はじめまして。
東京都江戸川区・西葛西でレストラン「CalCal(カルカル)」を運営している、中村 鈴菜(れいな)です。

2026年2月26日、父・中村裕之が61歳で突然亡くなりました。

父は弱音を吐かず、世話好きで情に厚く、周囲から「みんなの兄貴」のように慕われていた人です。
新しい牡蠣が入荷すると常連のお客様へ電話をかけ、店の前を通る方には必ず声をかけていました。
お店の料理を自慢そうに勧める父の姿を、今も多くの方が覚えてくださっています。
父にとってCalCalは、単なる仕事場ではありませんでした。
料理やお酒を通して人とつながる、大切な居場所でした。
父は生前、スタッフに、
「三世代で来られる店にする」
と話していたそうです。
▶︎ 継ぐ予定のなかった店
父が亡くなるまで、私がお店を継ぐ予定はまったくありませんでした。
あまりにも突然の別れで、涙が止まらないなか、真っ先に考えたのは、
「このお店を、これからどうしよう」
ということでした。
店内には老朽化した箇所があり、経営状況も厳しく、閉店する選択肢もありました。
それでも、すべてを放棄して店をなくしたら、私はきっと後悔する。
誰にも弱音を吐かずに父が守ってきた店が突然なくなったら、空から見ている父も悲しむ。
そう思いました。
父が亡くなった日も、その後も、スタッフは団結して店を開け続けてくれました。
お客様からも、「お店を残してほしい」「これからも応援する」と声をかけていただきました。

私は、後悔してもいいから全力でやると決めました。
▶︎ 1989年創業、西葛西のCalCal
CalCalは1989年に創業しました。
店名はカリフォルニアに由来しています。
現在のお店には、
・市場から仕入れる牡蠣や海鮮
・長年愛されてきた料理
・種類豊富なお酒
・バーカウンター
・アメリカンテイストの空間
など、父とスタッフが積み重ねてきた魅力があります。
一方で、魅力が多いからこそ、「何のお店なのか」が初めての方に伝わりにくくなっています。床や外観などにも、長年の営業による傷みが見られます。
父の店を残すために、昔の状態をそのまま保存するのではなく、守るものと変えるものを明確にし、次の時代へつなぎます。
▶︎ 西海岸スタイルのシーフードバルへ
CalCalを、
『気取らず楽しめる、西海岸スタイルのシーフードバル』
として再構築します。
店名の由来であるカリフォルニアの世界観と、牡蠣・海鮮料理・豊富なお酒というCalCal本来の魅力を結び直します。

仕事帰りに牡蠣と一杯を楽しむ。大切な人と少し特別な時間を過ごす。一人でもカウンターで料理とお酒を味わう。家族や友人を連れて訪れる。
そんな、人が集まり、新しい縁と会話が生まれる店にしていきます。
私自身、犬に関わる仕事をしてきた経験があります。
その経験も生かし、テラス席などを活用しながら、ワンちゃんと一緒に食事を楽しめる環境を整えます。地域の皆さまだけでなく、愛犬家の皆さまにも長く愛していただける店にしていきます。
▶︎ まずは、気づいてもらえるお店にする

今回、最初に整えるのは、お客様の目に触れる床・外観・照明です。
通りかかった方が思わず目を留め、
「ここに入ってみよう」
と思える存在感をつくります。
そして店内に入った時には、その期待を裏切らない空間でお迎えします。
1年後には、昔からのお客様がご家族やご友人を連れて訪れ、新しいお客様も次々に足を運ぶ、予約でにぎわう店にします。
父が願っていた「三世代で来られる店」を、今の時代に合った形で実現します。
▶︎ クラウドファンディングに挑戦する理由
今回のクラウドファンディングは、改装資金を集めるだけのものではありません。
父が地域の皆さまと築いてきた店だからこそ、これからのCalCalも、皆さまと一緒につくります。
「新しいCalCalを一緒につくった」「この店の再出発に関わった」
そう感じていただけるプロジェクトにします。
店舗DIYへの参加や、リニューアル後のお食事、牡蠣・海鮮の特別コース、愛犬同伴プランなど、新しいCalCalを一緒に体験できるリターンもご用意します。
【ご支援の使い道】
皆さまからいただいたご支援は、主に以下へ活用します。
・老朽化した床の修繕、張り替え
・外観、入口、看板の整備
・店内照明の改善・家具、収納、テラス等の整備
・店舗デザイン、ブランディング
・ホームページや集客環境の整備
・リターン提供費、クラウドファンディング手数料
見積もりと支援状況を踏まえ、優先順位の高い工事から着実に進めます。
【今後のスケジュール】
・クラウドファンディング公開、支援募集開始
・募集期間中:改装内容の確定、工事準備、DIY参加者募集
・募集終了後:床、外観、照明を中心とした改装工事
・工事完了後:支援者向け試食会、交流会の開催・リニューアルオープン
・順次、各リターンを実施
具体的な日程は、見積もりと工事工程が確定次第、活動報告で随時お知らせします。
父へ

最後に
私は、突然店を引き継ぐことになり、分からないことや不安なこともあります。
それでも、父が大切にしてきた居場所を何もせずに失うのではなく、できることをすべて実行します。
今回の挑戦は、父の店を過去のまま残すためのものではありません。
父が築いてきたものを受け継ぎ、これからの西葛西に必要とされる店へ進化させる挑戦です。
地域の皆さま、愛犬家の皆さまとともに、新しいCalCalをつくっていきます。
どうか、この再出発にあなたの力を貸してください。
中村鈴菜





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