このプロジェクトについて
埼玉県川越市で開催する 「IMöZINE / 芋人 #3」 は、ZINE、イラスト、写真、雑貨、古着、飲食、音楽、お笑い、演劇、ワークショップなど、多様な表現が一つの場に集まる複合型のインディーズカルチャーイベントです。
会場となるのは、川越の歴史や日常に根ざした空間。
仙波東照宮を中心に、地域の店舗やゲストハウスなどとも連携しながら、作り手、表現者、地域のお店、来場者がゆるやかに交差する場をつくります。
IMöZINEは、単に作品や商品を並べるマーケットではありません。
作り手の背景や温度ごと受け取り、まだ知らない表現や人、場所と出会うためのイベントです。
IMöZINEが大切にしていること
IMöZINEは、完成された人だけのためのイベントではありません。
すでに活動している人。
これから何かを始めたい人。
自分の表現を誰かに手渡してみたい人。
自分の作ったものに、誰かが対価を支払う瞬間を体験してみたい人。
川越というまちの文脈の中に、自分の表現を置いてみたい人。
そうした方々が、安心して登れる立てるステージでありたいと考えています。
ここでいう「インディーズカルチャー」とは、大きな制度や商業的な枠組みに最初から回収されるものではなく、個人の衝動や生活、違和感、好奇心から生まれる表現のことです。
ZINEを作る。
絵を描く。
音楽を鳴らす。
焼き菓子を作る。
コーヒーを淹れる。
服や雑貨を並べる。
お笑いや演劇をする。
ワークショップで手を動かしてみる。
そうした一つひとつの表現を、まちの中で誰かに手渡せる機会をつくること。
そして、その出会いが次の表現や関係へと繋がっていくこと。
それが、IMöZINEの目指す姿です。
なぜ「芋人」なのか
IMöZINEの「IMö / 芋」には、川越の名産であるサツマイモへの敬意があります。
川越といえば芋。
この素朴で、少し可笑しくて、けれどまちの記憶に深く根を張っている存在を、私たちはイベントの名前に据えました。
けれど、この「芋」にはもう少し深い意味もあります。
地上に見えている芋は、それぞれが単独で存在しているように見えます。
しかし実際には、土の下で繋がっていることがあります。
表現も同じです。
一つひとつの作品や活動は、独立した点のように見えるかもしれません。
けれどその奥には、土地の記憶、誰かとの関係、過去の経験、偶然の出会いがあり、それぞれがどこかで繋がっています。
IMöZINEは、そうしたまだ見えていない表現や関係を、みんなで掘り起こしていくイベントです。

川越のまちでやる意味
川越は、歴史があり、観光地としての知名度もあり、商業もあり、地域の人々の日常もあるまちです。
一方で、大きな広場や公園のような公共空間が多いまちではありません。
その代わりに、社寺の境内、ゲストハウス、カフェ、地域のお店など、まちの中に点在する民間の空間が、人と人が出会う場所としての役割を担ってきました。
IMöZINEでは、そうした川越の歴史的・日常的な空間を、現代の表現と接続していきます。
古くからある場所に、今を生きる人たちの表現が重なる。
まちの外から来たカルチャーが、川越の文脈と交差する。
イベントで出会ったお店に、後日あらためて足を運ぶ。
そのお店を通じて、また別の場所や人を知る。
IMöZINEは、一日限りの賑わいをつくるだけではなく、人と表現との間に文脈を残していくことを目指しています。
ご支援の使い道 ──IMöZINEを、もう一歩先へ
IMöZINE / 芋人 #3 では、これまでの開催からさらに一歩進み、イベントそのものの規模と内容を広げていきます。
大きな変更点のひとつは、会場が増えることです。
これまでの仙波東照宮を中心とした会場構成に加え、今回はゲストハウスちゃぶだいとも連携し、複数の場所を行き来しながら楽しめるイベントを目指します。ひとつの会場に人を集めるだけではなく、川越のまちの中を歩きながら、表現や人、場所と出会える形をつくっていきたいと考えています。
