こんにちは!
TORICOTORの、ぼをでございます。
皆さまの応援を賜り、いよいよストレッチゴール達成まで残り4,000円となりました!
あと一息! という事で、改めて各CDの楽曲について紹介させて頂きます。
初めてこのプロジェクトをご覧頂いた方、
支援しようか迷っていらっしゃる方、
是非こちらを試聴頂き、ご検討頂ければと思います。
7拍子:「オトナの言葉の使い方」
7拍子のメタル調の楽曲です。
なぜだか社会人になるとみんなが使い始める「カタカナ語」を揶揄した歌です。
7拍子は、変拍子の入門としては最適なんです。
なぜかって? それは多くの曲が、
なじみのある「4拍子」と「3拍子」の組み合わせだからです。
「4拍子」は解りますよね。世の中の大半、というか、
殆ど全ての楽曲が4拍子で作られています。
「3拍子」もワルツなどの舞踏曲が数多くありますから、お分かりになるかと思います。
7拍子の楽曲は「4+3の混合拍子」で7拍子になっているものが多くあります。
4、3、4、3、4、3、4、3、と交互に繰り返していく感じですね。
イメージつくでしょう!?
5拍子だと「3+2」になるので、こうはいかないのです。
11拍子:「絶対同一性不連続主義」
11拍子のヘビーメタル曲です。
ちょっと哲学的な歌詞とディストーションギターの調和が特徴です。
11拍子の楽曲は、不遇の文学者島田清次郎の人生や作品を
モチーフに作ったものが多くあります。
楽曲を楽しむ上で必須の知識ではないのですが、
よろしければwikipediaなどで確認いただくと、より一層
楽しんで頂けるのではないかと思います。
13拍子:「ディスユーリア」
13拍子のインスト曲です。
浮遊感のあるロック調の楽曲です。
この曲、ボカロ版も収録しているのですが、歌詞がちょっとエグイので、
是非完成版CDでお楽しみ下さい。
まず、13拍子のボカロ盤のコンセプトは
「創作活動の苦しみ」です。
歌詞に淫語が多く含まれる楽曲もありますが、
全てメタファー(暗喩)になっており、
「作っても認められない、もしかすると認められるのは
死んだあとかもしれない、でも作り続ける事をやめられない」
という、クリエイタの苦しみを、それぞれの楽曲で表現しております。
インスト盤のカタカナは、実は全て医学用語です。
それぞれどんな意味の用語なのかは、是非ググってみて下さい。
タイトルの格好良さと曲調が、タイトルの本当の意味との違和感に相まって、
変拍子楽曲をさらに絶妙なものにしておりますよ。
17拍子:「響」
17拍子の純和風インスト曲です。
3本の三味線を早いBPMの17拍子で展開しています。
「響」はウィスキーの銘柄ですね。
17拍子楽曲に収録しているインスト曲は、いずれも
ウィスキーの銘柄をイメージして作成しています。
翻って、17拍子のボカロ曲のテーマは「寓話・神話」 です。
新約聖書、イソップ物語、プルーストの小説、サンタのお話などが
モチーフとなっています。
19拍子:「川へ向かった白い像を追いかけて」
宮沢賢治の「オツベルと像」を題材にした、
チップチューン楽曲です。
非常にBPMが早いので、恐らくボカロにしか歌えません。
歌詞には結構こだわっています。
そんな19拍子ですが、今回のプロジェクトでの19拍子の収録曲は全て
「宮沢賢治」の世界をモチーフにしています。
誰もが知っている「銀河鉄道の夜」や「オツベルと像」から、
あまり知られていない「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」など
幅広くテーマに取り入れています。
23拍子:「宙/跳/夢(ソラ トブ ユメ)」
こちらもかなり浮遊感のある23拍子楽曲です。
実は、とある同人音ゲーにも収録して頂いています。
歌詞には結構こだわっています。
(というか、全体的に歌詞にはこだわりをもっているんです)
23拍子の楽曲自体が非常に稀で、自分で作っておいてなんですが、
23拍子の曲なんて聞いたことがありません。
私の知る限り、市販されている23拍子の曲は見当たらず、
youtubeやtwitterで検索をする限りでは、
私同様に同人活動として作曲をされている方が、
1曲公開しているのみです。
プロジェクトも、残り5日間となりました。
少しでもリターンの質を上げられるように、まだまだ頑張ります。
宜しくお願いします。