本がある場所は、
出発点にも、避難所にもなる
2026年秋、山梨県甲府市の朝日通り商店街に、
新刊書店「UNCAGE BOOKS(アンケージブックス)」をひらきます。
本を買う。棚を眺める。少し腰を下ろして読む。
誰かと話す。知らなかった考え方に出会う。
そんな小さな出来事から、自分の見ている世界が少し広がることがあります。
UNCAGE BOOKSがつくりたいのは、
たくさんの本を売るためだけの場所ではありません。
日々の暮らしのなかで少し立ち止まり、
今までとは違うものの見方や、自分のなかになかった選択肢と出会える場所。
「視界をひらくまちの本屋」を、甲府の商店街につくります。
今回のクラウドファンディングでは、そのために必要となる
本棚や什器、最初に店頭に並べる本の仕入れなど、
UNCAGE BOOKSを立ち上げるための資金を募ります。
オレンジ色の看板の調剤薬局が目印!その横、稲山貴則建築設計事務所1階
まず、UNCAGE BOOKSについて
UNCAGE BOOKSは、甲府駅北口から歩いて行ける
朝日通り商店街にオープンする、小さな新刊書店です。
約10坪の店内に、店主が選ぶ本を中心とした本棚と、
本を読んだり仕事をしたりできる小さな滞在スペースを設けます。
最初に並べるのは、およそ500冊。
暮らし、働くこと、地域、自然、創造性、ケア、思想、子どもの本など、
ジャンルにとらわれず、
世界との関係を少し豊かにしてくれる本を選んでいきます。
本を販売するだけでなく、読書会や読み聞かせ、トークイベント、
地域の人とつくる企画棚なども少しずつはじめます。
------- UNCAGE BOOKS -------
場所:山梨県甲府市・朝日通り商店街
現・稲山貴則建築設計事務所1階
OPEN:2026年秋予定
店のかたち:新刊書店+読書・仕事・対話・イベントの場
最初の蔵書:店主選書を中心に約500冊
コンセプト:視界をひらくまちの本屋
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なぜ、本屋なのか
私にとって、本は「答えを教えてくれるもの」というより
自分が知っている世界の外側に、
まだ別の世界があることを知らせてくれるものでした。
自分とはまったく違う場所で暮らす人のこと。
これまで考えたこともなかった価値観。
名前すら知らなかった仕事や文化。
何百年も前に誰かが考えていたこと。
本をひらくと、自分が今立っている場所とは違うところから、
世界を見ることができます。だからといって、
「もっと本を読みましょう」と言いたいわけではありません。
何冊読んだかも、それほど重要ではないと思っています。
ただ、たくさんの本がある場所に行くと、
「自分が知っていることが、世界のすべてではない」
と思えることがあります。
棚を眺めているだけでもいい。
タイトルだけ見て帰ってもいい。
気になった一冊をひらいてみてもいい。
本屋には、まだ選んでいないたくさんの選択肢があります。
それだけで少し安心できることが、私にはあります。
UNCAGE BOOKSも、そんな場所になれたらと思っています。
今でも毎週末市立図書館や県立図書館にいくのがルーティーン
「読む」を、本の外側へ。
UNCAGE BOOKSでは、
「読む」という言葉を少し広く捉えたいと思っています。
本を読む。
人の話を読む。
街を読む。
風景を読む。
季節を読む。
誰かが選んだ本棚から、その人の視点を読む。
読むことは、文字を理解することだけではありません。
目の前にあるものに少し注意を向け、
自分とは違うものの見方に触れることでもあると思います。
だからUNCAGE BOOKSでは、
本を起点にしながら、さまざまな「読む」時間をつくっていきます。
ワインを味わいながら、その背景にある土地や文化を知る「ワインを読む夜」。
建築について考えるトークイベント。
子どもたちへの読み聞かせ。
デザインについて話す小さな勉強会。
地域の誰かが、自分の視点で本を選ぶ企画棚。
すべてを最初からはじめるわけではありません。
この場所に集まる人たちと一緒に、
少しずつ育てていきたいと思っています。
事務所のみなさんは2階へお引越し。内装工事がはじまります。
この本屋をつくる人
1980年生まれ、神奈川県相模原市出身。
クリエイティブ領域で企業やブランドの課題解決に携わる。
ブランディングやコミュニケーション戦略の設計を軸に、
構想からクリエイティブの実装まで一貫して手がけてきた。
2023年、東京から山梨県甲府市へ移住。
現在は、地域の企業や事業者のブランディング、デザイン、
コミュニケーション設計に携わる一方、
