヘルパー養成であたりまえに

現在の支援総額

96,500

6%達成

あと 40

目標金額1,500,000

支援者数13

知的障害のある人の「出かける自由」は、いまだ十分に保障されていません。外出を支える制度があっても、それを担う「ガイドヘルパー」が足りないためです。大田区でガイドヘルパー養成研修を行い、その実践をもとに、企画・運営・資金調達などを「スターターキット」としてまとめ、全国へ広げます。

まちづくり の付いた活動報告

街は、誰のものでしょうか。一人で歩ける人。電車に乗れる人。買い物ができる人。予定を立てて、その通りに動ける人。困ったときに、自分で説明できる人。そういう人だけを前提につくられた街は、一見すると「みんなの街」に見えるかもしれません。でも、そこに知的障害のある人は、本当に含まれているでしょうか。外出に支援が必要な人。予定変更が苦手な人。言葉で困りごとを伝えにくい人。人混みや音や待ち時間に不安が大きくなる人。家族や限られた支援者がいなければ、出かける機会そのものが少なくなってしまう人。そうした人たちが街にいないままでも、街は「みんなの街」と言えるのでしょうか。私たちは、そうは思いません。街は、ひとりで出かけられる人だけのものではありません。障害のある人が街に出ると、街の側が問われます。この道は歩きやすいのか。この駅は使いやすいのか。この店は入りやすいのか。この地域には、立ち止まれる場所があるのか。待つことを許せる空気があるのか。困ったときに、誰かとつながれる余地があるのか。障害のある人が街に出ることで、初めて見えてくることがあります。それは本人の困りごとであると同時に、街の課題です。外出の支援は、ただの個別支援ではありません。インクルーシブなまちづくりです。そして、社会インフラの整備です。道路や駅や建物だけがインフラではありません。人と一緒に出かけられること。本人のペースを待てる人がいること。地域の中に顔を知っている人が増えること。家族だけに頼らず外出できる関係があること。それもまた、街で暮らすための大切なインフラです。身体障害のある人たちが街に出てきたことで、段差、階段、駅、トイレ、移動のしにくさは、社会の課題として見えるようになってきました。でも、街の課題はそこで終わりではありません。重度知的障害のある人たちもまた、この街で暮らし、出かけ、人と出会い、自分の時間を過ごす人たちです。ところが、外出に困難があり、関係する人が少ない暮らしは、深刻な孤立につながりやすくなります。家族以外に本人を知っている人が少ない。いつもの外出先が少ない。地域の人と出会う機会が少ない。困ったときに変化に気づく人が少ない。本人の楽しみやこだわりを知っている人が少ない。そうなると、その人の暮らしは地域から見えにくくなります。これは、本人や家族だけの問題ではありません。地域の中に関係が少ないこと、本人を知る人が限られていること、外出の機会が少ないこと、街の中にその人の存在が見えにくいこと。それ自体が、社会の側の課題です。人は、そこにいない人をイメージできません。いつも街にいない人。学校にも、店にも、駅にも、公園にも、商店街にもいない人。日常の中で出会わない人。そういう人は、いつの間にか「みんな」の中に想定されなくなります。だからこそ、外出が必要です。知的障害のある人が街に出る。いつもの道を歩く。店に入る。公園で過ごす。駅を使う。人と出会う。顔を覚えられる。その積み重ねが、街の「みんな」を変えていきます。街にいる人として見えること。地域の一員として参加すること。困りごとも、楽しみも、こだわりも、社会の側に見えるようになること。それが、外出の持つ力です。街を、出かけられる人だけのものにしないためには、最初から「みんな」を狭く考えないことが必要です。一人で歩ける人だけを前提にしない。言葉で説明できる人だけを前提にしない。予定どおりに動ける人だけを前提にしない。家族が付き添える人だけを前提にしない。支援があれば出かけられる人がいる。一緒に歩く人がいれば、街で過ごせる人がいる。待ってくれる人がいれば、選べる人がいる。関係があれば、地域の中で暮らし続けられる人がいる。その前提で、街を考えることです。ガイドヘルパーを増やすことは、福祉サービスの担い手を増やすことにとどまりません。街を、出かけられる人だけのものにしないための取り組みです。重度知的障害のある人が、家族だけに頼らず、地域の中で出かけられるようにする。その人を知っている人を増やす。その人が行く場所を増やす。その人が街にいる時間を増やす。それは、孤立を減らすことでもあります。地域の関係を増やすことでもあります。街の想像力を広げることでもあります。今回のクラウドファンディングでは、2026年度に大田区でガイドヘルパー養成研修を3回実施します。大田区で外出を支える人を増やし、その実践を記録して、他の地域でも使える「ガイドヘルパーから始めよう」Toolkitとして整理します。外出の支援は、インクルーシブなまちづくりです。外出の支援は、社会インフラの整備です。障害のある人が街に出ると、街の側が問われます。その問いから逃げない地域を増やしたい。街は、出かけられる人だけのものじゃない。そのあたりまえを現実にするために、私たちはガイドヘルパーを増やします。応援、拡散、ご支援をよろしくお願いします。文責:中村和利


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