また、今回は公式グッズの制作にも取り組みます。
IMöZINEというイベントの空気や記憶を、当日だけで終わらせず、手元に残るものとして持ち帰ってもらうための試みです。グッズを通じて、このイベントに関わった人たちが、少しずつIMöZINEを自分ごととして持ち帰れるようにしたいと考えています。
さらに、イベント自体の実力も高めていきます。
来場者にとって安心して楽しめること。出展者や出演者にとって、出てよかったと思えること。地域の方々にとって、任せても大丈夫だと思えること。そのために、運営体制の充実、会場装飾の強化、当日の会場内企画の充実など、目に見える部分・見えにくい部分の両方を整えていきます。
コンテンツ面でも、ZINEやアイテム、飲食、音楽に加え、お笑い、演劇、ワークショップなどをより充実させていく予定です。さらに、出展者向けの宿泊プログラムにも取り組み、イベント当日だけでなく、川越に滞在し、翌日もまちを歩いてもらえるような流れをつくっていきます。
こうした取り組みには、会場設営費、装飾費、音響・機材費、広報費、公式グッズ制作費、当日の企画運営費、スタッフ体制の整備など、多くの費用が必要です。
今回のクラウドファンディングでいただいたご支援は、IMöZINEをただ大きくするためではなく、来場者・出展者・出演者・地域の方々にとって、より安心して関われる場に育てるために使わせていただきます。
一日限りの賑わいではなく、表現が次の表現を呼び、人と場所の関係が川越のまちに残っていく。
そのための土台を、皆さまと一緒につくっていきたいと考えています。
前回のイベントの打ち上げの様子。
リターンについて
ご支援いただいた方には、IMöZINEならではのリターンをご用意します。
たとえば、IMöZINE当日に、スタッフが会場でZINEをセレクトし、支援者の方へギフトとしてお届けするプランを予定しています。
イベントに来られない方でも、当日の空気や出会いの一部を受け取っていただけるようなリターンです。どんなZINEが届くかは、当日の会場での出会い次第。IMöZINEらしい、少し偶然性のある贈り物として楽しんでいただけたら嬉しいです。
また、当日の出演アーティストによる「絵描き歌」のプレゼントや、IMöZINE公式グッズ、主催チームが運営する間借りカフェによるコーヒーなどもご用意します。
そのほか、イベント当日に楽しめる体験コンテンツなど、プランに応じて複数のリターンを組み合わせていく予定です。
IMöZINEのリターンは、単なるお礼の品ではなく、このイベントの一部を持ち帰っていただくためのものです。
会場で生まれる出会い、作り手の表現、主催チームの活動、川越の空気。そうしたものを、それぞれの形で受け取っていただける内容にしていきます。
支援という形で関わってくださることも、IMöZINEに一本の線を加えていただくことだと考えています。
その線が当日の会場で、あるいは後日届くリターンを通じて、また別の表現や人との出会いに繋がっていけば嬉しいです。
最後に
IMöZINEは、単なる賑やかしのイベントではありません。
表現が次の表現を呼び、人が人を連れてきて、関係がまちに積み重なっていく。
そのための場であり、仕組みであり、いつか川越に根づく表現のインフラになっていくことを目指しています。
川越の歴史や日常に、現代のインディーズカルチャーを重ねること。
まだ名前のついていない表現を掘り起こすこと。
誰かの情熱が、別の誰かに届く瞬間をつくること。
その一つひとつを、私たちは大切に積み重ねていきたいと思っています。
このプロジェクトへのご支援は、単なる資金援助ではありません。
川越のまちに、表現が立ち上がる余地を残していくための参加です。
IMöZINE / 芋人 #3 を、ぜひ一緒につくっていきましょう。





コメント
もっと見る