自宅の軒先でコーヒースタンド「UNCAGE COFFEE」を営み
地域に人が集い、新しい関係が生まれる場づくりを実践している。
東京から、甲府へ。
2023年、東京から山梨県甲府市へ移住しました。
現在暮らしているのは、市街地から車で少し山へ入った
千代田湖のほとりです。
東京で働いていたころとは、
暮らしのリズムも、目に入るものも大きく変わりました。
季節によって変わる山の色。近所でもらう野菜。
家の周りを歩く鶏。湖で釣りをする人。
人との距離や、仕事と暮らしの境界も、
東京にいたころとは少し違います。
環境が変わることで、それまで当たり前だと思っていたことを
別の角度から見るようになりました。
暮らす場所を変えることは、単に住所を変えることではなく、
ものの見方そのものを変えることでもあるのだと思います。
UNCAGEという名前には、「解き放つ」という意味があります。
大げさに何かを変えるのではなく、
凝り固まった見方から少しだけ自由になる。
UNCAGE BOOKSの「視界をひらく」という考え方も、
そんな実感から生まれています。
下帯那の庭先養鶏、5羽の後藤もみじが毎日ツヤツヤのたまごを産んでくれます
地域の方々に野菜やたくあんの作り方を教わりながら暮らしています
小さなコーヒースタンドからはじまった、場づくり。
甲府へ移住したあと、自宅の軒先で小さなコーヒースタンドを始めました。
営業するのは週末の日曜、限られた時間だけ。
大きなお店でも、特別な設備があるわけでもありません。
それでもコーヒーを淹れていると、
近所の人が立ち寄ったり、たまたま湖を訪れた人と話したり、
そこに居合わせた人同士で会話がはじまったりします。
場所をつくるということは、大きな施設をつくることではなく、
人が立ち止まれる小さなきっかけをつくることなのかもしれない。
コーヒースタンドを続けるなかで、そう感じるようになりました。
今度はその実践を、甲府の街なかで、本を使ってやってみたいと思っています。
日曜だけ開店する、自宅の軒先コーヒースタンド「UNCAGE COOFEE」
大開口からは美しい千代田湖。ちょっと深めのコーヒーでゆったりと。
なぜ、朝日通り商店街なのか。
UNCAGE BOOKSをひらくのは、
甲府駅北口から歩いてほど近い、朝日通り商店街です。
昔ながらのお店と新しいお店が並び、
地域の人たちの暮らしが今も続いている商店街です。
季節ごとのイベントも開かれ、通りには日常的に人の行き来があります。
UNCAGE BOOKSが目指しているのは、
何もない場所にゼロから人を呼び込むことではありません。
すでにある街の営みのなかに、もうひとつ「立ち止まる理由」をつくること。
買い物の途中に少し本を見る。
待ち合わせまでの時間を過ごす。
仕事帰りに一冊探す。
イベントをきっかけに商店街を歩く。
本屋を目的に訪れた人が、隣のお店を知る。
そんな小さな往来が生まれることで、UNCAGE BOOKSだけではなく
商店街そのものを楽しむ人が少しずつ増えていけばと思っています。
街に必要なのは、大きな目的地だけではないのかもしれません。
なんとなく立ち寄れる、小さな場所。
UNCAGE BOOKSも、そのひとつになりたいと思っています。
甲府駅北口から徒歩約7分、南北に伸る朝日通り沿いの商店街 (甲府市HPより)
UNCAGE BOOKSで、できること。
本を「買う」以外にも、いくつかの過ごし方を用意します。
本を選ぶ
店主選書を中心に、新刊を販売します。
話題になっている本だけでなく、知らなかったテーマや
考え方への入口になるような本を、一冊ずつ選びます。
本を読む
店内には、小さな滞在スペースを設けます。
購入した本を読むのはもちろん、少し休んだり、
考えごとをしたりする場所としても使ってもらえます。
仕事をする
時間帯によっては、読書室・ワークスペースとして店内を開放予定。
仕事や勉強をしながら、ときどき本棚に目をやる。
そんな使い方もできる場所にします。
人と話す
読書会やトークイベント、「〇〇を読む」をテーマにした
小さな集まりを開催します。
本について詳しくなくても参加できる場にしていきます。
誰かの視点に触れる
地域で暮らす人や活動する人たちと一緒に企画棚をつくります。
その人が何を面白いと思っているのか。どんなことを考えているのか。
選ばれた本を通して、誰かの視点に触れる棚です。
自宅の設計をお願いした稲山さん。設計事務所は2階に移転。
ご支援いただいた資金について
今回いただいたご支援は、
UNCAGE BOOKSを立ち上げるための初期費用として使用します。
主な用途は、
・開店時に並べる書籍の仕入れ
・本棚などの什器製作
・椅子やテーブルなどの家具
・備品・ブックカバー、しおり、店内ツールなどの制作
・クラウドファンディングに伴う手数料・諸経費
などを予定しています。
10坪ほどの小さなお店ですが、本屋をひらくためには
本そのものだけでなく、本を並べる棚や、
人が滞在するための家具など、さまざまな準備が必要です。
皆さまからいただいたご支援を、
一つひとつこの場所のかたちに変えていきます。
オープンまでの予定
8月
本棚・什器の製作、500冊の選書発注、家具・備品の準備、
ロゴ・ショップツール制作
9月
本の搬入・棚づくり、店内準備関係者向け内覧・プレオープン
2026年秋:UNCAGE BOOKS OPEN
オープン後も、完成された店として始めるのではなく、
来てくださる方や地域の人たちと関わりながら、
少しずつこの場所を育てていきたいと思っています。
最後に。
本屋をつくること自体が、ゴールではありません。
誰かがふらっと立ち寄り、一冊の本と出会う。
棚を眺めて、知らなかったことを知る。
誰かと話して、少し考え方が変わる。
疲れている日は、何も決めずに少し休んで帰る。
そんな小さな出来事が積み重なる場所を、
甲府の商店街につくりたいと思っています。
人生が大きく変わるような出会いもあれば、
次の日には忘れてしまうような小さな出会いもある。
どちらでもいいと思っています。
ただ、ここに来る前よりもほんの少しだけ、
世界の見え方が広がって帰れる。
UNCAGE BOOKSが、そんな場所になれたらうれしいです。
まだ本棚には本もなく、何もないところから始まります。
この本屋の最初の風景を、一緒につくっていただけたらうれしいです。
UNCAGE BOOKSへの応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
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リターン一覧
今回のクラウドファンディングでは、
いくつかの応援方法をご用意しました。
遠方から応援してくださる方にも、
実際にUNCAGE BOOKSへ来てくださる方にも、
それぞれ無理のない形で参加してもらえたらと思っています。
3,000円|【学生限定】本屋のはじまり応援
学生のみなさんにも、UNCAGE BOOKSのはじまりに
参加してもらえたらと思い、学生限定の応援プランをつくりました。
返礼品はありませんが、感謝を込めて、お礼のメールをお送りします。
5,000円|本屋のはじまり応援
UNCAGE BOOKSのはじまりを、
ただただ応援してくださる方向けのプランです。
返礼品はありませんが、感謝を込めて、お礼のメールをお送りします。
10,000円|本屋のはじまりを「もっと」応援
UNCAGE BOOKSのはじまりを、
もう少し強く応援してくださる方向けのプランです。
返礼品はありませんが、感謝を込めて、お礼のメールをお送りします。
ご希望の方は、UNCAGE BOOKSのTHANKS BOARDに
お名前を掲載させていただきます。
30,000円|本屋のはじまりを「さらに」応援
UNCAGE BOOKSのはじまりを、
もう少し強く応援してくださる方向けのプランです。
返礼品はありませんが、感謝を込めて、お礼のメールをお送りします。
ご希望の方は、UNCAGE BOOKSのTHANKS BOARDに
お名前を掲載させていただきます。
35,000円|【20名限定】視界をひらく一冊
簡単なアンケートをもとに、今のあなたに読んでほしい一冊を
UNCAGE BOOKS店主が選びます。
自分では手に取らないような本との出会いになればうれしいです。
50,000円|小さな場をひらく
UNCAGE BOOKSで、読書会や勉強会、小さな集まりを開いてみたい方へ。
店内スペースをご利用いただけます。
70,000円|あなたの本棚をひらく
あなたが好きなことや、最近考えていることをテーマに
UNCAGE BOOKSの中に小さな本棚をつくるプランです。
50,000円|【法人・団体限定】本屋のはじまり応援
企業・団体として、UNCAGE BOOKSのはじまりを
応援してくださる方向けのプランです。
返礼品はありませんが、感謝を込めて、お礼のメールをお送りします。
ご希望の場合は、UNCAGE BOOKSのTHANKS BOARDに
法人名・団体名を掲載させていただきます。
100,000円|【法人・団体限定】本屋で場をひらく
企業・団体のみなさまに、UNCAGE BOOKSをひとつの「場」として
使っていただけるプランです。本に囲まれた小さな空間で、
いつもの会議室とは少し違う時間をつくっていただけたらと思います。



